HARUKI’s angry diary
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昼間の喫煙所。 ジェフサポーにーちゃんの職場妻と思われる(笑)ねーちゃんがやってきた。彼女は、守衛さんの覚書(笑)では「水商売風」と評されている20代後半。←よーするに化粧が濃い
ねーちゃん「今日、ショックだったんですよぉ」 HARUKI「どしたの?」 ねーちゃん「会社来る前に、足ツボマッサージに行ったんですけど、そこでやってる間に読む用にって、マッサージのねーちゃんに雑誌を渡されたんですけどね」 HARUKI「うん」 ねーちゃん「クロワッサンだったんですよぉ」 HARUKI「ぎゃはははははははは!」←思いっきり笑ってるし ねーちゃん「失礼しちゃうでしょ」 HARUKI「だね」 わからない方のために解説すると、女性グラビア誌というのは、本によってあきらかにターゲットが違う。このねーちゃんが渡された「クロワッサン」という雑誌は、どうみても30代後半から40代向けの雑誌。それも家庭生活密着型の人向け。 見るからに派手で、生活感のない彼女には縁遠い雑誌である。
ねーちゃん「マッサージのねーちゃんが、あきらかに年下だなぁとは思ったんですけどね、それにしてもひどいですよねぇ」 HARUKI「わはははははははは!」←まだ笑っている ねーちゃん「私、そんな年上に見えたのかと思うとショックでぇ」
この話を職場でした。 Kさん「美容院でも微妙ですよねぇ」 HARUKI「なんで?」 Kさん「私だって、RAYとかCANCANとか渡されるとそれはそれでむかつくし、だからって家庭画報は論外だし」 うーーーん。
Kさん「HARUKIさんはどーですか?」 HARUKI「え?私は必ず読みかけの文庫本、自分で持ってくから」 Kさん「そーなんですか?」 HARUKI「だって、相手に悩ますの悪いじゃない」 Kさん「なるほど~」 おいおいおい。そこで納得するなよっ!
美容院にしてもマッサージにしてもエステにしても、その手の客商売というのは、相手の年齢やライフスタイルが話さなくてもわかるくらいの観察眼がないとうまくいかない商売ではないかと思う。
ま、このご時世年齢不詳の女が多いから大変だとは思うけど。
不愉快な思いをしないためには、自ら「○○が読みたい」って言ってしまえば済む事なんだけど。 面白いからHARUKIも、今度美容院に行くときは、本持参をやめてみようかなぁ(笑)。←イヂワル
今日は、クマ実家、下田への日帰りの旅に出ていたHARUKI。 伊豆半島のくねくね道を走っているときに(もちろん車で←当たり前だよ)HARUKIのサッカー師匠のkammyさんからメールが来た。
「森岡が3試合出場停止」
へ?なに?一体なにがあったんかい????? kammyさんとのやり取りで大体事情はつかめたが、HARUKI的には全然納得がいかない。 帰宅後、速攻でネットで調べてみた。
どっか~ん! 中学生じゃないんだから、よそんちのトイレの壁、壊してんじゃねーよっ!!!!!!!←これじゃ、わからんって
何度も言うがHARUKIは森岡(←いきなり呼び捨て)が大々々好きでエスパルスを応援し始めた人間。 だから、HARUKIがこれから書くことは、贔屓度250%ということで読んで欲しい。
よーするにこの前の大宮戦。 2-0でリードしていたにも関わらず、1点入れられた。さらに森岡のファールからPKになり、2-2の同点に。 あのとき、森岡は主審SR上川(←もちろん呼び捨て)に、執拗に抗議した。いつもそこまでやらないヤツなのに珍しいなぁとHARUKIは正直思った。なぜならあきらかなファールのときは、彼は多少不満そうにするが、イエローをもらうほどの抗議はしないのである。 あとで録画したビデオを見ても、あれがPKになるんじゃ、守備なんか出来ないよぉとは思ったのだが、所詮たわごと、審判裁定は絶対である。
そして、ダメダメなエスパルスはもう1点入れられて負けた。
試合後、彼はトイレにこもり、気付いたらトイレの壁に穴があいていたという(本人談…サイトS極より)。
森岡は、HARUKIの想像ではあるが、表向きいつもクールを装っている(だから誤解されやすい)が、内心は相当な熱血漢である。その彼が我を忘れるほど興奮してしまったのだから、穴のひとつやふたつあいてもしょうがない。ただね、やるならよそんちの壁じゃなくて、じぶんちの壁でやれよ!という感はいなめないが(笑)。
実は、クマがそういうヤツなのでHARUKIにはよくわかる。 クマは職場でいらつくとどうも物に八つ当たりしているらしい。職場の備品を壊すとまずいので、いらなくなった運動用のマットの巻いたものを準備室に常備し、何かあったらそれにけりを入れることにしていたそうだ。 ちなみにクマに確認したところ、今はちゃんとしたサンドバッグを購入し、それを愛用しているとか(大汗)。
まぁ、自分の苛立ちを物にぶつけるという行為については「いい歳した大人が、なぁにやってるんだよ」と思う方もいると思うが、クマみたいにまだまだ純粋な部分がある人間には、そーいうことでもしないと発散しようがないこともあるのだろうと想像している。 とりあえず、HARUKIは性別が女なので、男性のそーいう暴力性については、理解不能だし。
だから、今回の森岡のトイレの壁壊し事件も、しょうがね~な~と思ってしまった。
今のエスパルスが勝てない原因は、「得点力の無さ」。この一言に尽きる。なにしろいくらディフェンスががんばったところで、点が入らなければ勝てないのである。 それでもセンターバックの森岡も俊さん(斉藤)も、必死に攻撃参加している。でも、バックスの攻撃参加には限界がある。 っていうか、ディフェンスの人間がいっつも前に出ていて、点を取る努力をしてるのはそもそもおかしいだろうって。 だって、ディフェンダーの前には、ミッドフィルダー、そしてフォワードがいるんだから。なんで彼らが点を取らないんだよっ!
おそらく森岡も、その辺りいわゆる「前の人間」に対して、かなり苛立ちがあったことだろう。でも森岡は、それを責めることはしないだろうし、それより自分のできることを一生懸命やっていたのだ。 そして、まさに自分の仕事であるディフェンスで痛恨のミスを犯してしまった。あーいう性格のヤツにとっては、それこそ我を忘れるほど自分に腹立たしかったに違いない。
壁を壊したあと、森岡は自分から申し出て、詫びをいれ、壁の弁償のことなどについて、大宮側と話し合いをして、その部分については、決着はついていたらしい。ところが、その行為(器物破損)について
規律委員会で同選手への事情聴取を行い、(財)日本サッカー協会 競技および競技会における懲罰基準に照らして審議・検討した結果、下記のとおり処分することを決定いたしました。 【処分内容】 3試合の出場停止(Jリーグ公式サイト ニュースリリースより引用抜粋)
となったのだ。
森岡は静岡出身ではないし、あーいう顔(笑)と性格だから、HARUKIが見ている限り、エスパサポは結構冷たい(涙)。 だから、キャプテンのくせに、この大事なときに、なぁにやってんだよっ!という非難がかなり集中している。 逆に「その熱い気持ちが今のエスパルスの選手に必要だ」という声もチラホラあることはあるが。
でもねぇ、たかがトイレのわきの壁に穴あけたくらいでなんで3試合も出場停止なんだ?別に酒飲んでたわけでもないし、誰かをケガさせたわけじゃないんだよ。そりゃ、器物破損ってのは、やってはいけないことだけどさ。弁償費用のほかに、ちゃんと罰金も払うんだよ。 ファールでカニバサミして、相手に大怪我させたって、イエロー1枚出ないこともあるのにさぁ。 納得いかねぇぇぇぇぇぇぇ。←贔屓度500%にアップ(笑)
というわけで、いきなり緊張の糸が切れたHARUKI。
あ~あ、今週末のフロンターレ戦、行くのやめようかなぁ。
2005年08月29日(月) |
敗戦から一夜明けて←こんなのばっかり |
いつものHARUKIなら、大抵一晩寝ると気持ちが切り替わっているのだが、今回ばかりはそーもいかず、今日も何をしてても「もうダメだ、もうダメだ、もうダメだ」という思いが頭をかすめる(涙)。 ま、言ってみれば、恋愛中にいっつも相手の男のことを考えてるのと同じ状態(笑)。←おーい!
今週末は、ホーム日本平で川崎フロンターレ戦がある。 去年、フロンターレの試合を何試合か見たおかげで好きになったMFのケンゴウくん(中村)。 HARUKIは実は、今年、ケンゴウのレプリカを密かに入手した。←おーい!
クマ「今週末、フロンターレ戦だよね」 HARUKI「うん」 クマ「行くの?」 HARUKI「行くよ」 クマ「…………」 HARUKI「もうヤケクソでケンゴウのレプリカ、着てこうかなぁ」 クマ「そーいうときに限って、通路とか入り口とか駐車場とかで○○さんとかポップコーンにーちゃんとかキタジ大好きおばさんとかその他モロモロの人に会っちゃうんだぜぇぇぇぇ」 HARUKI「そーかもしんねぇ」 クマ「で、エスパルスが勝ったりして、ケンゴウレプリカ着てるおかげで、“王者の旗”歌えなかったりするんだぜぇぇぇぇ」 HARUKI「…………」 クマ「………………」←自分で言ったくせにむなしくなったらしい
クマ「オレさぁ、送り迎えはするからさぁ、外にいて試合見ないよ」 HARUKI「なんで?」 クマ「だって負け試合のあと、すげーーーーーーー落ち込むんだもん」 HARUKI「うう」 クマ「160キロもの距離、運転するのイヤになるんだよ」 そりゃ、わかるけどぉ。
HARUKI「考え方を変えて、精神修養ってことで、どう?」 クマ「なに、それ?」 HARUKI「何があっても平常心を養う鍛錬!」←すでに負けることしか考えられない クマ「禅かよぉ」 HARUKI「うん」 クマ「修行のためにサッカー見に行くってか?」 HARUKI「そう!」 クマ「………………」 あのねぇ、HARUKIだってツライんだってばぁぁ。
HARUKI「去年はめちゃめちゃなサッカーだったから、変えればなんとかなる!って思えたけど、今年はかなりまともなサッカーしてるからさぁ」 クマ「だね」 HARUKI「これで勝てないんじゃ、もうどーしようもない感がヒシヒシと沸いてくるんだよねぇ」 クマ「うん」 HARUKI「あとは、選手起用にかけるしかないね」 クマ「ケンタも、起用に新人監督の弱さが出てるよなぁ」 HARUKI「悲しいけどしょうがないのかもね」
とりあえず、今日は1日ずーーーーっとこんな会話を繰り返していたHARUKIとクマ。
このまま行くと、絶対、自律神経(←HARUKIの弱点)やられるな(断定)。 うーーーーーん。
写真も撮ってきたので、気を取り直して、ちょっち昨日のことを。
ド修羅場が続いていたため、1週間以上まったく休みがなかったHARUKIは、朝、頭痛がひどくて目がさめた。 うーーん、これでスタジアムなんか行けるんかいなぁと思っていた矢先、クマから電話が。
「これから熊谷に向かうけど」
ひえぇぇぇぇぇぇぇ、マジっすかぁ。←そりゃ、そーだ。あれだけ脅迫したんだから
飛び起きたHARUKIは、取る物もとりあえずスッピンのまま(←コエー)新幹線に飛び乗った。 で、着いたのが、新幹線の駅のはずなのに駅前がガラ~ンとした熊谷という所(汗)。 ジェジン&テウクTシャツ姿のクマと合流。←もちろん誰も同行者はいなかった
カーナビ便りに、競技場へ。 そこは素晴らしい公園で、陸上競技場(試合をやったところ)の隣には何やらドームが。
HARUKIとクマが「すげーーーーー」と言いながら歩いているとオレンジを着た大宮サポの親子連れが「国体のときに作ったんですよぉ」と親切に教えてくれた。
よっぽどうれしくて自慢したかったのだろう(笑)。
ついつい、スタジアム前のアルディーくんの写真を撮ってしまうHARUKI(大汗)。
クマ「なんかシンプルなキャラだなぁ」 HARUKI「アルディージャカード(クレジットカード)でポイントがたまるとアルディ君の中に1日入れるっていう特典もあるらしいよ」 クマ「へーーーーーーーー。パルちゃんからは、絶対考えられないな」
スタジアムに入ったらホーム側は結構すいていた。 でもエスパゴール裏はかなりの人口密度(汗)。 おまけにサンバ隊は、日本平のときくらいの人数。おそらくフルメンバーが来ていたのだろう。
クマ「アウェイでこれだけ楽器がそろうのって初めて見たよ」 HARUKI「そりゃ、今日の試合は力、入ってるから~」
思い出したくないので、試合については省略。←おーい!
試合終了後。 選手が挨拶に来たときに、普段ならブーイングがあっても拍手する人もいたりして、それなりに優しいエスパサポだが、全員で大ブーイング。
聞いた話によると、兵働が泣いていたとか、森岡様が歩けなくなってチームメイトに抱きかかえられながら戻って行ったとか、いろいろ。 そりゃ、選手もめげてるだろうけど、私らサポだって、すげーーーーーーメゲてるんだから。
っていうか、その涙や脱力を次の試合の闘志に変えてもらわないと困る。少なくともキミたちは、プロの選手なんだから。
そのとき、後ろの席のにーちゃんたちが「選手バス囲もうぜ!」と話す声が聞こえていた。
HARUKIたちは、速攻で帰宅の途についたが、結局にーちゃんたちはバスを囲んだらしい。
ネット情報によるとペットボトルをバスに投げつけて、「監督だせ!」「和道使うな!」と叫んでいたらしい。 あ~あ。
関越を走っているときに、スタジアムに来ていた大宮サポの知り合いからメールが来た。
「ボールって枠内に打ってみるもんですね」
最初は意味がわからなかったのだが、どうも1点目のトニーニョのミドルシュートのことを言っているらしい。
そうなんだよ、エスパルスにかけている決定力。それはゴールに対する執着心なんだ。 それが足りないってことが、大宮サポの彼女から見てもあきらかなんだろうなぁ、とHARUKIは改めて思った。
これから先、エスパルスがどうなるかは、まったくわからない。 でも応援している人間があきらめたら、終わりだ。 好きになった相手には、どこまでも着いていくのがHARUKIの信条だし。 覚悟は出来たぞ!(泣)←なぜ、泣く!
2005年08月28日(日) |
清水エスパルスVS大宮アルディージャ (熊谷スポーツ文化公園陸上競技場) |
はい、負けました。 それも2-3で!
前半2点もリードしてて、逆転負けするってどーよっ!!!!(激怒)
もう何度も書いたけど中盤が機能しなさすぎ!!
クマの縁起物Tシャツも前半で効果が消滅した模様。 あ~あ。
さすがのHARUKIも今日はグレましたので、申し訳ありませんが、この辺で。 だぁ。
2005年08月27日(土) |
明日は、絶対に負けられない |
今日は、トト=^・・^=が予防注射に行って大騒ぎしたこととか、HARUKI実家のそばの東京名物阿波踊りのおかげでさんざんな目にあったとか、いろいろ書くこともあったのだが、それらはすべてやめ。←おーい!
とにかく明日は(あまり使いたくない言葉だけど) 絶対に負けられない戦い になってしまったのだ(滝涙)。
今日は、J1リーグ第21節、7試合が行われた。 それでなくてもここのところエスパルスが勝てなくて、ドキドキしているHARUKIではあるが、なんと!エスパルスより下位にいるチーム2つ(ヴィッセル神戸と東京ヴェルディ1969)が勝ってしまったのだ!!!!!!!! 下位との差が縮まってる上に、いきなり15位! 下に4つしかチームがいねぇぇぇぇぇ。
うわぁぁぁぁぁぁ、いやぁぁぁぁぁぁぁ!(号泣)
で、問題のエスパルスは、明日、大宮アルディージャと戦う。 去年、J1昇格を決めたアルディージャと年末の天皇杯で闘って、もろくも敗れ去った記憶がHARUKIは、どうしても忘れられない。 5月のホーム日本平では、からくも勝つことが出来たのだが、今度はあちらのホームである。 うーーーーーーーーーーーーーーーーん。
さて、クマ。 今日から前の職場のお仲間さんたちと群馬県の温泉に行っている。 なんで夏に温泉行くかなぁ~という疑問は置いといて。
昨夜。 HARUKI「大宮戦さぁ、熊谷でやるからさぁ」 クマ「うん」 HARUKI「東京から行くより、群馬から行く方が絶対近いからさぁ、明日絶対おいでよね、アルディージャ戦!」 クマ「うん、でもわかんないよ~」 HARUKI「なんで?」 クマ「どんな予定になってるかわかんないしぃ、オレの車に何人乗るかもわかんないし」 HARUKI「じゃ、キミの車に乗ってる人、帰りは全員エスパルスの応援してから、東京に帰る!ってことにすれば」←無謀な提案 クマ「うーーーーーーーーん」 HARUKI「ま、正直言って、守備が堅いチーム同士の試合だから、決して面白い試合にはならないと思うけど」←おーい! クマ「うーーーーーーーーーーーーーーーーん」 HARUKI「なんでもいいから、明日スタジアム来いよっ!!!!」←命令 クマ「わかりました…」
今朝。 クマがばたばたと出かける支度をしていた。 クマ「ジェジン&テウクTシャツどーしたぁぁぁ?」 HARUKI「へ?」 クマ「持って出ないとぉ」 おーーー、えらい、えらい。 ちゃんと行く気になってるじゃん!
