HARUKI’s angry diary
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2005年07月31日(日) |
JFL後期第5節 横河武蔵野FC VSデンソー(多摩市陸上競技場) |
現在の日本のサッカー界は、大雑把にいうと J1リーグ→J2リーグ→日本フットボールリーグ(JFL)→地域リーグ→都道府県リーグ という構成になっている。
J1がトップリーグで、J1で成績が悪いとJ2の上位と入れ替えが行われる。今年はJ1のチーム数が2チーム増えたため、自動的にJ2から2チーム昇格、チーム数が減った分、JFLから上位2チーム(話題のザスパ草津と徳島ヴォルティス)がJ2に昇格した。 もともとJFLというのは、企業チーム、大学チームなどいろんな形のチームが混在しており、アマチュアリーグの中のトップリーグということになっている。
ちなみに、徳島ヴォルティスはJFL時代は、大塚製薬だったが、Jリーグの規定により企業名はチーム名として使えないので、改名したのである。
さて、今日HARUKIが見に行った試合、この横河武蔵野FCというチームはかなり歴史が古く、元々は東京の武蔵野にある横河電機という会社のチームであった。それが一昨年クラブチームとして独立して現在に至っている。 デンソーの方は、愛知県にある自動車部品を作っている企業のチーム。
昼前。 待っていた無農薬野菜が届かない上に、クマが昨日に引き続き疲れてダレ~~としていたので、クマを置いてHARUKI一人で、試合を見に行くことに。
ところでこの多摩市陸上競技場って、いったいどこにあるんだ?
一応ネットで調べられるだけ調べたのだが、よーわからん。 最寄り駅の京王線の永山という駅までは、なんとかたどり着いたHARUKI。 うーんと。 行き方を見ると「諏訪4丁目行きのバスに乗れ」とあるのだが、そもそもそのバスが1時間に3本しかない。キックオフまであと40分しかないのに、ここで15分以上も待っていたら間にあうのだろうか?すげーー不安。 そこで佃煮みたいに駅構内にたくさんいるタクシーに乗ることにした。
「多摩市陸上競技場までお願いします」
それから緑あふれる郊外の道を走り(どうも山をひとつ越したらしい)、いったいここはなに?とHARUKIが呆然としている所で運転手さんに「着きました」と言われた。 へ?どこ?ただのだだっ広い道だけど、ここ? 見ると「武道場入り口」という看板が。
HARUKI「すいません、どこですか?」 運転手さん「武道場を過ぎて、階段上がったところです」 HARUKI「ありがとうございます。ところで、私、帰りはどーしたらいいと思います?」←おいおいおい なにしろ民家も商店もまったくないところ。もちろん郊外だから、流しているタクシーもいない。
運転手さん「バスはありますが、1時間に1本ですから、タクシーを呼ばれた方が」 ひえぇぇぇぇぇ。 領収書をもらい、「そこにある会社の番号に電話を下さい」と運転手さんに言われてちょっと安心したHARUKIは、やっと車を降りた。
横河武蔵野のホームページには「駐車場がないから車で来ないでね」としっかり書いてあったが、はっきり言ってここじゃ、車以外じゃ来れないと思うけど!!まったくな!!
スタジアムは、見たところ、かなりこじんまりした感じ。
午後1時半。 入場券1枚1000円なり、を購入して中に入った。 まったくこの夏の真っ盛り、昼の一番暑い時間に試合なんかやるなよぉと思ったのだが、まともな照明設備も見当たらないし、しょうがないのかなぁとちょっち納得(汗)。 でもさすがに周囲に緑が多いせいか(緑しかないというか)、吹いてくる風は涼しくて、かなり気持ちがいい。
ネットの情報によると売店はないので、調達してから行くように、ということだったので、駅の自販機でペットボトルを買っていったのだが、どうも今日の試合は、飲み物だけは売ることにしたようだった。 でもなぜか(笑)グッズは充実しており、HARUKIは、ブルーと黄色のタオルマフラー(仙台の色と一緒やぁ)だけ購入して、席に着いた。
と言っても席(ベンチ)があるのは、メインスタンド側だけで、あとは全部芝生。レジャーシートも持っていたので、混んでいたら場所を移ろうかと思っていたが、ガラガラなのでメインのど真ん中の前目の席に座った。
とりあえず喫煙所行くべ。 と喫煙所に行ったHARUKI。オレンジ色のTシャツを着た35~6才くらいのねーちゃんに「火を貸してください」と声をかけられた。 こーいうときに役立つジッポ(笑)。結構な風が吹いていてもしっかり火がつくからエライ! ねーちゃんはいきなり言った。 「横河の応援ですか?」 実はHARUKIは、買ったばかりの青黄色タオルを首からかけていたのだ。
「はい、一応。でもJFLは初めて観戦なんです。普段はJ1の試合ばかり見ているので」 ねーちゃん「どちらのチームの?」 ひえぇぇぇぇ、こんなとこで言うんかい! HARUKI「清水です」 ねーちゃん「そうですかぁ。ようこそ!JFLへ!!でも、私も甲府サポなんですけどね」 だから、なんだよっ! HARUKI「はぁ」 ねーちゃん「今日は、ベストメンバーなのでいい試合になると思います」 HARUKI「はぁ」
席にもどり買ったパンフレットなど読んでいると選手がウオーミングアップに登場。 なんと! 愛知から来たのかどうかはわからないが、アウェイ側(といってもメインスタンドね)から選手コールするにーちゃん2人(特定できるところがこわい)の声と拍手が。 ほーー。
横河側は、まだ人がぞろぞろ入ってきてる状態。 周囲の席はガンガン埋まっていくのだが、どうも横河関係者と選手の関係者ばかりの感じ(大汗)。
午後2時キックオフ。 横河はブルー、デンソーはシロユニ。 気付いたら前2列とHARUKIの横は、選手の家族とその取り巻きだったようで、みなさん酒盛りを始めた。 その選手がボールを持つといきなり「○○~!!」「××~!!」と声が上がるのだが、それ以外のときは、みなさん野球の話やら釣りの話で盛り上がっている。 うーーーーーーん(滝汗)。 挙げ句の果ては「お母さん、オフサイドわかるようになった?」「教えてやるから覚えなさい」などと声がかかったり(冷や汗)。
もしかして、もしかしたらHARUKIったら場違いなところに来てしまったのだろうか?(笑)←席が悪かったらしい
一方、試合の方は観客のこんな有様とは裏腹に(笑)、かなり面白い展開だった。 横河は、それなりにパスサッカーを目指しているようで(汗)、DFはラインで守っているし、ボールもうまくまわるとサイドから上手にゴール前にセンタリングが上がる。 が、いかんせん決定力がぁ。←どっかのチームみたいだし(笑)
かなり攻め込んでいたが、0-0のまま前半終了。
ハーフタイムに喫煙所に行くと、またオレンジねーちゃんと遭遇。 おねーちゃんはHARUKIの方に寄ってきた。 ねーちゃん「どうでした?」 HARUKI「大変面白い試合で楽しいです」 ねーちゃん「良かったぁぁぁぁぁ。また次も来てくださいね」 HARUKI「はぁ」
横河の方には、チアリーダーがおり、試合前も選手紹介のときにウロウロしていた(笑)のだが、ハーフタイム時には「ショー」ということでなにやら曲に合わせて踊っていた。
前の列のおやじが叫んだ。 「これが楽しみでオレは来てるんだよ~!」 おやじ、手振る振る。
……………………。
いや、別にかまいませんがぁ。 もう少し人数が多いといいですねぇ(笑)。
後半。 デンソーの方は、前半とは別チームかと見まがうくらい、いい動きをし始めた。すべてのプレーのスピードが上がったのだ。 だからぁ、前半こっちに流れが来てるときに、点取っておかないとぉ。←またどっかのチームみたいだし(笑)
カウンターをくらいまくり、防戦一方の横河ではあったが、なんとか攻撃チャンスも。 酒盛りの一団も、さすがに試合から目が離せなくなったようで(笑)、それなりに応援。
すると今度は後方の席から親子の会話が。 母「ね、あーいうときは前に走らないといけないのよ」 子供「ふーん」 母「ね、ボールを持ってる人がゴールの前に行っちゃったら困るでしょ」 子供「うん」 母「○○ちゃんも出来るわね」 子供「わかんなーい」 うわぁ。 現場で指導ですかぁ。お母さんも大変だわ(笑)。
結局、0-0で試合終了。 酒盛りの一団のオヤジたちが口々に言った。 「今日の試合は、面白かったな」 ほーーーーーー。 いや、確かに面白かったけど。
さぁて帰ろう、とスタジアムを出て、バス停の前でHARUKI愕然。 マジっすかぁ?これ? 確かにバスは1時間に1本しかない。それもあと45分待たないと来ないのだ(号泣)。 しょうがないので、タクシーを呼ぶことに。 ま、1000円弱の距離だから我慢するべ。
そこへHARUKIと同じようにバスの時刻表を見て愕然としているおばさん発見。 HARUKIは声をかけた。 「私、タクシー呼びましたから、駅までご一緒しませんか?」 おばさん「え?いいんですか?」 HARUKI「もちろんです」
ほんの5分もしないうちにタクシーが来た。 おばさん「横河の試合はしょっちゅういらっしゃるんですか?」 HARUKI「初めてです」 おばさん「私もなんです」 HARUKI「普段はJ1の試合を見ているので」 おばさん「どちらですか?」 うわぁ、まただよぉぉ! なんで、なんでみんな聞くかなぁ。 HARUKIが口ごもっているとおばさんは言った。
おばさん「私、普段味スタでFC東京の応援をしているのですが、お店に来ているお客さんが横河の関係者さんなので、一度は見に来ないと、と思って来たんです」 へ?このおばさんの店? うーーーーーーーーーーーーんと、どうみても飲み屋のママというより定食屋のおかみさんだけどぉ(笑)。←おいおい HARUKI「そうですかぁ」 おばさん「失礼ですが、どちらの応援をされてるんですか?」 ひえぇぇぇぇぇ、どーしても言わせたいんかいっ!
