朝雨の音がしている。 窓を開けてみるとやっぱり雨だ。 私は雨を待っていた!(ダヴィデさん、すみません) エダマメの苗が喜んでいるかなー。
午前中、主治医殿、父の部屋を訪ねて下さり、長くいて下さったそうだ。 母も主治医殿に会って、1時間くらい話し そのあと放射線の担当医殿に話しを伺ってきたそうである。
父の治療方針が書かれている書類を見る。 担当医殿4名の名前が書いてある。 主治医殿(泌尿器)、放射線科、麻酔科、精神科の先生方だ。 うまく痛みが取れて家に帰ってくることができますように。
朝ご飯 ホットケーキミックスで作った蒸しケーキ 冷やしトマト 胡瓜とツナの和え物
母接骨院へ。 母の部屋に電話。 出て見るとMさんで、 「お父様の具合はどうですか?」とのことなので 何も考えずべらべらと状況をしゃべる。 一息つくと、 「今日主人が亡くなりました。そちらも大変なのに、すみません。 親しくしていただいたのでご連絡だけでも」と言われる。 大変だ。 「ごめんなさい、ごめんなさい、自分のことばかりしゃべってしまって」 お通夜、告別式の時間をうかがう。 いつだったらこちらから電話をさしあげられるかもうかがう。 Mさんはもともと私の友人で、そのうち両親同士も仲良くなり(母同士から) 一緒に旅行に行ったり遊びに行ったり親しくさせてもらっていたのだ。 (今日連絡を下さったのはM家のお母さん。) メモをしているうちに、亡くなったのはMさんのお父さん (私も良く知っている)なんだと思い、しゃべれなくなる。 お互いにあやまって電話を切り、そのあとしばらくめそめそする。 母に言わなきゃ、早く帰ってこないかな、と思い外に出て、 そのへんにあった竹箒でカドッコを掃いたりしていると おとなりのBちゃん「お父さんどう?」と来る。 Bちゃんゴミを集めるのを手伝ってくれた。
息子と買い物に行く。 (リュックサック、ズボン、ジャケット) お昼を食べ、駅まで夫に迎えにきてもらい病院へ。 父、「なかなか来ないな。」と待っていたらしい。 息子、委員会の話しなどする。 お誕生日のプレゼント(お金)もらう。 父眠り、夫と息子はお茶を飲みに行き、私は父の部屋で昼寝。 私は寝てばっかりだなー。 以前父が抗がん剤の治療で入院(あの時は80日間も入院していた) していたときも、私はしょっちゅう父の病室でぐーすか寝ていたのである。 いすをベッドに近づけて、足をベッドに乗せると良く眠れるのだ。 抗がん剤治療は4年前の今ごろのことで、 まだ私の仕事も今ほど大変ではなく、 母も腰痛には無縁で父が退院したらハイキングに行きたがり 息子は私のヨタ話しを大喜びするのんき者(小5)だったころだ。 大阪池田小の事件も父の病室のテレビで知ったのだ。
あの入院なんて実はちょろいもんだったんだと思いながら昼寝をしている。 母はクロスワードパズル。 4時過ぎ「また来るね。」といって帰る。
なんだかくたびれたなー。もう今日は晩御飯作れないや。 外食することにするが、一旦家に着いたらもう出かけるのもいやなので 夫と息子だけ食べに行ってもらう。 母と私、冷たいトマトとレタス、塩昆布でごはん。
夜息子「史上最大の作戦」を見るというが、私は寝てしまった。
息子朝早く学校へ。 8時菜園へ。 まぶしいほどの晴天。 麦藁帽子がぶかぶかなので、まずタオルをかぶりその上から帽子をかぶる。 これでどうにか下を向いて作業しても帽子がズリ落ちてこなくなる。 今日はぎっちり日焼け止めもしてきたけど、それでも日焼けしてしまうだろうな。
エダマメの苗、定植する。 どうやっていいのか全然わからないのだが まず、土に水分がたくさんあることが大切だと思われ、 溝を掘って水をたくさん撒いた。 苗をプランターから(手で)取り出し、列と行がきちんとなるように 計りながら(でもいいかげん)植え付けていく。 (折れたら大変なので、引っ張ったりせず。 苗はどこから取り出したらいいのかはじめわからず、 隅っこに移植ごてを入れて土を持ち上げ恐る恐る隙間に手を入れる。) 植えながら「緑の指」という本を小さいころ読んだなあ、と思う。 「緑の指」が植える植物は皆すくすく育つんだったかな? そうだったら私の指も「緑の指」だといいんだけど。 (あの子は、一番大切なものは?と聞かれ「植物園」と答えるんだったっけ。 私は「動物園の方がいいんじゃ?」と思ったものだ。) 苗約30本植え終わり、もう一度全体に水をかける。 やわらかい雨のようにかける。 タマネギの茎をひねり、倒しておく。 ソラマメの収穫をする。