HARUKIがTシャツを出して渡すとクマが言った。 「このTシャツ縁起がいいからさぁ」
HARUKI「そーだっけ?」 クマ「うん、コレは、買った日にホームでジェフに勝利。あとこれをたまたま着てたフロンターレ戦、神戸戦も勝利。な、いいだろ?」 確かに4勝しかしていない(涙)うちの3試合に着てたとしたら、かなりの縁起物だ。
HARUKI「へーーーーーーー、そーだったんだぁ」 クマ「レプリカはだめなんだよぉ。レプリカの日は、負けか引き分けだからさぁ」 HARUKIはいろんなTシャツやら、レプリカやら着回してるから、わかんないけど。
夜。 クマからメールが来た。 「みなさんを誘っているのですが、いい返事が聞けません。どーしよーー」
そこでHARUKI速攻の返事メール。 「下位が勝って、緊急事態になってしまったので、キミ一人でいいから、絶対来るようにっ!!!!!!同乗している人は、どっかで捨ててきなさいっ!!」←ひでぇぇぇぇ
さぁて、明日。 クマがちゃんと縁起物Tシャツを着て現れるのか。 はたして、エスパルスは勝てるのか。
もうドキドキして眠れやしねぇぇぇぇぇ。
2005年08月26日(金) |
双眼鏡で見ることについて |
HARUKIはエスパルスの森岡様も好きだけど、役者の内野聖陽クンも大好きである。
内野クンは文学座の役者ではあるが、東宝のミュージカル「エリザベート」に出演してから、めっちゃファンが増えて、HARUKIみたいな古いファンにしてみると、腰が引ける状態である(笑)。
その内野クンが、今日から始まった某国営放送の金曜時代劇に出演している。
HARUKIがうだーーーーと仕事をしていると(笑)お隣の部署のMさんが声をかけてきた。
Mさん「今日からですねぇ、ドラマ」 HARUKI「そーなんだよ~」 Mさん「予約録画してきましたか?」 HARUKI「もっちろ~ん」
実は内野クンが「エースをねらえ」に出ていたとき、録画に失敗したことがあって、そのときたまたま「エース」のマンガ自体が大好きで、ドラマを録画していたMさんにHARUKIは泣き付いたのである。
「ビデオとってたら、貸してぇぇぇぇぇぇぇぇ」
それ以来、MさんはHARUKIの内野クン好きを理解しくれて、なにかと話していたのだ。 ちなみにMさんは、大のスマップ、それも中居ファン。 今年の夏は、コンサートを見に、北海道まで行ったヤツである。
Mさん「HARUKIさん、サッカー好きですよね」 HARUKI「うん」 Mさん「今度国立でコンサートがあるんですけどぉ」 HARUKI「国立って、千駄ヶ谷にある国立競技場?」 Mさん「そうですぅ」 HARUKI「ほぉ。それで?」 Mさん「取れた席が後ろの方なんですよぉ。味の素スタジアムのときもそーだったんですけど、よく見えないんですぅ」
そういえば、味スタの話はHARUKIも知っている。 サッカーの試合じゃ満席にならないけどスマップのコンサートだと一杯になるらしい(滝汗)。
Mさん「HARUKIさんサッカーのときはどーしてます?」 HARUKI「もちろん、双眼鏡」 Mさん「私も持ってるんですけど、ちっちゃくしか見えないんです」 HARUKI「倍率何倍くらい?」 Mさん「わかりません」 HARUKI「安いのじゃだめだよ」 Mさん「それなりの値段でした」
HARUKI「うんにゃ。私なんか天体望遠鏡の売場で、星がちゃんと見えるっちゅー強力なヤツ買ったから」 Mさん「そんな双眼鏡あるんですか?」 HARUKI「あるある」 Mさん「重くないですか?」 HARUKI「いや、天体望遠鏡じゃなくて、その売場にあった双眼鏡だから」 Mさん「それだとちゃんと見えますか?」 HARUKI「私のご贔屓選手、バックスなんで」 Mさん「バックスってなんですか?」 あ、そっか~。サッカー知らない人には意味不明だよな。
HARUKI「とりあえず試合の半分は、一番遠くにいる人なんだよ。その選手の顔、アップで見えるからさぁ」 Mさん「すごいですねぇ」 HARUKI「でしょ、でしょ。何度も言うけど天体望遠鏡の売場にある、星を見るようの双眼鏡買いなね。国立なら埼スタみたいにでかくないから、大丈夫」 Mさん「わかりましたぁぁぁ」
この会話を聞いていたMさんの職場にいるN君が言った。 N君「HARUKIさん、まさか舞台のときもそれで見てるの?」 HARUKI「あったり前じゃん!内野クンの汗まで見えるよ~」 N君「ひでぇぇぇぇ」 HARUKI「なんで?」 N君「それじゃ、舞台が楽しめないじゃないですかぁ」 HARUKI「いいんだってば。エリザベートなんてもう数えたくないくらいの回数見てるからさぁ、一度全体見れば、もう二度目からは内野クンに焦点あてて、彼しか見ないもん」 N君「そーいうもんですかねぇ」 HARUKI「リピーターなんて、そーいうもんだって!」
HARUKIの力説に納得がいかない風のNくん。聞いていたMさんが言った。 Mさん「HARUKIさんの気持ちわかります!」 HARUKI「でしょ、でしょ?」 N君「するとMさんは、スマップのコンサートでも中居クンしか見てないんだ」 Mさん「えへへへ~」
HARUKI「エリザやレ・ミゼのときなんて、双眼鏡組は見てる方向まちまちだよ」 N君「え?」 HARUKI「例えば、メインのお芝居を左側でやってて、一路さんファンが左側見てる。でも内野クンが右端に立ってれば私は右端見てるんだな、これが。内野クンがメインでやってても、一路さんがそこにいなければ、一路ファンはそうでない方を見てるってわけ」 N君「すげーーーーーーーー」 Mさん「ファンってそーいうもんですよねぇぇ」 HARUKI「だよねぇぇぇぇ」
とは言ってもさすがに、エスパルスの試合のときはウォーミングアップのときに森岡様を見る以外は、双眼鏡を使うことは殆どない。N君の言う通り、双眼鏡では全体が見えないからだ。 ファールで誰か倒れたり、試合がだれていてつまらないとき(←現実逃避らしい…汗)は、使ってはいるが。
N君は言った。 「見る人によって、見方って違うんですねぇ」
人それぞれ感性も興味の持ち方も違う。だから、当然楽しみ方も違ってくる。 他の人に迷惑をかけなければ、どんな楽しみ方をしたってHARUKIはかまわないと思うのだが。
台風を予感させる時折の強い雨と空を走る黒雲を眺めながらの夜の喫煙所で、HARUKIはジェフサポにーちゃんと遭遇した。
ずぅえったい勝たなければいけない昨夜のホームの試合、日本平でのエスパルスより下位にいる東京ヴェルディ1969との戦いに敗れたエスパルス(号泣)。 もちろんHARUKIは仕事をしていたので、現地で観戦していたサッカー師匠kammyさんからのメールで試合経過を知った。
一方、ジェフサポにーちゃんは、ホーム絶対負けなしの自信のもとわざわざ会社を休んで、これまた下位のセレッソ大阪との試合を市原臨海競技場に見に行っていた。ここで勝ち続ければ、リーグ優勝も夢ではない!というサポの熱い思いをよそにジェフは2-1で負けた。
ジェフにー「もう、イヤになりましたよ」 HARUKI「私も」 もちろんジェフにーはジェフのこと、HARUKIはエスパルスのことを思って発言している(笑)。
ジェフにー「昨日は録画しておいた速報Jリーグも見ず、今日はスポーツ新聞も買わずですから!!」 HARUKI「録画しておいた試合は、しょうがないから3倍速で飛ばして見たけど」 ジェフにー「最後は応援もやめちゃいましたから」 HARUKI「ヤジと罵声が飛んだらしいわ」 ジェフにー「うちみたいなサッカーは、歯車が狂うとまったく機能しなくなるので、一人くらいいい動きをする選手がいてもどーしようもないんですよ」 HARUKI「マルキーニョス一人しか、もう期待できないわ」 ジェフにー「水曜日の試合はきついですよね」 HARUKI「うん」
しっかし、ここまで自己中発言をしあっているのも強力だが、それがかみ合ってしまうのがもっとコエー(笑)。 ま、えてして負けたときというのはそーいうものかもしれない。
ジェフにー「せっかく優勝のチャンスだったのに、もうダメですよーーー」 HARUKI「私なんか、入れ替え戦、覚悟したよ」 この落差が非常に悲しい。
ジェフにー「まっさか~大丈夫ですよぉぉ」 あ、なぐさめてくれるらしい。うれしいなぁ。
HARUKI「オタクはまだナビスコ優勝の目があるでしょ」 そこで、HARUKIお返し。
ジェフにー「清水は、マルキーニョスが期待できるじゃないですかぁ」 なんだか傷のなめあいになってきたし(涙)。
HARUKI「秋からは、新しいスタジアムでしょ?負けなしジンクスは新しくそこで作ればいいじゃない」 ジェフにー「大分とか神戸とかまだまだ下はいますから」 ここまで来て、さすがにむなしくなってきた二人。
そこへ、J2アビスパ福岡を応援しているアビスパにーちゃん登場。 なにしろアビスパは首位を走る京都パープルサンガに勝ち、今2位。J1昇格に向けて猛ダッシュをかけている。 アビスパにー「ど~も~」 HARUKI「うれしそうだねぇ」 アビスパにー「もちろんですっ!!!!」 ジェフにー「気分いいだろう」 アビスパにー「はい!」 HARUKI・ジェフにー「……………」 アビスパにー「あ?あれ?どーしたんですか?」 ジェフにー「晴れの日もあれば雨の日もあるってことだよ」
呆然としているアビスパにーちゃんを残し(←かわいそう)、HARUKIとジェフにーちゃんは、喫煙所を後にした。
先週末のセレッソ大阪戦を見たときに「もうどこにも勝てないかもしれない」と思うほど落ち込んだHARUKI。だが、さすがにヴェルディに負けるとは思わなかった(涙)。←おいおい 昨夜のドツボ状態からは、多少立ち直ってはいるが、さすがに、これからの応援はかなりの覚悟が必要だぞ!と真剣に思っている。
うーーん。入れ替え戦かぁ。 相手が札幌になるのか、はたまた山形か、それとも甲府か、まったくわからないけれどいずれにしても遠そうだよぉ。 12月7日と10日。年末の一番忙しいときに行けるのかなぁぁぁ。←今からそんなこと考えなくても(汗) なんとかそんなことにならないように、がんばれ!エスパルス!!!!!←殆ど悲鳴
追記 ちなみにフロンターレサポの友人から電話があり「精神衛生上悪いから、そろそろこっちに乗り換えなよ」と言われて、ちょっち心が動いたのは、ヒミツです(爆)。
2005年08月24日(水) |
HARUKI整形外科へ行く |
実は先日の大阪遠征で行った国立民族博物館の階段で、HARUKIはいきなり左足のひざ痛に見舞われた(涙)。 あまりの痛さに階段が下りられなくなったのだ。 だが、外に出て体が温まってくるとそれもすぐ収まったのだが、初めての経験だったのでHARUKIはちょっちビビッた。
その後、クマに毎日のように「医者に行け」「医者に行け」と言われ続けたので、医者嫌いのHARUKIもさすがに医者に行く決心をした。
ひざ痛といえば整形外科。どこの病院に行ったらよかんべ。
こーいうときは、高齢のためにひざ痛と闘っているHARUKI両親か、野球少年のために肘を痛めたり、ケガをしている甥っ子の母親であるHARUKI姉に聞くしかない。
二人にメールで問い合わせ比較検討したところ、HARUKI家のごく近所にあるH整形外科という病院がいいだろう、という結論にHARUKIは達した。
今朝、ついにそのH病院へ。
家から徒歩10分もかからない住宅街にその病院はあった。
すげー新しくてきれいな病院の待合室には、うるさいぐらい元気におしゃべりしているおばあちゃん達が(汗)。 リハビリ室なるガラス張りの部屋には、10人近い、これまたおじーちゃんやおばーちゃんが、まるでスポーツジムのように機械を相手に運動(?)をしていた。
待っている間に、壁にはってある院長の宣伝(笑)を見ていると、どうもこの院長は、サッカードクターの資格を持っているらしい。 うれしそうに代表のブルーのユニフォームに身を包み、スタジアムらしきところで写真に納まっているものが何枚も。 うーんと。
名前を呼ばれて診察室に入ったHARUKI愕然。 うわぁ、この意味なく日に焼けたホストみたいなオヤジはなんなんだよぉ! もしかして、こいつが院長か?←そーだよ!
HARUKIは基本的に顔がいい男は信用していない。
そういえば、姉貴が「H病院でKYO(甥っ子)が“骨折してる”って言われてギプスをされたけど、結局まったくそんなことはなくて、誤診もいいとこだった。ヤブだよ」と言っていたのを思い出した。
うーーーーーーーーーーーーーん。心配。
ホスト医者は、HARUKIの足を持ち上げてぐるぐる回しながら「痛いですかぁ?」と聞いてきた。 とくに痛くもなかったのだが、「痛かったんです」とHARUKI。
その後レントゲンをとってもらった結果、「膝が炎症を起こしていて、水が少~したまってますね」とホスト医者は診断した。
ホスト医者「漢方のお薬出しておきますから。あと、リハビリ室へ行ってください」 HARUKI「はぁ」 ホスト医者「10日くらいたったら、また診たいなぁ」 はい? 何が「診たいなぁ」だよ!キミは診たいかもしれないけど、私は診せたくないよっ!!!!まったくな!
ここでケンカを売っても意味がないので、リハビリ室へ。
リハビリ室に入ると、いかにも脳みそ筋肉の体育会系リハビリ師(←こらこらこら)の若いにーちゃんが3人、待ち構えていた。
お目目くりくりの「自分はかわいいでしょう」という目つきのにーちゃんが、HARUKIを診察台に座らせた。←やっぱり顔のいい男は信用できない
にーちゃん「鼻かぜ状態です」 HARUKI「は?」 にーちゃん「ここでちゃんと治しておかないと、あとでひどくなりますよ~」 あのねぇぇぇ!そーいうわかりにくい例出すなよっ!!!!
にーちゃんはそーいうとHARUKIの足首をつかんだ。
にーちゃん「下から蹴りあげてください」 HARUKI「はい」 にーちゃん「思いっきり力入れてくださいね」
HARUKIが足を振るとにーちゃんは言った。
「それしか、力が出ないんですかぁ?」 あのねぇぇぇぇ、大きなお世話だよっ!! 出ないものはしょうがないだろっ!!!
にーちゃんはさらに言った。 にーちゃん「筋力が落ちてますから、余計に膝に負担がかかるんです。正座はやめてくださいね」 HARUKI「はい」 にーちゃん「それから体重ですが…」 HARUKI「はぁ」 にーちゃん「…………」 おいおいおい!その間はなんなんだよっ!
しょうがないのでHARUKIは言った。 HARUKI「太りすぎですよね」 にーちゃん「…………」 HARUKI「やせないとまずいですよね」 にーちゃん「とりあえずこれ以上太らないでください」 がるるるるるる。 わかりましたっ!!!
それから、膝を電気で暖め、「ストレッチをしましょう」と傾斜している台の上に座らされた。 にーちゃん「前屈してください」
HARUKIが、腰をおるとにーちゃんは言った。
にーちゃん「それしか、まがらないんですか?」 あのねぇぇぇぇ、大きなお世話だよ! HARUKIは昔から体がかたいんですっ!!!!
しっかしムカつくリハビリにーちゃんだなぁ!
その後、筋力をつける体操をやらされた。 にーちゃん「これを30回やってください」 HARUKI「出来ません!!」←ほぼケンカを売っている にーちゃん「じゃ20回でいいや」 なんなんだよっ!
HARUKIは適当に切り上げて、リハビリ室を出た。
もう二度と来ないからさっ!!こんなとこ!!
