HARUKI’s angry diary
DiaryINDEX|past|will
2014年09月21日(日) |
クマの足とザスパ草津群馬戦 |
8月に入ってから、部屋のあちこちに白い小さな塊が落ちていて「あぁ、またネコ砂だよぉ」と思いながら拾いに近づいてみると、わぁ!クマのギプスの破片だよぉぉ(悲)、という日々が続いていた。←ギプスが崩壊し始めていた←実はクマが壊していたらしい←こらこら
クマ「いよいよギプスが取れる!!」 HARUKI「良かったねぇぇぇ」 クマ「補助具に変わるんだって」 HARUKI「どんなの?補助具?」 クマ「わかんないけど。楽になるぞぉぉぉぉぉ」 と、喜びいさんで病院に行った8月末の某日。
その補助具なるものが想像を絶するものだった(笑)。←(笑)でいいのか?
仕事から帰ってHARUKIはクマの補助具を見た。
うわぁぁぁぁぁぁぁぁ。
爆笑しそうになるのをこらえて言った。 HARUKI「スゲーーーーーーーーーー。ギプスより大変そうだね」 クマ「うん」 HARUKI「重くね?」 クマ「うん」 HARUKI「それで松葉杖?」 クマ「うん」 HARUKI「長澤(←エスパルスの選手、足の手術をして今リハビリ中)の補助具、写真で見たけどもっと簡易だったよ」 クマ「うん。あいつは膝だろ?」←自分と同次元(笑) HARUKI「松葉杖みたいに返却するの?」 クマ「買取。専用に作ってもらってるから」 HARUKI「へーーー。お値段高そうだね」 クマ「保険効くから」 HARUKI「……………」←これ以上言うとかわいそうなので黙った クマ「ロボコップだよな、これ」←自分で言ってりゃ世話ないし
がはははははははははははは! その通り!!!!!!!!
クマ「かかとに入っているソールを徐々に薄くしていくんだって」 HARUKI「へーーーー」 クマ「ベルトで止めたあと、エアー入れて更に固定するんだよ」 HARUKI「へーーーーーー」 やっぱりロボコップだ、こりゃ。
クマ「でも、運転できるんだよ、やっと」 HARUKI「よかったね〜」 クマ「屋内と運転中ははずしてられるから」 HARUKI「大丈夫なの?」 クマ「うん。とくに風呂は気をつけろって。転んでまた切れたら目もあてられないし」 HARUKI「だね」
これで部屋のあちこちに落ちていた白いギプスの残骸もなくなるし(←くどい)、車で買い物にも行けるし、ひとまず安心。
クマは“運転が出来る”ということだけで、かなり気分が変わったようで、9月から始まった新学期も問題なく通っていた。
そんなある日。 HARUKI「ザスパの試合行く?」 クマ「群馬か」 HARUKI「きっとサンガサポ少ないと思うし。でも、問題は駐車場だよね」 クマ「大学病院か」←正田醤油スタジアムは、群馬大学病院の駐車場に車を止める HARUKI「そう。スタジアムからめっちゃ遠いとこ」←去年行って驚いたらしい クマ「あの距離歩くのはちょっと無理かも」 HARUKI「だよね」
そこで、ダメ元でHARUKIはザスパに電話をしてみた。 HARUKI「14日のサンガ戦に、足の手術をして、松葉杖の人間が行くんですが、スタジアムに近い駐車場ありますか?」 おねーさん「障害者用の駐車場があります。申し込みは締め切りましたが、まだあいているかもしれませんので、調べてご連絡します」
数分後、おにーさんから電話があった。 おにーさん「ケガされたそうで」
へ?そんなこと一言も言ってないけど。 きっと体育業界の人たちにとっては「松葉杖=ケガ」以外、思いつかないんだろうなぁ(笑)。
おにーさん「まだ、駐車場あいてますので、ネットから今すぐ申し込んでください」 HARUKI「はい」
おにーさんは、この後ご丁寧にネットの入り方から説明してくれた(笑)。
