思い出の貝殻をお気に入りの小瓶に詰めたら・・・ 耳に近づけてそっと・・振ってみてください
懐かしい音が聴こえて来ませんか!?
|
|
月灯り冴え冴えと
今宵君は何を照らす
水辺に浮かぶ月は
どこまでも透明で
どこまでも清廉に・・・
こんな夜は・・・
月に仕える
12月(つき)の旅人たちの
12のお噺でもしましょうか
135
|
渇いた喉が 潤いを求めるように 青く影射す風よ
その声が聞きたくて あの明るい笑顔に逢いたくて 白く凍える風よ
いつまでそうやっているの アノ子が居ないだけで その場所が暗いわけじゃない
そうね 風よ あなたの心が辛いのは 何もしてあげる事ができなかったから・・・ きっと・・・そうね
風よ もう 春よ きっと アノ子にも 春の訪れが近いはずよ
|
134
|
|
|
|
| |