ムカつきながら、会計窓口に行くとたっぷりの漢方薬と湿布薬が出ていた。 ねーちゃん「食前に飲んで下さい」 HARUKI「え?食前ですか?」 ねーちゃん「あ、もし胃腸が弱いようでしたら食後でも結構です」 あ~あ。
他の患者さんは「40円です」とか「20円です」という値段なのに、HARUKIは2900円! ま、初診料にレントゲンに、メインはこの不必要な湿布薬と大量の漢方薬代だろう。 よっぽど「湿布はいりません」と言おうと思ったのだが、ここまで我慢して最後にケンカするのも疲れるだけなので、やめた(笑)。
帰宅後、姉と母とクマに報告メール。
みなさんからのお返事。
姉貴「老化現象とかウエイトオーバーって言われなくて良かったね」 ううううううううううううううううう。
母「水がたまるなんて20年早い!やせなさい!」 うわぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ。根性のない娘ですいません。
クマ「原因がわかってよかったね。大事にしなくちゃね」 一瞬やさしそうなお返事だったが、クマが用意していた晩御飯はほぼ90%がゆでた野菜のダイエット食だった。 いや、これが一番きついっす(悲)。
久しぶりの医者は、やっぱりムカつくだけだった。 医者と仲良くする方法があったら知りたいものだ、とつくづく思った今日のHARUKIだった(笑)。
キロ単位でしかあんこを売らない(汗)ヒミツのあんこ屋さんの場所を知ったクマ。
「そもそも職場から遠いし、最寄り駅から歩いて20分以上かかるし、公共交通機関がないし、もう二度と行かないよ~」
と確か先月は言っていた。
先々週。 クマが言った。 「実家にあんこ送ろうと思ってさ」 HARUKIは、先月買ったあんこがまだ残ってたのかなぁと思った。
HARUKI「賞味期限とっくにすぎてんじゃないの?大丈夫?」 クマ「え?大丈夫だよ。昨日買って来たヤツだから」 おいおいおい! 結局、あんこ屋に通ってるんじゃないかぁ!!!!
お盆前。 クマが組合の合宿で信州のどっかの温泉に行った。そのとき、おみやげに買って来たくるみの菓子が異様においしかった。 箱の中に、お店の案内と他のお菓子の宣伝パンフが。
HARUKI「他のお菓子も食べてみたいねぇ」 クマ「六花亭のお菓子みたいでいいよね」 HARUKI「電話で注文してみようか?」 クマ「いいねぇ」
昨日。 このお店、非常に商売っ気がない店で、お盆の週はすべて休み。 そこでやっと電話注文することができた。 セット売りなんてしゃれたものはないので、「○○と××と△△と●●と☆☆(以下略)を2個ずつ送ってください」とパンフから選んで決めた。←結構ばくち
今日。 帰宅後クマに報告。
HARUKI「やっと電話が通じて、あさって、お菓子届くよ」 クマ「あのね、今日ね、北海道から六花亭のいつものヤツ一箱届いたよ~」 HARUKI「うぞ!」
実はこの北海道からの便は、HARUKIの友人が盆暮れに送ってくれているもので、今年はもう来ないのかなぁと思っていたところだった。 さらに、この「いつものヤツ」というのは、六花亭の菓子の詰め合わせで、羊羹からクッキーからロシアケーキから饅頭まで、はっきり言ってすげー個数が入っている。
HARUKI「ひえぇぇぇぇぇ。だったら例の店に注文なんかするんじゃなかったよぉ」 クマ「え?オレ、平気だよ」 HARUKI「平気じゃないよっ!」 クマ「ノープロブレンですねぇ」 なぁに、長嶋さんやってるんだかっ!
大量のあんこに、大量の六花亭に、大量のくるみ菓子!!!!!!! どーすんだよっ!!
クマ「だから、問題ないってばぁ」 がるるるるるる。
せっかくダイエットに励んでいるのに、誘惑物質(笑)があったら、つらいじゃないかぁぁぁ。
クマ「大丈夫だって。オレ、食べるからさぁ」
あのねぇぇぇぇ、キミ、糖尿予備軍だろ!おいっ!
夕食後。 クマがルンルンしながら白玉を作製。 HARUKIがパソコンをやっているとクマのお声がかかった。
「HARUKIちゃ~ん、冷やし汁粉出来たよ~」 ううううう(涙)。
「アイスクリームも乗せるよね?」 アイスなんて絶対いらないってば!!!
「アイスのせると一段とおいしいよ~」 だからぁ!いらないってばぁ!!!!!!
この後、HARUKIが白玉冷やし汁粉アイスのせを食べたのは言うまでもない(号泣)。
まったく! だからぁぁぁぁ、デブってうつるからヤなんだよなぁぁぁぁぁ。
2005年08月21日(日) |
モモちゃんに会う、そして帰京 |
大阪在住のHARUKIのネッ友のみなパパさん。 彼は、大変熱心に町会のお仕事をされている。ボランティアDNA(笑)が殆どないHARUKIからするとただただ尊敬するばかり。
この日も、「ラジオ体操でどうせ早起きするから、いいですよ~」と気軽に空港までの送り出を申し出て下さった。
いや、本当にありがとうございます。
HARUKIとみなパパさんのお付き合いは、もう4年(で、いいんだっけ?…汗)になる。 先月は、今、高3のお嬢さんにお会いした。 いつも思うのだが、ネットの日記で毎日のように暮らしぶりを知っている人にオフで会うとまったく違和感がない。だから、お嬢さんとお会いしたときもまるで中学生時代から知っているような気がした(笑)。
今回は、お宅がすごく近いということで寄り道して、ちょっと奥様と愛犬モモちゃんともちろんお嬢さんと会うことに。
日記によると「太っている」のでダイエットに励んでいるモモちゃんということだったが、実際に会うと別にデブじゃないしぃ。 とてもなつこくって、犬が苦手なHARUKIでも平気でなでなでさせてくれた。 ネコと違って、ワンちゃんはまさに子供って感じだなぁとしみじみ思う。
さらに!奥様は、お写真で拝見しているときもHARUKIと同世代とは思えないほど若く見えたのだが、実物はもっと若くてかわいいお方。
かわいい女性3人(正しくは2人と1匹)に囲まれて、みなパパさんはお幸せだなぁと思ったHARUKIであった。
みなパパさんとお別れして、いよいよチェックイン。搭乗ゲートの待合室に入ってHARUKI愕然。
おいおいおい!またポケモンジェットだよぉぉぉぉ!!
今月頭に日帰り札幌出張(涙)したときも、帰りはポケモンジェットだった。 きっと1機しかないと思われる(←ホントかぁ?)この飛行機に、二度も乗り合わせるなんて、本当にシアワセなワタクシ(涙)。
普通は乗りたくたって乗れねぇべ。←ヤケクソ
よーわからんポケモンアニメが上映され、カーテンやスッチーのエプロンやその他モロモロがみなポケモン。 いや、これがスヌーピーだったら狂喜乱舞するんだけどね。←所詮それかい!
クマはしっかりアニメを見たようだが、HARUKIは速攻で爆睡。←札幌の帰りももちろん見ていない(笑)
着陸の轟音で目が覚めるまで、たっぷり寝た。
めちゃめちゃ疲れていたHARUKIではあるが、速攻で帰宅して、午後から「志の輔らくご」を聞きに行ったなんて、口がさけても言えねぇぇぇぇ(笑)。←言ってるし とはいえ、席を見ると柏レイソルのレプリカユニを着ている人とかどっかの野球チームのメガホンを持っている人などがいた。彼らは会が終わったあとスタジアムに出かけて行くのだろう。 って考えるとどっちが先かってだけで、HARUKIとそんなに変わらないじゃん!←少なくともみなさんの行き先は大阪よりはずっと近いと思うがぁ
さらに、夜になってからは、またまたお仕事(涙)。
こうして怒涛の二日間は終わった。
こんなことしてたら、絶対寿命が縮むと思ったHARUKIであった(笑)。←周囲の人は絶対長生きするね!とおっしゃるが(爆)
2005年08月20日(土) |
清水エスパルスVSセレッソ大阪 (長居スタジアム) |
HARUKIは今、お仕事ド修羅場真っ最中、さらに言えば佳境(笑)である。
先月行ったガンバ大阪戦のときに、クマが異様に気に入ったのだが、時間が足りなくてちゃんと見られなかった大阪万博公園にある国立民族博物館。クマの民博リベンジとHARUKIのセレッソ大阪戦遠征の利害が一致して、このクソ忙しい時期に再度大阪へ行くことになっていた。
金曜日。 この日の朝の時点で「本当に大阪へ行けるのだろうか?」と正直不安だった。とりあえず今日がんばれば行けるな、とメドが立ったのは、夕方(涙)。
職場のKさんが言った。 「HARUKIさん、マジで明日大阪遠征するんですか?」 HARUKI「うう」 Kさん「よく、そんな体力ありますねぇ」 HARUKI「うううう」
はっちゃきで仕事をして、帰宅したのが深夜2時過ぎ。 朝の飛行機だったので、遅くとも家を6時半には出なければならない。 くぅーーーーーん。
荷造りして、お風呂入って、寝たのが3時半。←超スピード
(時間経過)
睡眠時間2時間のHARUKIがモノレールの大阪万博公園駅に着いたのは、朝の10時半だった。←考えただけで疲れる 試合のキックオフは、夜の7時。
ずぅえってぇぇぇ身体、もたねぇって!←自分で言わないように いや、30代前半の頃なら、このくらいのことはヘでもなかった。←マジ でもね、40代過ぎたら、こんな無謀なことは絶対やっちゃいけないって!!!(断定)←だったらするなよ!
おまけに大阪は、33度を越える猛暑。 HARUKIに「死ね!」って言ってるみたいだよなぁぁと思いながら(←だから自業自得だってば)公園内を延々歩く(涙)。
博物館に着いたのが、11時。 だからぁぁぁぁ!公園、広すぎっ!!!(激怒)←公園に罪はない
とりあえず休憩がてら、昼飯。 HARUKIはクマに言った。 「キミ、ゆっくり見たいでしょ?」 クマ「うん」 HARUKI「館内は別行動ってことで」 クマ「了解」
HARUKI的には、サラッと流して見て、少しでも早く休憩したかった。 が!!!!! 館内がめちゃめちゃ広いのである。 おまけに展示品は、うわさ通り世界各地の民衆文化を集めた、民芸品の数々。
パッと通り過ぎたいのだが、ついつい謎の色や形をした木彫の団体(笑)や見事な織物などがあるとついつい立ち止まって、しげしげ見てしまうのである。 ダメじゃん!
おまけに、話題の(笑)アフリカのお棺展。 そこには、ビール瓶やらイカやら車の形をしたド派手なお棺が飾ってあった。 なんで、こんなものを? と思ってウロウロしていると、わきの壁でアフリカのどっかの地域の首長のお葬式の模様をあたかも親戚の人が記念に撮影したかのようなレベルではあるが(汗)、ビデオで放映していた。
ふーーーん、民族衣装っていろいろあるんだなぁ。 女の人ってワンピース着ている人と上半身裸の人が平気で混じってるんだなぁ。 葬儀会場の外で、好き勝手に歌って踊ってる人がいるのかぁ。 お!教会行くのね。お棺って歩いて行列しながら運ぶのかぁ。 牧師さん(?)は、タモリみたいでありがたみなさそうだよぉ(笑)。 後ろに置いてある2台の大型バス。あれで会衆者は、あっちこっちから来たんだろうなぁ。
などなど思いながら、ついつい面白くて全編見てしまう。 後で聞いたらクマは「あまりにダラダラ長いのでちょっとしか見なかった」と言っていたが。
よーわからんが、すげーーーーーーーーーーー! 今のアフリカってすごいことになってるんだ!←おーい!
めちゃめちゃ面白かった。 っていうか、あれだけ長いビデオ放映するなら、前にイス置いておけよっ!!←普通の人は全編なんて見ないらしい
HARUKIはお棺について、理解した。 エジプトのミイラが入っていたお棺は確かすげー凝っている上に豪華だった。きっとアフリカの人は、時代の先端を行くお金のかかったお棺が好きというDNAがあるんだろう。なるほど~。←大ウソで納得しないように!
アフリカで引っかかったHARUKIは、今度は中国のところで引っかかった(涙)。 中国のどっかで(地名は忘れた)藍の絞り染を昔からやっているところがある。それに目をつけた日本人が、そこに商品を発注して藍染商品を安く売る算段を思いついたらしい。 おかげでその村は、それまで日常品として細々作っていた藍染めの布を日本からの技術や嗜好が導入された上に、「儲かる」と気付いたらしく一大産業にした。 いいんだか、悪いんだかわからんが、へーーーーーーーである。
で、最終的にあれだけ嫌がっていた民博会場見学にHARUKIが費やした時間は2時間!!! ダメじゃん!!!!!!!!!!
出口付近のイスでクマを待とうと決めたのだが、次々にやってくるお年寄りに席を譲っていたら、座るところがなくなってしまった(悲)。
そこで地下に設置されている休憩所に移動。 出来ればイスでうたた寝をしたかったのだが、そこではアフリカの民族楽器を使った劇の稽古をしている人たちがいた。
ウォーーン、ウォーーン! (セリフ)ハイエナさんは、一人でみんなを脅かした。←民話らしい カタカタ、ドンドン、カタカタ、ドンドン!
うるせぇんだよぉぉぉぉぉ!!!(涙) 殆ど寝てないんだから、頼むから寝かせてくれよぉぉぉ(号泣)。←自己都合だし
待つこと1時間。 やっとクマが現れた。
HARUKI「満足した?」 クマ「うん」
クマの手にしている和紙の小さなスケッチブックには、いっぱいイラストのようなものが。 どうも見ながら、鉛筆スケッチをしたらしい。
HARUKI「やっぱり日本は、韓国・中国の文化圏だってあらためて認識したわ」 クマ「だね」 HARUKI「アフリカは、模様が得意の国だね」(注:あらゆるものに精巧な模様が施されている) クマ「そうだね。見てよかっただろ?」 HARUKI「まぁねぇ」←素直にうんって言えよ!
これで大阪遠征の目的のひとつはやっと終了した。
だぁ、づがれだぁぁぁぁぁぁ!←お約束(笑)
午後4時。 ホテルにチェックイン。場所だけで選んだホテルだったが、古めかしいけど由緒正しそうなところで、かなり快適。 ここから長居スタジアムまでは約30分。 よーし!寝る時間があるぞ!!!!!!
シャワーを浴びたHARUKIは、そのまま爆睡した。
午後5時、クマに起こされた。 二人でレプリカユニを着て、いざ出陣!
大阪は都会なので、ド派手なオレンジのレプリカを着てたって、別に見られることもない。 もしかしたら、ジャイアンツのユニ風のものを着ていたらキケンだったかもしれないが(笑)。とりあえずエスパルスのだから、大丈夫。
と思って地下鉄に乗っていたら、えらく日焼けした青年に声をかけられた。 青年「長居に行かれるんですか?」 クマ「はい」 青年「エスパルスの応援ですね」 HARUKI「はい。あ、わかります?」 青年「ボクもサッカーやってるんで」 HARUKI「あら~」 青年「高校は、高知の明徳義塾だったんです」 HARUKI「え?アレックスのとこ?」 青年「はい。だからボク、三都主(アレックスのこと)が大好きなんです」
それから、青年は高校時代に、岡崎(滝川ニ高出身で今年エスパに入った)や岩下(鹿実出身でやはり今年エスパに入った)と対戦したことがあるとか、友人がエスパの練習生になったけど落ちてしまったとか、今は大学でサッカーをやっていることなどを話し始めた。
キラキラした大きな目、日焼けした肌、そしてサッカー選手特有の身体の細さが、まぶしいくらい。 っていうか、すげーーーーーかわいいじゃん!!!!!!!←本音 ええなぁぁぁぁ、眼福~。
とても礼儀正しい青年にクマと二人で「がんばってJリーガーになってね!」と最後に声をかけて、地下鉄を降りた。
いつもなら、スタジアムにはキックオフ1時間半前には入るのだが、HARUKIが爆睡していたために、着いたのが6時ちょっと過ぎ。
うーん、選手のウォーミングアップに間に合うかなぁぁぁぁと急ぎ足で、アウェイ側ゴール裏席を目指していると、向こうからやたらニコニコしてHARUKIたちを見つめているオヤジが歩いて来た。
オレンジのネクタイかぁ、見たことある顔だなぁぁぁと思っていると、なんと!!!!!株式会社エスパルスの社長、早川氏だったのだ。
こんな時間にオレンジユニ着て歩いている人なんてほとんどいない。遠征組みはみなさんとっくに席についているし。
そりゃ、社長にしてみればうれしいだろう。
HARUKIは思わず声をかけた。 「早川社長!」 早川氏は、さらにニコニコしながらHARUKIたちに近付いてきた。←別にそーいう意味ではなかったのだがぁ
えっと~、声はかけたものの別に言うこともないし。 こーいうときは記念写真だよな。←苦肉の策
HARUKIが、「一緒に写真とっていいですか?」というと社長は「いいですよ」と横に並んでくれた。
写真に納まってから「今日は絶対勝ちますから!」とHARUKIが言うと(←なんでHARUKIが言うかなぁ)、早川氏は「応援ありがとうございます」と言って、これまたニコニコしながら、去って行った。
へーーーーーーーーー、社長自ら遠征かぁ。 力、入ってるよなぁぁぁぁ。
あ?え?一緒に写った写真ですか? クマが撮影に失敗したのでありません(笑)。←ダメじゃん!
陸上のコースがあるのでちょっち見難いけれど、すいているし(笑)とてものどかなので、HARUKIは長居スタジアムは結構好きである。
席に入るとやっぱりすいていた。ま、しょうがないわな。 しずてつ(静岡のバス)の観光バスも2台しかいなかったし、観戦ツアーの人もあまりいないのだろう。
6時20分頃。 選手たちがピッチに現れた。 今日のエスパルスはジェジンがレッドカードで出場停止のため、FWは今年ジュビロから来た西野。 対するセレッソは、主要メンバー3人が出場停止な上に、テクニシャン西澤(笑)がケガで出場できず、選手のやりくりがかなりきついという前評判だった。
勝てるよ! いや、今日は絶対勝たないといけない試合だよ!