HARUKI「アウェイサポですいません」 おにーさん「?」 HARUKI「いえ、すぐやります」 おにーさん「駐車券お送りしますので」 HARUKI「料金はいくらですか?」 おにーさん「?」 HARUKI「無料ですか?」 おにーさん「お金はいただいておりませんが」 HARUKI「すいません、ありがとうございます」
9月14日(日)京都サンガFC VS ザスパ草津群馬(正田醤油スタジアム群馬) 今までHARUKIはルールが違うチームのベスト1はザスパだと思っていたのだが、この前の鹿島戦(8月末に日本平でエスパルスが対戦した)で、このルールの違い方はもう国が違うかもと思い、ザスパに対するいやぁんな感じは、多少緩和されていた(笑)。
スタジアムは、前橋にある。 連休の中日だったので、高速の混み具合もわからないし、と昼過ぎに東京を出た。
思ったよりすいてはいたが、あちらこちらのナンバーの車が午後の関越を走っていた。 HARUKI「これから温泉行くのかなぁ」 クマ「きっとこの人たちは、富岡製糸工場に行く人たちだよ」 HARUKI「みなさん、世界遺産好きだよねぇ」←他人のこと言えないし クマ・HARUKI「ん?」 クマ「行こう!世界遺産!」 HARUKI「へーい」 クマ「こんにゃく食べ放題!」 HARUKI「へ?」 クマ「無料でこんにゃくを食べられるところがあるんだよ」 確かに群馬といえばこんにゃくが名産品なのは知っている。
HARUKI「どこ?」 クマ「世界遺産のそば」←おいおい
キックオフは午後6時。どう考えても時間はある。 急遽行き先を変更し、富岡インターで高速を降りた。
富岡製市場周辺はそれなりの人と車がいたが、偶然すぐそばのコインパーキングが空表示に。 ラッキー!と車を入れ、富岡製糸場へ。
はい?(驚)
工場の周囲にスゲーーーーーーーーーーー行列が出来ている。
HARUKI「並んで入ってたら試合に間に合わないよ」 クマ「だね」 HARUKI「こんにゃくだけも行くか」 クマ「うん」
係員に聞くとこんにゃくパークは、ここではなく甘楽にあるらしい。
いれたばかりの車を出し、甘楽のこんにゃくパークへ。←車で15分くらい
着いたところは巨大なこんにゃくメーカーの工場というか施設。
っていうか、また大混雑の様相(汗)。 かろうじて1台あいた駐車スペースに車を止め、建物のほうへ。
建物の周囲にスゲーーーーーーーーーーー行列が出来ている。←まただよ
HARUKI「これ、並んでたら試合に間に合わないよ」←繰り返される会話 クマ「だね」
係りのおねーさんに聞くと、行列はレストランの無料試食。試食をしないでこんにゃく製造過程の見学と買い物だけならすぐ入れるという。
もちろん見学などせず売店へ(笑)。 いきなりこんにゃく麺のつめ放題の平台が。
あーーー、今年の夏食べまくった冷やし中華のこんにゃく麺だよぉぉぉ。
HARUKI「うどんとそうめんもあるけど。どうする?」←あくまでもこんにゃくね クマ「中華麺以外はいまいちだから、中華麺だけで」←クマはいろいろ食べたらしい HARUKI「はーい」
HARUKIはビニール袋にこんにゃく中華麺を詰め込んだ。 うむ、これはお安いかも。
あとは昔ながらの製法のこんにゃくとか普段はあまり買えないこんにゃくチップスとか、初めて見たこんにゃく揚げせんべいとか、とりあえず買いまくり(笑)。 で、重い(爆)。
満足したHARUKIとクマはいよいよスタジアムへ。←やっとだぁ(笑)
スタジアムの周囲にはいくつか関係者用と表記された駐車場があった。 宅急便で送られてきた駐車券(←本当にエライ)には「第一駐車場」と書かれている。
スタジアムをぐるっと回り、第一駐車場へ。ここはシャトルバスの発着場になっているらしく、あまり止めている車もない。
車を止めてから気がついた。 HARUKI「もしかしてここ?」 クマ「ビジター席の入り口に一番近い駐車場なんだよ」
素晴らしい! ザスパ草津群馬!!!!!