HARUKI「清水です」 おばさん「あら!!」 えぇぇぇぇぇ、またかい! さっきのオレンジねーちゃんも、「清水と甲府は縁が深いからどーのこーの」と清水の前々の監督大木さんの話(その後甲府の監督になった)とか移籍した選手の話とか延々聞かされたんだよなぁ。
おばさん「息子が今年から清水の学校に通ってるんで、あちらに下宿してるんです」 ほぉ。 っていうか、さすがサッカー所清水だよなぁ。
HARUKI「それなら、是非、日本平スタジアムへおいでください。あそこはいいスタジアムですよ~」 おばさん「そうみたいですねぇ」 HARUKI「息子さんのご様子を見がてら」
するとおばさんは小さな声で言った。 「ウチの息子、野球やってるんです」 うわぁ。 そっか清水って野球も強いんだったか(汗)。
駅について、割り勘にするしないで譲り合った結果、最終的に20円ほど儲けてしまったHARUKI(笑)。すいませ~ん。
おばさんは言った。 「日本平でお会いしたいですね!」 HARUKIは一応お愛想で「そうですね」とは答えておいたが、あそこの観客数は桁が違うから会えないと思うけどなぁ。味スタ行ってりゃ、わかるだろうが!(笑)←きっとそんなに行ってないんだろう
ちなみに今日の観客数は、273人だったし。←あまり少なくて覚えてしまった(笑)
ふとバッグの中を見ると携帯が、チカチカ光っている。 はい? 見るとクマからのメールと着信がぁ。 へ?
大急ぎでクマに電話。 「公園の駐車場に車入れてるけど、今どこ?」 うっそーーーー。
HARUKI「永山の駅」 クマ「じゃ、すぐ行きま~す」 こんなことならスタジアムで気付くべきだった。ショック!
お迎えに来てくれたクマの車に乗ったHARUKI。 ありがと~。
クマ「あの地図いんちきでさぁ、まったくスタジアムの場所わからなくてさぁ、ぐるぐる周囲を何周も廻っちゃったよぉ」 HARUKI「カーナビも出ないの?」 クマ「うん。だから歩いているおじいちゃんに“競技場はどこですか?”って聞いたら教えてくれて、“試合やってますか?”って言ったら“やってます”って言うから、大喜びで行ったら、そこ野球場だった」 HARUKI「だはははははは!」 クマ「年寄りに聞いたのが敗因だったね」 っていうか、迎えに来るならもっと早く知らせろよ!
クマ「駐車場でね、ウチの車の横に、ウチのと大差ない大きさのマイクロバスがおいてあってさ」 HARUKI「うん」 クマ「黄色と青にペイントしてあって、エンブレムがかいてあってさ、どーみてもあれ横河の選手バスだと思うんだ」 HARUKI「へーーー」 クマ「ただのマイクロだよ。ウチのと大差ない大きさだよ」 HARUKI「専用のマイクロがあるだけマシなんじゃないか?所詮アマチュアだから」 クマ「へーーー、そーいうもんかぁ」 HARUKI「そーだよ。ほら、カズがさぁ、J2行って、練習場は市営グランドだから100円のコインシャワー使ってるって話題になってるじゃん」 クマ「まぁなぁ」
普段、派手なJ1を見慣れているとすべての点でかなり差を感じるが(汗)、でもアットホームな雰囲気と選手の「サッカーが好きだからこそ、プレーしてるんだ」という気持ちがひしひしと伝わってくるのが、とても新鮮だった。
ちょっち気に入った選手も出来たし、また横河武蔵野の試合を見に行ってもいいかも~と思った今日のHARUKIだった。
2005年07月30日(土) |
ウーヒー先生の正直発言(笑) |
久しぶりにサッカー観戦のない週末。 クマはいとこの結婚式に出席とかで、早朝からお出かけ。
うーん、どーしよーかなぁぁぁ。 J2の試合は、ま、おいといて(笑)、JFLの試合も東京近郊だと明日開催だし。←サッカー観戦以外のこと考えろよっ!
そうだ!整体行こう!
いきなり思いついたHARUKIは、ウーヒー先生(中国人の気功士)に電話。 「午後4時ならあいてます」 うわぁ、あと30分だよ! 大急ぎで支度をして、ダッシュで向かった。
ウーヒー先生の治療院まで急ぎ足で歩いて約15分かかる。 大汗をかいて、なんとか間にあった。
HARUKIが汗をふいていると先生は言った。 「シャワー浴びたみたいですね」 ぐ。
HARUKI「デブだと普通の人より、暑いんですぅ」 ウーヒー先生「HARUKIさん、デブじゃありませんよ。ただ顔が大きいだけです」 うわぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ。
そりゃ、そーだけど。自分でも十分わかってるけどね、でもね、面と向かって言われるとビビるんだよ!
修羅場明けのせいか、かなり首や肩が凝っていて、ツボを押されるたびにすげーー痛い。 HARUKIが「痛い!痛い!痛い!!!」と叫んでいると先生は言った。
「大丈夫。骨は折れないから」 あのねぇぇぇぇぇぇぇ! まったくぅ。
治療をしながらウーヒー先生は言った。 「毎日、1日中、この治療院にこもってるんです、私」
HARUKI「え?だって休みの日があるでしょ?」 ウーヒー先生「ありますよ。休みの日は、出かけます」 HARUKI「じゃ、いいじゃない。仕事なんだから、しょうがないでしょ」←みもふたもない ウーヒー先生「でも、ですね…」 HARUKI「普通、仕事って、外回りでなければ会社内に1日中いるのって、当たり前だよ」←追い討ち←顔デカ発言の仕返しらしい ウーヒー先生「……………」
たっぷりマッサージをしてもらい、気を入れてもらって、元気になったHARUKI、帰宅。
すると披露宴から帰宅したクマが、グッタリ疲れて寝ていた。
HARUKI「ただいま~。ウーヒー先生のとこ行って来た」 クマ「お~か~え~り~」 HARUKI「キミも行ってくれば?」 クマ「疲れすぎてるから、マッサージ受ける体力ないや」 おやおやおや。
HARUKI「ウーヒー先生に顔がデカイって言われたよぉ」 クマ「あの先生、容赦ないからなぁ」 HARUKI「うん」 クマ「オレなんか、しみじみ顔眺めながら“○○さん(クマの本名)、本当に顔がクマに似てますね”って言われたもん」 HARUKI「だははははは!」 クマ「鼻から口、アゴにかけてのでっぱり具合がクマそのものなんだって」 HARUKI「ひぃひぃひぃ」←笑っているらしい クマ「あれだけ正直なものいいしてて、お客さんがいっぱいなんだから、やっぱり腕はいいんだよな」 HARUKI「だね」
さぁ、明日は日曜日。 もう1日休みだな。 どこ行こうかなぁぁぁ。←だから体を休めろよっ!
今日、仕事関係の知り合いMさん(♀56歳)と2年ぶり(!)に会った。 彼女は、今年大学を出た息子と今年高校に入った双子の息子、計3人の子供をかかえて必死に仕事をしてきたキャリアウーマン。
HARUKI「お元気そうですねぇ」 Mさん「やっと今年の春、離婚出来たのよぉ」 HARUKI「良かったですねぇ、おめでとうございます!」←おいおいおい Mさん「ありがとう~。長い道のりだったわぁ」
実はこのMさんの別れた夫は、一応絵描きさんというふれこみ(汗)なのだが、もちろん絵では食べていけないので、警備員のバイトなどしながら、Mさんに養ってもらっている状態だった。 もっと言うと、完全に酒乱で(滝汗)、アルコールが入るとMさんに暴力を振るうので、Mさんは非常に悩んでいた。
「家を追い出したくてもヤツは行くところがないから、絶対出て行かないのよぉ」という話をもう何年も前から、HARUKIはMさんに聞いていた。
HARUKI「きっかけは?」 Mさん「表向きは、下の子たちが高校に入ったから、潮時ってことになってるけど、多分女が出来たのね」 なるほど~。←納得しないように!