急いで家に帰りシャワーを浴びて トマト、ソラマメ(母急いでゆでる)母が作った焼きお結びを持って 10:45 一人で病院へ。 「地雷」を聞きながら、運転していく。 滴るような緑、エゴノキの白い花がゆれている。 私の好きなニセアカシアはもう終わりだ。 11:10時過ぎ到着。
父に菜園の話しをする。 ソラマメがたくさんとれたというと、 「よかったなあ。婿殿たくさん食べられるなあ」という。 (夫は熟しきらないソラマメが好き。) それから誰々さんと誰々さんに差し上げるいうにという。 エダマメの植付け、タマネギのこと話すと「それでいい」という。
今日放射線の3回目の照射。 MSコンチンの服用。 痛みは少しいいようだというが、全然食べられない。 お昼ご飯がくるが、おかずは私が食べる。 ナースステーションに食器を返しに行き 「あのー、おかずは私がいただきましたので」と伝えておく。 (そのへんにいる人達で大笑いする。) 「おかゆは食べられましたか?」 「何も食べられません。」 というような会話。 痛みのほうではなく癌本体の状況を主治医殿に伺いたいというので 担当の看護婦さんに相談にいく。 先生に連絡してくれようとするが今日は別の病院へいかれているそうだ。 (私はだいたいのところを知っているのだが父には黙っている。) 父眠る。(モルヒネだろうか?) 私は持っていった「ソロモンの指輪」を読む。 やっぱりおもしろい。絵も大好きだ。 父少し食べるというので、トマト1切れ、ソラマメ3つぶ。 食べても吐かないのを確認し、4時父が眠ったので帰る。
晩御飯 かつおのたたき ソラマメ 冷奴 豆腐と新たまねぎの味噌汁 レタス+胡瓜+ポテトチップスのサラダ
ぼやーっとしたいので(いっつもしているが)夜、撮りためた 「おじゃるまる」を夫と見る。 「からじろう」を見ていてあまりに可愛く、泣けてきそうになる。 閻魔大王の「朝のゴミだしはつらいな〜」という歌もよかった。
息子の帰りが遅く11時過ぎだったらしい。(委員会)
母病院へ。 父は放射線の治療2回目。 お昼を少し食べたら吐いたそうで、モルヒネはまだなじんでいないらしい。 看護婦さんが吐瀉物の中から父の入れ歯をとりあげ、 歯ブラシでそれは丁寧にきれいにしてくださったそうだ。 母が疲れた顔をしているので、明日は私が一人で病院へ行くことにする。
晩御飯 イカを焼く 厚焼き玉子 インゲン+レタス+トマトのサラダ 冷奴
息子の帰宅遅し。
大問題発生で帰宅が今朝だったので10時くらいまで寝ようと思ったが 息子は学校、夫は仕事に行くので起きる。 そのあとやっぱり寝る。 11時近くに父の件で前の(泌尿器科の)主治医殿に会いに行く。 痛みのコントロールがうまくいっていない旨話す。 主治医殿と話している途中、母、訪問看護の看護婦さんが 帰られたといって病院にくる。 主治医殿の本拠地の病院に入院して、 痛みの治療をしてはどうかといことになり 帰宅して父に聞くと、そのようにしたいという。 今日は痛みでお昼が食べられなかったし、 起きて座っていることも大変になってしまった。
ソラマメを取り行き菜園から戻ると 父の返事を聞いた(母が連絡)主治医殿、ベッドをあけて待っているので 今日でも入院できるという。 4時病院へ。 もう歩くのが大変なので車椅子を借りる。 救急外来へいって入院の手続きをする。 病室は前に入院(抗がん剤)したときの部屋の隣の部屋。 父ほっとした顔をする。 水を飲ませてもらう。 私は6時前帰宅。 (家の鍵を持っていない息子、締め出しの危機である。携帯にはでないし) 母は主治医殿に会ってから父が落ち着いた後帰宅。