HARUKIとクマは感動した。
入場し、席に入るには当然階段がある。←100段もあるような階段じゃないけどね(笑) クマが松葉杖と手すりを使いながら上り出した。 ふと後ろを見ると係員がこっそり着いてきている。
すげーーーーーーーーーーー、素晴らしいーーーーーーー。
HARUKIはまた感動した。←しつこい ルールが違うチームのはずなのに(←おいおい)、ホスピタリティは300%(当社比)。
試合前。 ザスパは9月の3試合は、富岡製糸場が世界遺産になった記念のユニフォームを着ることにしたらしい。 それを記念して、工場のキャラの「お富ちゃん」に、ザスパのキャラ(湯友くん)がユニフォームの贈呈をしていた。
天気もよく、空気も澄んでいてめちゃめちゃ気持ちがいい。
午後6時ちょっとすぎキックオフ。 へ? ザスパ、普通のチームになってるやん! ルールが一緒や!←おいおいおいおい←謎の訛
というわけで、ザスパのサッカーにあわせてサンガもサッカーをやっているので、ちとのんびりした試合になった。 ところが後半30分過ぎ、いきなりサンガにスイッチが入り、いつものスピードのある展開に。
で、大黒得点!
やた!1−0!!
で、そのまま逃げ切りサンガの勝利! 良かったぁぁぁぁぁぁ!
すいません、駐車場のチケットだけではなく、勝ち点もいただきました。
HARUKI「ザスパ様に、こんなに歓待していただいていいんだろうか」 クマ「たまにはいいんじゃない」
久しぶりの勝ち試合に気分もよく帰路についたHARUKIとクマであった。
がんばれ!!サンガ!!!
2014年09月13日(土) |
その4 それでもあなたは京都へ行くの(笑) |
8月19日(火) いよいよ帰る日。 行きの京都駅のことを思い出したHARUKIとクマ。
HARUKI「スーツケース、宅急便で送ろうか」 クマ「そのほうがいいよ」 HARUKI「明日、受け取れるよね」 クマ「うん」
というわけで、早朝から荷物をつめ、まずホテルから荷物を送った。
最初(クマがギプスではない)の予定では、熊野古道をそれなりに歩き、夕方の電車で名古屋へ出て、東京へ帰る(名古屋の乗り換え10分、で、東京着夜の11時)という恐ろしい行程(笑)だったが、クマがこの行程ではもたないので、HARUKIとクマは、熊野本宮大社だけお参りして帰京、姉と甥っ子は当社の予定通り本宮の他に那智の滝など見て帰京、の別行動ということに。
荷物のない移動は本当に楽。 クマが「本宮の100段超えらしい階段も無理」と言うのでホテルのフロントに教えてもらい、「本宮わき」の駐車場へ。
そして、駐車場からするっと入った(笑)熊野本宮大社。
え? へ? は? はいぃぃぃぃぃぃぃ?←驚きすぎ
すげーーーーー見慣れたマークがあちらこちらに。
そうなのだ!日本代表のキャラクター八咫烏(やたがらす)は、ここのコ(笑)だったのだ。
八咫烏とは熊野の大神(素盞鳴尊)のお仕えです。 日本を統一した神武天皇を大和の橿原まで先導したという故事に習い、導きの神として篤い信仰があります。 八咫烏の「八咫」とは大きく広いという意味です。八咫烏は太陽の化身で三本の足があります。この三本の足はそれぞれ天・地・人を顕わすと言われています。天とは天神地祇のことですなわち神様のことです。地とは大地のことで我々の住む自然環境を指します。つまり太陽の下に神様と自然と人が血を分けた兄弟であると云うことを二千年前に示されていたのです。 サッカー協会のマークに八咫烏が使われているのは、天武天王の故事に習い、 よくボールをゴールに導くようにとの願いが込められていると考えられます。(熊野本宮大社サイトより引用抜粋)
で、財団法人日本サッカー協会は、昭和6年にこの八咫烏のマークを作ったらしい。 へーーーーーーーーーーーーー、そんなに昔からねぇぇぇぇ、へーーーーーー。
HARUKI狂喜乱舞(笑)。
ヤタガラスのついたポストがあり、ここから郵便をだすと特別なスタンプを押してくれるとか、授与所以外にテントがはってあり、グッズ、いやいやお守りとか、熊野紙を使った扇子などを売っていたり、すげーー充実している。
HARUKIはヤタガラスのホンマモンのお守りをいくつか(笑)購入。←お土産用含む←普通はお守りなんてまず買わないヤツ