ちなみにこのご主人は、おじいちゃんがロシア人でいわゆるクォーター。HARUKIもかなり前に一度会ったことがあるのだが、がたいもいいし、それなりにイイ男だった(笑)。ただ、Mさんより年上だから、おそらくもう60歳になっているのではないかと思う。
Mさん「半年くらい前から、“カラオケ行く”だの“パチンコ行く”だの言って、夜しょっちゅう家をあけていたから、あの頃から女がいたんだと思うわ」 HARUKI「はぁ」 Mさん「ついにその女と一緒に住めることになったんじゃないの?」 いや、さっぱりしているというか、なんというか。
HARUKI「養育費はもらわないんですか?」 Mさん「もらえるわけないじゃない。稼ぎが殆どないんだから」 HARUKI「はぁ」 Mさん「ヤツの食い扶持分が減っただけでもこっちは助かるわよ」 うーんと(汗)。 彼女がマジで離婚したがっていたのは、知っていたので驚く話でもないのだが、ご主人は本当にお荷物になっていたようだ。
Mさん「お姑さんの最期も看取ったし、もういいでしょ?開放してよね!」 って、言ってやったわよ。 すげーーー。
さらにMさんは言った。 「私が子供達の面倒見るわけだから、親権は当然私が取ったんだけど、協議離婚なのにすんなり認めてくれなくて、家裁に申請して、認めてもらうまでに2ヶ月もかかったんだから!まったくお役所って頭に来るわよね!!」
まぁ、法律というものは、稼ぐのは当然男だし、家制度的にも男が家を継ぐという発想がある。だから、女親が親権を持つということは、イレギュラーなこととして処理されてしまうのだろう。
HARUKI「子供との面会についての取り決めはしたんですか?」 Mさん「“お好きにどーぞ!”って言っておいたんだけどね、子供の方が会いたがらないのよぉ」 HARUKI「はぁ」 Mさん「だって、離婚話が大詰めに入った頃にね、息子たちから“まだ、出て行かないのか?”って、しょっちゅう言われてたくらいでさぁ」 ほーーーーーーーーーー。 一緒に暮らしててここまで嫌われてる父親っていうのも、ちょっとすごいものがあるかも。
HARUKI「これで、すっきりしましたねぇ」 Mさん「おかげさまで~。これからは私の人生楽しむから!って子供たちにも宣言出来たし」 いや、天晴れ!
HARUKIとの打ち合わせが終わると、「これからまだ行く所があるから~」と言って、彼女は実に元気そうに帰って行った。
Mさんの場合、世間で言うところの、いわゆる、熟年離婚なのだが、HARUKIはちょっち引っかかることが(笑)。
お荷物だったダンナと離婚出来てストレスもなくなり、きっと毎日楽しく暮らしているのだろう。
でもね、そのシースルーのブラウス(下にレース付きのタンクトップを着ていた)。今までそんな服着てるの見たことなかったけど(笑)。 以前は黒か紺の地味ぃなブラウスに、ざんばら髪だったのになぁ(滝汗)。 なんで白髪全部染めて、きれいに結ってるのかなぁ(爆)。
「離婚の陰に別の相手あり」
きっとそうに違いないと密かに確信した今日のHARUKIだった(笑)。←こらこらこら
今日は土用の丑の日である。 なんでこんな日があるかというと
話は江戸時代。あるうなぎ屋さんが夏場になると客足が途絶えてしまうことを「平賀源内」に相談します。そこで平賀源内は「本日土用の丑の日」と書かれた看板を出すよう提案。夏ばてにはうなぎがよいということを告知して、お客を呼び込む広告を出したのです。看板(広告)はずばり的中!うなぎ屋さんは大繁盛したといいます。その後、次第に同じような看板を多くのうなぎ屋さんが使い、日本の習慣になっていったといわれています。(ウエブサイトlifetalkより引用抜粋)
なんだそうだ。 日頃からうなぎ好きのHARUKIとクマ。うなぎに関しては(いや“も”だな…笑)口がおごっているので、行くうなぎ屋さんも限定されいてる。 が!!! いつも行くわりと近場のうなぎ屋さんが、「土用の丑の日は定休日」というひねくれものがやっている店(涙)。 うーん。
HARUKIは今日は代休を取っていたので自宅静養。するとプール指導があって出勤していたクマが、半ドンで帰ってきた。
HARUKI「ほよ?早いね」 クマ「うん。せっかくだからどっか行こうよ」 HARUKI「土用の丑の日だから、うなぎでも食いに行くか」 クマ「いつもの店休みだろ?」 HARUKI「うなぎといえば、浜松だね」←おーい! クマ「いいよ、浜松行こう」 HARUKI「うわぁ、冗談だってば!」 クマ「え?そーなの?」 あのねぇぇぇぇ、それでなくても毎週のように静岡行ってるんだから、こんなときまでわざわざ静岡まで行くことはないだろうよぉ(汗)。
HARUKIが思いっきり否定したので、クマはがっかりした模様。 うーん、そんなにドライブしたいのかぁ。
クマ「最近、サッカーの試合以外の目的で遠出することないだろ?」 HARUKI「うん」 クマ「たまには、違う理由で遠出したい…オレ…」 すいませんねぇ。
そこでHARUKIは考えた。 うなぎで有名で、ちょっち遠出といえば!川越!
HARUKI「じゃ、川越はどう?」 クマ「いいよ」
埼玉県の川越は、江戸時代、荒川を使って種々のものが江戸との間を流通して、文化が栄えたところ。小江戸とも呼ばれ、今でも昔からの蔵がたくさん残っていることから蔵の街としても有名になり、最近は結構な観光地になっている。
実は川越には喜多院というだるまで有名なお寺もあり、初詣などでもHARUKIとクマは何度も行っている。
午後4時、家を出た。 途中でユニクロのバーゲンに寄り、しこたま買い物する二人(汗)。 そもそもお安いユニクロのバーゲンだから、すげーーーものがある(笑)。 クマが言った。 「ついついオレンジ色のもの買おうとしちゃうんだよね」 あははは~! 「でも冷静に考えたら、そんな色買ったって、普段は着られないのにさぁ」 いや、着たっていいと思うけど(笑)。 「オレ、やっぱりエスパルスに毒されてるよぉぉぉ」 今更、気付いたんかいっ!(笑)
大泉から関越自動車道に入った。 うわぁ、すいているぅぅぅ。
目当てのお店は、「いちのや」。 HARUKIは何度か川越でうなぎを食べたのだが、このお店、江戸時代からあるという噂に聞く老舗なのだが、一度も行ったことがなかったのだ。
カーナビをたよりに、7時過ぎには川越に着いた ネットのお店案内によると駐車場も40台分あるというし、いくら土用の丑の日だからって、大丈夫だろ~とたかをくくっていた。
店の近くに着いて驚いた。 うわぁ、車があふれてるよぉぉぉ。 そもそも川越は、いわゆる幹線道路以外は、道が狭くて、くねっている。 お店のそばの道路が、大渋滞しているのだ。 ひえぇぇぇぇ。
運良く駐車場に車をいれることが出来た。 が!! 今度は店内に入ってまたまた驚いた。 ファミレスのように、名前と人数を書いて待つのだが、待っている人がはんぱではない。
そもそもこのお店、かなり古い造りのところに増築を重ねたのだろう。うなぎの寝床のように、店が広がっている。さらに言うと個室がたくさんあるので、トイレを探すのにも一苦労。
HARUKI「待つ?」 クマ「せっかくだから、待とう。1時間は覚悟だな」 HARUKI「だね」
待合室の椅子がやっとあいたので座ったHARUKIとクマ。 HARUKI「今日、1日でどのくらいお客が入るんだろうね」 クマ「この様子じゃ、500人はくだらないだろうな」 HARUKI「お客一人が、最低3000円飲み食いしたにしても、1日で150万かぁ。おそらく今日だけじゃなく、前後1週間はそれが続いてるだろうから…」 クマ「書き入れ時でしょう」 HARUKI「だね。これも一重に平賀源内のおかげだねぇ」 クマ「まったくだよ」
ヒマだとろくでもないことに話がはずむ。まったくな!