HARUKIは、心からそう思っていた。
午後7時、キックオフ。 右サイドは、ケガから復帰した今年マリノスから移籍してきたユキヒコ(佐藤)がスタメン。 押せ押せムードで前半25分、テウクが得点。 はっきり言ってこの状態のセレッソに対して、1点じゃいかん!もう1点取らないとぉぉぉぉ!! HARUKIの心の叫びもむなしく、1-0のまま前半終了。
後半、メンバーを変えてくるかなぁと思っていたが、ケンタ監督動かず。 うーん、うーん、うーん。 虎の子の1点、守り切るのか?
と思っていた終了間際。 守り固めのメンバーチェンジがすべて裏目に出て、1点入れられた。
ダメじゃん!!!!!!!!
結局1-1の引き分け。
ふざけるなよっ!!!!!! HARUKI激怒。 こーいう試合落としてたら、もうどのチームにも勝てないぞ!!!!!!!←負けじゃないんだけど(汗)
確かに西野はよく動いていた。でもね、ワントップのFWが1本もシュート打たなかったら点なんて入らないに決まっとるわい!!! まったくな!!!
帰り道は、もう、HARUKIとクマは不満たらたら。 クマ「なんでケースケ(太田)出さないかなぁ。試合に出ればちゃんと結果残してるのに!」 HARUKI「杉山が復帰しない限り、もうだめだね。中盤ひどすぎ」 クマ「テル(伊東)なんで出すかなぁ。後半は多少まともだったけど、前半はひどかったね。おまけに俊さん(斉藤)イエローもらっただろ?累積大丈夫なのか?」 HARUKI「次節、出場停止」 クマ「どーすんだよっ!!!!!!」 HARUKI「いっつも同じだよね。中盤が機能してないから、後ろが無理して、疲れちゃう」 クマ「勝てる試合だったよ!!!」 HARUKI「うん」 クマ「移籍したマルキーニョス、なんで出さないんだ?」 HARUKI「守備固めしたかったんでしょ。ケンタは」
もともとめちゃめちゃ疲れていたHARUKIだが、この結果は脱力以外のなにものでもない。 だぁ。
ホテルに戻って晩飯を食うと、悔しさがフツフツと湧き上がってきた。←お腹がいっぱいになると元気が出てくるヤツ(笑)
クマは、いつもなら殆ど飲まないビール飲むし。
HARUKIは思った。 今年はJ2との入れ替え戦、やっぱり覚悟だなぁ。 正直言って、もうどこにも勝てる気がしないし。 やだよぉぉぉぉぉぉぉ!!!(滝涙)
ビールのおかげで爆睡しているクマを横目に、大阪在住のHARUKIのページに来てくださっているみなパパさん(別名、しんちゃんともいう…笑)に、メールをした。 やりとりしていると、HARUKIたちのいるホテルは、みなパパさん宅のすぐ近くだという。
みなパパさんの「明日空港に送ってあげるよ」というお言葉に大喜びしたHARUKIは、深夜のサッカー番組を見てからベッドに入った。
だぁぁぁぁ、づがれだあああああああああ!!!!!←当たり前だし
2005年08月18日(木) |
鍋闘争またはタオル闘争 |
友人Nとおしゃべりをした。彼女は自宅に人を呼んで仕事をする、まぁいわば家内制手工業をやっている。
昼食なども彼女が作り、皆で一緒に食べる。←アットホーム もちろん料理を作って食べるのだから、後片付けも誰かがしなければならない。
Nさん「今、後片付け係りのSさんと鍋闘争してるの」 HARUKI「へ?」 Nさん「夏場だから、ソーメンとかおそばとかパスタとかゆでる系が増えるのよね」 HARUKI「うん」 Nさん「Sさんが鍋洗うんだけど、洗ったあとが問題」 HARUKI「なに?」 Nさん「洗った鍋って普通ふせておかない?」 HARUKI「うん」 Nさん「だって、ふせておかないと水が切れないでしょ」 HARUKI「うん」 Nさん「彼女、絶対鍋、ふせといてくれないのよぉ」 HARUKI「うん」 Nさん「だから、ずーっと水がたまってて、夜鍋を使おうと思っても水が残ってるから、また洗わなきゃいけないのよぉ」 なるほどぉ。 ま、ウチなんか洗い上げたフライパンを置いておくと、よくトト=^・・^=がなめてるけど(笑)。←論外
Nさん「あとね、台拭きん」 HARUKI「うん」 Nさん「洗っても水切りかごの脇に置いておかれちゃうから、ずーーーーーーっと湿った状態になっちゃうわけ」 HARUKI「それ、腐るね」 Nさん「腐るっていうか、雑菌が繁殖するとイヤだから、違う場所に置いておいて欲しいんだけど、絶対置いてくれないのよぉぉぉぉ!」 うーーーん。 もしかして意地の張り合いになってるのだろうか?
そういえば、以前知り合いのAさんが家政婦さんとタオル闘争をしていると言っていた。 Aさんは、タオルは柄がある方が表だと思って、手拭いかけに柄を表にしてかけておくのに、家政婦さんが「柄がある方は品質タグがついているから裏だ」と言い張って、必ず裏返す。それを日々繰り返しているという話だった。 こちらも意地の張り合いだろう。 うーーーーーーーーーーーーん(大汗)。
いずれにしても些細なことだと言ってしまえば、些細なことではあるが、気になりだしたら、すげーーーーーーーーー気になることだと思う。 同居しているわけでもないし、仕事上の人間関係でのことなのに、これだけ感情的にもつれるのだとしたら、嫁姑が同居していたら、さぞや暗ーーーーーーーーーーーーーーーーーい闘いが繰り広げられるんだろうなぁ、とつくづくと思う(滝汗)。
HARUKIは幸運なことに(笑)過去の結婚では姑と同居なぁんてコエーことはしたことがないのだが。
そういえば、クマ実家に行くとお片づけがまったく出来ない(よーするに物が捨てられない)クマを育てた母親が切り盛りしているだけあって(笑)、キッチンやダイニングルームはなかなか見ごたえがある(爆)。 もし、HARUKIが同居していたら、殆どのものを処分してしまい、それこそ大戦争になってしまうだろう。←想像するだけでコワイ
ついつい物の考え方というと、「自民党か民主党か」とか「仏教かキリスト教か」とか「科学的か非科学的か」みたいな視点で考えがちだが、やっぱり日々の暮らしの中での考え方の違い(習慣の違いというか)の方が重大。
おそらくNさんにしてもAさんにしても「自民党でも民主党でもいい。鍋は伏せておけ!または、タオルは柄のある方が表!」と思っていることだろうなぁ(笑)。←おいおい
2005年08月17日(水) |
顔がいいのが取り得(笑) |
ちょっと前にキャットシッターさんに「門番ネコっているんですよぉ」という話を聞いた。 よーするに家に入ってくる家族以外の人間には、無条件で攻撃をしかけるネコのことらしい。 ちなみにウチの3匹は、「お前ら太鼓持ちかい!」と思うくらい愛想のいいヤツラで、節操なさすぎ!!!!とHARUKIはいつも思っているのだが(笑)。
例によって修羅場中のHARUKI。 弁当を食べながら、この話になった。 HARUKI「…(略)…なんだってぇ」 Kさん「へーーーー。子猫ならいざ知らず、大人になってもそーいうコがいるんですねぇ」 Nさん「犬じゃないんだから、ちょっと信じられませんねぇ」 HARUKI「だよねぇ」 Kさん「そういえば○○さん(オタクのお嬢)ちのネコ、確かすごい凶暴って話でしたよね」 HARUKI「でも、それ子猫のときの話じゃなかったけ?」
確認すべく、調度通りがかったお嬢に声をかけた。 HARUKI「お宅のケーちゃん、まだ凶暴なの?」←おいおいおい するとお嬢は、うれしそうに言った。 お嬢「もちろんよ~」
お嬢は、そう言うと傷だらけの腕を見せてくれた。 信じられないなぁ。 だってもう3歳だろ?
お嬢「あまりに怖いから、私のいるところとケーちゃんのいるところをドアで仕切ってるんだけどね、取っ手に飛びついて、ドア開けて私の部屋に入ってくるの」←すげーーー HARUKI「ほぉ」 お嬢「私が伸びなんかしようものなら、腕に飛び掛ってくるしぃ」 と言いながら、彼女は携帯に入っているビデオを見せてくれた。
そこには、イスの上にきっちり立ったケーちゃんがまず映っていた。←どっかのレッサーパンダなんか目じゃない ケーちゃんの前に扇風機。 いきなりケーちゃんが扇風機にパンチング。 ドカッ。 扇風機倒れる。
うわぁ、すげーーーー、コエーーーーーーー。
お嬢「あまりに凶暴で、私一時期ノイローゼみたいになって、ケーちゃん殺して自分も死のうかと思ったくらいよぉ」←そこまで考えなくても 一同「……………」 お嬢「親とか友達にね、私の身になにかあったらケーちゃんのことお願いね、って言っても、誰もウンって言ってくれないし」←親しい人は正直な反応をするもの 一同「…………………」
その後、お嬢からケーちゃんが「フライパンをガス台から叩き落した話」とか「引き出しをあけて、それに乗って高いところにあるエサを食った話」とか「コンセントにかじりついて、線を噛み切って、感電している話」などなど、恐ろしい話を延々聞かされた。
Kさん「それって、小さいときにしつけなかったからじゃないですかぁ?」←正論 お嬢「そうなのよぉ、私、叱れないの」 HARUKI「なんで?」 お嬢「だって、こんな小さいコを叱るなんてかわいそう、と思うとそれだけで泣けてきて、結局叱れないのぉ」 ダメじゃん!!!
お嬢「でもね、ケーちゃん顔がいいの。性格悪いし、凶暴だし。でもね、唯一顔がいいのよ。だから、私我慢することにしたの」 うーーーーーーーーーーんと。 HARUKIがうなっているとKさんが笑いながら言った。
Kさん「“性格悪いけど顔がいいのよぉ”っていうセリフ、何度も聞いたことあるぅぅぅぅぅ」
あははははは! それ、15も年下の男と付き合ってるHARUKIと同期の女の話だよね、Kさん!(笑)
HARUKI「そーいう性格の悪そうなネコ見たいなぁ。見に行ってもいい?」 お嬢「いいわよ。でもね、ケーちゃん、外面が良くてね、獣医さんなんか行くと“おとなしくていいコだ”って、ほめられちゃうのぉ」 HARUKI「えぇ?」 お嬢「だから、きっと来て貰っても、凶暴なところはお見せ出来ないと思うわ」 HARUKI「つまんないなぁ」 お嬢「ケーちゃん、ネコかぶるの得意だからぁ」 ま、それが猫かぶりの語源だろうから、しょうがないかも(笑)。
人間一人VSネコ一匹で暮らしていると、ネコも人間のことを同類と思ってしまうのかもしれない。 上下関係のきっちりしている犬なら、なんとかしつけることも出来るのだろうけど、ネコじゃねぇ。
ま、しつけのなってない男もどーしようもないけど、ネコも手に負えないのかもなぁ(笑)。
東京では、今日の地震もすごかったが、実はHARUKIの住んでいるあたりでは昨夜の雨もすごかった。
昨夜。 修羅場突入前の準備で、HARUKIは例によって残業をしていた。会社のあるあたりではポツポツと雨が降り始めており、雷で空はチカチカと明るくなっていた。
クマが「雨がひどいからお迎えに行くよ」と連絡をくれたので、クマの到着を待ち、車で家に向かった。
HARUKIの家から北に2キロくらいのところと南に5キロくらいのところに川が流れている。 HARUKIの家はその中間に位置しているので、川からみると結構な高台にあたる。
ワイパーもきかないほどの大雨の中、家路を急いでいたのだが、途中、川を渡る道で、なにやら警報が聞こえた。
HARUKI「あれ?なに?」 クマ「川だね」 HARUKI「なんちゃら水位を越えましたってやつ?」 クマ「そうそう」 HARUKI「でも、どーすんの?」 クマ「避難に備えて、荷物の準備するとか、浸水したときのために荷物を2階に上げるとか、やることいっぱいあるだろ」 なるほどぉ。 HARUKIはそんなこと思いつきもしなかった(笑)。
雷もすげーーと思いながら、なんとか家にたどり着いた。
晩飯を食っていると、外からは何を言っているのかはわからないが、大きな音で放送がかかっていた。さらに、サイレンも。 HARUKI「見に行こうかぁ」 クマ「そーいう野次馬が災害に巻き込まれて、世間の迷惑になるんです」←正論 HARUKI「すいません」
今朝。 ちょっと用事があって実家へ行った。 すると開口一番にHARUKI母は言った。
母「昨日、すごかったらしいじゃない?」 HARUKI「へ?」 母「あら~知らないのぉ。あなたの家の近所、○○川沿いは床上浸水して、○○通りは、道路陥没だってよ」 HARUKI「うっそーーーーーー!」 そうか!そうだったのか!昨夜の騒ぎは、それだったのかぁ。 見に行けばよかった(笑)。←こらこらこら
午後、会社の喫煙所で。 築100年の家に住んでるにーちゃんに遭遇。彼はHARUKIの家のすぐそばに住んでいる。
HARUKI「昨日、すごかったらしいね」 100年にーちゃん(←すげーネーミング)「ウチの最寄り駅。駅前で車流されてましたから」 HARUKI「うっそーーーー」 100年にーちゃん「HARUKIさん家もうちも高台だから、関係なかったっすよね」 HARUKI「被害がなくて、よかったよねぇ」
そこへ、なぜか会社のすぐそばに住んでいるブランド好きにーちゃんが口をはさんできた。 ブランドにー「オレ、大損害」 100年にー「え?この辺り、雨すごかったっけ?」 ブランドにー「調度雨がひどい頃、出先にいてさぁ、雨宿り~って思ってパチンコ屋に入ったんだよ」 HARUKI「ほぉ」 ブランドにー「あっというまに5万円すりました」 一同「……………」
すると黙ってタバコを吸っていたジェフサポにーちゃん職場妻(だと思われる)のねーちゃんが言った。 ねーちゃん「それ、ちょっと濡れるの我慢してコンビニまで走って、500円の傘、買うべきでしたね」←正論 ブランドにー「……………」
地震にしても豪雨にしても、自然災害というのはいつどのようにやってくるか、わからない。
そういえばHARUKI母が「昨夜は、いつ停電してもいいように懐中電灯を持ってお風呂入って、枕元に水とろうそく準備して早寝したわよ」(←さすが!)と言っていたが、緊急事態への備えは、やっぱり大切だと思う。
大雨と雷のせいで「CSが見えないぞっ!」なんてテレビに向かって怒ってるようじゃダメだよな(爆)。←HARUKIのことだなんて口が裂けても言えないし
10日ほど前、仕事でお付き合いのあるKさん宅の16歳のネコ(人間の年齢にすると80歳くらいか?)が死んだ。 Kさんは、常時ネコをたくさん飼っており、そのコが死んでもまだ3匹のネコがいる。
そのコが死んだときに、Kさんからお知らせメールが来ていたので「思う存分悲しんでください」とお返事をしておいた。
今日。 用事があってKさんに電話した。 Kさんが「お騒がせしてすいません」と言ったので「その後いかがですか?」とHARUKIが返した途端(←呼び水になったらしい)、電話の向こうから嗚咽が聞こえ始めた。
HARUKI「今は、悲しむだけ悲しんだ方がいいですよ。無理に我慢するとかえって精神的によくないですから」 Kさん:泣いている HARUKI「こーいうことは時間がたてば、癒えますから」 Kさん:さらに泣いている HARUKI「○○ちゃん(死んだネコの名前)も、きっとKさんに飼われて幸せだったと思いますよ」 Kさん:まだまだ泣いている そうかぁ、10日くらいじゃ、まだまだ癒えないんだなぁ。
Kさんが悲しむ気持ちは、よーーーーくわかる。 でもHARUKIが何か言うたびに、泣き声がひどくなっていくので、なんだかHARUKIが泣かせているような気分に(汗)。
そこでHARUKIは少し沈黙することにした。 するとKさんは、泣きながらしゃべり始めた。
Kさん「今まで何十匹もネコの死に遭遇したけど、今回ほど悲しいのは初めてなのぉ」 HARUKI「特別なコだったんですねぇ」 Kさん:号泣
いか~ん!
Kさんは、つっかえつっかえ言った。 「まるで自分の子供を亡くした気分で……」←最後はよく聞き取れなかった
うーん。 さすがのHARUKIももらい泣きしそうに。
それから、Kさんは○○ちゃんの思い出話を延々聞かせてくれた。 へーー、そんなコだったんだぁ、知らなかったぁぁぁと思いつつ、この間、約30分。←うーんと
Kさんの気が多少済んだようだったので、仕事の話を手短にして、電話を切った。
HARUKIにとってペットロスは、これまでは他人事だったが、今となっては明日はわが身かも~というくらい切実な問題。
命あるものには、必ず終わりが来る。
頭でわかっていても感情がそれをすんなり乗り越えることは至難の業だ。
とくにKさんにとって○○ちゃんは、仕事上の問題、人間関係の問題でごちゃごちゃになってしまった、一番つらいときを一緒に過ごしてくれたコだから、特別の思い入れが生じてしまったのだろう。
悲しければ涙する。 それは人間の特権だ。
Kさんもつらいだろうけど思う存分悲しんで欲しい。 それが新しい明日につながるとHARUKIは思うから。
2005年08月14日(日) |
ナビスコカップ準々決勝 清水エスパルスVS浦和レッズ (埼玉スタジアム2002) |
はい、行って来ました埼スタ。 近かったです。高速が大渋滞だったので一般道で行ったのですが、1時間もかからなかったです。 0-1で負け。これでナビスコ準決勝進出の夢は絶たれました。 終わり。←おーい!