さらに「勝ち守」があったので、降格の危機に瀕しているエスパルスのために購入。
HARUKI「○○さん(←大宮サポ)のためにも1個買おうかなぁ。でもなぁ、同じの買ってあっちにも効果があったら、残留力のある大宮が残って、エスパルス落ちちゃうしなぁ、悩むなぁ」注:このままいくとエスパルスと大宮は残留争い必至 姉「プレゼントするのは、安いほうにすれば?ご利益少ないわよ、そのほうが」←おいおいおいおい HARUKI「そうだね」←おいおいおいおいおいおい
お参りもせず、グッズ(←違うって!お守りだよ)購入に勤しむHARUKIであった(笑)。←こらこら
おぉ、そうだ、お参りしないと!と気付いたHARUKIは、重文の社殿を三箇所お参りをして(←白峯神宮以外は、神社に行ってもほとんどお参りなんてしない)、車に戻った。
新宮駅まで送ってもらい、そこでHARUKI姉たちと別れた。
駅の電光掲示板を見るとあと20分で大阪行きの特急が出発してしまう。 最初に計画を立てたときも、特急が何時間かに1本しかなかったので、あんな恐ろしい計画になってしまったのだ。 この10時半の特急を逃したら、きっと永遠に帰れないかもしれない。←おーーーーーーーーーーーーーーい 窓口で名古屋経由東京までのキップをキャンセルしてもらうようにお願いして、指定席を買いダッシュで電車に乗った。
っていうか、大阪まで4時間以上かかるんですけど。 どっしぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ。
HARUKIは鉄ちゃんではないので、長時間電車に乗るなんて苦痛以外のなにものでもない。←景色見れば! 大阪までの新幹線の3時間なら我慢できる。 それ以上の時間、電車に乗ってられるんだろうか。←すげーー不安
ダッシュで乗ったので、当然昼飯も用意していない。 車掌さんに聞くと、途中から車内販売が乗ってくるというので、それを待つことにした。
文句を言っていた割には乗った途端、爆睡(笑)。 午後1時過ぎにどこの駅からだか忘れたけど車内販売が乗ってきたので、柿の葉寿司を買い、それを食べてから、また爆睡。
4時前に、大阪到着。
HARUKI「よく寝た〜」 クマ「コロプラ、大阪ゲットしたよ」←いつものように携帯位置ゲーの話 HARUKI「うそ!マジ?」 クマ「だって、今の電車、南から順に上がって来たじゃないかぁ」
ううううううううううう、そーだったのかぁぁぁぁぁ(泣)。←後悔先に立たず
っていうか、和歌山遠すぎっ!!!
HARUKI「キミの足が治ったら、熊野古道歩こうね」 クマ「うん」 HARUKI「でも今度は南紀白浜まで飛行機で来ようね」 クマ「もちろん!」
こうして、怒涛のような4日間は無事に終了。
どうなることかと思ったが、ギプスのクマもなんとかついてこれた。 ギプスが取れるまであと2週間。 しかし、ギプスが取れたところでまだまだ困難が続くことを二人はまだ知らない。
数日後。 HARUKI姉「冬休みどーする?」←もう? HARUKI「また世界遺産とか?」 HARUKI姉「じゃ、出雲大社かなぁ」
いや、どこでもいいけど、これって神社マニアって言わね? ちと悩んだHARUKIであった(笑)。
2014年09月03日(水) |
その3 それでもあなたは京都へ行くの(笑) |
8月18日(月) 朝8時半京都出発。 カーナビで見て、最終目的地の和歌山(=熊野)がえらく遠いということは、一同うすうすは感じていた(笑)。 だが、とりあえずは目先の目的地、昼飯を食う“高野山の宿坊”である。
旅行前にたまたまネットを見ていたHARUKI姉が「○日前なら予約が出来るのよ」と発見したので、予約。 すると後で連絡が来て、宿坊を指定され、そこで昼飯が食べられるのだ。
京都市内をはずれると高速はなくなり、延々一般道。途中、休憩をするSAなどがないのでただひたすら走る。 一番若い、バリ元気な甥っ子が運転しているので、ヘタをするとまったく休憩なしになりそうな勢い。
HARUKIは道の駅の表示をみつけて言った。
HARUKI「道の駅で休憩しようよぉ」 甥っ子「いいよ」 HARUKI姉「でも、遠そうよ」 クマ「さっきから表示が出てる、道の駅、龍なんとか温泉って何十キロも先だぞ」 HARUKI「えぇぇぇぇぇ」
