私の音楽日記

2012年06月29日(金) CD『Far East』 太田裕美 1983.3.21




私は太田裕美さんのアルバムのファンなのですが、好きなアルバムはいっぱいあって、どれが一番とは決められません。
最近はこのアルバムをよく聞いています。
japanese AORの名盤だと思います。
LPではA面はNYサイドでB面が東京サイドでした。
当時、ニューヨークから帰ってきた裕美さんが、たくさんの楽しい体験を基に新たに今までとは違う歌を歌おうという意気込みが感じられたアルバムで私は大歓迎でした。
歌い方もちょっとシャウト気味だったり、洋楽の影響を受けているのがよくわかるし、声もまえより落ち着きが増し太くなっていると思いました。そしてより一層クリアな声です。
洋楽を日本語で歌っているみたいな感じですが、よくもまあこんなオリジナル曲に挑戦したなあと思います。
B面は童謡みたいな曲もあり、これから新しくやっていくぞ!というかっこいい曲もあり、全体的にはすごくポップで私はこういうAORなアルバム今も大好きです。アレンジも爽やかで素敵です。ボーカリストとしての力を発揮したアルバムです。

1.DRIFTER
2.Save A Little Love
3.Midnight
4.Kiss Me
5.Broken Promises
6.窓から春の風
7.City Magic
8.あのね
9.あそび星
10.ロンリィ・ピーポー



2012年06月21日(木) 【LIVE】  スガシカオ FUNK FIRE 2012  クラブ ダイヤモンド・ホール







スガシカオ FUNK FIRE 2012  
 6/21  クラブ ダイヤモンド・ホール オール・スタンディング PM19:00〜21:00

新曲(タイトル募集していた歌)

ストーリー

魔法

ファンカゲリヲン

サナギ

19才

〜ワシントン GO GO FUNK〜
サヨナラホームラン
愛について
Loveless
叩けばホコリばっかし(坂本)
(前日が大阪でのライブで、打ち上げにメンバーでお好み焼きを食べたときのネタでメンバー紹介)
幸せであるように(FLYING KIDSのカバー)
炎(ファイヤー)(FLYING KIDSのカバー)
正義の味方
俺たちファンクファイヤー

-MC−
「FFはバラードなしっていう縛りがあるんだけど、6/27から2曲配信されるうちの1曲ばバラードなんで
 やってもいいスか?」

新曲(バラード タイトル不明)

ミートソース

コノユビトマレ

「FFでやって欲しい曲No.1はこれだ〜!」
イジメテミタイ


アンコール

午後のパレード

黄金の月

-MC-
「一人になって、こんなにいいライブができるなんて思わなかった。きょうはスガシカオ史にのるくらいのライブでした。
今の俺の気持ちがそのまま歌詞になっている曲がありましたよ。これです。」

Real Face

途中、名古屋なのに大阪ーー!と叫んで「間違えました。ごめんなさい。ごめんなさい。」とあやまったり、
「事務所もソニーもやめて一人になって、きっとみんなは「あ、スガシカオ死んだな。」って思っただろうし、
俺が逆の立場だったら、「スガシカオ死んだな。」って思ったと思う。でも、俺はゼーーッタイ、死なねえー!!
もう一度、メジャーに戻る機会があったら、大暴れしてやる!!。」
「一人になってやっと小さい自主レーベルを作って2曲配信できるようになったけど、
プロモーションもできなくて、なのにこんなに来てくれてありがとう。」
ファンがあまりにも盛り上がりすぎくらいに盛り上がって大合唱するので、曲を止めて、
「みんなすごいストレスだね。俺たちもストレスたまってるけど、みんなここへストレス全部はきだせば?」

感想----------------------------------

久々のスガシカオの曲を聴いて、プロの音ってやっぱり重いし熱いと思った。
納得のいくものを作るために、メジャーな事務所もソニーも辞めて、一人で全部やるという潔さって何?と思った。
納得のいくものを作るために、今迄の積み重ねをチャラにするって自分はできないだろうと思う。
スガシカオは本当に純粋に音楽をやっている。
「(一人になっても)俺はゼーーッタイ、死なねえ。もう一度、メジャーに戻る機会があったら大暴れしてやる!」
という言葉にも衝撃を受けた。
最近(もう一度、大暴れしてやる!!)なんて言葉を聞いたことがない。新鮮だった。
ライブ・ハウスのオールスタンディング、ぎゅうぎゅう詰めで満員電車に揺られているみたいなライブだった。
「11月にツアーやります!」と約束してくれた。うれしい!!

とにかくファンが全員絶叫して、絶叫してみんなおかしくなりそうだった。
ファンのゆれる手とか見ていたら夢を見ているようだった。みんなよっぱらいみたいだった。
一夜明けて、スガシカオのブログを見たら「名古屋でのライブは神レベルだった!」と書いてあったので、
(ああ、あれは夢じゃなかったのだ)と思った。
私自身、個人的にも歴史に残るライブだと思う。
ただ一つ、自分は純粋なものが好きだということがはっきりわかった。
つまずいたり、あほらしいことばっかりが続いて何のために生きているのかさっぱりわからなくなるけど、
これからも自分の好きな純粋なものを大事にしていけばいいのかもしれないと思えた夜だった。