さすがのHARUKIもめげまくり。一応写真など撮ってきたので、箇条書き程度に解説。
いつも、浦和美園駅から行くため正面入り口は、初めて見た。 っていうか、キックオフ3時間前なのにレッズサポが佃煮のように(笑)あふれていた。すげーーーーーーーーー。 クマと一緒だったので、オレンジを着ていてもそれなりに安心。←クマは用心棒かい!←そーだよっ!(笑) アウェイ側は、正面からだと真裏なので延々歩くことに。地図を見ていたらレッズサポに声をかけられた。
オヤジ「右手から廻った方がいいですよ。左手廻りで行くと命がないかも」 一同「あはははは!」 誰もきみたちに道なんか尋ねてないんだけど!
HARUKIはレッズサポのこーいう感性は理解できない。
入りに入ったレッズサポ。エスパルスサポもそれなりに入ったが、そもそもアウェイ席が小さいので、いくら声を出したところで焼け石に水(だったと思う)。 最終的には3万人を越えたらしいけど。 レッズの新外国人、マリッチがウォーミングアップ前にエスパルスのエルシオコーチ、サントスコーチとピッチ上で延々立ち話をしていたのが印象的だった。 今日のところは、レッズの新外国人2人は脅威ではなかったけど。この先はわからんな。
今日の先発は、右サイド山本。中盤にはテル(伊東)が復活。サブはトノ(西野)、兵働、岩下、ノボリさん(澤登)ら。
はたしてどーなることやら。
ダンマクが通路に出たので、キックオフのときはこんな状態(涙)。見えないってばぁ(笑)。 ジェジンがイエロー2枚で、前半32分に退場。 はい、10人でがんばりましたエスパルス。 とくに10人になってからのテウクのがんばりは、もう涙が出そうでした(マジ)。
審判の判定に文句を言ってもしょうがないけど、それにしてもちょっと?が多い判定ばかりだった。さらに、線審が主審の判定見てから旗あげるの、やめなさい!それじゃ線審の意味ないでしょうがっ!さすがにケンタ監督が直接線審に文句を言う場面も。
ちなみに、今日もレッズの長谷部にやられた。
ずーーーーーっと、気になっていた中盤の構成力。いくら前線ががんばっても、いくらDFががんばっても中盤が機能してなかったら、だめだって。 森岡様があがってパス出ししてるんだから、そりゃ、守備は手薄になるよ。
なんとかしてくれぃ!
アウェイ側の出入り口に配備されていた、警察の機動隊。 このずらっと並んでいるのが機動隊で、対面には同じ人数の警備員がいた。 エスパサポが騒ぐと思ったのか? まさかそれはないだろう。おそらくレッズサポから私らを守ってくれていたのだろう、と思うことにした。
いつも平和な日本平スタジアムに行っているHARUKIにしてみると、正直言って、この大量の警察官って異様な風景。 スタジアムっていつからそんなキケンな場所になったんだろう。
デモをやるわけでも、座り込みをやるわけでもないんだからさ!まったくな!
正直言って、今のエスパルスの実力ではレッズに3連敗してもしょうがないと思う(涙)。 でも去年のことを思えば、よくここまでがんばっていると思う。 そうだよ!シーズン当初は、今年の目標はJ1残留だったじゃないかぁ。←そーだったっけ?(汗) ケンタ監督は3年計画で、チーム再生に取り組むんだったよね?←そーだったっけ?(汗) とりあえずここまで夢を見させてくれたことに感謝しよう!
さぁ、来週からはリーグ戦再開だ! 新外国人も入ったし、ボチボチスタメンで出始めた若い力、さらにケガが治りつつある選手たち。
強いエスパルスが再来する日まで(ってHARUKIはサポ歴が短いから知らないけど…笑)、私らもしっかり応援するから、がんばって欲しい!!
【寝場所】 ネコたちは昼間もたっぷり寝ている。←もちろん夜も寝ている 休みで1日家にいると、ネコたちの睡眠時間に否が応でも遭遇する。 普段だと、帰宅すると廊下にベターーーーーーーーと寝ているのを見るだけなのだが。
夕方。 「うわぁ、トイレ!」とHARUKIが階下へ降りて行こうとダッシュでリビングを出た。すると、階段降り始めの1段目の幅一杯にムー=^、、^=がダァと寝転がっていた。
うわぁぁ!!
ムー=^、、^=をよけようといきなり階段を踏み外しそうになるHARUKI。 その声を聞いたクマ。 「どしたの~?」←のんき HARUKI「ムー=^、、^=がぁ」 クマ「あ、寝てるだろ階段のとこ。それも段をふさぐカッコで」 HARUKI「うう」 クマ「いっつも一段目とか決めといてくれればいいけど、途中の段のときもあってさぁ、オレもよく転びそうになるよぉ」 わかったからっ!
大急ぎで階段を下りてトイレに行くと、今度はトイレのドアのまん前の廊下に、HAL=^..^=が寝ていた。 HARUKI「HAL=^..^=ちゃ~ん、どいてぇぇぇぇ!ドアあかないから!!!!!!!!」←必死 HAL=^..^=はのろのろとどいた。 だぁ。
なんでみんな邪魔なとこにいるかなぁ。
HARUKIがプンプンしながら、リビングに戻るとクマが言った。 「ネコは涼しいとこ探して寝てるから、しょうがないよ」
そんなことわかってますけどぉっ!!
【エサ】 ムー=^、、^=は口に入るものはなんでも食べるので、非常に楽なのだが、とりあえずHAL=^..^=は好き嫌いが激しい。 最近は、カリカリもかつぶしをかけてやらないと食べないのが当たり前になってきた(悲)。
一方トト=^・・^=。 あまり好き嫌いもなくいいコだったはずのトト=^・・^=が、最近エサを残すようになってきた。 うーむ。
今日もエサが残ってしまった。 HARUKI「食欲落ちてるよねぇ」 クマ「暑いからなぁ」
するとトト=^・・^=は、自分のエサは残すくせに、HAL=^..^=の残したかつぶしがけのエサを食べにやってきたのだ。 へ? トト=^・・^=、そーいうこと? まったくな!
クマ「トト=^・・^=のカリカリもかつぶしがけにしないといけないな」
HARUKI「なんでHAL=^..^=のマネするかなぁ」 クマ「そりゃ、HAL=^..^=だけエコヒイキされてるってことはいくらお人よしのトト=^・・^=でもわかるんだろう」 お人よしねぇ。
クマは言った。 「トト=^・・^=く~ん。明日からかつぶしがけにしてやるからな」
人間と同じで、ネコもこうやって贅沢になっていくんだな。 まったく!
仕事関係の知り合いのHさんと何年かぶりに会った。 なぜこんなに久しぶりかというと、修行のため山にこもっていて、やっと下山してきたからだ。
Hさんはもともとすごく科学的な人で、それこそ霊の存在などまったく信じない人だった。ところが引越し先のマンションで、えらく怖い目にあい、その後、彼女は霊障に悩み続けた。←よーするに憑依された そこで彼女は、いまや日本に数人しかいないという陰陽師(っていうか、まだそんな人がいたってことの方がHARUKIには驚きではあったが)を探し回り、やっとたずね当てた先で、除霊をしてもらった。 その後、このままではまた霊に憑依されるので、強くなるために修行をしていたのだそうだ。
HARUKIはこの手の話が嫌いではないので(汗)、話を聞かせてもらった。
Hさんが修行していたところには、「憑依されたから除霊して欲しい」とたずねてくる人がかなりいたそうだ。
Hさん「本当に霊障の人は半分くらい。あとは単に精神的におかしくなってる人だったわね」 HARUKI「はぁ」
Hさん「普通の人に言うと笑われるからあまり言わないようにしているけど、狐がついてる人って結構いるのよ」 HARUKI「へ?まったく自然がないようなこの東京でも?」 Hさん「自然のあるなしは関係ないみたい。こんな都会でもよくお稲荷さんってあるでしょ?普通の家の庭先とか」 HARUKI「はい」 Hさん「そこには必ずいるから」 HARUKI「へーそーなんですかぁ。狐のほかに動物の霊ってつくんですか?」←興味本位発言の極み(笑) Hさん「タヌキとかヘビ。あとは犬、ネコ、鳥なんかがつくんだって」 HARUKI「へーーーー」 Hさん「あと樹木ね」 HARUKI「へ?木ですか?」 Hさん「そうそう。山なんか入って桜の木とか折ってきちゃう人いるでしょ?あーいう人には、木の精霊がついちゃうんだって」
昔から日本では、すべてのものに神が宿るという考え方は確かにあった。
HARUKI「どうしたら、つかれないんですかぁ?」 Hさん「お稲荷さんなんかにお願いごとしたら、かなったらちゃんとお礼に行くこと。これが大事。あと山はご神体だから、そーいうところからむやみやたらにものをとってこないこと、ね」
HARUKIは、霊魂についての考え方は、宗教と同じで、いいとか悪いとか言えるものではないと思っている。信じている人は、信じればいいし、信じられない人は、否定すればいい。
だからHさんの発言については、「大ウソつき」とも思わないし、「その通り」と肯定もしない。 ただそーいう考え方なんだなぁと聞くだけである。
HARUKI「その後、大丈夫なんですか?体の方は?」 Hさん「おかえげさまで。ただ、まだ気というか気力が弱いから、油断するとまた憑依されるんで、ばっちりお守りで身を固めて外出してる」 と言ってHさんは、両腕にはめているブレスレットのような数珠と首からさげている金のペンダントを見せてくれた。
Hさん「これでも、海や山、川にはまだ行っちゃいけないのよ」 HARUKI「へーーーー」 Hさん「家の中も霊道には、しっかりお札貼ってあるし」 HARUKI「どこへも遊びにいけないですね」 Hさん「ま、しょうがないわね。街中に出られるようになっただけマシかなぁ。もちろん映画館なんて絶対いけないしね」 HARUKI「はぁ」 ま、言ってみれば、健康を害して外出が出来ない人と同じだと思えばわかりやすい。
そういえばと思い、今年の春頃、ウチのネコたちが見えないものに対して、フーフーカーカーいって騒いでいたときのことを話した。 するとHさんは言った。
Hさん「ネコの目って人間の目の仕組みとは違うから、私たちには見えない波動?とか見えちゃうんだって。お宅、なにかいたんじゃないの?」 ひえぇぇぇぇぇぇぇ。コエーからやめてくれぇぇぇぇ。
HARUKI「知り合いに言われて、盛り塩したんですけどぉ」 Hさん「塩は効くわね。でも外国産のはだめ。ちゃんと日本のあら塩じゃないと効かないわよ」 うーんと。 うちはアルペンザルツしかないんだった。←だめじゃん!(笑)
そんなこんなで2時間ほどおしゃべりした。
別れ際にHさんは言った。 「調度お盆だし、ご先祖様の供養するといいと思うわよ」
確かにここのところクマ家の墓参りにはしょっちゅうつき合わされていて、自分のほうには全然行ってなかったことを思い出した。
そっか~、たまには蚊にさされに行くのもいいかなぁ(笑)。
2005年08月11日(木) |
エスパルス談議~マルキーニョス入団記念~ |
【今日までの経緯】 HARUKIの応援している清水エスパルスは、去年J2降格の危機に直面したほど悲惨な状態だった。 今年になって生粋のエスパルスっ子(笑)ちびまるこちゃんにも登場する、エスパルスOBの長谷川健太が監督になった。 ケンタ監督は、Jの監督も初体験な上に、J1最年少監督。でも、去年の状態がウソのように、エスパルスはまともなサッカーをやるチームになった。
なかなか上位にはいけないが、ケンタ監督の方針のもと固い守りで、今のところリーグ内では勝ちも負けも少ない、引き分け王者!←ちょっち悲しい 去年後半から加入したチョ・ジェジン、今年から加入したチェ・テウクの韓国人FWは、かなり活躍しているのだが、いかんせん得点力が不足気味。さらに、ケガ人が多くてかなりつらい状態。
Jリーグでは外国人枠は、3人。 ジェジン、テウクのほかに、実はロジェーリオというブラジル人DFがいたのだが、ケガのため出場機会がなかったことと、一応トップの試合に出たことは出たのだが、その後使われることがなかったので帰国。
そこで、あいた外国人枠に誰が来るか?とエスパサポの間ではここのところもちきりだった。
【先週末】 HARUKI「FW取るよ、きっと」 クマ「だれ?」 HARUKI「出場機会がなくて、いきなりグレて(笑)ズビロ田舎をやめたグラウとか…」 クマ「ほぉ」 HARUKI「やっぱりズビロでお茶ひいてるチェ・ヨンス…ってことはまさかないとは思うんだけどぉ」 クマ「でもキタジ(FW北嶋)がケガして、急遽ズビロの西野、取ったんだろ?」 HARUKI「うん。でもグラウはいいと思うんだわ」 クマ「山西も今年ズビロから来たんだろ?」 HARUKI「うん」 クマ「これで、グラウ取ったら、ウチ(←エスパルスのこと)、ズビロのリサイクルボックスとか言われそうじゃないかぁぁ」←こんな面白いこと言わねぇって HARUKI「それはいやぁぁぁぁぁぁぁぁ!」 クマ「だよな」 HARUKI「市民感情的にもいかんと思うわ」←清水市民(正しくは区民)になりきっている
【今日夕方】 ジェフサポにーちゃんとエレベーターで遭遇。 ジェフにー「マルキーニョス、決まったらしいじゃないですかぁ」 HARUKI「早耳だねぇ」 HARUKIは、サッカー師匠のkammyさんからメールをもらい、数時間前に知ったとこだった。
ちなみにこのマルキーニョス。もともとヴェルディの選手で、マリノスにいたときには結構エスパルスは点を入れられていた(らしい)。 去年は、ジェフにいたのだが半年でアキレス腱断裂。チームを離れ、その後ブラジルでフットサルをやっていた。
HARUKI「去年どうだった?マルキーニョス?」 ジェフにー「なにしろ時間が短かったですからねぇ。まぁ、ブラジル人にしては我は強くないですけど、日本人よりはもちろん強い。ジェジンとかぶるとどうですかねぇ」 なんでお前がジェジンの評価してるんだよっ!!(怒)
ジェフにー「いつから出るんですか?」 HARUKI「最短で再開明け1試合目かなぁ」 ジェフにー「あせってますねぇ」 HARUKI「そりゃ、そーだよ。いまのウチには、決定力のある選手が必要だし」 ジェフにー「ジェジンがいるじゃないですかぁ」←ジェジン贔屓らしい
【夜】 喫煙所で、またジェフにーちゃんと遭遇。 実はナビスコカップでは、ジェフとズビロ磐田が同じトーナメントを闘っており、その勝者が、ウチとレッズの勝った方と準決勝で当たることになっている。ちなみにジェフはホームで磐田に3-2で勝っている。エスパはホームで0-1でレッズに負けている(注:このトーナメントはホームあんどアウェイの2試合行われ、勝ち点や得失点差で勝者が決まる)。
ジェフにー「今週末、レッズには勝ってくださいよ~」 HARUKI「うーーーーーーーーーーーーん。どうかなぁ」←弱気 ジェフにー「勝って、ウチと当たりましょうよぉぉ」←アウェイ戦もやってないのに勝ち上がる気でいる HARUKI「あんまり勝てる気がしないんだわ」←どうしても弱気 ジェフにー「だって、初戦1-0でしょ?勝てますよぉ」 あのねぇぇぇぇ、ウチは得点力を誇るジェフとは違うんだよっ!!
HARUKI「もしかして、ウチと準決やれば絶対勝てるから、決勝に行けるとか思ってない?」 ジェフにー「え?へ?」←図星だったらしい HARUKI「やだなぁぁぁ」 ジェフにー「でも、エスパルスの今シーズンの初勝利は、ウチが相手だったじゃないですかぁ」 HARUKI「うん」 ジェフにー「やなんですよ、レッズとやるの」 その気持ちはよーーーーーーーーーくわかる(笑)。
ジェフにー「日本平、ボク行きますから!」 HARUKI「ホント?」 ジェフにー「一緒に行きましょう!日本平!」 HARUKI「まぁ、私は絶対行くから、一緒に行くかねぇ」
そこへ、ジェフにーちゃんと同じ職場のねーちゃんが口をはさんできた。 ねーちゃん「どっちが勝っても、帰りのドライブつらいっすよねぇ」←正論 うわぁ。
ジェフにー「でも、もう1試合あるわけだから、そんなにツラくはないでしょう」(注:準決勝ももちろんホームあんどアウェイ2試合で決着をつける) HARUKI「まぁねぇ。でもどっちのホームが先になるかわかんないし」 っていうか、基本的なところが抜けている。
ジェフもエスパも準決勝にいけるかどうかまだ決まってないんだってば!