ばたばたと入院になった。 家でできるだけ皆と一緒の時間を過ごしてもらいたかったが 痛みはどうすることもできなかった。 モルヒネは吐くばかりで、 しょっちゅう看護婦さんに点滴に来てもらっていたし。
今ごろ父はどうしているだろうか。
4時過ぎ父と母の部屋がざわついている。 母、「なんでもないのよ、ちょっと(父が)ね。」という。 おしっこの失敗。 洗濯をする。 ついでなので、手を洗ったあとスコーンの準備をしてもう一度寝る。
朝ごはん スコーン トマト+キュウリ グレープフルーツ
庭のプランターのエダマメ、芽が出始める。 嬉しい。 毎日「どうかな、どうかな?」と見ていたのだ。
9時半過ぎ、菜園へ行く。 父、母、私のほか初めて車椅子を使うので今日は夫も行く。 玄関ではなく濡れ縁から外に出て車椅子へ。 夫が介添えする。 全然バリアフリーではない庭なので、車のところまで行くのが大変。 後ろ向きで車椅子をがったんと下ろす。 車椅子からどうにか車に乗り、菜園へ。 今度は車から車椅子、駐車場から菜園へと、障害物競走のようになかなか 大変だが、最後はちゃんとソラマメのところまで車椅子(父)到着。 ソラマメ収穫。 ぱちん、ぱちんとはさみでもいでいく(母)。 父「うまくできたなあ」と喜んでみている。 タマネギ、じゃがいももうまくいっている。 赤紫蘇の苗も元気だ。 帰りの車、遠回りをして、あちこち見て帰る。 菜園から戻り、父が車から降りようと悪戦苦闘していると お隣のBちゃん、テニスから帰ってくる。立ち話。 父「Bちゃん、あいかわらずかっこいいなー」とBちゃんに言う。 Bちゃん、「あっはっは〜、嬉しいな〜!」 普通に接してくれるので助かる。 父にわからないように、Bちゃんと私でうなずきあう。 Bちゃんはリューマチでお母さんを亡くしている。
夫と眼鏡屋さんへ。 近視+乱視に最近は老眼も加わったので、検眼しなおして作り直し。 買い物をして帰る。
午後は「見仏記」を読みながら昼寝。 寝てばっかりだなー。
晩御飯 うちのソラマメ(おいしくてびっくりする。) マグロ(生)お刺身 餅入り茶碗蒸し 冷やしトマト 胡瓜ともやしの和え物 めんたいこ お麩+ミズナ+ネギの味噌汁 (私は焼き海苔で2膳目のご飯を食べた。)
夜歩きに行かず、アイロンかけ。
魚屋さんへ。 スズキ(釣りもの) イカ(普通の)
朝ごはん 黒糖蒸しパン(レーズンたくさん入れる) トマト+胡瓜 グレープフルーツ なんだかトマト以下がいつも同じっぽい。 工夫がないというか。
スズキを父に見せる。 父、立派なものだという。 スズキはお刺身、頭で出汁、中骨その他は塩をしてピチットシートへ。 イカは普通にさばいてこれもピチットシート。
見積書と領収書を持ってケアマネさんもところへ。 しばらく話しをして帰る。 帰りに買い物。 トマトやソラマメなど産直の野菜。
お昼はやきそば
午後から山下裕二+赤瀬川原平の「日本美術応援団」の本。 仕事をやめて、本を読んだり、きれいなものや不思議なもの見たり、 ふらふらと出かけていったりする暮らしがしたいなあと思う。 私は何かでびっくりしたいのだが、 仕事ではびっくりというより、もはやがっくりの方が多い感じ。
晩御飯 スズキのお刺身 ソラマメ 冷やしトマト 味噌汁(スズキの出汁で、豆腐、ミズナ、ネギ) めんたいこ
銀行に用があったので、午後から休暇。 一人でファミレスへ。 高校生が山ほどいて、うるさいのだが ざわざわしているほうが落ち着けるような気がして ゆっくり食事をし本を読んでから銀行へ。 肉など買って帰る。
晩御飯 ヒレステーキ 筍とわかめの煮物 レタス+胡瓜 めんたいこ
夜歩きに行っている間に大工さん来る。 見積書、領収書のあて先を夫から父に替え、訂正印をもらう。
昨日の猫事件を父母息子に話す。 大笑い。
出勤前に夫手すり工事(工事後)の写真を撮って プリントアウトしてくれた。 9時半ケアマネージャさんのところに手すり工事の書類を届ける。 帰ってきたら父吐き気。 つらそうだ。 今日から痛み止めが変わったのだ。 父と行こうとしてしていたのだが、一人で菜園へ。 アブラムシのいるソラマメを切る。 買い物をして、お昼から仕事に行く。