2012年06月16日(土) CD『SGT Pepper Live』  Cheap Trick  2009.8.25




80年代はチープ・トリック大好きでした。ポップでメロディアスだけどハードでかっこいい「サレンダー」にしびれていました。その後、『アット・武道館』でブレイクして、『ドリーム・ポリス』に続いていきました。
でも、その後、メンバーが変わったりして、だんだん忘れてしまいましたが、最近タワーレコードで初期の5CDボックスを見つけたので、また聴いていました。
チープ・トリックがビートルズを演奏するのは知っていたのですが、SGTを全部演奏したライブがあるのは知りませんでした。どんなんだろうと思って買いましたが、これがなんとも忠実でゴージャスな演奏です。とてもライブでやっているとは思えないです。you tubeでちょっとだけそのライブが見られたのですが、インド人の人が出てきたり、ロビンの声は万華鏡のような声だし、リックもしっかり演奏していて煌びやかでした。
アンコールではアビー・ロードの曲をメドレーで演っていました。
ニューヨーク・フィルも一緒に演奏していたのですが、どんなんだったんだろうと思います。DVDも出ているのですが、日本では見られないものかもしれないので、買うのを躊躇しています。

1. Sgt. Pepper's Lonely Hearts Club Band
2. With A Little Help From My Friends
3. Lucy In The Sky With Diamonds
4. Getting Better
5. Fixing A Hole
6. She's Leaving Home
7. Being For The Benefit Of Mr. Kite!
8. Within You Without You
9. When I'm Sixty-Four
10. Lovely Rita
11. Good Morning Good Morning
12. Sgt. Pepper's Lonely Hearts Club Band (Reprise)
13. A Day In The Life
14. Medley Song



2012年06月15日(金) CD『SGT PEPPERS LONELY HEARTS CLUB BAND』 深町純 1977




深町純さんが77年にリリースしたアルバムです。ずっと、ず〜っと聴きたかったのですが、長らく廃盤でした。LPすら探しても見つからず。
やっとタワーレコード限定で復刻してくれてすぐに買いました。
やっぱり感動です。アレンジが面白いし、ジャズでフュージョンで。軽やかだったり。幻想的だったり。梅雨のじめじめもこのアルバムで吹き飛びます!

1. SGT. PEPPER'S LONELY HEARTS CLUB BAND(5:00)
2. WITH A LITTLE HELP FROM MY FRIEND(5:23)
3. LUCY IN THE SKY WITH DIAMONDS(5:19)
4. A DAY IN THE LIFE(6:57)
5. SHE'S LEAVING HOME(6:07)
6. SGT. PEPPER'S LONELY HEARTS CLUB BAND
   (REPRISE)(3:18)



2012年06月08日(金) CD『AMBITION』  大高清美  2000.3.4




大高清美さんは珍しくオルガンを弾く人で、とても重いというかハードなオルガンです。
今はカシオペアのメンバーですが、カシオペアの音楽よりもずっと重くて私はとても好きです。
カシオペアよりも大高さんの曲の方が好きかもしれないです。
とにかく重くがっしりとしたフュージョンです。

1. Construction
2. Open Transport
3. Ambition
4. 水晶花
5. K.O.Head-Lock Special!
6. Infinitude
7. 22
8. Brain Weather
9. 9.p.m.cruise



2012年06月03日(日) 【LIVE】太田裕美&京フィルコンサート「心はいつも日本晴れ」 京都コンサートホール






京都コンサートホールです。




始まる前のステージです。




プログラムです。裕美さんは1部で3曲、2部で4曲+アンコール1曲でした。

オーケストラをバックに歌う裕美さんの歌声は輝かんばかりでした。
きょうはレアな曲が聴けました。
「思い出を置く 君を置く」です。私はこのアルバム、マスターサウンドLPを買って大事に聴いていました。オーケストラと相性ばっちりで最高でした。
ステージの横、後方にも席があるホールだったので、裕美さんはさかんに横や後ろのお客さんにも愛想を振りまいていました。
MCでは御長男が京都で就職されたので、昨日はいっしょにご飯を食べた。「きょう、コンサート来る?」と訊いたら断られた。もう子離れしないといけませんね。という話から指揮者の小崎雅弘さんに親離れの話をふり、小崎さんは「ええっ!」と予想もしてない話の展開だったようで、「指揮者なのでお客さんの顔を見て話すことは滅多にないので…。」と恐縮されておられました。裕美さんは上手に話題を変えていました。
指揮者の小崎さんは「子どもの頃、テレビで見ていた歌手と共演できるなんて。」と感激されていました。
きょうのコンサートのタイトルが「心はいつも日本晴れ」ですが、私の「金平糖」のカップリングの曲も「心はいつも日本晴れ」です。このタイトルはどなたがつけたのですか?」
小崎さん「わかりません。」
裕美さん「これから梅雨に入りますが、心はいつも日本晴れでいたいですね。」
衣装は1部は紫色のロング・ドレス。2部は白のロング・ドレスでした。
今回は出待ちもできました。白に大きい水玉の服を着た裕美さんは何人かのファンの方のプレゼントを受け取り、サインをされて手を振って帰られました。楽しかったです。
裕美さんの歌とお話しはもちろん最高だったのですが、京フィルのみなさんがとてもにこやかに微笑みながら、お客さんを眺めているのが印象的でした。音を楽しむってこういうことだなあと思いました。
京フィルのみなさん、裕美さんありがとうございました。


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