HARUKI「いずれにしてもそーいう話は、今週末の試合が終わってからね」 ジェフにー「ウチは勝ちますから」 はいはいはいはい、わかったよ! まったくその自信はどこから来るんだかぁ。←かなりうらやましい
【帰宅後】 HARUKI「マルキーニョス入団決定だって」 クマ「期待できるの?」 HARUKI「わかんないけど、期待するっきゃないでしょう」 クマ「………キタジまだ復帰しないのかなぁ」 HARUKI「一応練習試合には出てるよ」 クマ「アキレス腱断裂した後、本調子になるのって、そんなに簡単じゃないと思うけどなぁ」←発想が暗い HARUKI「………………」
どーしても暗くなるHARUKIとクマであった(涙)。
クマが言った。 「ま、去年の悲惨さを思えば、こんなゼータク言ってられるなんて夢みたいだよなぁ」 確かに。
クマ「オレは、誰がケガしてもいいけど(←おいおい)、俊さん(DF斉藤)だけはケガして欲しくないな。これで俊さんが出られなくなったら去年の二の舞だぞ」 うわぁぁぁ、こえーーーーーーーーーーーよーーーーーーー。 でも、どうしてそーいうこと言うかなぁ。
やっぱりいろいろ考えると暗くなるHARUKIとクマであった(号泣)。
先週、先月日記にご登場いただいた「離婚したい女」さんから、会社にFAXが来た。 「おかげさまで無事旧姓に戻ることが出来ました」
ほぉ。 打ち合わせもあったので、会うことにした。
約束の時間に待ち合わせ場所の茶店に行くと、以前の彼女からは考えられないような派手な柄のブラウスに身を包んでニコニコしたTさんが座っていた。
HARUKI「お元気そうですね」 Tさん「おかげさまで~」 HARUKI「良かったですねぇ」 Tさん「もう毎日楽しくて楽しくて、しょうがありません」
彼女の話によると、単身北海道から飛び出した彼女の元へ、ご主人が尋ねてきて話し合いをしたそうだ。 Tさん「結局5日間かかりました」 HARUKI「その間、どこで寝泊りされてたんですか?」 Tさん「彼にはホテルをとってもらって、そこで」
ただ顔をつき合わせて話すのも限界があるので、毎日のように電車に乗ってあちらこちら行きながら、徐々に話し合いをしたという。 HARUKI「なかなか、うんとは言ってくれなかったでしょう?」 Tさん「はい。彼は家をあげるから戻って来い、って言うんです」 HARUKI「へ?北海道の家ですか?」 Tさん「はい」 うーん。よーわからん。「家あげるから戻って来い」ってどーいうことなんだろう?
HARUKI「慰藉料とかは?」 Tさん「もちろんお互いにそんなものは払いません」
HARUKIは二度目の離婚のとき、最終的にお金のことで延々もめた。もちろん共同名義で建てた家をどうするか?ということもあったのだが、前夫がお金に執着するタイプだったので「離婚には応じるから、慰藉料よこせ」という話になったのだ。
このTさんのご主人は、お金でつれば彼女が戻るとでも思ったのだろうか。っていうか、そういう手段しか彼女を説得する材料を持ち合わせていなかったのだろう。 もちろん、お金で戻る妻もいるだろう。でもそういう妻だったら、自分の気持ちよりお金を重視する妻だったら、離婚騒ぎになどなっていなかっただろうし。
Tさん「一番驚いたのは、あれだけ何年も大喧嘩を続けて、私も離婚する!って何度も言っていたのに、彼はまったくそれを信じてなかったってことなんです」 HARUKI「はぁ」 Tさん「“このままずっと一緒にいられると思ってた“って言われたときは、驚きました。私の気持ちにまったく気付いてなかったんですよ」 なるほどねぇ。 えてして、ケンカのときの売り言葉に買い言葉で「離婚する」という言葉が片方から出たとしても、まさか本心ではないだろう、とついつい相手はたかをくくってしまうのだ。
Tさん「実はですねぇ、何年も前にHARUKIさんに言われた言葉が離婚決意のきっかけになりました」 へ?私?
Tさん「もし、夫が倒れたときに“シモの世話を出来ますか?”または“夫にシモの世話をしてもらえますか?”って言ったじゃないですかぁ」 ひえぇぇぇぇぇぇ。 確かにHARUKIは、相手との関係に悩んでいる人にこのたとえを使う。 よーするに何かあったときに、そこまでのことを出来るかどうか?という自分の気持ちを考えることで、相手に対しての信頼度や距離感、自分が本当に心を開いているかどうか、を判断してみよう!という問いかけなのである。 (注:ちなみに介護のお仕事をしている人には、この問いはまったく意味を成さないそうなので、ご注意ください…笑)
Tさん「あのとき、私、絶対彼のシモの世話なんて出来ないし、したくもないし、そもそもされたくない!って思ったんです」 うわぁ。 そーだったのかぁぁぁぁ。
実はHARUKIの場合、この自問自答は非常にわかりやすくて、最初の夫はもちろんだが(汗)、前夫については離婚話を始めた頃は、触られるのはもちろん、ヤツの息がかかる位の距離に近づかれるのも嫌だった(滝汗)。
Tさん「例えば相手に暴力を振るわれたとか、相手が酒乱であるとか、わかりやすい理由があればいいんでしょうけど、私の場合、そういうこともなかったので彼にはわかりにくかったみたいです」 HARUKI「なるほどねぇ」 Tさん「私にしてみれば、北海道に移住して苦労した10年間を返せ!!!!!!!って感じですよぉ」
お互いを思いやる気持ち、相手を想う気持ちがなくなってしまったとき、結婚生活は、拷問になる。 それでも結婚生活を続けなければならない環境、経済状況の人も多いだろう。そのとき、経済(お金)を重視し、自分の感情を押し殺すことが出来る人は、それはそれで結婚生活を継続できる。 それが出来るか出来ないか、で離婚するかしないかの境目になるのだ。
Tさん「やっと離婚は出来たんですけど、何かしてるときにフッと彼のことを思い出したりすることがあるんです」
そういえば、若いときに離婚していまだに再婚していない30代の某女性が「夢に前夫が出てきて、未練があるのではないか?と悩むことがある」とHARUKIに言ってきたことがある。 そのときHARUKIは答えた。
「私なんか、前夫はもちろん。その前の夫、学生時代の彼氏だって、いまだに夢に出てくるよぉ」←これはこれでいかがなものかという気はするがぁ
人間だから記憶に残っていることはたくさんある。それを思い出すのが問題だとは思わない。それより、その事実を「未練がある」と解釈することの方が問題なのではないか、とHARUKIは思う。
HARUKIはTさんに言った。 「心の痛みは時がすべて解決してくれると思います。新しい一歩を踏み出したんですから、がんばってくださいね!」 Tさん「はい!もちろんです!!」
それから、仕事の打ち合わせをして、元気にTさんは帰って行った。
もしかしたら、将来、Tさんが離婚したことを後悔する日が来るかもしれない。 でもHARUKIは思う。何もしないで後悔するより、行動してから後悔する方が、人生にとっては有意義であると。
昨日。 HARUKIとクマは夏休みを取って、清水遠征の疲れを癒すべく(笑)自宅静養をしていた。
さて、現在HARUKI家の近所では2箇所の工事が行われている。 1箇所は、幹線道路から路地に入ったすぐのところで、社宅だった建物を壊し、3階建てのビルにするもの。
こちらは直接関係はないのだが、ボーリングのおかげで家が地震状態になったり、車を出すときにいちいち業者の車をどけてもらうという程度。 とりあえず、そんなにムカつかない(笑)。
もう1箇所は、HARUKI家の脇に並んで建っているアパートのHARUKI家から見ると奥になる(離れている側)建物の解体工事。 そもそもこのアパートは、空き家になってもう何年になるだろうか(←あまり昔で覚えていない)。放置されたままツタが生え放題の幽霊廃屋になっていた。
先月頭。 虎屋の紙袋を提げたおやじが二人挨拶に来た。 オヤジ「今月半ばから解体工事をしますので」 HARUKI「どのくらいかかるのですか?」 オヤジ「1ヶ月くらいの予定です」 HARUKI「解体だけでそんなにかかるんですか?」 オヤジ「はい。申し訳ありません」
普通、大掛かりな工事をするときは、粗品を持って御近所に挨拶に廻るものだとHARUKIは思っていたのだが、この近所ではそーいう常識がなかった(汗)。だから向かいのワンルームマンションの工事のときも、奥のアパートの改築工事のときも、連絡先を書いた紙切れ1枚で挨拶は済まされていた。
それが虎屋の和菓子持参だったので、ちょっとまともかも~と思ったのが間違いだった。←菓子に弱いらしい(笑)
路地自体の道幅はそこそこあるのだが、この廃屋の敷地の間口(路地に面した部分)が異様に狭い。だから、大きな機械(?)が入らないらしくすべて手作業で行われ始めたのだ。 こりゃ、時間がかかるわな。
そもそも作業の人というのは声がでかい。 毎日、早朝にやってきては、HARUKIの枕元(寝室が1階にある)で1日の段取りの打ち合わせをする。おかげで大抵起こされる。 さらに、廃材をトラックに積み込むときに、めちゃめちゃでかい音がする。
うっとーしいから早く終わらせて欲しいなぁと思っていたのだが、なぜか業者が毎日来ない。 来たとしても、土曜日などHARUKIの知る限り、午後3時前には帰ってしまう。
ダラダラダラダラいつまでやってんだよっ!!!!!!!
ホコリもすごいので、まったく窓も開けられないし、玄関前には必ずトラックが止まっているので出入りが不自由だし。 ご近所だしお互い様だからと我慢を重ねてきたHARUKIもさすがに1ヶ月近くたってきて限界に達していた。
いい加減に終わらせろよっ!!!!!!!
夕方5時頃。 トイレから出てきたクマが言った。 「ウオッシュレットが壊れたよぉぉ」 ひえぇぇぇぇぇぇぇ、マジ?
HARUKI「どしたの?」 クマ「水が出ないんだよ」 うーーーーーーーーーーーーーん。怪しい。 HARUKIは言った。 「水道の蛇口、ひねってみてくれる?」
クマは「はーい」と言ってから叫んだ。 「水が出ないよーーー!」 やっぱりだよぉぉぉ。
いきなり虎屋の菓子(←くどい)にくっついてきた紙切れの電話番号に連絡するHARUKI。 するとすげー無愛想なオヤジが電話に出た。 オヤジ「はい」 おいおいっ!
HARUKI「○○(←HARUKIの家の番地)の○○(←HARUKIの本名)と申しますが」 オヤジ「はい」←返答に工夫がない HARUKI「今、断水してるんですけど、お宅の工事のせいじゃないかと思うのですが」
するとオヤジが別人になった。
オヤジ「あ、大変失礼致しました。申し訳ございません。ご迷惑をおかけしております。工事の最中に水道管を傷つけてしまいまして、今、水道局に修理の手配をしているところでございます。どのくらいで復旧するかわかり次第ご連絡差し上げますので。はい、ワタクシもすぐ現場に急行いたしますので、しばしお待ち下さいませ」
こーいう裏表のあるヤツって基本的に信用出来ないんだよなぁぁ。
HARUKIが外に出ると、路地中の家の人たち(アパート住人は除く)が出て来ていた。
ラブちゃん(犬)ママ「お米とごうとしたら、水が出なくてビックリよぉ」 お向かいお父さん「まったく、断水するなら、するって言ってくれないとな」
そこでHARUKIは言った。 「工事の最中に、水道管傷つけちゃったらしいです」
この一言でみなさんの怒り爆発(汗)。 お向かいお父さん「それは、ひどいな」 ラブちゃんママ「いい加減にして欲しいわ。うちなんかお向かいの工事(3階建てビル)で、もうイヤになってるのに!」←八つ当たり お向かいのお母さん「そもそもあんなとこに水道管があるのがいけないのよね」
それから一同は、なぜか、HARUKIが引っ越してくるずーーーーっと前の事件「私道を区道に変更するのに反対したOさん」の話で盛り上がってしまった。 だぁ。
立ち話をしていると蚊にさされるので(涙)、一団とは離れて工事現場を見ていたHARUKI。 作業員の一人が言った。 「水道管、浅すぎますよぉ」 へ?そーいう問題かぁ?
もう一人の若い作業員が言った。 「なんで、こんなとこに水道管が埋まってるんですかねぇ」 あのねぇぇぇぇぇ。
どうして「申し訳ありません」の一言が言えないんだよっ!!!!!!!!(激怒)
1時間後。 水道局の人たちがやってきて、水道管の付け替え工事を始めた。 たまたまHARUKI家は、お風呂に水がためてあったので、トイレ関係(汚物を流すとか手を洗うとか)はすべてそれで済ませたが、もし水がはってなかったら、緊急事態用に買っておいたミネラルウォーターで、手を洗うことになっていただろう。
断水に気付いてから、約2時間後。ようやく水が復旧した。
クマが言った。 「晩御飯これから準備するつもり。遅くなっちゃったけどいい?」 HARUKI「別にいいよ~」 クマ「せっかく腕によりをかけて作ろうと思ってたのになぁ」←ホントかぁ?(笑) HARUKI「それは、残念」 クマ「簡単にしちゃうけど、ごめんね」 HARUKI「もちろんでございます」
どうしてご近所の工事って、絶対トラブルが起きるんだろう。 すっきり、きっちり終わる工事ってないもんかなぁ。 まったくなっ!
2005年08月07日(日) |
芹沢銈介美術館と静岡食べ物探訪(笑) |
前夜、早寝したおかげで6時には目が覚めたHARUKI。←珍しい もともと朝型のクマはとっくに起きていた。 ホテルの朝食を食べることにしていたので、なんと!(笑)7時まで部屋で待機。←信じられない
せっかくだからエスパルスのスポンサーでもあるテレ静を見るべ、とテレビをつけたHARUKI。←ファンってえらいなぁ(笑) クマの「普通朝の番組は、前夜のスポーツの結果を放送するよ」という言葉を信じて待っていると(笑)スポーツ番組が始まった。
タイトルバックにエスパルスの選手の映像が流れることにまず感動。 いいなぁぁ。
さらに、アナウンサーがしゃべってる後ろのディスプレイにエスパルスの選手の集合写真が置いてある。 すげーーーー。
さらに、さらに! CMには、日本平での次の試合の宣伝がぁ。 うわぁぁぁぁぁぁ。 至れり尽くせりじゃないかぁぁぁ。
が!!!! 番組としてはまったくサッカーを扱わず、今日行われる富士山駅伝の話で終始していた(悲)。 だぁ。
7時になってレストランに下りていき、朝食をとることに。フロントで売っていた静岡新聞を購入。 静岡新聞なので、スポーツ欄も清水がメインというわけではないらしい。 一番大きな文字は「磐田、千葉に競り負け」。ちょっと小さい文字で「清水も浦和に惜敗」。 でもジュビロもエスパルスも写真はカラー。 そうだよ、これこそお地元ならではだよなぁぁぁ。
っていうか、これだけエスパルスが日常的に目に入るんだったら、もっとファンが増えていいような気がするんだけど。そういうもんじゃないのかなぁ。
部屋に戻って出かける支度。 HARUKIは持ってきていた洋服を着ていた。 あれ?クマ?また浴衣着てるけど?