電車を降りて、陸橋をわたる。 晴れていて、遠くの森の木の葉が柔らかく光っている。 こんな気持ちのいい日に父が病んでいるなんてとても不思議だ。
夕方帰宅。 庭はテッセンが咲いてオガタマの匂いがする。 父起きていて「これが(痛くて吐き気もある今の状態)病気ということ なんだろうな」と言う。 私と母で聞いている。 父何も食べないという。 息子の帰りが遅いのを心配している。 息子帰宅し皆(夫以外)で食事。 父、お茶も少ししか飲まないが、 食卓に来てご飯を食べるのを見ながら話しをしている。
晩御飯 肉団子の鍋(豆腐、ミズナ) 冷やしトマト スナップエンドウ 鮭ご飯
夜歩きに行く ナニワイバラが満開だ。 夜なのに白い花のところだけ遠くからでも良く見える。
大工さん来る。
仕事から帰ってきたら立派な手すりがついていた。 トイレ両側、お風呂、脱衣所、廊下。 父トイレが楽になったと言う。 大工さん、お昼のお弁当のときに渓流釣りのことなど縁側で話して くれたそうだ。 父は嬉しかったろうと思う。 母は疲れた(今日は在宅診療でお医者も来たし)という。
晩御飯の後片付けの後歩きに行かずお弁当の下ごしらえ。 豚肉を挽いて豚そぼろ。 外のテラスの自転車の荷台で冷ます。 明日の朝もう一度火を入れるように少し汁を残して作り ふふふ、これで楽勝だぁと、夫と話したり洗物なんかしたあと、 もう冷めたかなー?とテラスの窓(ドア)を開けると なんと知らない猫が自転車のサドルに座って、 にゃむにゃむとそぼろを食べていた。 どひゃあ! 猫も驚いたらしく、飛び上がる感じで逃げていった。 (自転車に乗って逃げていったのならどんなにおもしろうかろうか。) 豚そぼろ、捨てる(T_T) 近くで冷ましていた筍の煮ものも捨てる。 どうせ捨てるのならも全部食べさせてやればよかったかな。 はあー、それにしてもどうしよう、明日のお弁当。 また作り直すかな、というと、 夫、もう寝たほうがいいよ、という。 おかしいんだか、悔しいんだか、しょんぼりしてるんだか 説明の付かない気持ちで寝る。
朝ごはん HBで焼いたパン+バター トマト+胡瓜+新タマネギ ホットココア
菜園に行くついでに筍山に行く。 車をおいて長靴+スコップで歩いていると、犬をつれたS10さん (おじさん)にあう。 「なんだ、なんだ、農家のおばさんかと思ったぞー。」という。 「筍堀に行くんだよ、いいでしょ?」というと、おおーっというタマゲタ顔をしていた。 (でも連れていってあげない。) 5本掘る。 まだ掘れるなんて嬉しいことだ。 その後菜園で仕事(草取りなど)をしていたら雨。 フキとアヤメ(自生)を切って急いでかえる。
父の指導の下、庭のプランターにエダマメを蒔く。 土をかけて水をかけてネットもかける。 やれやれと大満足して、父母とお茶を飲みつつリビングから庭見ていたら キジバト2羽(番だろうか?)早速登場。 うわー、ハヤッ!どこで見ていたんだろう。 3人でびっくりする。 エダマメの種の袋をそのへんに置いたままだったので、 それを見てきたのではないか、ということになる。 キジバトさん、字が読めるとは知らなかった。 お腹が空いたのでパンにバターを塗って食べたら眠くなり、寝てしまった。
夫が森に行こうという。 空が明るくなったので、暑くなるかもと思い 魔法瓶に冷たい麦茶を入れて出かける。 途中図書館。 藤沢周平、 赤瀬川原平+山下裕二「オトナの社会化見学」「京都オトナの修学旅行」 森に着いて歩き始めたらぽつぽつと雨。 私は黄色のタオルをかぶる。 夫ポケットからチェックのハンカチを出して海賊かぶりにしたが その前に花粉症対策でマスクもしていたので、給食当番のようである。 大笑いだ。 「知らなかったよー。給食当番だったなんて。」といったら 「いいだろー」と肩をそびやかしていた。 (残念なのは、白衣を着ていないのとマスクが花粉症用の使い捨て だったこと。給食当番はやっぱりあのガーゼのマスクでないとね。) 向こうから来た子供がいぶかしそうに夫をみてすれ違っていった。 すごく怪しくておかしい。 森はキノコも粘菌も見つからず。 ウラシマソウがたくさんあった。 何がどうなってこんな花になったのか。 色は地味だけど造作に凝ってみました、なのかな。 私は好きだけど、ヘンではある。 帰宅途中夕立のような雨。 車に戻った後でよかった。 買い物をして帰る。