30分もたたないうちに、大広間というところに案内された。 うわぁ、広い!この部屋だけで何人入るんだか。 かなりスペースがゆったりとってある上に、お酒を飲んで騒いでいる人もおらず、家族連れやカップルが殆どなので、非常に静か。
メニューの中から、二段重ねのうな重を頼んだ。 これはお重が二段なのではない。うなぎがのり弁ののりのように、ごはんの上だけでなく真ん中にもはさんであるのだ。
あまり待たされずに、うな重が登場。 一口食べて驚いた。 うまい!めちゃめちゃうまいのである。
HARUKI「うわぁ、おいしいねぇ」 クマ「驚いたねぇ、すげーーおいしいよ」
実はHARUKIもクマも、この混雑ぶりと店の造りに、あまり期待はしていなかったのだ。←おいおい
感激したらしいクマが言った。 クマ「うなぎの味がちゃんとするよぉぉぉ」 HARUKI「だね」 クマ「箸で切ってもぽろぽろ千切れないで、しっかりしてるし」 HARUKI「うん」 クマ「二段重ねなのに、タレもしつこくないし、うなぎの油もちゃんと落ちてるから食べやすい」 HARUKI「適度にやわらかいしねぇ」
まるでグルメマンガの登場人物たちみたいな会話(笑)をしながら、大満足でうなぎを食べたHARUKIとクマ。
HARUKI「川越まで来たかいがあったねぇぇぇ」 クマ「うん!」
まだまだ人が待っていたので、そんなにのんびりせずに席を立った。
精算しようとレジに並んでいると、周囲に川越名物のさつまいもの菓子類や駄菓子が並んでいる。
クマ、いきなり菓子類物色(汗)。
番が来るとクマの手には、芋けんぴ、芋羊羹、芋納豆(甘納豆のさつまいも版)他多数の菓子が。 うわぁ。
お店は9時までだというのに、8時50分を過ぎてもまだまだ車がガンガン入ってくる。 それらの車を横目で見ながら、一路家を目指したのだった。
こうして、HARUKIとクマの土用の丑の日は無事終了。 これで夏バテしないで済むぞぉぉ!!(笑)←ホントかぁ?
例によって、遅いランチをコーヒーショップでとっていたHARUKI。
本を読もうと思っていたのだが、いかにも有閑マダム風の二人の主婦(おそらく40代半ば)が座っている席の隣しかあいてなかったので、そこに座った。
本を開くHARUKI。
ロンゲマダム「うちの主人も最近、盆栽を習い始めたのよ」 短髪マダム「あら、どちらでぇ?」 ひえぇぇぇ、盆栽って習うものなのかぁ?
ロンゲマダム「テレビにも出てる○○先生なんだけど、ご存知かしらぁ?」 短髪マダム「知ってるわよ~。うちの主人の友達なのよ」 ロンゲマダム「あらぁ、奇遇ねぇ」 短髪マダム「○○さん、盆栽をご自宅に展示して一般開放してるのよ」 ロンゲマダム「あら、そーなの?」 短髪マダム「でも見に来るのは、外国の方ばかりですってぇ」 ロンゲマダム「最近、休日はどーなさってる?」←いきなり話が変わるところがすごい 短髪マダム「エリコとマリ(仮名)がいてくれる週末は、盆栽の水遣りとピョートル(犬)の散歩がまかせられるから、先週は○○の古代蓮、この前は○○の菖蒲園に行ったのよ」
HARUKIはまったく聞く気はないのだが、どーしても話が耳に入ってくる。
おかげでピョートルは5歳のオスのレトリーバーで、エリコちゃんは某有名私立女子大学に在学中で、コーラスをやっていること、下のマリちゃんは某有名私立女子高校に在学中でテニス部に入っていること。マリちゃんは、合宿で8月中はあまり家にいないこと。おまけにご主人は、有給休暇があまりにたまってしまい、毎年40日分繰り越すのがもったいないので、今年の夏はたくさん休んでオーストラリアに行こうと思っていることなど他多数知りたくもないこの短髪マダムの家庭の事情に精通してしまった(激怒)。
ふざけるなよっ!!!!!
とりあえずこの短髪マダムは、ご主人の盆栽の水遣りが一番の心配事で、すべての話にこの「水遣り」という単語がまじってくるのだ。 うーん。
大昔、HARUKIは仕事関係の知り合い数名とヨーロッパ三カ国をまわったことがある。 そのメンバーの一人、カオちゃん。彼女は自宅でセントポーリア(植物)を育てていた。そして、その彼女の育てるセントポーリアは、ただのセントポーリアではなく(汗)、全国大会で優勝するような素晴らしいものだった(らしい)。
っていうかセントポーリアの大会があるってことの方が、HARUKIには驚きだったのだが。
さて、このカオちゃん。 まずスペインに着いた途端、家に国際電話をかけた。 家では年下の夫クンがお留守番をしていたのだが、彼女はとにかくセントポーリアのことが心配らしく「水遣りはちゃんとやったか?」「やりすぎてないか?」「日光に当てる時間は守ったか?」などなど延々聞いている。 この国際電話は、最終的にどこへ移動しても、毎晩のようにかけられていて、夫クンにとっては、めちゃめちゃうっとおしかったのではないかとHARUKIは当時思ったものだった(滝汗)。
HARUKIみたいに家にネコを残して出かけるのが心配というのは、当たり前だと思っていたのだが、植物を育てている人にとっては、植物を残して出かけるのは心配なのだろう(滝汗)。
短髪マダム「オーストラリア旅行中は、盆栽は預けようと思ってるの」 へ?←HARUKIが驚かなくても
ロンゲマダム「どちらに?」 短髪マダム「○○さんにお願いしようか?なんて主人は言ってるんだけど」 ○○さんて、盆栽では有名な先生なんだろ?そんな人に預けたら迷惑じゃないのかぁ?おいっ!!←HARUKIが心配しなくても
ロンゲマダム「それはいいお考えねぇ」 あのねぇぇぇぇ、いい年こいた娘が二人もいるんだから、たかが10日間くらい娘に盆栽の水遣りくらいやらせろよっ!!!←HARUKIが怒らなくても ピョートルはどーすんだよっ!ピョートルはっ!!HARUKIは盆栽より犬の方が心配だぞ!←よそんちのワンちゃんのことで激怒しなくても(笑)
その後もこの二人のマダムの会話は延々続いていたのだが、休憩時間終了時刻が近くなったので、HARUKIは席を立った。
くうーーーん、結局1ページも本が読めなかったよぉぉぉ(号泣)。←大バカモノ
確かにこれだけ天候が不順で気温が高くなると、水遣りの加減は草花にとって生命線である。 だが、HARUKIの知る限り、盆栽は樹木だから多少のことには影響されないような気もするのだが。ま、盆栽もいいと評されるものは高いお値段で取引されたりするらしいし。
価値観というものは、人によってまったく違うんだなぁとつくづく思った今日のHARUKIだった。ふぅ。
東京に台風が来ることになっていた。いや実際来たけど。
【その1】 例によって、遅いランチを食べようと思ったHARUKI。横殴りの雨を見ながら、思った。 なんで会社のそばにまともな店がないんだよぉぉぉ!
しょうがないので、普段は絶対行かないすげーまずくてお値段の高い蕎麦屋に行くことにした。 まともな店に行こうと思ったら、最低でも徒歩10分は覚悟しないといけないのである。でもその蕎麦屋なら、せいぜい2分で着くし。
店に入って驚いた。 うわぁ、会社の人で満席だよぉぉぉ。 HARUKIが呆然としていると、HARUKIと同期でどこで買ってくるのかわからんがいつも異常に派手な服装をしている太った女が言った。
「社食みたいでしょ」
あーやだやだ。 っていうかみんな考えることは同じなのだった。 だぁ。
【その2】 午後になって、多少雨が小降りになり、降ったりやんだり状態に。 HARUKIが喫煙所にいると若いにーちゃんがやってきた。 にーちゃんは空を見ながら言った。 「来てるんですか?」
するとHARUKIの横に座っていた沖縄出身のにーちゃんが言った。 「お客さんじゃないんだから」
あのねぇぇぇぇ、一応来てるから!台風!!
沖縄にーちゃん「台風の大きさどのくらいですか?」 HARUKI「確かテレビで中心部分の風速25メートルとか言ってたよ」 沖縄にーちゃん「甘い、甘い。そんなの全然平気ですよ」
いや、沖縄と比べられてもねぇ(汗)。
【その3】 夕方。 HARUKIの会社でも、HARUKIと違う職種の人たちは、きちんと就業時間が決まっている。←HARUKIたちも一応決まっている
社内放送がかかった。 「台風上陸に伴い交通機関の乱れが予想されます。本日の業務は午後5時で終了してください」 へーーーーーーーーー。 まるで学校みたいだし。
HARUKI「去年もこんなことあったけど、結局大したことなかったんだよねぇ」 Kさん「そうですよ。まったく、子供じゃないんだから」 HARUKI「きっと今日もこのまま大したことなく済むぜ~」
夜。 雨も上がり、風も収まった。 やっぱり大したことなかった。
台風一過で明日は、天気もよくなり、気温34度の予報がぁ(涙)。
異常に暑いより、小規模台風の方が、まだマシかなぁと密かに思った今日のHARUKIだった(笑)。
2005年07月23日(土) |
清水エスパルスVS浦和レッズ (静岡スタジアム エコパ) |
クマが林間学校に出かけていて、HARUKI一人の観戦となったレッズ戦。 清水のホームゲームにも関わらず、いつもの日本平スタジアムではなく、掛川というところにあるワールドカップをやったドでかいスタジアム、エコパに行かなければならない。 夜の試合だしぃ、どーしよ~と思っていたのだが、エスパルス主催の「東京からのバスツアー」があったので、それに乗ることに。
前夜。 クマにメールでご機嫌伺いをしてみると、2000メートル級の登山も無事終わったとお返事。 ほー、良かったねぇ。 そして文面の最後に 「ナンパされないようにね!!」 と赤いビックリマーク付きの文章が。 だはははははは! “女房思うほど亭主もてず”じゃないけど“クマが思うほどHARUKIもてず”だからさぁぁぁぁぁ(笑)。
午前中、必死に仕事をして、昼の12時、集合場所の新宿駅西口に向かった。 すると前回のツアーと同じように立派なバスが。 参加者が30人を越えないとツアーはやらん!という話だったのだが、行ってみるとほぼ満席。どうも40人以上集まったらしい。 なぜか座席が決められており、HARUKIは一番後ろの席だった。 うーんと。
他の乗客を見ていると、若いカップル、女性二人連れ、親子(親父と結構な歳の息子&兄と妹と妹←顔がそっくりだった)、中高年オヤジ二人連れ、以外はみなさん一人。それもほぼ若いにーちゃん。 うっそ~ん。 ま、言ってみればHARUKIは、年齢的にもこのコたちの母親って感じだよね、まったく。←おいおい クマぁぁぁ、ナンパなんて絶対ないから、安心せいよっ!(笑)
新宿以外には、渋谷駅・東名の港北サービスエリア・海老名サービスエリアからも人が乗ってくるという。
出発間際に、松葉杖のにーちゃん登場。足にはギプスが。 ひえぇぇぇぇ、行くんかい!その足で!!!!!!
