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木津未来会議の日記
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2009年08月27日(木) 京都市での広報研修

議会だよりの編集委員として3年目に入りました。各委員会から1名、各会派から1名で今回は10名の委員で構成されています。
私は会派に所属していないので、建設産業委員会として入っています。

年4回の議会終了後すぐに原稿依頼をし、原案作成し、構成、編集しと、毎回時間との戦いのような委員会であります。

市民の皆様にわかりやすい議会だよりを目指し、クリニックといって、紙面を審査をしてもらっています。審査されるのは、昨年同様深沢透さん。昨年の指摘は、一部文章の修正と、文字を大きくしては、また討論名を入れては、表決結果を入れてはなど。
改善できるとことは取り入れてきたつもり・・でした。

京都市の堀川にある「  」。府内の市町村が参加されています。
さてさて、今年の評価はいかがでしょう。
なんとAクラス!
町村の議会だよりは、結構力をいれられており、全国的にも表彰を行うなど評価の仕組みが確立されています。
市はないのですが、府内のこの研修が大いに役立ちます。
大変な作業ではありますが、やる気をいただいて帰宅した編集委員たちでした。


2009年08月22日(土) 初めての体験

2,3年前から関心をもっていた「事業仕分け」。
自治体の事業を外部の目も含めて、そもそも必要か否かも含めてチェックするというもの。
事業を評価し、次年度に活かしていくという意味において、議員の役目としても有効な方法と位置づけて、今までに栗東市、京都府、大阪市などの事業仕分けを傍聴してきました。

シートへの書き込みも含め、準備には最低でも2ヶ月は要するといわれています。今まで傍聴し、職員の説明がわかりやくい場面やするどい質問に説明がたじたじになる場面と、傍聴の立場では、気楽に面白く参加していました。

さてさて、今回は実際に仕分け委員に参加させていただきました。

滋賀大学の仕分け委員として。
構想日本と一緒になっての大津市での事業仕分けです。
経験豊かな方々に交じって、どきどきしつつの1日となりました。

誰でもが傍聴できる公開の場所、市役所内で行われました。
9時集合して、全体顔合わせです。
開会式が始まり、市長の事業仕分けにかける思いを伝えられました。

3班構成で、私は第3班。
3班の委員は、公募委員である大津市民1人と、他の自治体職員、民間企業にお勤めの方、そして私の5人とコーディネーターとして構想日本の伊藤さん。

1事業40分程度で意見をかぶせあい練り上げていく、その過程が実に有意義でした。
意見を吸い上げ、問いかけ、調整していくコーディネーターの手腕に脱帽しました。

初参加の機会を与えていただき、感謝です。
これからも大津市応援団の一人として、注目していきますね。



2009年08月21日(金) 市役所に行こう!「平和のパネル展」

市役所1階のフロアーに行きませんか。
来週の火曜日までパネルが展示されています。



友人を誘って、改めて行かなくては・・・。
子どもたちにも伝えなくては。
そう思いつつ心に残ったメッセージを一つパチリと。

選挙中に銃撃され志半ばで亡くなった長崎市長、伊藤一長さんのコトバです。炭のようになった一人の子どもの写真に添えられています。


戦争を知らない世代が増え、戦闘機や銃をかっこいいと感じる人たちが増えている今こそ、過去を直視して、思いを馳せることは必要です。

私は、中学3年生の修学旅行で広島を訪れました。
バスの中で、ガイドさんに教えてもらった「原爆許すまじ」と「死んだ女の子」の歌は、35年を経た今でも口をついてでます。
その歌を聞いた後で、原爆資料館や平和の子の像を見て回ったこと、歌を歌う度に思い出されます。

市役所1階ロビー。夏休み中の子どもたちと一緒にぜひ出かけてほしいなあと思います。


2009年08月20日(木) 渡りの調査結果を見られて・・・問合せ

新聞記事の渡り調査記事を見て、問合せがあったので、
私が先日担当に聞いたことの報告します。

木津川市では、「木津川市職員の初任給、昇格、昇給等に関する規則」によって、職務の級別職務表が規定されています。

下記をご参照ください。
http://www.city.kizugawa.lg.jp/koho/reiki/419902100025000000MH/419902100161000000MH/419902100161000000MH.html

まずは、渡りが生じている原因は、
合併により、係長級が増えすぎたことに起因しているようです。
さらに本庁方式をとっているため、支所のひきあげにより、係長職であった人が主査や主幹に降格しているようです。

