やまねこの日記
週末食べ物日記

2005年03月11日(金)

昨夜仕事が長引き、家に帰り着いたのが今朝2時過ぎだった。
今日休暇をとって、父のお供で金融機関に出向く予定があったため
きりのいいところまで、と思ったらそんなことになったのだ。

朝ご飯
食べず。起こされるまで寝ていた。

午前中で父の用事が終わり、
ジャガイモの種イモ、胡瓜、枝豆、トウモロコシの種など買いに行く。
雨だったが金融機関と買い物を終えてしまってよかった。

お昼ご飯
カレーうどん

食べてから夕方まで眠りこける。

晩御飯(母作)
ヒレステーキ
ブロッコリ塩茹で
ほうれんそうお浸し
めんたいこ
あさり味噌汁
からし菜の漬物

明日夫と息子がお弁当持ちででかけるのに
とろろ昆布がない(お結び用)のに気づき
晩御飯の後買いに行く。
歩いて行きたかったが、よれよれ状態なので車で行く。
ちょっと暖かいような雨の夜だ。

今週は本があまり読めなかった。



2005年03月06日(日)

午前2時眼が覚める。
リビングに下りていくと夫はスピーカ作りで起きていた。
わけのわからない図面を引いているのをみながら
チョコレート(板チョコ)入りクロワッサンを食べ
勢いをつけてから髪を洗いへナで髪を染める。
染めている間、藤沢周平。
5時過ぎもう一度お風呂に入り、ヘナを流す。

朝ごはん
カレー入りのナン
ヨーグルト
ブロッコリ塩茹で
タンカン

お昼に不在になるため、そぼろご飯でおいなりさんを作りおく。
そぼろは夕べの晩御飯で作ったものを温めて使う。
揚げは生協の温めるだけのもの。
10個できる。

今日も夫と出かける。
お昼は「ひむろ」でラーメン。
私は味付け卵も食べた。

時間があったので科博で霧箱を見る。
しゃがんで見たり、斜めに見たり、堪能する。
あんまり独り占めしては悪いなと思いちょっと離れて様子を伺い、
「みんなあ、霧箱すごいぞう。見て感動してー!」と念力を送るが
なぜかあまり見る人がいないのである。

用事を済ませ、途中ヒレ肉とお茶を買って帰宅。
おいなりさん、息子は五月雨方式で7個食べたそうである。
最近良く食べるようになり、とても嬉しい。
今度は何を作ろうかなと思ったりする。

母が鹿児島は雪らしいというので、義母に電話してみる。
市内は大丈夫とのこと。

晩御飯
ヒレステーキ
そぼろご飯
ジャガイモサラダ
ほうれん草と焼き付けた豆腐(夕べの残りを油抜きして)の和え物
ヒヨコ豆塩茹で

今週の藤沢周平
4巻の後半:「臍曲がり新左」
新左(ジイサマ)の偏屈さと平四朗の鷹揚さがおもしろい。
偏屈ジイサマが平四郎の妹の佐久をお城から救い出すところもいい。
「羽織を脱いで佐久に着せると、新左衛門はここ数年も遣っていない優しげな声を出していった。「案じることはないぞ、佐久。」」

「果し合い」
大叔父が駆け落ちを手伝うお話し。

5巻の前半:
「孫十の逆襲」
 本当の戦では逃げていただけなのに、村では「戦経験者」として振舞って年老いた孫十が野伏せりと戦うお話し。

「小鶴」
喧嘩ばかりの老夫婦が記憶喪失の娘(小鶴)の面倒をみるお話し。
小鶴はかぐや姫のようなのだ。

「花の後」
元気なおばあちゃんの昔話。
こういうおばあちゃん、大好きだ。



2005年03月05日(土)

朝ごはん
ココア+チョコチップ入りホットケーキ
りんご+ヨーグルト
ひよこ豆のサラダ

息子が学校へ行った後、図書館

お昼ごはん
マフィンを焼いてキャベツ(レンジで加熱し固く絞って千切り)と
タマネギ(薄切りにし塩をあて水で灰汁を抜く)と
ヒヨコ豆のマヨネーズ和えをはさんで食べる。
おいしくて2セットたべる。

夫と外出
鹿児島の義母よりタンカン届く。
お礼の電話。
息子も義母と話す。

晩御飯
サバの塩焼き(生協のサバ)
ニシンのぬか漬けを焼く(父と母)
小松菜と揚げの和え物
豆腐を焼く
ぶたそぼろ
めんたいこ
じゃがいもとわかめの味噌汁

外出で疲れお風呂にも入らず寝てしまった。





2005年03月01日(火)

晩御飯
ワンタン鍋(ワンタン、ター菜、小松菜、豆腐、もやし)
胡瓜ぬか漬け
白花豆甘煮
小松菜お浸し
キムチ

今日は週末の日記をまとめて書いた。

最近すっかり藤沢周平の江戸時代モードである。
例えば煮豆を作ると
私「この煮豆、明日お店で出そうか?」
母「買いに来た子供のお駄賃にちょっとあげてもいいしね。」
と架空のお惣菜屋の商品の話題になるのである。
(江戸時代では、私と母はお惣菜屋をやっている。
 その店は、商品をタダであげてしまったりするのであまりもうかっていない。)

藤沢周平の全集は読んだそばから返していくので、
忘れたくないものはちょっと書いておこうかな。

1巻:帰郷
年老いて病んだ渡世人が故郷(木曽福島)へ帰るお話し。
父と凄惨な対面をしたあと、何事かと声をかけてきた隣の人に
娘は「おとっつぁんと喧嘩をしてしまったものだから」というのだ。
この一言がききました。

2巻:しぶとい連中
あらくれ男が心中しようとしていた母子を助け、
家に住み着かれてしまう話し。
子供の描写がすごく可愛い。
「二人ともおびえている顔ではない。ゆうべのおじさんが、何を言い出すか待っているという感じで好奇心をむき出しにしてくりくりと眼を動かしている。女の子などは、面白いことを言ったら早速笑い出すつもりで早くも口元をゆるめている。」
「家の前を箒で掃いている奴がいる。自分の背丈の三倍はありそうな箒を操っているのはあのちびの女の子だった。」

3巻:驟り雨
仕事をしようと潜んでいる泥棒が闇にまぎれて、みたり聞いたりする話し。
喧嘩して瀕死になった人に早く消えてほしくて、
その調子だ。しっかりしろい。と声援をおくったりする。(心の中で)

4巻:まだ途中である。
4巻からオサムライ編となり、3巻までの市井編とはちょっと感じか変わってくる。
4巻にでてくるかっこいいひと。
「ただ一撃」の範兵衛。
洟をたらしたジイサマと思いきや剣の達人であった。
私は4巻に出てくる女の人の中ではこの「ただ一撃」の三緒さんが一番好きである。

「唆す」の神谷武太夫。裏店に住んでいる浪人でかっこいいというより
へんな人。
普段はもっさりと内職で暮らしていて寺子屋の先生でもあり
実直ないいおじさんと思って読んでいくと
大変なこと(一揆やらお粥騒動やら)を唆してやらせてしまう。
最後まで読むと「この人怖い」と思う。



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