市街地を出るとあとはずーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーとぐねぐねした山道。雨で土砂崩れがあったのか補修している箇所も多い。 甥っ子は安全運転なので怖いことはないが、元々車が苦手なHARUKI。 つらい、めっちゃ、つらい。車酔いしているのか、偏頭痛もするし(悲)。
真田の里と銘打っている道の駅に一瞬寄った後、ほぼお昼ちょっと前に、高野山金剛峯寺の近くの、指定された宿坊大明王院に到着。
かなり大きな宿坊で、庭に面した部屋に通されたが、洗面所などは昔ながらの合宿所並み。 クーラーもなく扇風機だけだが、自然の風がはいってかなり涼しい。
前日と同じ、逆マトリョーシカ(笑)に入った精進料理を食す。 いいなぁ、精進料理はストレスなくて〜。←おいおい
このまま何も見ずに素通りするなら、わざわざこんな山奥まで来ないわけで(爆)。
世界遺産の金剛峯寺へ。 かぁぁぁぁなり大きな寺。
姉「クマさん、歩ける?車椅子借りれば?」 クマ「そうする」 へ? 意外な返事にHARUKIはちと驚いたが、おそらくクマも長時間の狭い車内とぐねぐね道で相当参っていたらしい。
そこはそれ、世界遺産。 外国人観光客もかなり多いが、ハンディキャップを持った人も多いのだろう。 車椅子でも回れるように、段差がないなど屋内は改造されていた。 無料のレンタル車イスにクマを乗せ、甥っ子に車椅子を押してもらい、堂内を歩く歩く。
えっと〜、大きなお寺でしたぁ。←こらこらこら
ほぼ全部見終わった後、大広間でお茶とお菓子が振舞われる。 廊下から広間に入ろうとしたHARUKIたち。
先頭を歩くHARUKIに、お茶をサービスする眼鏡をかけたおばさんが声をかけた。
おばさん「your group、four? all?」
はっっっ?
いきなりの英語、それもごくごく普通のおばさんが流暢な英語。
どっしぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ。
ひっくり返りそうになったHARUKIであった(爆)。
世界遺産、恐るべし!!!!!!←驚くところが違うと思うけど
さて、いよいよ今回の旅の最終目的地、熊野に向けて出発。
また、ひたすら山の中の道を走ると十津川温泉というところの道の駅発見。
HARUKI「入ろう、入ろう、道の駅!」
山の中腹にある小さな温泉街。役所があり、その横に小さな会社がいくつかあり、その先に道の駅。 中に入るとまるでコンビニのような品揃え。
トイレを借り、車に戻るといきなりクマが言った。 クマ「十津川温泉ってさぁ、さだ(まさし)が、来たところじゃないか?」 HARUKI「へ?」 クマ「しゃべりだけのCDに出てきたよ。役所の人が“役所まで1本道ですからぁ。絶対迷いません。まっすぐまっすぐまーーーーっすぐ来てください”って言われて、さだが迷わずにつけた、ってヤツ」 HARUKI「あぁぁぁ、思い出したぁぁぁぁ。あったね、そーいうの。でもなんで、さだはここに来たんだろう?」 クマ「それは覚えてないけど。この十津川の観光大使かなんかやってたと思う」
ひとしきり盛り上がって、また、熊野の川湯温泉の旅館に向けて走り続けた。
5時過ぎ。 ようやく旅館に到着。
だぁぁぁぁ、どおがっっだぁぁぁぁぁぁぁぁ。 マジで遠かったよぉぉぉぉぉぉ。
川湯温泉は、川のそばに温泉が出ており、HARUKIたちが泊まった宿は、露天風呂と称してその川原の温泉にも入れるところだった。
6時半からの夕食を食べ(といってもバイキングなので、好きなものを取れるのでかなり助かる)、その後、温泉へ。
風呂場から浴衣を着て、そのまま川原に出る。 混浴といっても仕切りはないが、掘ってある穴(笑)は、一応男性用と女性用に分かれていた。 昼間は川遊びをしたらしいお子様たちもいて、露天風呂というより温水川(笑)という感じ。 荒天がうそのように空は晴れ、星がきれいに見えた。
それにつけてもちとかわいそうなクマ。 せっかくこんないい景色の露天風呂に来たのに、シャワーしか浴びられないんだから。 ま、しょうがないね。←冷たいなぁ
いよいよ明日は、最終日、熊野詣。
わちふぃーるどの恨みは熊野で(笑)、なんてことになるとはHARUKIは、夢にも思っていなかった。←こらこら
〜続く〜
2014年09月01日(月) |