帰ったら、父は息子に床屋さんをしてもらい 母が手伝ってお風呂に入ったとかでさっぱりした顔をしていた。
晩御飯 タコのお刺身(わかめ添え) めんたいこ 胡瓜ともやしの和え物 きゃらぶき(母作) 揚げと新たまねぎの煮物 味噌汁(豆腐、たけのこ、わけぎ)
朝スコーンを焼こうと粉にバターを切り込んでいると母が来た。 父が昨夜寝ていても脊髄や足の付け根が痛んで眠れなかったらしいと言っている。 今までは歩いたり体を動かしたりした時だけの痛みだったのに。 いよいよ来たかな。
朝ごはん スコーン ホットココア トマト ヨーグルト+グレープフルーツ
父今は背中は痛くないと言う。 普通に食事をする。
息子は学校。 私は魚屋さんへ。 カツオが来ていたが、おっくうでヒイカだけ買う。
ヒイカはお刺身にし、洗濯機の掃除とリビングの床磨き。 菜園へ。 風が冷たいので私だけ行き、 タマネギ(試しに掘ってみる)とワケギを抜いてくる。 ソラマメとジャガイモも順調だが、枝豆とトウモロコシは新芽を 鳥が食べてしまったらしく(ネットをかけていなかったし) 地面からマッチ棒がのぞいているというかんじ。 (軸だけで葉がないといいたい。)
「エダマメガ、テーヘンダー」と家に帰ると父吐き気。 ゆっくりお茶を飲んで、それから吐き気止めを飲ませる。 お昼は食べないと言うので、 私と母はいい加減なもの(インスタント焼きそば)を食べた。 父気持ち悪いと言いながら、リビングでしゃべっている。 この方が私も「なんだ、大丈夫じゃないかー!」と安心する。 しかし枝豆は残念だ。
もう一度今度は庭で苗を起こそうと言うことになり ホームセンターへ種を買いに行く。 ついでに鳥よけのネットも買った。 産直の野菜も買って帰る。 トマトなんてうちではできたことがない。 やっぱり本職の農家の人は上手だなー。 父に種とネットを見せる。
晩御飯を作りにリビングに行ったら、 夫仕事をしながらサッカーの中継のテレビもつけている。 (見てるんだか不明) テレビは映像だけにして、今日はサティーを聞いている。 サティーのゆっくりした曲を聴きながらサッカーを見ると なにか指示を出して叫んでいる監督さんの動作ですら 映画の中の1シーンのようでオモムキフカイ(?)
晩御飯 ヒイカお刺身(わかめを添える) 餅入り茶碗蒸し トマト+スナップエンドウ タマネギ(今日とってみたもの)と焼き付けた豆腐に煮物 ワケギを細かく刻み、生姜とおかかを加えて醤油で和えたもの (父はお粥とコレ)
父も大丈夫そうなので夜歩きに行く。 息子推薦の「カリブの海賊」のサントラを聞きながら歩く。
寒い寒い、どうしたんだろう。 五月晴れって言葉はどこにいったのかな。
晩御飯 鯖塩焼き フキと揚げの煮物 スナップエンドウ レタスとトマトのサラダ 豆腐を焼いて生姜醤油 味噌汁(わかめ+小松菜)
昨日なんだかのお金が返ってくるというお知らせが来ていて 夫にそのことを言ったら じゃあ(そのお金で)江戸時代の地図を買おうという。 (今持っているガイドブックよりくわしいヤツがあるらしい。) 今夫は江戸時代(の主に地名)にはまっていて どこか知りたいところはないかとうるさい。 小伝馬町の牢屋とか(今でも駅があるから知っていたけれど聞いてみた) 小塚原の処刑場(南千住の首切り地蔵は顔なじみ)とか、 レイガン島とか主に捕り物関係の地名を聞いたり じゃあ海辺大工町ってどのへんなの?と聞いてみたりしている。 (質問すると嬉しそうなのでこちらもガンバッテきいている。) 回答がわかると、親切に(私がもう寝ていても) 「ここだよーん」のように教えてくれる。
父機嫌がいい。(というかいつもの通りである。) 相変わらず足は痛く、血尿もすごいのだけれど。 楽天の応援などして笑っている。 楽天、勝ってくれー!