東名に入り全員そろったところで、HARUKIの座っていない側の前の席に、どうも見たことがある顔のにーちゃんがいる。 うーーーーーーーーーーーーん、どこで見たんだろう?????
しばし考えるHARUKI。 もしかして、もしかすると万博競技場で、無理矢理HARUKIがポップコーンを食わせたあのコではないか?
HARUKI「もしかして、違ってたらごめんね。キミ万博行ってた?」 にーちゃん「はい」 HARUKI「ゴール裏にいた?」 にーちゃん「はい」 HARUKI「覚えてないかもしれないけど、無理矢理ポップコーン食わせたのは、私です」 にーちゃん「あ?へ?やっぱりぃ?もしかしたらとは思ってたんです」 HARUKI「今日はつれあいが仕事でこれないから一人なんだわ」 にーちゃん「あの節は大変お世話になりました」←礼儀正しい HARUKI「とんでもない」 にーちゃん「あれ?東京の方なんですか?」 HARUKI「うん」 にーちゃん「絶対大阪の方かと思いました」 HARUKI「なんで?」 にーちゃん「いえ、あの…」←言いにくそう HARUKI「ノリが大阪人だった?」 にーちゃん「はい!」←肯定するなよ! HARUKI「あはははは~」 にーちゃん「他のスタジアムでもお会いしてますよね?」 HARUKI「今年は熱心に通ってるから、神戸も鹿島も行ってるけど」 にーちゃん「鹿島でもお会いしたかも」 HARUKI「デブデカ二人のセットだから、目立つでしょ?」←自分で言わないように にーちゃん「はい!」←また肯定するし!
とりあえず海老名サービスエリアで休憩をしたのだが、もう売店といわず喫煙所といわず、赤い人ばっかり(悲)。 おまけにバスには「赤い稲妻1号車」とでっかく表示もあったりして。 スタジアムに着く前から、メゲ気味のHARUKI。
HARUKIが、「うーん、赤い人ばっかりでやだなぁ」と言いながらバスに戻ってくると、中高年二人連れのおやじが「しょうがないでしょ」とあきらめ顔でHARUKIの独り言に答えてくれた。
おそらくみなさん、思いは同じなのだろう。
東名もすいていたので、午後5時には、エコパの駐車場に着いた。 いつも愛野駅そばの民間駐車場に車をとめていたので、ビックリ。 広い、広すぎる! もちろん愛野駅から歩くのも結構な距離ではあるが、スタジアム隣接駐車場でも、スタジアムまで10分近くかかる。 うぎゃ。
一応松葉杖のにーちゃんに声をかけた。 「大丈夫?歩ける?荷物持ってあげようか?」←お母さんはやさしい(笑) 松葉杖にーちゃん「大丈夫です」 あ、そ。じゃ、自力でがんばれよ!←いきなり冷たい
いつもなら自由席に入るのだが、一人のときは荷物も心配なので、チケットを指定席に変更して入ることに。
前座試合を見たり、パルちゃんショーを見たり、おにぎりを食べたりしていると、後ろの席にいたカップルの声が聞こえた。 「おい!東京震度5だって!」 へ? HARUKI、いきなり振り向いた。
HARUKI「すいません、それ、いつの話ですか?」 すると携帯を見ていたにーちゃんが、「ほんの数分前みたいです」と言う。
HARUKI「うっそーーーーーーー。大丈夫かなぁ」 にーちゃん「地下鉄もとまってるみたいですよ」 ひえぇぇぇぇぇぇ。 まずい、絶対まずい!
心配だよぉぉぉぉぉ。家に残してきたネコ。←こっちが一番かい! いやいや、実家の親達。 それからクマ。
すると携帯の着信履歴にクマの表示が。 大慌てで、クマに電話をすると林間学校から戻って、学校で待機しているという。
HARUKI「ひどいの?」 クマ「千葉方面がひどそうだよ。首都高も電車もとまってて、足止め食らってる」 HARUKI「ネコが心配だからさぁ、なるべく急いで帰って欲しいんだけど」 クマ「了解!」
それから大急ぎで実家に電話。 HARUKI「大丈夫?ケガはなかった?」 HARUKI母「そんなにひどい揺れじゃなかったわよ。一応、縁側の窓あけたりはしたけど」 HARUKI「みんな無事ならいいけど」 母「こっちの方は地盤がしっかりしてるんじゃない。わざわざありがとう」 ほーー、良かった。
っていうか、こーいうときに静岡にいるなんて、運がいいというか(笑)、間が悪いというか、微妙。
席に戻り、教えてくれたカップルに「そんなにひどいことにはなってみたいです」とHARUKIが言うと、ねーちゃんは言った。←観光で静岡に来たらしい 「なんで、ここにいる人たち、平気な顔してるの?」
いや、ここ静岡だから。 静岡の人にとっては東京の地震なんて、まったく関係ないというか(笑)。←そりゃ、そーだ
携帯のニュース以外に、情報もまったく入ってこないし、ちょっち気にはなったが、とりあえず家族の無事な声が聞けたので、HARUKIは安心してサッカーに集中することにした。
6時半近く。
ウオーミングアップに選手が入ってくると、いきなりレッズサポの地響きを伴うような蛮声が聞こえた。
「ウイーアーレッズ!ウイーアーレッズ!」
すげーーーーーーーー。デカーーーーーー。 これじゃ、まるでレッズのホームみたいだわ。 いや~んな感じだよぉぉ(滝汗)。
午後7時、キックオフ。 エメルソンが退団して、どーなってるのかなぁレッズ…と正直思っていたのだが、見た感じ、ごく普通のチームになった(笑)。←おいおい
代表にも選ばれた田中達也もスピードはあるし、中盤の選手の個人技がさすがだなぁという印象。 一方、エスパルス。かなり攻撃のチャンスもあり、そこそこの出来ではあるが、いかんせんシュートが入らない。←ダメじゃん うーんとうなりながら、0-0で前半は終了した。
後半。 せっかく波が来ていた前半に点が取れなかったのが、やはりいかんかったのだろう。 レッズのDFに点を入れられた(涙)。 終盤は、もうパワープレイというか集中的に攻撃をしかけたエスパルスではあったが、結局点が取れずに試合は終了し、0-1で負け。
だぁ。 あーあ。
来週からナビスコでレッズと2試合闘うことになる。 この状態では、先が思いやられるなぁ。
レッズサポの喜びの声を聞きながら、速攻でバスに戻ったHARUKI。 みなさんもがっかりしているようで、出発予定の時刻より30分近く早かったのに、ほとんどの人が席にいた。
HARUKIが席に座るとポップコーンにーちゃんがいきなりいった。 「ミッドフィルダーが、よくなかったですよね」 あのねぇぇぇぇ、そんなこと和道(高木)がボランチになった当初から、わかりきってることだよぉぉぉ。 っていうか、試合数をこなしていくうちに、よくなるかと期待したんだけどね(汗)。 そしてテル(伊東)。さすがに寄る年波かなぁ(悲)。
HARUKI「今日は一段と良くなかったね」 ポップコーンにーちゃん「あんなパスだったら、ボクでも出せます」 あははははは!
ちなみに後でケンタ監督のコメントを読んでいたら、「ミッドフィルダーの見直しをしないといけないですね」とあった。
わかってるならいいんだけど(笑)。←当たり前だよ!