その2 それでもあなたは京都へ行くの(笑) |
8月17(日) 甥っ子たちはレンタカーを取りに行き、その間にHARUKIたちは支度。
HARUKI「雨、大丈夫かなぁ」 クマ「天気予報的には、大丈夫だと思う」 HARUKI「ビニールパックしないの?」←ギプスね クマ「うん」
下鴨神社へ向けて出発。 前日とはうってかわり、街中の人ごみも減ったようで、道路の渋滞もなくあっという間に到着。
下鴨神社といえば、数年前、大阪出身の某企業の営業レディが「下鴨で結婚式をやると普通は入れない神殿に入れるんですわ」と言っていて、若いコの間で人気という話だった。←実際彼女はここでやった
今回、特別に公開される「神服殿」(重文)は、夏と冬の御神服を奉製する御殿であった建物で、天皇の行幸の際には御座所となった殿舎であり、「開けずの間」と呼ばれて平常は使用が禁止されてきました。「玉座」も特別公開されるほか、神社建築としては珍しい神様の供物を調理していた台所「大炊殿(おおいどの)」(重文)もあわせて拝観できます。 (JRおでかけネットより引用抜粋)
なんだそうだ。 そんなに大きな建物ではないので、クマの松葉杖の足でもそこそこ回れる。 ただ、観光バスが来ているので団体さん多数。 そして、この後京都のどこへ行っても出会うことになる「解説する年配の人々(多分ボランティア)」が、丁寧に説明をしているのでちょこちょこっと見て出るという感じにはならず、興味のない人間には、面倒くさいことこの上ない状態になっていた(笑)。
で、昼飯。 あーだこーだ話した結果、クマ提案の「大徳寺の泉仙で、逆マトリョーシカみたいな容器に入った鉄鉢料理を食べよう」(←長っ)ということになった。←よーするに精進料理
大徳寺は何度行ってもよーわからんのだけど、スゲーー広いエリアにたくさんお寺がある。その中の大慈院というところの泉仙へ。
特に予約もせず「これから行きます」と電話を入れただけで入れた。←良かった
精進料理であればHARUKI的には大OK大会なので、まったくストレスなし(笑)。
はい、逆マトリョーシカ(←違うって!)おいしかったです。
HARUKI姉「サッカーの神社行ってみたい」 HARUKI「白峯神社ね」 クマ「白峯神宮ね、サッカーじゃなくて蹴鞠ね」 HARUKI「あそこ、お参りしてから西京極行くと負けるんだよなぁ」 クマ「気のせいだよ」
毎度おなじみの白峯神宮。 蚊に刺されるぅと思いながらうろついているとHARUKI姉の「あぁぁぁ!」という声が。 何々?と声のするほうにいくと、高木兄弟が奉納したサッカーボールが。
HARUKI「へーー、弟のヨシアキもエスパルス所属になってるから最近だね」 姉「一族全員分だね」 HARUKI「でもなんで緑色のサッカーボール?」
それにしても暑い。わかってはいるがめちゃめちゃ暑い。 が、HARUKI姉の観光意欲はあふれんばかりなので、後回しとか次の機会という発想はなく、いよいよ島原へ。
ここにも「解説する年配の人々(多分ボランティア)」がおり、定期観光バスの団体さんが多数。 クーラーなど入ってない昔ながらの建物に大勢の人間がいるのだから、これまた暑い。
10年ぶりの一般特別公開となる輪違屋は、元禄年間(1688〜1704)の創業以来320年以上も営業を続ける、花街・島原に現存する唯一の置屋。襖に道中傘を貼りこんだ「傘の間」や、壁に本物の紅葉を塗りこんでかたどった「紅葉の間」など斬新な意匠の座敷が残っています。また、新選組の近藤勇の屏風などもみどころです。(サイト JR東海「そうだ。京都行こう」より引用抜粋)
何が驚くって、この置屋の輪違屋がまだ営業中ってこと。 ヘーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー。 そりゃ、普段、公開はしなわな。
甥っ子「いったいいくらくらいかかるの?」←スゲーこと聞くなぁ HARUKI「そもそもえれぇ面倒くさい手間のかかる人の紹介がないと遊べないっしょ、こんなとこ」 姉「だろうねぇ」
花街・島原開設当初から残る角屋(重文)は、江戸時代の饗宴・もてなしの文化の場である揚屋建築の唯一の遺構。 江戸期の文化サロンで、饗宴のための施設であることから、細部にまで意匠を凝らした見事な建築が残されています。 「京の夏の旅」期間中は、「臥龍松の庭」「松の間」「網代の間」「台所」などの1階部分が公開されます。(サイト JR東海「そうだ。京都行こう」 より引用抜粋)
