木津未来会議の日記
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聴取(ワークショップ)委員が公募されていましたね。
私も応募していたんです。 5月18日締め切り直前に担当に聞くと、16名の応募者とか。 「参加への意思をもってわざわざはがきで応募された人たちを、全員委員にすべきです」 「まちづくりの意見を求めた自治体で予定数を大きく上回っての応募。市長の判断か全員によるまちづくり100人委員会なんていうような事例もありますよ。」と担当に食い下がるも。
「委員は20人を考えていますので、ご理解ください。」
20人?なぜ?
「12人は団体からの推薦のかたです。それに職員3名。あまり大人数だとまとまらないのでご理解をお願いします。」 「団体推薦があるなんてどこにも記載ないですね。29人も20人も変わらないし、それをまとめるのが腕の見せ所でしょ。」というもご理解をと丁寧に繰り返されます。
「理解はできないけれど、100歩譲って、抽選方法はどうされるのですか?」
説明によると、公平な方法でした。
届いた手紙には、今回の委員に落選されましたと。 しかも大きな落選の文字。別に宝くじではないし、受験ではないのだから当選というのもおかしな表現だなあと思いつつ、
私なら せっかく応募していただきましたが、予定人数を20人としていましたので、抽選の結果、委員としてのご意見を頂くことができませんでした。 と書くな〜と眺めてました。
今後他の方法で住民意見聴取されるように提案しなくちゃ。
5月最後の日曜日。
単身赴任中の夫が1ヶ月ぶりに帰宅。
遅い朝食をとっていた時、ぽつりと「信楽にいこか!」 そういえば、ここしばらく行ってないなあ。
子どもの小さい頃は、よく通っていたっけ。伊賀や信楽。焼き物見学はもちろん川や池で魚を捕まえたり、養豚場で泥んこになったこともあったっけ。元来、田舎育ちの私たちにとって1時間で行けるちょっとした故郷に似た景色。 懇意になった焼き物問屋のおじさんとこで、雑煮をいただいたことも素敵な思い出。
子どもたちは、それぞれ予定があるらしい。もうついてくる年ではないか。
たぬきの置物展示場みたいなお店から、倉庫販売ご自由にどうぞ、はては当店ではたぬき一切おいてませんまで様々。
甲賀市信楽町。合併後の変化を観察するには、少し時間が足りなかったわ。
冷凍鯛で夫が作ったイタリア料理(名前はなんとか言ってたなあ)。 〜器がいいと料理もうまいなあ〜 手をつけない子どもらに大人の味かな?と首をかしげて。 とってもおいしい料理でしたよ。作り方は聞かんけど。 (だって、聞くと私も作れることになるから、、ね)
昨日の臨時議会がはじまってすぐのこと。
議会運営委員会の開催を宣言される議長。 議運を開いて何を調整するのかな?
暫時休憩(しばらくその場で休憩の意味)の声の後、 すかさず「委員長、議運傍聴します。」と私。
委員会条例17条は、「議員のほか、委員長の許可を得たものが傍聴できる」とあり、議員は秘密会でない限り無条件に傍聴できる(以前委員長に傍聴を拒否されたこともがあり、抗議した経緯あり)のだが、丁寧にお伝えしておくという意味で声かけをした。
「どうぞ」とは、委員長の声。
さて、その議運での話。
議長の提案で、合併議案を起立採決ではなく、投票による記名採決にしてはというもの。
何でも出張で行かれた全国議長会の後の懇親会の席で、合併された市の議長さんが言われたとか。
会派に持ち帰り、検討し決定するという段取りに。
再開された議運では、全員一致で賛成。(無会派の方へも了承をとったとのこと)
実は、まちかどで頂いていた意見でもあり、記名投票を議会で提案する予定でいた私。会議規則82条に則り、2名以上の要求があればその方法をとるというもので準備していた。
議会としては、30分の空白時間。この調整がなければ進まないのは、本来の議会のあり方か?
「議会で私が提案していたのなら通らなかったかも。」と、同会派の議員の言葉であった。
本日の議会。 合併関連の議案5つ。それと補正予算の提案議案でした。
調印式を無事終え出席に対するお礼と本日の議案に対する慎重審議をとの町長の挨拶からはじまりました。
私は、この場に及んでも納得できていません。住民意思をないがしろにしたままの合併を。主体は住民という視点をにたった行政のあり方、進め方を反故にされた気持ちを。
傍聴者も少ない(一般傍聴者5人〜加茂町民を含む)中で、大事なことが決まっていきました。
一番怖いのは、諦めです。何をしてもお上?には届かない、、、そんな諦めや無力感、そして無関心。
私は、これからも訴え続けたいと思います。〜誰の誰による誰のための町であるかを〜。
の記事写真入りで大きく取り上げられています。何事もなかったように、式次第どおり進んだようです。
みらい通信を配布しながら、頂いたご意見の一つ。 「権力の行使を見せ付けられましたね。市民参画に程遠いですね。」と。
調印式の裏側、いえ本来表側である署名をされた一人一人の意思をしっかり受け止め、小さな声ではありますがあげ続けなければと思います。
2006年05月20日(土) |
昨日、手渡しました。 |
特別委員会終了後、町長に手渡しました。「合併協定書の調印式に欠席しますとの意思表示」を。
ファクスにて18日に送っておきました。がご覧になっていなかったのか、改めて目を通されていました。
木津町長 河井規子様 2006年5月18日 木津町議会議員 呉羽 真弓 合併協定調印式の案内の出欠について
5月11日付けで案内いただきました「合併協定調印式の開催につい て」(ご案内)の合併協定調印式に欠席させていただきます。
昨年度の協議会立ち上げ前より、私は一貫して「合併は住民の意向を 踏まえ、住民が主体で進めるべき」と訴えてまいりました。しかしながら、最終的な住民意思を把握できるチャンスであった住民投票についても町長は 全く聞く意思を示されませんでした。
このような1万人近い人の意思を無視して、合併協定調印式を行うこと は、決して納得できるものではありません。 共に署名に歩いた仲間の意思と署名をされた人たちの遺憾の意思を込 めて、調印式に欠席することをお伝えしておきます。
2006年05月19日(金) |
長い休止状態の日記でした。 |
ごめんなさい。何人かの方からご指摘いただいていました。再開します。
私は、「協定調印式に欠席します」。 その意思表明を見ていただいた方からメールいただきました。 早速のご意見ありがとうございます。 以下にそのままご紹介させていただきます。
<調印式欠席の意思表示!!は当然ですね。 住民無視のまま強行に進められる合併調印は、決して認められるものではありません。 町長や議会の暴挙に最後まで筋を通して調印式にNOの意思表示されたこと当然の姿勢とはいえ、 敬意表します。 他の議員さんは如何なのでしょう? その後、良識ある住民の声が諦めとともに消えてしまいそうな現状にあってささやかな希望となりました。 一過性の住民運動でなく、あきらめずに小さな声上げ続けてください。>
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