しかしながら、給与を引き継ぐとの合併協定により、減給はできないため、
規則によって、級を該当させているということです。
具体的には、木津川市では3,4級が係長職です。
職務内容は上記の規則別表第1に規定されています。
4級で1〜7区分、3級も1〜7区分の職務の内容があるとされています。

参考;
別表第1(第3条、第4条関係)職務の級別職務表
 4級 1 課長補佐の職務
    2 室長補佐の職務
    3 事務局長補佐の職務 
    4 所長補佐の職務
    5 園長補佐の職務
    6 幼稚園教頭の職務
    7 1から6までの職務に相当し、又はこれらに準ずる職務

この7番の「1から6までの職務に相当し、又はこれらに準ずる職務」
に該当させている職員、4級40人がわたりにあたるというもののようです。

担当曰く、
職務に相当し〜という文言があいまいであることは認識している。
今後整理していきたい、退職や新規採用により経年により解消はすると思うといわれていました。

また、京都府より指摘は受けているが、国からはないとも言っていました。
お気づきの点などありましたら、お聞かせください。


2009年08月14日(金) 読売新聞トップ記事

今日付けの読売新聞に木津川市も該当する調査結果がでていました。
わたり調査結果による昇給お手盛り、地公法違反というものです。



読売新聞記事
「わたり」本紙調査
 地方公務員の役職を複数の「級」にまたがるように給料表で格付けするなどして、職務より上位の給料を支払う「わたり」が、141市町村で行われていることが、読売新聞の調べでわかった。不適切な人件費は約9200人分、年間33億円に上るとみられる。総務省も「給与は職務と責任に応ずる」と定めた地方公務員法に違反するとして、初の実態把握に乗り出した。9月にも是正指導する方針だ。

 調査は、47都道府県に対し、市町村分を含めてわたりの有無(4月1日現在)を聞いたところ、都道府県分はすべてが「なし」と回答。市町村分については、26都道府県がわたりの存在を認めた。市町村数では奈良が16と最も多く、京都13、大分12、北海道11と続いた。18政令市にも尋ねたが、浜松市のみが「あり」とした。

 約9200人の大半は、1人当たり月額3万円前後で一部では6万円前後、職責に応じた職務より高い給料を得ている計算になる。

 総務省は、地方公務員の役職と級の関係が、国家公務員の基準と著しく違わないよう改善を求めてきた。しかし、是正済みの自治体が報告するだけで、わたりの全体像は不明だった。

 山形県米沢市の係長職は、「特別困難」(5級)「相当困難」(4級)「係長」(3級)の3ランクにわかれる。このうち「特別困難係長」16人の処遇が今春、県からわたりにあたると指摘を受けた。地方公務員法に基づき「係長の上限は4級」とする国の指導に反するためだ。「特別困難」と「相当困難」の職務の違いについて、市は「業務量や質で区別する」と説明。ただ、「具体的基準はなく、実際の業務内容が同じと批判されても仕方ない」。16人は50歳代のベテラン職員で、市は「定年退職によりいずれなくなる」と釈明する。

 合併して係長級が増えすぎたため、新たに係の数を増やした自治体もある。京都府木津川市(7級制)は係長(4〜3級)のうち4級の40人について、府から「3級が相当」として、わたりの指摘を受けた。2007年3月に3町が合併した際、「係長、主査、主任という係長級が急増した」(木津川市)。給料の引き下げを防ぐ「苦肉の策」として、係長の下に「担当係長」も4人置いた。

 公務員の給料は年齢とともに上がるという「年功序列」を維持するため、自治体はわたりに手を染める。

 土居丈朗・慶応大教授(財政学)は「仕事の責任やリスクを伴わず、給料だけが上がっていく仕組みは不透明で、わたりはやめるべきだ」と話している。

(2009年8月14日 読売新聞)


恥ずかしながら、木津川市の状況について私も初めて知ったことですので、
担当に聞きに行き、詳細を把握する予定です。

わたりとは:
公務員に、実際の職務の内容の当てはまる給与表の級よりも上位の級の給与を支給すること。例えば、主任である職員に、係長並の給与が支給されるといった具合である。昇任せずとも長年勤続すれば上位の級に昇給できる仕組みである。特に東京都・特別区ではこの仕組みを「級格付制度」と称している。

また実際に条例で給与表の職務分類基準で、級に当てはまる職務に例えば「課長補佐の職務」と併せて「困難な業務を行う係長の職務」と規定されている場合でも広義のわたりに含めることがある。特に現在は、地方公務員の給料決定の制度やその運用が国家公務員に比べ有利になっている場合に幅広く用いられることが多く、広義のわたりの概念が何を指すかは明確でない部分もある。『ウィキペディア(Wikipedia)』より



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