バスが出発しようとするとレプリカユニにパルちゃんバンダナをかぶりサングラスをかけた(←見るからに怪しい…笑)にーちゃんが言った。 「ビール飲みたいなぁぁぁ。どこの売店も売り切れだったからなぁ」 するとあちこちの席から賛同の声が。 怪しいにーちゃんは言った。 「ビール飲みたい人、手あげて」 するとすごすごと数人の手があがった。 さらににーちゃんは言った。 「ほら、ケースケ(太田)みたいにしゃきっとあげる!」 一同爆笑。
運転手さんは「わかりました」と言って、コンビニを探してくれるという。 HARUKIは知らなかったのだが、高速のサービスエリアではアルコール類は、まったく販売してないらしい。
掛川インター近くのコンビニに寄ったバス。 ところがそこは、酒類を売っていないコンビニだった。
一応バスを降りて、確認して戻ってきた怪しいにーちゃんは言った。 「今日は本当についてない」
それから、降り出した雨の中、高速を一路東京を目指したツアーバスであった。
深夜2時。 新宿駅到着。 始発が動く4時まで、バスはそこに待機してくれるということだったが、クマがお迎えに来てくれたので、HARUKIはそのまま帰宅。
こうしてエコパツアーは終了した。 弾丸ツアーと言っても大した距離でも時間でもなかったが、やっぱり、疲労困憊。 こーいう無謀なことは若くないと出来ないかも~とちょっち弱気になったHARUKIであった(笑)。
今日の東京は、曇り空で夕方からは涼しい風が吹く、わりと過ごしやすい1日だった。
例によって喫煙所で。 なにしろ喫煙所は5階の屋上にあるので風のある日は、結構な暴風になる。←ほんとかぁ? HARUKIが100円ライターで火をつけようと難儀していると会社のとってもエライ人が、火を貸してくれた。
HARUKI「すいません。でもこんな所で喫煙なんて珍しいですね」 エライ人「たまには気分転換にね」←普段は違うフロアーの喫煙所にいる人 HARUKI「はぁ」
実は、なぜかスタジアムの喫煙所は風が強いところが多くて、火がつかなくて結構困ることがある。一時期、電子ライターとかいう風雨に強いというライターを使っていたのだが、すぐだめになるのでそれもやめていた。
さて、このエライ人、ジッポのオイルライターを使っていた。なんか話しかけないと悪いかなぁと思った(←そもそもの間違い)HARUKIは、そこで聞いてみた。
HARUKI「ジッポだと風が強くても大丈夫ですか?」 エライ人「そうだねぇ、ゴルフ場でもOKだから、いいんじゃないかぁ」 HARUKI「そうですかぁ、私もジッポ買おうかなぁ」 エライ人「なんで?」 HARUKI「スタジアム観戦のときに、風が強くて難儀することが多いんですぅ」 エライ人「オレのをあげるよ」 HARUKI「は?」 エライ人「オレ、ずーっとジッポで、今、使ってないのがあるからさぁ」 HARUKI「え?いいんですかぁ?」←お愛想だと思っている エライ人「いいよ、いいよ、あげるよ!」 HARUKI「すいません」←まさか本当にくれるなどとは夢にも思っていない
その後エライ人は、タバコを吸い終えると自分の席のあるフロアーに戻って行った。
HARUKIが、デスクワークをしているとエライ人いきなり登場。 エライ人「はい、これ」 ひえぇぇぇぇぇぇぇ。
エライ人が手にしていたのは、ジッポのライター。ところがよくいえば使い込んでいる、悪く言うともうボロボロさびさびの年期もの。 うわぁ。 早いよ!早すぎだよっ!あーいう話は忘れてくれい!
っていうか、こんな汚れたライター人にくれるんかいっ!(唖然)
HARUKI「そうとう使い込んでますねぇ」 エライ人「でも石は新しくしてあるし、オイルも満タンだから」 HARUKI「いいんですか?愛着がおありなんじゃ?」 エライ人「いいよ、もう使わないから」 HARUKI「すいません。ありがとうございますぅ」 エライ人「じゃね!」
「じゃね!」じゃね~よ~。 こんな怨念のこもってそうな、きっとズボンのポッケに何十年も入って使われていたようなライター使いたくねーよっ!!!!!!!←他人様の好意は素直に受けましょう まったくな! HARUKIは体のいいゴミ処理場か?←きっとエライ人は自分で捨てるには忍びなかったんだと思う
HARUKIが「どーしてくれよう、このライター」とデスクで悩んでいると(笑)Kさんが言った。 Kさん「別に○○さん(←エライ人)、5階の喫煙所にいつもいるわけじゃないから、使わなくてもバレませんよぉ」 HARUKI「そうかなぁ」 Kさん「そうですよぉ。逆に○○さんからもらったライターを日常的に使っている方が怪しいですよぉ」 確かに。これじゃ、まるでHARUKIと○○さんは特別な関係があるみたいだよな(笑)。←おいおい
とりあえずエライ人だからって、無理に話題をふったHARUKIが悪いんだった(涙)。
今日の教訓:「口は災いの元」(笑)
2005年07月21日(木) |
HARUKI唖然とするの巻 |
まだまだ終わらない修羅場のおかげで、HARUKIは1日中会社に閉じこもりっぱなし(悲)。
夜の喫煙所で。 週の後半だけバイトに来ているアビスパにーちゃんと遭遇。 HARUKI「どう?就職決まりそう?」 アビスパにー「暑いので、今、就活やってません」 ダメじゃん!
アビスパにー「この頃、本を読むことにちょっと凝ってまして」 HARUKI「へー、なに読むの?」 アビスパにー「心が休まる軽~い小説とか」 HARUKI「なに?」 アビスパにー「ミステリーだと石田衣良とかですね」 HARUKI「ふーん」 アビスパにー「この前、“遺書”って本読んだんですけど」 HARUKI「小説?」 アビスパにー「いろんな人が自殺する前に書いた遺書を集めたものなんです」 うわぁぁぁぁぁぁぁ。 そんな本あるんだぁ。
HARUKI「有名人の遺書?」←太宰治とか芥川龍之介をイメージしている アビスパにー「いいえ。ネットで知り合って自殺した人とかいるじゃないですかぁ、あーいう普通の人のばっかり」 HARUKI「面白いの?それ?」 アビスパにー「面白くないし、めちゃめちゃ落ち込むんですよぉ」 だったら、読むなよっ!!!!!!!!!
HARUKI「普通のエンターテイメント読めば?」 アビスパにー「お袋が“ダ・ヴィンチ・コード”を読んでて、面白いから読め、読めってすすめるんです」 HARUKI「面白いから読め!」 アビスパにー「他に面白い本ないっすか?」 HARUKI「言ったじゃん!野沢尚の“龍時”(←めちゃめちゃ面白いサッカー小説)って」 アビスパにー「あぁ、そーでしたねぇ」 だめだこりゃ!
そこへ、他の部署にバイトに来ている別のにーちゃん(21歳)が登場。 にーちゃん「オレも本、読まないといけないと思ってるんすよね」 HARUKI「読まないの?」 にーちゃん「まったく読んだことありません」 うわぁぁぁぁぁぁ。
HARUKI「キミ、新聞取ってる?」 にーちゃん「取ってません」 HARUKI「じゃ、活字ってナニ読んでるの?」 にーちゃん「ゲームの攻略本と学生時代に教科書読んだくらいですかね」 ひでぇぇぇぇぇぇぇぇぇ。 アビスパにーちゃん以下だな、こりゃ。
今の若いコは、HARUKIの子供時代と違って、小さい頃からゲームにビデオに携帯にインターネット等など楽しいことがいっぱいある。 でもね、やっぱり本は面白いし、日本人なら少しは日本語の文章を読まないといかんと思うけど。
HARUKI「キミたちマンガは読むの?」 アビスパにー「最近は読んでません」 にーちゃん「多少は…4コマ誌くらいは…」 あ~やだやだ。
小説読めとは言わないからさぁ、マンガくらいは読めよっ!!!!!(怒) こーいう子たちが、大人になったら(←今でも年齢的には十分大人だと思うが)日本から、小説本はなくなるかもな!(笑)
HARUKIド修羅場真っ最中(悲)。
ヒマさえあれば、鼻をかみながら仕事をしているHARUKIを見て、職場のKさんが言った。 Kさん「お休みだったのに、風邪、治らなかったですねぇ」 HARUKI「う」 Kさん「今年の風邪しつこいですからねぇ」 HARUKI「うううう」 ここでHARUKIは、根性を決めた。
HARUKI「遊びすぎです」 Kさん「はい?」
ここでHARUKIは、大阪遠征の詳細を語った。
Kさん、絶句。←当たり前
Kさん「それ、普通の人だったら、2泊3日のスケジュールですからっ!!」 HARUKI「だよね…」 Kさん「風邪治らなくて当たり前です」 HARUKI「すいません」←とりあえずあやまる
取引先の営業マンと電話で仕事の話しをしたあと、にーちゃんは言った。 にーちゃん「それにしてもひどい鼻声ですねぇ」 HARUKI「風邪、治らなくて」 にーちゃん「大丈夫ですかぁ?」 HARUKI「先週末、ちょっと大阪遠征して、無理しちゃったんだわ。今週末もまた遠征で出かけるんだけどさぁ」
にーちゃん、絶句。←またかいっ!