こちらも大勢の人がいるので暑い上に、クマがすでにヘロヘロだったので、さっと見て展示室で休憩。
レンタカーに戻り一息ついた。
姉「今日は、堪能したね〜、京都」 HARUKI以外の一同:うなずく HARUKI「えぇぇぇぇぇぇ、何言ってるの!メインエベントはこれからのサンガ戦だよっ!!!!!!!」 HARUKI以外の一同:絶句 HARUKI「さぁ、ホテルに戻って着替えてスタジアムに行くぞ!!!!!!」 HARUKI以外の一同:遠い目
京都サンガFC vs 大分トリニータ(西京極総合運動公園陸上競技場兼球技場) いつもは歩いて行くか、阪急で行くスタジアム。クマが「大丈夫、行く」というので皆で車で行くことに。
HARUKI「どこ止める?コインパーキング探す?」 クマ「競技場の駐車場に入れれば?」 HARUKI「へ?あそこ入れるの?」 クマ「サッカー以外の客が結構入れてるんだよ、あそこ」 HARUKI「へーーーー」 クマ「夕方だし、うまくすれば入れるかも」
途中のコンビニで晩御飯を購入し、スタジアムへ。 すると偶然、駐車場が“空き”表示に。
ラッキー!! たった一台あいたスペースに車を止めることが出来た。
HARUKIは、この週から発売になったサンガのスヌーピーTシャツを買いに、ダッシュでサンガスクエアへ。 他の3人は、メインスタンドわきのいつものベンチ(笑)で先に晩御飯を食べていてもらうことにした。
Tシャツを買ってメインスタンドのほうへ向かっていると調度選手バスが入ってきたところだった。 HARUKIがサポのみなさんと一緒にチャントを歌っているとHARUKI姉が近寄ってきて、バスから降りてくる選手の顔をマジマジと眺めていた。
姉「あのコかわいい!めっちゃ、かわいい!!!!!!!!誰?誰?」 HARUKI「へ?今日ベンチ入りしてて、かわいいコって、多分、大地と高橋くらいだと思うけど」 姉「後で見られるよね?」 HARUKI「うん、席1列目だから」←買うのがちょっと遅かったので1列目(悲) 姉「楽しみぃぃぃぃぃ」←すでに目的が違うし
ゆっくり晩飯を食い、いよいよスタジアムに入る。 心配された雨も持ちそうな予感。
西京極メインスタンド1列目中央部分の席の欠点は、ピッチ上のベンチと高さがかぶるのでピッチの手前の方が見えないこと。
クマが「足が痛い」と言い出したので「途中でもなんでもいいから、ダメだったら先に帰ってね」と話していたのだが、1列目というのは通路に余裕があり、前にフェンスがあるので、そこに足を乗せることが出来るっちゅー利点があった(笑)。
クマ「足あげておけば、むくみも多少はよくなるから」 HARUKI「それは、良かった」
というわけで、こちらを見て手を振っているパーサ君やコトノちゃんに向けて、クマのギプスの足の裏が突き出ていたことはシミツ(笑)。
午後7時キックオフ。 HARUKI姉は、双眼鏡を見ながら「高橋くん、いな〜い」と歌ってるし、クマは「足イテェなぁ。雨降ってきたらやだなぁ」とぼやいてるし、甥っ子は「和道(←元エスパルスにいた高木)少しはうまくなったかなぁ」「武田、でかくなってね?」と大分の選手を品定めしてるし。
だからぁぁぁぁぁぁ!サンガの応援っ!!!!!!!!
大分に先制されたが、ルーキー石田くんのがんばりで2−1のリードで終盤を迎えた。 内野がなぁ、なんだかなぁ、なんでバヤリッツァ出さないのかなぁとDFマニアのHARUKIがぶつぶつ言っていた試合終了間際、 1点入れられて引き分け。
あちゃ〜。
せっかくの勝ち点3がぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ(フェイドアウト)。
雨にも降られなかったし、駐車場も近かったし、非常に快適な観戦となった。
勝てなかったけど(涙)。
さぁて、いよいよ明日は熊野に向けて出発だ。 この時、「和歌山は暴れそうになるくらい遠い」なんてことは、まだ誰も知らない(笑)。
〜続く〜
Mikan HARUKI
|掲示板へ
ランキングなるものに参加しています。お気に召したら投票をお願い致します(汗)。↓
|