帰りの電車を降りると夕焼け。 長い影がオレンジの光の中に伸びている。 何度も振り返ってまぶしい目をして夕焼けを見る。 もたもた歩いていると、曲がってくる自転車あり。 譲り合ってかえってぶつかりそうになってしまう。 「すみません」(自転車の人) 「ごめんなさいね」(私) 鷲尾いさ子(デビューしたての)のような、きれいな娘さん。 なんだかおかしくなって二人で笑ってしまう。 いい夕方だった。
晩御飯(母作) 鮭を焼く わかたけ煮 レタスとトマトのサラダ 味噌汁(豆腐、わかめ、ほうれん草)
今日のお弁当 いかつけ焼き チキンボール(トマトカレー入り)←生協の インゲン塩茹で 粉ふきジャガイモ(マリネ酢あじ) セミノール
明日のお弁当(予定) ちらしずし(生協の瓶詰め)+錦糸玉子 竹輪(竹笛という名前)と塩エンドウのかき揚げ ミートボール(生協) ミニトマト インゲン
歩きに行き、牛肉や焼肉のたれ(エバラ黄金の味中辛)を買う。 帰ってきて味付け卵を作る。 父が朝、お粥と味付け卵を喜んで食べるのだ。 誉められるとほいほい作るので、飽きるのも早いかも。 でも作る。 お粥の分量はだいたいうまくいくようになった。 研いだお米大さじ1をパイレックスの計量カップに入れ 水を200ccのところまで注ぐ。 あとはご飯を炊くときいっしょに電気釜に入れておけばちゃんとできる。 (息子の離乳食の時のやり方がここで役立つとは。)
牛肉、豚肉(生協のぶたももヘルシースライス)を焼肉のたれにつけて 小分けにして冷凍する。 お弁当用である。 このような地道な努力が実を結ぶ(どんな実?)、のかなあ・・ 今日も息子はお弁当箱を学校に置いてきたようだけど。
明け方夫咳とぜーぜーのため起きてしまう。 私もついでに起き、息子早くに出かけるので駅まで送りまた寝る。
朝ごはん(私) 昨日焼いたパンを手でちぎってオーブンで焼き、 バターとメープルシロップで食べる。
母を接骨院へ送る。 (整形外科にもかかっているのだが、なかなかよくならないので) 父と筍を掘りに行こうと思っていたのだが お天気がぱっとしないのでやめて、また本を持ってベッドへ。 「江戸散歩 東京散歩」というガイドブックのようなもの。 夫が昨日買ってきて 「現在の日銀(本店)の場所は江戸時代は金座があったところだ」 のようなことをいちいち教えてくれたものだから私もちょっとみてみる。 と、いつの間にか寝ていた。 この休みは寝てばかりいたなあ。 でももっと寝ていたいものだ。
洗濯屋さんに冬物を出す。 ついでに買い物。 好評だった味付けたまごを作りおく。 手すり工事の「施工前」の写真を夫に撮ってもらった。 これでいつ大工さんがきても大丈夫だ。
晩御飯 ヒレステーキ めんたいこ 冷やしトマト キャベツと胡瓜の和え物 塩エンドウ フキの葉の佃煮(母作) 味噌汁(キャベツ+揚げ)
息子まだ帰らず。
ホームベーカリーで焼いたパン トマト+胡瓜 パイナップル+ヨーグルト
息子学校。 私は夫と外出。 最初にケアマネージャーさんのところに見積もりを持っていく。 これでいきましょうということになる。
車の中で昨日見ていた映画「王将」の話しを聞く。 (私はお風呂に入ったりしてちゃんと見なかった。) 話しを盛り上げるため、「ふーけーばとぶよーなしょうぎのこまにぃ」と 歌ってみる。 勝負に勝つ話しではなく、将棋の(三吉さん自身の)風格が上がっていく 物語らしいことがわかる。 私がちょろちょろ見ていたところでは 夜で遠くに通天閣が光っていてなんだか暗そうな人が映っているという 映画だったが。
母から頼まれたデパートの積み立て満期の手続き。 夫の靴を買う。 本屋さんのあとデパ地下でヒレ肉、めんたいこ、トリむね肉、お刺身。 夫に持って帰ってもらう。
1時Nさんと待ち合わせて食事。 楽しかったが彼女の父上も前立腺がんとのことで心配である。 どうしてこうも癌の人が多いんだろう。
晩御飯 お刺身(本マグロ、生)旨し めんたいこ ほうれん草と揚げの和え物 レタス+胡瓜+ポテトチップス 味噌汁(ミズナ、わかめ。へんな組み合わせ)
夫大掃除してから体調がすぐれず。 喘息っぽい咳。のどがぜーぜーしている。 でもおもしろいことはちゃんと言っている。