HARUKI「洋服ないの?」 クマ「うん」 HARUKI「あちゃ~」 クマ「だってHARUKIちゃんが、洋服持ってくるって知らなかったし」 あのねぇぇぇぇぇ。誰が好き好んで浴衣を2日も続けて着るんだよっ! ま、クマの場合、浴衣も洋服もどちらも変わらないらしいので、良しとしよう(笑)。
今日の最初の目的地は、芹沢銈介美術館。 学生時代、美術を専攻していたHARUKIは、染織の研究室にいた。だから、独特の図柄の型染めで有名な染色家・芹沢銈介は、大好きな作家の一人。もちろん以前にもここへ足を運んだことがある。
HARUKI「美術館、まだあいてないよねぇ」 クマ「多分9時くらいからだろう」 HARUKI「じゃ、とりあえず登呂遺跡見ようかねぇ」 クマ「へ?」 HARUKI「登呂遺跡の中にあるからさぁ、美術館」
古代文明(笑)にあまり興味がないHARUKIではあるが、学校で習った「登呂遺跡」という名前は忘れたくても忘れらないほど強力にインプットされている。何しろHARUKIが子供のころは、大きな遺跡といえばこれっきゃなかったのだ。
清水を出て、静岡市内(といっても清水も静岡市なんだけど)に入り、登呂遺跡にあっという間に到着。
公園に入ると静岡市立登呂遺跡博物館なるものがでーんと建っていた。 クマが「トイレ~」と言うので(笑)、何も考えずに入館料を払い、中に入った。 朝一番だというのに、すでにお客さんがちらほらと。
1階は、「昔の生活を体験しよう」という展示で、貫頭衣を着た学芸員らしいおじさんが、道具の使い方などを説明してくれる。もちろん「体験しよう」というコーナーだから、「これで木を削ってみてください」などと言われると、ついつい皆その気になって、やってみたりする(笑)。
登呂遺跡は弥生時代の遺跡なので、米作りをしていた時代。農耕器具や弥生式土器の特徴などの説明がかなり面白かった。 2階は実際の出土品が展示されていて、1階でしっかり事前学習をすると(汗)それなりに興味深く見ることが出来る。
たっぷり古代人をやったあと(笑)、いよいよ芹沢の美術館である。 といっても博物館のお隣。
芹沢銈介の作品といってもあまりご存知ない方も多いと思うのだが、藍色の地に風という文字が絶妙にデザイン化されたのれんや座布団カバーを目にしたことはあると思う。あれが芹沢銈介の作品である。
芹沢は明治28年、静岡市生まれ。東京の高等工業学校図案科を卒業後、民芸運動の父と呼ばれる柳宗悦とともに沖縄に渡り、紅型に出会ってから、型染めを中心した染色作品を作るようになる。大胆な意匠と色合いの独特の作風は海外でも認められた。
この美術館では芹沢の作品はもちろんではあるが、工芸品の蒐集家としても有名だった芹沢のコレクションが展示されている。 HARUKIにしてみれば、展示は芹沢の作品だけでもいいのになぁ、と思うのだが、ま、それはそれ、我慢するか。←意味不明
クマは、芹沢作品を見るのは初めてだったらしく、「あー」だの「うー」だの言いながら、かなり感心していた様子。
美術館の出口のところには、有名なのれんを始め、種々の布製の商品が並んでいた。
クマが、売場の前でかたまったまま動かない。 HARUKI「どしたの?」 クマ「欲しいもんばっかりだよぉぉ」 HARUKI「あはは~だよねぇぇぇぇ」
もちろんHARUKIは、いくつかの商品を持ってはいたが、久しぶりに見たので、いろいろ欲しくなってしまう。 それから二人で、あーだこーだ言いながら、手ぬぐいやら手提げ袋やらハンカチやら買いまくったのは言うまでもない(笑)。
レジのおばさん。 「1万2千円になります」 うわぁ。
たかが木綿の安価な商品。いったいいくつ買ったんだか。コエーので考えないことにしよう(爆)。←おーい
さらに美術館のちょっと奥に、芹沢の家があった。これは東京の蒲田にあった家をこっちにもってきて、保存したもの。 もともと宮城県にあった板倉という食品貯蔵用に作られていた倉を芹沢が気に入って、移築して住まいにしていたんだそうだ。室内は、船箪笥など民芸家具を配置し、快適さを追求した芹沢の暮らしぶりを垣間見ることが出来た。
買い物疲れした(笑)二人は、公園わきにある安倍川餅の店で休憩することに。
安倍川餅は、本来、静岡市西部にある安倍川の茶屋の名物で、つきたての餅を小さくちぎって、きな粉で包んだもの。その名前は、徳川家康に献上された際、家康が命名したとする説と、それ以前から東海道を旅する人の間では、安倍川名物として評判であったため、安倍川餅と呼ばれるようになったとする説がある。(サイト語源由来辞典より引用抜粋)
その店は、よくみやげ物屋さんで見かける浮世絵風のイラストのついた安倍川餅を製造・販売している本家だったようだ。 お正月でもないのに、やわらかいお餅が食べられるなんてしあわせ~。←根が単純 実に美味でした。
そして、今回のメインエベント「静岡おでん」を目指してHARUKIとクマは登呂遺跡を後にした。
そもそも静岡おでんというのは、駄菓子屋さんで売られてはいたが、静岡の人にとってはごく普通のおでん。 そういえば東京でも駄菓子屋でもんじゃ焼きをやっていたから、それと同じ感覚ってとこだろうか。
ネットで検索した店を住所を頼りに、カーナビで探す。 静岡の繁華街のちょっちはずれをうろうろした挙げ句にみつけた水野商店。
クーラーもない店内の真ん中に、大きな鍋があった。
他にお客もいないので「いいですかぁ?」とクマと二人で鍋が埋まっている(笑)ステンレス張りの台の前に座った。
HARUKIがいきなり「黒はんぺん下さい!!!!」と言うと、どうも取材慣れしているらしい(笑)おかみさんが、いろいろと話してくれた。
静岡おでんは、牛すじと具で味が出ているので、調味料はしょう油とみりんだけだそうだ。汁の色は真っ黒なのだが、しょっぱいわけでもないし、味が濃くてからいという感じでもない。
中に入っている具は、黒はんぺん、すじ、白焼き(?)、こんにゃく、鶏皮、モツ、なると、玉子、ちくわ、さつまあげ、牛すじ等など。東京では必須アイテムのちくわぶやがんもどき、はんぺんなどは入らないらしい。 さらに、からしをつけ、青海苔とだし粉(さばぶしの削ったもの)をかけて食す。
HARUKIがずーーーーっと食べたかった黒はんぺん。 分類すると東京のつみれの仲間ではあるが、つみれよりもきめ細やかで、魚のがさがさしたかたまりも入ってない。さらに、いわゆる魚っぽい味がしない。 ほーーーー、美味しいなぁ。
おばさん「このお店は、開業して90年なんです」 HARUKI「はぁ」 おばさん「テレビも来たんです」 HARUKI「はぁ」 おばさん「お客さんはどちらから?」 HARUKI「東京からです。サッカーの試合を見に」 おばさん「エスパルスの応援ですか?」 そうだよーーーー!わかってるじゃん!!
HARUKI「はーい」 おばさん「ウチの娘が、三浦カズのおにーちゃんと小学校で同級だったんです。ご存知ですかぁ?」 HARUKI「はい」 おばさん「娘とこの間も、どーしてるかねぇって話してたんですけど」 はいはいはいはい、そーいう話ならまかせなさい!(笑)
カズと一緒ににーちゃんも神戸にいたこと。監督交代劇に巻き込まれ、ちょっとの間監督代行をしたこと、サッカー雑誌に連載コラムを持っていることなどなどを話した。
おばさん「そーだったんですかぁ。地元の私の方が知らないもんなんです」 いや、サッカーに興味がなければしらんだろう、そんなこと。
HARUKIがおばさんと話している間に、クマの食べること食べること。 おばさんがクマの食べっぷりを見て言った。
「女性でも20本食べる方もいらっしゃるんですけどね」
満腹になったのでお勘定をしてもらうことに。 っていうか、どうやって計算するんだ? ものによって値段も違うし。おばさんに断りなく、がんがん鍋から取って食べてたし。
おばさんは言った。 「串、見てください。先がとがっているのが55円。そうでないのが45円。とがってるのとそうでないのと組み合わせて100円」 へーーーー。すげーーーーーー。よく出来てること。 まるで廻るすし屋のお皿みたいだ(爆)。
まったく、クマったら、先がとがったのばっか食べてるしぃ(笑)。
おばさんにお礼を言って店を出た二人。
クマ「楽しかったね」 HARUKI「だね」 クマ「きっと東名が渋滞してる(←クマの常套句)だろうから、早く帰ろう」 HARUKI「了解!」
こうして、静岡ミニ旅行は無事終了した。
しょっちゅう行ってる静岡だけど、まだまだ楽しめそうなところはある。 サッカー遠征もこうやって、ちょっとずつでも観光を取り入れれば、また違った味わいが出ていいかもしれない。
だって負け試合のあとって、むなしくてやってられないんだもんなぁぁぁぁぁ(涙)。←本音
2005年08月06日(土) |
ナビスコカップ準々決勝 清水エスパルスVS浦和レッズ (日本平スタジアム) |
今日は、いよいよ初めての清水お泊り遠征。 実はHARUKIは仕事でもう15年位前に、お泊りで何度か清水に来たことがある。当時はまだJリーグも発足していなかったし、エスパルスもなかった(エスパルスは今年で13年目)。当時のHARUKIが、十数年後にこんなにしょっちゅう清水に来ることになるなんて、誰が予想しただろう。←占い師じゃないんだから(笑)
時の流れというのは、実に感慨深いものがある。←実につまらない前ふりだなぁ
朝。 クマが言った。 「どうするぅ?浴衣着てくぅ?」 え?マジ? そりゃ、着て行っちゃえば荷物も減るし。 ううううううう。でも、クマがこう言うってことは、着て行きたいんだろう。疲れそうだぁぁぁぁ。 「うん、着ていこう!」←HARUKIはやさしい
7時ちょっと前、清水を目指して出発。
東名高速は、お約束のように厚木まで大渋滞。 っていうか、SAで休憩を取るたびに、みなさんに見られる、見られる(汗)。 そりゃ、朝っぱらから浴衣を着たカップルなんて異様だよなぁ。 最近はオシャレ着で通るようにはなったけれど、そもそも浴衣って寝巻きだろ? うーーーーーーーーーーーーーーん。
それでも11時半過ぎには、清水に到着。 目指すは三保にある東海大学海洋博物館。←クマだまし というのは表向きで(笑)、HARUKIの本当の目的はエスパルスの練習場見学だった。
民間の駐車場に車を入れると係りのおばさんは言った。 「どちらへ?」 クマ「海洋博物館!」 HARUKI「エスパルスの練習場!」 うわぁ、同時に言わないように。
おばさん「海洋博物館は右手の船の向こう、エスパルスは左手の松林の向こう」←慣れているらしい クマ・HARUKI「はーい」
確か、練習は午前中。今からダッシュで行けば選手に会えるかも! HARUKIは、クマに有無を言わさず松林の方へ歩き出した。
ここは、いわばエスパルス村(笑)。本社があり、周囲には子供達がエスパルスのユニフォームを着て練習しているグランドがいくつかある。 本社前の駐車場をグルッと廻った奥に、エスパルスのグランドが。
HARUKIたちが到着したときには、選手たちが三々五々帰るところだった。後で知ったのだが、この日は、サテライトの練習試合があったそうで、ケガあけの杉山が、調度自転車に乗るところに遭遇。 練習(試合)を見に来たファンもまだ残っていて、サインをねだったり、帰り支度をしていた。
練習場に入ってみると、ちゃんと観客席が設置されている。 そういえば去年のシーズン終盤、負けがこんで「J2降格の危機」のときには、選手を鼓舞するダンマクが練習場に掲げられていたような。 にゃるほどぉ。
ケガあけの佐藤と「エスパ移籍か?」と噂されている来日したばかりのマルキーニョスが居残りでランニングをしていた。 マルキーニョスは、浴衣姿のHARUKIとクマがちょっと気になったようで(←そりゃ、そーだ)、走りながらじろじろとこちらを見ている(汗)。 入団が決まったのであれば、こちらも声をかえても良かったのだが、まだそれも未知数だし、とりあえず手も振らずやり過ごした(笑)。 いや、ブラジル語(ポルトガル語か?いやそれともスペイン語か?)で「がんばれ!」とか「期待してるぞ!」ってなんて言うかもわからんかったし(爆)。←もしかして「フォルサ(フォッサ)」でええんかいのぉ
炎天下で大汗をかいた二人は、その後東海大学海洋科学博物館へ。 エスパの後援会員だと入場料の割引が。←うれしい
普通の水族館は、お魚たちはただの見世物で消費されてしまう悲しい存在であることが多いのだが、ここは、ちゃんと孵化させたり、研究されたりしているらしい。 どの水槽もきれいで、中にいる魚たちもとても元気。
お魚の展示以外にも、「海の調査をどのようにするか?」という海洋調査の実際とか海底探査機「しんかい」の模型展示、水族館のバックヤード見学など、かなり充実していた。 そして、クマがめちゃめちゃ期待していたメカニマル(ロボット)の展示場。ここでは時間になるとおねーさんが出てきて、機械で出来た水の動物を泳がせたり、歩かせたりして見せてくれる。 さらに普段は触ることが出来ない、鮫などが触れるコーナーも(いわゆるふれあい水族館)。
そもそもHARUKIは、水族館はあまり得意ではないのだが、ここはかなり面白かった。
HARUKIとクマが、一回りして休憩していると機械エビのショー(笑)をやってくれたおねーさんが通りがかった。 おねーさんはいきなり言った。 「夏らしくていいですねぇ」 うわぁ。 昼日中から浴衣なんか着てるからぁ。←朝からだけど クマはニコニコしながら「でも暑いんですよぉ」とお返事。 のどかやなぁ~。
この水族館のお隣には自然史博物館がある(滝汗)。 セット入場券を買ったので、そちらにも入ることに(涙)。←なぜ泣く? HARUKIは普段だったら絶対入らないけど、ま、時間もたっぷりあるのでそちらに入場。
クマ大喜び。 なぜなら、そこは恐竜関係の展示であふれていたのだ。 もちろん模型ではあるが、たくさんの恐竜の骨格や、たくさんの化石(こっちは本物らしい)や、発掘のやり方などが丁寧に展示されいた。 恐竜というと映画「ジュラシックパーク」で見たくらいの知識しかないHARUKIではあったが、さすがに驚いた。 恐竜ってデケーーーーーーーーーんだ。へーーーーーーーー。 ちょっち感動(笑)。
たっぷり施設を堪能して、三保を後にした。
さすがにお腹がすいていたので、「清水といえば寿司だろう!」という固定観念のもと(笑)、お寿司屋さんへ。 一応決めていた店があったのだが、午後の休憩時間で入れず(涙)。 そこでエスパルスドリームプラザ内にあるすし横丁へ。 駐車場には、すでにレッズサポの赤い人たちがうろうろと(汗)。 試合は夜なのに、もう清水にご到着かぁ(滝汗)。
どこも混んでいたので、ちょっち高級そうな店(店名忘れた)で握りを頂く。 うーん、うめぇぇぇぇぇ。 これだったら、全部マグロのお寿司でも良かったかも~。
この日は調度、清水みなと祭りの総おどり(?)にぶつかっていた。宿泊を予定していたホテルがメインストリートに面していたので「午後5時半以降は通行止めで車が入れませんので、お早めにおいで下さい」とわざわざ連絡をもらっていたHARUKI。そこで、そのまま速攻でホテルにチェックイン。
だぁ、づがれだぁぁぁぁぁ。←いつものように試合前から疲れている(笑)
浴衣を脱いで汗を流すとそのまま爆睡。
午後4時半。クマが仕掛けた目覚ましで飛び起きる。 もう一度きっちり浴衣を着て、いざ出陣!!←本当は持参した洋服で一瞬行こうと思ったらしい(笑)
ホテルは、普段ならスタジアムへのシャトルバス乗り場がごく近なのに、今日は駅の東側まで行かねばならない。 ま、お祭りだからね。
バスに乗ると席はほとんど赤い人でうまっていた。 うーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーん。 オレンジの人、いないんかなぁぁぁ(涙)。
午後5時、スタジアム到着。 かなり混むことを予想していたのだが、いつものメインスタンドの席に座ることが出来た。 さらに!平和な日本平が、今日に限ってアウェイ側を隔離。←4月のレッズ戦(レッズホームの駒場スタジアムにて)でエスパサポがトラブルに巻き込まれたため ま、レッズ戦だからね。←おーい!
弁当を食べてパルちゃんショーなど見ていると、警棒を持った警備員(クマは警官だと言い張っていたが)が、何度も席を巡回してくる。 へーーーーーーーーー、日本平では初めて見たぞ、これ。 ちなみに、日立柏スタジアムでの事件(柏レイソルVS名古屋グランパスエイト)以降、味スタ(東京ヴェルディ1969VSFC東京)、万博競技場(ガンバ大阪VSセレッソ大阪)と続いて事件が起きていたので、エスパルスもかなり緊張したのだろう。 ま、レッズ戦だからね。←おいおいおい
選手のウォーミングアップが始まると同時に応援も始まる。 クマが言った。 「久しぶりだなぁぁぁぁぁ。いいなぁぁぁぁぁ。ワクワクするなぁぁぁぁ」
それにしてもレッズサポの応援のすごいこと。 人数も多いのだが、声もでかい。 まったくどこのホームかわからんぞ、こりゃ(笑)。←エコパでも思ったけど
エスパルスのFW、チェ・テウク。実は彼は東アジア選手権の韓国代表に選ばれていた。もちろん試合にもスタメンではないが出場。 そのテウクが、今日のこの試合のために、明日の日本戦を残し来日。←大丈夫なのか韓国代表の方はぁ いや、うれしいというか、ナビスコカップにかけるチーム(監督か)の強い思いが表れているというか(汗)。
一方レッズは、日本代表の三都主、田中達也、坪井が欠席。
こりゃ、勝たないといかんだろう~。
午後7時、キックオフ。 問題の中盤は、ベテランのテル(伊東)に変えて高卒ルーキーの岩下。さらにサイドはエスパルスの高校生選手山本。 ほーーーーーーーーーー。
山本がかなりいい動きをしているが、それにしてもレッズの長谷部。 すげーーいい動きをしている。三都主と田中がいないせいかどうかわからないが、とりあえずめちゃめちゃ2列目からの飛び出しがいい。 長谷部がいいのは、この前のリーグ中断前のレッズ戦を見たときから思ってはいたのだが、今日も抜群。山田と鈴木が見えないくらい(笑)いい。←よ そんちばっかりほめてもなぁ HARUKIがクマに向かって「長谷部のマークがぁぁ」「危ないよぉぉ」と何度も言っていた前半30分過ぎ。 ついに長谷部に1点入れられる。 だぁ。
ハーフタイム。 例によって喫煙所に行くとポップコーンにーちゃんと遭遇。 HARUKIが「こんばんは~!」と言うとにーちゃん、一瞬目が点。←そりゃ、そーだ にーちゃん「あれ?今日は?へ?お祭りだからですか?」 HARUKI「いいえ、趣味の浴衣」
にーちゃん絶句。そうなのだ。スタジアムに浴衣を着てくる人なんて、まずいないのだ。FC東京みたいに「浴衣デー」を設けないかぎり、そんな変わり者はまずいない。←だからなんだよ!