HARUKI「でもね、でもね、今度は、静岡だから」 にーちゃん「同じだと思いますけど」 ガーーーーン。 HARUKI「そ、そーかな」 にーちゃん「仕事に支障が出ないようにしていただければ、こちらはかまいませんので」 HARUKI「すいません」←またとりあえずあやまる
打ち合わせで、会った○○さん。 ○○さん「HARUKIさん、まだ風邪治らないの?先週からひいてたよね?」 HARUKI「はい。実はですね…」 HARUKI、再び大阪遠征の話をする。
○○さん、絶句。←なんでみんなこーいう反応かなぁ
○○さん「少し、自分の歳、考えた方がいいと思うわよ。もう若くないんだから!」 イタタタタ! HARUKI「すいません」←またまたあやまる
週末は、ちゃんと休まないといけないかなぁ…とちらっと思った今日のHARUKIだった。
でもねぇぇ、土曜日も行っちゃうも~ん、静岡スタジアムエコパ!←こりていない(笑)
2005年07月17日(日) |
清水エスパルスVSガンバ大阪 (万博記念競技場) |
いよいよ大阪遠征の朝。
睡眠4時間のHARUKIは、朝4時に起床(涙)。 大急ぎで支度をして4時半には家を出た。羽田空港に着いたのが6時前。←すでに疲れている
今回は朝一番のスカイマーク、関空行きが一人7000円という安さにつられて決めた遠征(号泣)。←なぜ泣く?(笑)
6時45分羽田発。 飛行機に乗ってびっくりした。すいている。実にすいている。 クマと乗る前になんとなく人数を数えていたが(←ヒマだったらしい)、飛行機には50人も乗っただろうか。 いくら安くても搭乗20分前まで(よーするに朝の6時半まで)に羽田に着ける人というのには限界があるのだろう。 うーん。 大丈夫か?スカイマーク!(笑)
8時前には、関空に着いた。 明日の朝も早いので今夜泊まるホテルは、関空のすぐそば(らしい)泉佐野というところにあるラマダホテル。 とりあえず荷物を置きにホテルへ直行。
そもそも関空自体が、大阪市内からめっちゃ遠いので、もちろんこのホテルもめっちゃ不便なところにある。 サッカーの試合が終わるのが夜の9時で、それからおそらく2時間かけて戻ってくることになる。 てぇことは、チェックインできるのは、夜中の12時頃か(愕然)。 うわぁぁぁぁぁぁぁぁ。←すでに気が遠くなっている
フロントのおねーさんに「チェックインは夜中になります」と言ってから、いよいよHARUKIとクマの大阪での日本で一番長い日(笑)がスタートしたのだった。 はぁ。
HARUKIのページにきてくださっている大阪在住のみなパパさんとUSJで待ち合わせていたので、とりあえずUSJに向かう。 泉佐野から南海電車で、JRの西九条という駅へ。そこで乗り換えてユニバーサルスタジオ駅まで行く。時間にして約1時間半。
みなパパさんにメールで「向かっている」むねを知らせると、すでにUSJは大混雑で、懸案の(笑)スパイダーマンのアトラクションは1時間待ちになっているとお返事が。 うっそーーーーーーーーー。 っていうか、時間的にはまだ開園したばっかりじゃないの?おいおいおい!
ディズニーランドでは、混む日は当日券が発売されないこともあるので、HARUKIは一応、入場券を前日に東京で買って置いた。
USJの入場券は、3日前まではネットで買えるのだが、それ以降はJRのみどりの窓口、旅行会社、あとはローソンで買える。 何も知らないHARUKIは、ローソンで買ったのだが、それがそもそもの間違いだった。
なんと!その前売り券は、当日チケット売場で入場券に交換してもらわないといけないのだ。その列に並ぶだけで約1時間。 ふざけるなよっ!!!!!!!!!(激怒)←すでにHARUKIはイヤになっている
あとでみなパパさんに聞いたら、JRのみどりの窓口で買ったチケットはそのまま入場できるらしい。 まったくな!そーいう大事なことはどっかに書いておいてくれないとぉ!
やっと入場して、みなパパさんとお嬢さんにご対面。 いやいや、お待たせしましたぁ。
HARUKIの目当ては、スヌーピースタジオのみ(笑)。 クマの目当てはスパイダーマンのみ(笑)。
ランチを食べてから、別行動することになった。 HARUKIがUSJがオープンしてすぐ来たときにはなかった、スヌーピー・アクションステージを見るために、HARUKIとみなパパさん親子はスヌエリアでまったり休憩。 クマはその時点で「2時間待ち」のスパイダーマンのアトラクションに向かった。
HARUKIもクマも一応江戸っ子なので、大阪に来ると世間でしゃべっている人がすべて漫才をやっているように見えるのだが(笑)、実はこのみなパパさん親子の会話も実に面白かった。←すいません お嬢さんは、花も恥らう高校3年生の小柄で、とてもかわいい静かな女の子。 が!!!
パパさん「そんなに食べたらブタになるで」 お嬢さん「うるさいわ!」
とか
パパさん「○○は受験生やからなぁ」 お嬢さん「アホ!いわんといて!」
などなどいきなり会話に突っ込みが入ってくるのだ。 すげーーーーーーー。 みなパパさんに聞くと、ボケと突っ込みは日常会話の中に普通に取り入れられているそうだ。っていうか、それが出来ないとおそらく大阪人としては失格なのだろう(笑)。←そ、そうかぁ?
まったりとステージが始まるのを待っていると、いきなりクマが現れた。 へ?どしたの? HARUKI「あまりに混んでてあきらめたの?」 クマ「違うよ~。もう見てきたもん」 みなパパさん「すごかったでしょ?」 クマ「面白かったですよ~」 そうじゃなくて!! HARUKI「なんで2時間待ちの人がここにいるわけ?」
クマの説明によると「シングルライダー」(一人で乗る人)というのは別の列があり、そこに並んだらほとんど人がいなくてあっという間に乗れたんだそうだ。 確かに乗り物類は、3人がけとか4人がけだから、そこへ二人組みあるいは三人組が乗ればひとつ席があく。そのあいた席にシングルの人が乗れるわけだ。 にゃるほどぉ。
結局4人そろってスヌーピーのウエスタンショーを見ることが出来た。 HARUKI的には、もうスヌの着ぐるみが動いていればそれで大満足なわけで、すげースタントとか火薬がバンバン鳴っているのも、視界にあまり入らなかった(笑)。←おーい!
売店でスヌグッズを購入し、いよいよ万博記念公園に向かうことに。
みなパパさんが車を出して下さっていたので、かなり遠い万博公園も非常に楽に行くことが出来た。 もしこの「移動は車」がなかったら、HARUKIたちはその時点で試合までどっかで休憩にしていただろう(笑)。
モノレールの公園南口駅前の駐車場に車をとめ、友人Nおすすめ「クマちゃん、絶対好きなはず!!」な民族博物館を目指す。
その前に、EXPO70のシンボルであり、HARUKIとクマには30年来のあこがれ(笑)だった、岡本太郎作の太陽の塔を見ることに。
いや、すごい。でかい。 写真で姿をあれだけ何度も見たけれど、見る者に有無を言わさない迫力がある。 30年以上も前の作品とは思えないパワーだ。
この作品で岡本太郎が、有名になったのも素直にうなずけた。
公園自体は、当時の会場をそのまま残してあるのだろう。 とても広い。 調度太陽の塔のふもとでは、フリーマーケットをやっていた。
午後4時。イヤというほど歩いて、ようやく民族博物館に到着。 だぁぁぁぁぁ、ヅガレダァァァァァ。
スタジアムでは何も食べられそうになかったので、レストランで軽く飯。その後、中を見ることに。
HARUKIは、疲れが限界に達していた、というか試合のために余力を残しておきたかったので展示はパス。 ロビーのイスで休憩を取ることに。 他の3人は、アフリカのお棺他を見るために(笑)、展示室に入って行った。
閉館5時、ちょっと前にみなパパさんが出てきた。 みなパパさん「HARUKIちゃ~ん、クマさん、あと3回はここに連れてこないとだめやわ」←なぜ3回?(笑) HARUKI「へ?」 みなパパさん「展示物ひとつ見るたびに“オォ!”とか“わぁ!”とか“はあああああ!”とかうなりまくってたわ」 HARUKI「ほぉ」 みなパパさん「たっぷり時間をかけて見に来たいんじゃないかぁ」 HARUKI「そーですかぁ」
閉館の音楽と同時にクマとお嬢さんが現れた。
HARUKI「どうだった?」 お嬢さん「なんであんな風に死体をお棺に入れないといけないのかわかりません」 にゃるほど~。お嬢さんに説明を聞くとかなりユニークなものがたくさんあったらしい。 一方クマ。かなり興奮したようで(笑)、その余韻に浸ったまま口もきかない。 だめだこりゃ!
はっきり言って、これからメインエベントとは思えないほど疲れたHARUKIとクマは、駐車場でみなパパさんたちに別れを告げ、スタジアムに向かった。
みなパパさん、お嬢さん、1日お付き合いいただき、本当にありがとうございました!