朝ごはん スコーンを焼く (薄力粉230g、バター60g、塩小匙4分の一、ベーキングパウダー大匙1、 牛乳150cc。200度のオーブンで20から22分) トマトと胡瓜 ヨーグルト ホットココア
父、昨日筍山で視野がゆがみしばらく物が見えにくかったと言う。 聞いてびっくりである。 10分くらい(私が車を置きに行っている間)で治ったので そんなこともあるのかなと思ったと、今頃になって言っている。 父の暢気さにもびっくりする。
息子学校、夫仕事。 歩いて郵便局へ。 息子の小学校(卒業した)の前とおる。 知っている先生方もほとんど出られてしまい、 ただの白い箱だなあと思いながら校舎を見ている。 帰り、校外学習に行く小学生達とすれ違う。 「おはようございます。」 「ちがうよ、「こんにちは」だろ」 「あ、そうか」 などと挨拶してくれる。 なんて可愛いんだろうか。 ただの白い箱と思ったことは訂正。 (40-50人の児童さんと挨拶しながらすれ違ったのでちょっと疲れましたが)
ケアマネージャーさんみえる。 ゆっくり話していかれる。 その後在宅診療の先生と看護婦さんみえる。 父は移動するときだけ痛みがあるため、 当面はこのままでいってみましょうということになる。 昨日の視野の件は痛み止めの副作用とは考えにくいので しばらく様子をみましょうとのこと。 また来ますねといって父と握手をしてから帰られる。
夜雨のため、夫と息子を駅まで迎えに行く。 大工さん見積もりを持ってきてくれる。 これで市役所からOKがでたらすぐ連絡くださいとのこと。 ありがたや。
晩御飯 カツオのたたき ささみのカツ レタスと胡瓜のサラダ わかたけ煮(昨日誉められたのでまた作る) 冷やしトマト(なんと言ったらよいのか) 味噌汁(豆腐、ミズナ)
朝ごはん 黒糖蒸しパン(レーズンをたくさん入れる) トマトと胡瓜 グレープフルーツ ヨーグルト
父と筍を掘りに行く。 11本。大収穫である。 竹やぶで5センチくらいの可愛いアミガサタケを見つける。 夫と息子に見せよう(そして自慢しよう)と採集したが 筍11本ですっかり気を良くし、どこかに置き忘れてくる。
Y伯母の所に筍を宅急便で送る。 その後、母の友達のお宅に新茶を届けに行く。 (頼んでおいた新茶が昨日届いた。) 私が車で母を乗せて行き、帰り適当なところでUターンできず すごく遠くまでぐるーっと回って帰ってくる。 この辺が情けない。 ついでに買い物。 毎日食べているトマト、産直屋さんで買う。
午後昼寝 寝てばっかりいるなあ。 いしいひさいちの漫画を読む。 「鏡の国の戦争」
晩御飯 筍ご飯 わかたけ煮(好評) さよりといかを焼く 冷やしトマト(いつもだ) 間引きタマネギの油いため 味噌汁(筍、豆腐、わかめ、ねぎ)
疲れて歩きに行かず。 須賀ワールドに行く。
母のぎっくり腰なかなか治らず。 オサンドンに明け暮れているため、手あれがひどい。 手袋をしても荒れるときは荒れるんだということがわかる。
朝ごはん バタートースト パイナップル+ヨーグルト トマト+胡瓜
父、息子、私で菜園へ。 晴れていて湿度の低いいい日だ。 山は新緑。 父気分が良いと言う。
8時半菜園で、息子枝豆、トウモロコシの種を蒔く。 父に習って間隔を測りながら種を土に埋めている。 私はジャガイモの泥寄せ。 その後雑草を抜いて掃除をする。 10時過ぎ「おもしろかったねー。」と帰宅。
お昼過ぎ図書館のあとガソリンを入れ買い物。 夫と行く。 夫はこの休みは家にはいるがなんだか忙しく全然森にも行っていない。 もう杉花粉の季節は終わったと思うのだが。 森はどんなだろうかと時々思う。
図書館で藤沢周平全集10巻目(終わったと思った又八郎様シリーズである。 無理に引っ張っているんじゃありませんように。)、「ときわ荘青春日記」 「さざえさん」「いじわるばあさん」 ひっくり返って漫画から読む。 おかしくて大笑いする。 私の部屋でPCをやっていた息子にも読ませる。 「やるなー!、バアサン」息子タマゲル。 私はいつのまにか寝ている。 いつか仕事をやめたら本だけ読んで暮らすんだ。(←そうできるといいね)
晩御飯 サヨリの開きを焼く サツマイモから揚げ+ささみ(にんにく醤油)のから揚げ レタス+胡瓜+ポテトチップス(こればっかりだ。) 冷やしトマト(これも毎日だ・・) 餅入り茶碗蒸し