にーちゃんは、気を取り直したように言った。
にーちゃん「3試合連続でお会いしましたね」 HARUKI「そうだねぇ。来週の埼スタも行くの?」 にーちゃん「はい!」 HARUKI「じゃ、また来週も会うね」 にーちゃん「ですねぇ、きっと」 東京組、日参してます、エスパルスの試合(笑)。
後半。 もうパワープレイなんてものじゃない。DF森岡様を含め、殆どレッズ陣内で攻撃を仕掛け始めた。 が、レッズの闘莉王の守りが良いのでなかなかゴールに結びつかない。 だからぁ、闘莉王が待ってるとこにボール放り込んだって、いいシュートなんか打てないって。 っていうか、めちゃめちゃうまくなったなぁ闘莉王。←またよそんちほめてるし(笑)
必死の攻撃もむなしく、結局0-1で負け。 だぁ。
シャトルバスが混むので、選手に拍手もせず、速攻で席を立ったHARUKIとクマ。
クマ「悔しいよなぁ」 HARUKI「来週のアウェイでどこまでやれるか、だね」 クマ「でもレッズのサッカーなんだか汚いよな。審判も後半になってやっとファール取り出したって感じだよね」 HARUKI「岡田さん(スペシャルレフェリー)の書いた本によると“最初が肝心”なんだって。最初にきちんとファール取って、厳しくいくぞ!って審判の方針を示さないと試合は荒れちゃうんだって。それに失敗した典型みたいな試合だったね」 クマ「まったくな」
スタジアム内から、レッズの喜びの声が響いている。それを聞きながら、延々待ってようやく清水行きのシャトルバスに乗った。 すると、見たことのある顔が。東京から鹿島へのバスツアーで一緒だったおばさんだ。 HARUKIが挨拶するとおばさんは言った。 おばさん「あらぁ、浴衣なのぉ?」 まただよ。
HARUKI「趣味の浴衣です」 おばさん「あら~。来週の埼スタは行くの?」 HARUKI「行く予定です」 おばさん「私も行くから~。来週は勝ってもらわないとねぇ」 HARUKI「です、です。ところでホームでもゴール裏ですか?」 おばさん「そうよ~。だって楽しいじゃないぃぃ」 うーーーーーーーーーーんと。
HARUKIは、アウェイはゴール裏(ゴールの後ろ)に入るが、ホームでは必ずメインスタンドかバックスタンド、よーするに横から試合が見られる席に座る。 確かにゴール裏で応援しまくるのも楽しいけれど、やっぱり横から見ないと試合がいまひとつ堪能できない。ゴール裏だとパス回しや選手のポジショニングなどよく見えないし。ま、慣れればそれもわかるようにはなるのだろうけれど(ちなみオフサイドについては、まず判断不能)。
ポップコーンにーちゃんもこのおばさんも顔を合わせれば話もするけれど、まったく名前も素性もわからない。わかるのは、静岡に住んでいない人ってことだけ(笑)。 同じチームを応援しているというだけで、話が出来るんだから、なんだかすごいなぁと思ってしまう。
ホテルに戻り、シャワーを浴び、そのまま爆睡。
さぁ、明日はいよいよ静岡おでんだぞ!(笑)
そーじゃなくて!この準々決勝というのは、ホームあんどアウェイで戦い、トータルで勝った方が、準決勝に進める。 よーするにエスパルスは、次の試合で2点以上入れて、勝たないといけないのだ。 完全アウェイの埼スタ。がんばって欲しいんだけどなぁぁ。←いきなり弱気
HARUKIの家から車で15分くらいのところに阿佐ヶ谷パールセンターという商店街がある。 ここは、かなり以前から仙台の七夕を模したらしい「七夕まつり」を毎年この時期にやっている。
ここのところHARUKIやクマの着物関係のものすべてを購入している店、越後屋さん。←とりあえず名前が悪者風(笑) この越後屋さんもパールセンターにある。
先週買い物に行ったときに、店内に七夕用の飾りと思われる作りかけの人型がぶる下がっていた。ポーズはサッカーだけど。 うーん、うーん、うーん。
きっとFC東京だよな(汗)。
店主のお父さんは、本当はヴァンファーレ甲府サポらしいのだが、近所にFC東京関係のエライ人が住んでいるので、その付き合いで家族みなでFCサポをやっているかわいそうなご一家(笑)。 HARUKIたちもサッカーファンということを知っているのだが、ひいきのチーム名を絶対言わないので(っていうか言えねぇぇぇ)、彼はお商売の人らしく、しつこくは聞かないで現在に至っている。
さて、明日の日本平遠征は、夜の試合だしせっかくの夏休みだから清水に泊まる。 天気も良さそうだし、某デパートで買ったオレンジの浴衣(エスパサポと言ってないので、越後屋さんでは絶対に買えない…笑)を着ようと決めたHARUKI。当然クマも越後屋さんで作ってもらった浴衣を着る。
が、クマはいまひとつ着物関係のグッズがそろっていない上に、サイズがサイズなので、殆ど取り寄せ。 そこで、今日、先週頼んでおいた浴衣用の下着を受け取りに、越後屋さんへ。
平日だというのに、商店街はすごい人。 どの商店も、大売出し状態。店の前に台を出し食べ物を売っているところも多い。
人ごみを歩き出して、越後屋さんの前に差し掛かった。
うわぁ、やっぱりFC東京だよっ!!!!(→右写真)
店に入ると店主のお父さんは、すでにへとへと状態らしくイスに座りこけていた。かわりに二人の息子の元気な声が。
クマ「こんばんは~」 HARUKI「飾り物見に来ました」←お愛想 お父さん「うち、店の間口広いでしょ。あれだけ作らないと空間がもたないんですよぉ」 HARUKI「力作ですねぇ」←さらにお愛想 誰が、FC東京の飾り物なんか見たいかってんだよっ!!!←おいおい などとは死んでも言えず(笑)。
クマが奥さんに、取り寄せてもらった下着を出してもらっているとお父さんは言った。 「今日は、浴衣じゃないんですねぇ」 へ?私ら? そういえば、先週は落語会の帰りに寄ったので、二人で浴衣を着てたんだった。
HARUKI「さすがに暑くて…」←ただの言い訳 お父さん「そうですよねぇ、浴衣暑いですものねぇ」 でも、明日は暑かろうがなんだろうが、浴衣で日本平スタジアム行くんだもんね~、などとも言えず(笑)。
「お世話さまでしたぁ」と言いながら店を出たHARUKIとクマ。 ちょっち飾り物を見るべ、とさらに商店街をうろうろすることに。 すると他にもモリゾーとかHARUKIにはよーわからんアニメキャラの作り物も。
HARUKIは思った。
越後屋さん、お宅の作り物はすごく良く出来てます! でもなんでジャーンなんですかぁ?(笑)
明日はきっと東名も混むだろうし、早朝出発の予定。 さぁ、気合を入れて行くぞーーーー!!←決意表明らしい
HARUKIはスヌーピーマニアである。←みんな知ってるってば! 今、セブンイレブンで点数を30点集めるとスヌーピーの食器がもらえるキャンペーンをやっている。 7月は絵皿、8月はスープ皿、9月はマグカップの順。 クマと店で現物を見て「最低絵皿は欲しいよね」と7月頭に話していた。
ちなみにこの点数、何を買っても付いているわけではなくて、お弁当やケーキなどの生もの系にしかついていない。 商品のお値段によって、1点だったり4点だったりいろいろ。どうも100円で1点分になっているらしい。 以前は会社のそばにセブンがあったので、セブンのお弁当をよく買っていたのだが、その店がなくなり点数を集めるのもなかなかつらいものが。
でも、近所にセブンがなくなったとは言え、駅から会社までの道のりには「セブン」「AMPM」「サンクス」がある。 「やっぱりお弁当はセブンが一番美味しい」というご意見が多く、みなさん点数付きお弁当を買って来ていた。
そして 「HARUKIさ~ん、点数いる?」 「いるいるいるいる、下さ~い!」 の会話を繰り返しているうちに、気付くとHARUKIのデスクの上には、いつも、誰かが点数を貼っておいてくれる日々(感涙)。 多分、HARUKIの部署の周囲のみなさんには知れ渡ったのだろう。←結構恥かしい おかげで絵皿は4枚ゲット!←よーするに120点集めた←12000円分だよぉぉ←すげーーー
今日。 お隣の部署のHARUKIと同期のNくんが言った。 Nくん「HARUKIさん、今日は4点もあるよぉ」←同期なのに、なぜか“さん”付け(汗) HARUKI「ありがとう~!」 Nくん「実は買おうとしたサンドイッチの点数がはがされてて、それよけてきたんだけど」 HARUKI「ひどいことするヤツいるんだねぇぇぇ」 Nくん「そこまでして、お皿欲しいのかなぁ」 HARUKI「欲しい!!!!!!!!!その気持ちわかる!!!!」 Nくん「…………。わかりました。今後は必ずセブンで弁当買いますので」←あきれたらしい HARUKI「よろしくお願いしま~す!」
はい、会社のみなさんの愛でHARUKI生きてます(笑)。
夜。 絵皿の最期の一枚分の点数を持ってセブンへ行ったHARUKI。 HARUKIがレジに点数を貼った台紙を出した。すると、レジにいたにーちゃん二人の首がいっせいにピョコピョコ上下に動き出した。 へ?なにやってんの?
その後にーちゃんの一人が「はい、ありがとうございましたぁ」とお皿をくれた。 もしかして、もしかして、二人で点数の足し算をしていたわけ? あはははははは!
まぁねぇ、その前のお皿をもらったときは、にーちゃん電卓出して足し算してたからなぁ。それよりはマシかぁ(笑)。
お盆休みも入るし、スープ皿が何枚もらえるかわからないが(←自分で努力する気がないらしい)、最低2枚は欲しいよな。←おいおいおい
みなさん、よろしくお願いしま~す!←所詮他力本願(笑)
午後2時台のめちゃめちゃ暑い喫煙所で。
HARUKIの家のわりと近所に住んでいるバンドをやってるにーちゃん(30代後半)が言った。
バンドにーちゃん「築100年の家なんだ」 草薙にーちゃん「え?今度の家?」 HARUKI「へ?引っ越したの?」 バンドにー「はい、前のマンションから徒歩2分くらいのとこですけど」 草薙にー「借家?」 バンドにー「もちろんだよぉ」
バンドにーちゃんが言うには、その家は平屋で80平米あり、庭も30平米あるという。
沖縄にーちゃん「出ない?これ?」 もちろん沖縄にーちゃんの手は、幽霊ポーズ。←おーい!
バンドにー「大丈夫だと思うけど、それよりさぁ、天袋のその奥にある棚から、日の丸が出てきたんだよ」 HARUKI「ほーー」 バンドにー「旗と金の玉、それが入ってた立派な箱には“休日には旗を掲げるように”っていう張り紙がしてあって、すごい年代物なんだよ」 HARUKI「それ、戦前のだね」 バンドのにー「ですねぇ」 HARUKI「もしかしたら、地面掘ると、なんか出てくるかも」 バンドにー「そうですねぇ」
そこへ、もうすぐ定年のちょっちエライ人が登場。 話を途中から聞いていたらしく、いきなり口を挟んできた。
オヤジ「そこ、絶対なんか埋まってるよ」 バンドにー「そうですかぁ?」 オヤジ「戦争中、貴重品は甕に入れて埋めてたっていうからなぁ」 草薙にー「隠したってことですか?」 HARUKI「まぁねぇ。当時は金(属)類はすべてお国に供出する義務があったし、万が一本土決戦になったら、敵国に大事なものを取られたら嫌だからって、隠してた人いただろうしなぁ」 沖縄にー「掘りましょうよ」 うわぁ。
沖縄にー「オレ、ダウジングやってる知り合いいますけど」 (注:ダウジング…木や竹、金属で出来た棒や、振り子などを使って、ものを探すこと。と言っても、いわば超能力で探すみたいな感じ(汗)。大昔から水脈や油田、温泉などをみつけるのに用いられた) バンドにー「へーー」 HARUKI「水道局にお勤めの人?」←水道局で、埋まっている水道管を探すのに使っているという話をHARUKIは聞いたことがある 沖縄にー「いや、民間人。でも彼のダウンジングの力で、なくなったバイクがみつかったんです」 HARUKI「へーーーーーーーー。ダウジングって水脈探しだけじゃないんだ」 沖縄にー「みたいです」 草薙にー「頼むか?」←そこそこマジ 沖縄にー「でも、その人に頼むと金かかるんですよ」 ダウジングを商売にしてるヤツかいっ!
HARUKI「でも万が一何か出てきても、大家さんのものだからなぁ」←結構マジ バンドにー「いやぁ、どーしようかなぁ」←マジで悩むなよ オヤジ「なんか出てくるかもしれないぞぉ」←煽る煽る
沖縄にー「でも、暑くて掘るのやだなぁ」←おいおい 草薙にー「涼しくなったらやりますか」←おーい! HARUKI「ウチはいつでもいいよ。連絡くれれば、近いからすぐ行けるし」←こらこら オヤジ「楽しみだな」←とどめ バンドにー「……………」←異様に盛り上がっているのでビビッているらしい
結構な長話になってしまい、一同大汗をかき出した(爆)。
オヤジ「さ、仕事に戻るかな」 一同「はーい」
ま、掘ったところで何もないとは思うけれど、宝探しの話というのは、非常に夢を誘う。
バンドにーちゃ~ん、声かけてくれれば怪力クマ連れて行くからねぇぇぇぇ(笑)。←結局まだ言ってるし
昨日、HARUKIをスタジアムまでお迎えに来たクマの第一声は 「大変なことになってさぁ」 だった。
クマの場合、本当に大変なことは(「お父さんが倒れた」とか「異動先がやっと決まったけどすげーー遠いとか」)まったく騒がない。 HARUKI的にはどーでもいいことが、大抵大騒ぎになる。
HARUKI「どしたの?」←一応興味深げに聞いてあげる クマ「ストックしてあった缶詰が破裂した」 うわぁぁぁぁ。 それ、マジで大変だわ。
HARUKI「え?大丈夫?ネコたちケガしなかった?」←所詮心配なのはネコらしい クマ「いや、目の前で破裂したわけじゃなくて」 HARUKI「うん」 クマ「出掛けにみつ豆の缶詰食べようと思って、缶詰の入ってる箱をごそごそ探したら、黒~い液体がぽたーり、ぽたーりってたれててさぁ」 なぁんだ。 目の前で轟音とともに爆発したわけじゃないのね。 まったく脅かすなよ!
HARUKI「ふーん」←いきなり興味をなくしたらしい クマ「ほら、安売り外国食品店で買ったモモ缶が裂けてた」 HARUKI「へーーー、全然気付かなかったわ」 クマ「でも缶詰の缶が裂けるって異常だよ」 HARUKI「そーだねぇ」 クマ「アフリカ産の缶詰だったんだよ」 HARUKI「ふ-ん」 クマ「そこらじゅう蜜がたれてるから、掃除してさぁ」 HARUKI「お疲れ様でしたぁぁぁ」 クマ「缶詰って長持ちするから意味があるのであって、缶が裂けたら問題だよ」 HARUKI「製造過程に問題があるんでしょ、きっと」←すでに投げやり
昨夜。 だらしのない日本代表のサッカーを見ながら、缶詰ストックの棚をチェックしたHARUKI。
いや~、これ、いつの缶詰だかぁぁぁの嵐(滝汗)。
クマ「このパスタソースは?」 HARUKI「とっくに10年越えてるわ。それ生協のでしょ?」 クマ「うん。HARUKIちゃんが生協やってたなんて知らなかったよ」 HARUKI「私も知らなかった」←おーい! クマ「え?」 HARUKI「いやいや、最初の結婚のときには入ってたからさぁ」 クマ「それっていつのこと?」 HARUKI「20年前」 クマ「捨てましょう」
こうして軽~く10年越えの種々の缶詰(恐)がスーパーのビニール袋いっぱいに(大汗)。
おかげで棚がすいたこと(笑)。
缶詰類を入れていた収納用のダンボール製の箱もベタベタになっていたのですべて処分。 はぁぁぁぁぁ。
クマが言った。 「あれ?カニ缶は?」 HARUKI「え?10年越えてたから捨てる袋に入れたけど」←大事にし過ぎて食べるのを忘れたらしい クマ「オレ食べるから」 HARUKI「こんなもんで当たったら目も当てられないよ」 クマ「大丈夫だってば」
おかげで命拾いしたカニ缶がひとつ。 クマ~、わたしゃ、食べないからねぇぇぇ。 当たっても知らないよぉぉぉ。
クマが言った。 「缶詰は10年ものが美味しいんだよ」 うそつけーーーーーーーーーー!!
便利だからと買ってある缶詰も、このご時世、非常用以外はいらないかもなぁとちょっと思った今日のHARUKIだった。 はぁ。
Mikan HARUKI
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