7時半過ぎ片づけが終わり歩きに行こうかなと思っていると 夫と息子「ハムナプトラ」というDVD(映画)見始めた。 エジプトのミイラが出てくる。 面白そうなので、ちょっとだけ見てみる。 そのうちミイラが復活したりして今度はだんだんと怖くなり 歩きにいけなくなってしまった。 見終わってその2もあるというので、それも見た。 1の方がおもしろいのだが、2を見ないと全容がわからないようだ。 ジョナサン(主人公の兄)がなかなかよかった。
菜園に行こうかなと思ったのだが、 8時半になっても空気が温まってこないので今日は取りやめにする。 今日は夫と息子が1回の窓ガラスと網戸、雨戸の大掃除を してくれることになっている。 リビングのカーテンをはずして洗う。 私は今日は休養していてよいとのことなので、 「それでは皆様、ごーきーげーんよー」 (歌だけ覚えている。これ、なんだったろう?昔テレビで見たのだが。) と言って寝室に行って須賀敦子を読む。 全集の4巻目のオマケが妹さんの「姉の思い出」のようなもので 須賀さんが若いころ(16、7の頃)知り合いのお宅(ただし初訪問)で 落語の「富くじ」を一席やり大うけだったことなど、 何度読んでも楽しい。
最近長谷川町子の自伝(まんが仕立てで楽しい)を読んでいて これはどこか須賀敦子のユーモアの(もしくは日常生活の)匂いがすると 思ったりしている。 もっとよく知ったら全然違うものかもしれないけれど。
1巻から4巻まで、ベッドのそばに置き、あっちをよみこっちを読みする。 「しげちゃんの昇天」という「遠い朝の本たち」の1話目が好きだ。 もっと本が読みたいなあと思う。 私は古典ってほとんど読んでいないし、 もっとおもしろい世界がきっとあるにちがいない。
外はまぶしいくらいの良いお天気だ。 夫と息子が外で水仕事をやっている声がしている。 電気屋さんきて、父の部屋のエアコン取り替える。 ダンダン、ゴンゴンと工事の音もしてくるが 私は休養の日なので「おお皆働いておるのー、ご苦労なことじゃ。」 とオジャルマルモードで聞いている。
晩御飯 おすしの出前をとる。 父の食欲も戻ったようでちょっと安心する。
息子学校。 雨なので駅まで送る。 お弁当はお金で解決である。 手抜き母でごめん。 (息子は大喜び。私のお弁当って・・)
在宅診療の先生が来てくれる日なので、菜園に行かない。 午前中お天気ぱっとせず。 12時前、Y先生と看護婦さんと事務の方見える。 看護婦さんはサクマさん(大好きな友人)にそっくりで 家に入ってもらうとき「サクマさん、どうしたの?」と言いそうになる。 もうこれだけで大丈夫だという気持ちになる。
やさしい先生だ。 卒業された学校が父の郷里(のすぐ近く)ということがわかり 田舎の話しをする。 看護婦さんはやはり「サクマさん」だった。 (父と母もすぐに仲良くなって、冗談など言って笑っていた。) 痛み止め変えてもらうことになる。
夕方母と病院へ薬を取りに行く。 夫外出から帰り(「ボタニカルアート」を見に行ったのである。) 一緒に行ってくれる。 いつもは使わないドアから入るらしいのだが、自動ドア開かず。 ぴょんぴょんしてみる。 (バカである。)
晩御飯 さて何だったろうか?(5月5日に書いているのでわからない) えーっとたしかカレー(朝から煮込んでいたはず)と レタスと胡瓜のサラダ。 冷やしトマト 父はタラの煮付けとめんたいことトマトだったかな。
夜歩きに行く。(行ったはず。) 今日の看護婦さんのことを考える。 人を安心させる雰囲気ってあるんだと思う。 「サクマさん」に似ていなくても私はきっとすぐに この人なら大丈夫って思ったろうな。
父と菜園に行く。 Mさん今日も来ている。 私は父に習ってじゃがいものメカキ(1つのタネイモから出ている芽を3本までに間引く)をする。 今日もいい日だ。
帰ってきて、今度は息子、庭に胡瓜(定植)とウコン植え付け手伝う。 私と母は買い物 母ぎっくり腰があまりはかばかしい回復をしないため 外出はすべて車ということになる。 カレイのいいのがあったので買う。 あとは牛肉の(モモブロック)、トリ胸肉。
晩御飯 トリ胸肉ロースト(お昼から下味をつけておいた) 胡瓜とキャベツのサラダ。 冷やしトマト 父はお粥と煮魚(カレイを煮てみる。) あとは思い出せず。(5日にかいているので)
夕方から雨。 よかった、胡瓜の定植をしてしまって。
|