午後6時過ぎ、スタジアムに入る。 アウェイゴール裏が芝生だという情報は入っていたので、覚悟はしていた。でもね、マジで全面芝生にはちょっとメゲたHARUKI。 100円ショップで買ったレジャーシートを広げて、眠そうなクマに「寝なよ~」と声をかけた。 が、芝生の傾斜がかなりきついので、座るにしても寝るにしてもズルズル滑り落ちていく感じ(悲)。
なにしろパナソニックがスポンサーのチームだから、オーロラビジョンでは テレビと同じようなCMやりまくり(涙)。スピーカーのそばに座ってしまったために、音もめちゃうるさい。 うーーーーん。
今日は、おとなしくしていようかと一瞬思ったのだが、見るとさすがにエスパのサポも少ないので、根性を入れて今日も歌って踊って90分をやることに(大汗)。 おまけに招待券を配りまくったらしいガンバ。スタジアムは、ほぼ一杯になった。
午後7時、キックオフ。 とりあえず大黒にアラウージョに遠藤にフェルナンジーニョがいる上に、連 勝街道驀進中のガンバ相手に、正直どこまでやれるのかなぁという気持ちがあった。 が!!!!!!! なんといきなり開始7分にケースケ(太田)が点を入れて、リードした。 うっそ~ん(笑)。←おいおい
猛攻なんてもんじゃない、もう責められまくりのエスパルス。でも耐えた。みんなで必死に耐えた。
1-0のまま前半終了。
実はHARUKIたちの後ろに一人で来ている若いおにーちゃんがいた。 このおにーちゃん、一生懸命応援しているなかなかの好青年。 そこで、ハーフタイムに入り、USJで買った大量のチョコバナナ味のポップコーン(笑)を「一緒に食べましょう」と声をかけた。 「ありがとうございます!」「いただきまっす!」と、とてもいいお返事。 っていうか、なにしろ芝生でビニール広げて座っているので、なんとなく隣近所と親近感がわいてしまうのだ(笑)。
このまま1点を守って試合が終わるはずはない、と思いながらも、もしかしてもしかしてもしかして勝てるのでは?と期待しながら、後半が始まった。
後半が始まって10分もしないうちに、FWの久保山が高卒ルーキーの一応DF(実はボランチ)岩下と交代。へ?守備固め? そりゃ、ねーだろーーーー。
そうこうしているうちに、ガンバのブラジル人に1点入れられた。 うーん。
その直後、ジェジンが得点。←くわしい経緯は忘れた これで2-1。
狂喜乱舞するエスパサポ! もちろんHARUKIもクマも、最終的には後ろのにーちゃんも交えて、3人で輪になって絶叫しながら飛び跳ねる。←はたから見たらコエーと思うが←アフリカのお棺の続きか?(笑)
やっぱり勝てるかも!と思いながら、必死の応援が続く。
しかし、ガンバのお客さんはおとなしい。 エスパ側は、それでなくてもいつもよりハイテンションなので、ガンバのバックパスや審判の妙な判定にブーイングの嵐(もちろんアラウージョにもブーイングはしたが)。 ところが、エスパルスの選手(誰とは言えねぇぇぇ…笑)がボールの出し所がなくて、GKにボールを戻しても、ブーイングのブの字も出ないのだ。 うーん、うーん。
もしかして素人観戦者が殆どか?(笑)
あとほんの1~2分で終了というところでアラウージョに点を入れられた。 へ? もうロスタイムでは?というところでまたまたアラウージョに点を入れられる。 うっそーーーーーーーーーーーーー!!!←この時点で2-3で負けている
ケンタ監督、最後の最後にノボリさん投入。 すると、いきなりカウンターから、テウクが得点。 やったぁぁぁぁぁ! 同点だ!
狂喜乱舞するエスパサポ。 また3人で絶叫しながら飛び跳ねた。すると後ろのにーちゃんは喜びすぎて、飛び跳ねた拍子に芝生を転げ落ちていった(マジ)。
にーちゃんを引っ張りあげて、一息ついたところで試合終了のホイッスルが鳴った。 はぁぁぁぁぁぁぁ。
結局3-3。 なんだか最後はよーわからんかったけど、ま、引き分けだから良しとしよう。
にーちゃんと握手をかわして、オレンジTシャツのまま、大急ぎで帰ることに。 なにしろこれから、ホテルまでの約2時間のコースが待っているのだ(号泣)。
モノレール駅に入ると「入場制限をしています」という場内アナウンスが。 ぎゃあ。 暑いところにもう大勢なんてものではない。立ってるのがやっとというくらいの人ごみ。
HARUKI「うーん、どこで乗り換えかなぁ」 クマ「千里中央かぁ?」 HARUKI「もうひとつ手前の駅でもいいかも」 二人でごそごそ話していると、隣に立っていたおじさんが声をかけてきた。
おじさん「どこまで行かれはるんですか?」 HARUKI「関空です」 おじさん、一瞬絶句。←そりゃそーだ
でも気を取り直したように言った。 「千里中央から御堂筋線でみなみまで行けば、南海に乗れますから」 HARUKIとクマは丁寧にお礼を言った。
もちろんこのおじさん御家族は、ガンバファンだろう。オレンジを着て、首からオレンジタオルを下げているHARUKIたちと話がはずむはずもない。 気まずい沈黙の20分間を過ごした後、ようやくホームに入ることが出来た。
それから、延々2時間。モノレール、地下鉄、電車と乗り換えながら、泉佐野まで戻ったのだった。 だぁ。
深夜12時。 ホテルにチェックイン。←予定通り(号泣) 明日の電車の時間をフロントで確認してから、部屋に入る。
この前の神戸とは違い、広くて気持ちのいい部屋。だが、5時間後には、もうホテルを出なければならないのだ。 うえーーーーーーーーーーーーん。
シャワーを浴びて人心地着いたHARUKIとクマ。 HARUKI「民博リベンジしたいよね?」 クマ「うう」 HARUKI「どうしてもしたいよね?」 クマ「ううう」
HARUKIは、今日もらったJリーグの日程表を見た。 えっと~あるとしたらセレッソ大阪戦だよね。 うわぁ、8月だよぉぉぉぉ。
HARUKI「では次回セレッソ戦、また遠征しますかね」 クマ「え?いいの?」 HARUKI「民博だけのためには、来たかないわな、私は…」 クマ「すいません」 HARUKI「じゃーん!すぐです!8月20日です!」 クマ絶句。
HARUKI「きっとこっちはまだ暑いんだろうねぇ」 クマ「………」 HARUKI「もう関空はやめようね」 クマ「そうだね」 HARUKI「今度は大阪空港にしようね」←二人の間に、すでに新幹線という発想がないところが怖い
1日で3日分はあるだろうというスケジュールを過ごしたHARUKIとクマは、そのまま翌朝4時半まで爆睡した。
だぁぁぁぁ、ヅガレダァァァァァァ。←当たり前だよ!
風邪で仕事を休んでしまったために今日は、HARUKIお仕事。 明日は、朝一番の飛行機に乗るためにはHARUKI的には深夜に家を出なければならない。←ちなみにクマ的には早朝(笑)
朝の8時に関空に着いてどーすんだよっ!!と思っていたのだが、クマがUSJに行きたいと言う。 HARUKI「そりゃ、私だってスヌーピーに会いたいけどさぁ」 クマ「スパイダーマン」 HARUKI「へ?」 クマ「新しくスパイダーマンの出し物が出来たんだよ」 へーーーーーーー。
明日大阪を案内してくれる予定のHARUKIのページに来てくださっているみなパパさんにメールで問い合わせてみた。 すると「1時間待ちでも見る価値はある」とお答えが。 ふーん。
さらにみなパパさんは、万博記念公園にある民族博物館は是非見て欲しいという旨のメールも下さった。 そういえば、この前大阪に遊びに行った友人Nも民博は良かったと言っていた。
昨日、その友人Nと電話で話した。
友人N「民博おすすめ!」 HARUKI「なんでぇ」 友人N「クマちゃん、絶対好きなはず!!」←確信があるところがすごい
実はこの友人N、なぜかクマと趣味が共通している。 妙なフィギュアが好きだったり、妙なエスニック料理が好きだったり、妙な内臓系の食い物が好きだったり、妙なお笑いのCDが好きだったり、妙なアニメが好きだったり。←どれも普通のものではないところがミソ ときどきHARUKIは、クマとは、HARUKIより友人Nの方がベストカップルなのではないかと思うことがある。
ま、それは置いておいて。 友人N「私が見に行ったときはね、企画展でね、アフリカのお棺っていうのやってたの」 HARUKI「へ?死体をいれるお棺?」 友人N「そうなのよ~(以下略)」←いかに面白かったかを語ったらしい HARUKI絶句。
この話をとりあえずクマに話してみた。 HARUKI「アフリカのお棺っていう企画展やってたんだって」 クマ「へーーーーーーーー、面白そうじゃないか!!」 だぁ。 だからぁぁぁぁ。 絶対クマは友人Nとの方が、うまく行くに違いない!!!!!(断定)
そうじゃなくて。 あのね、HARUKIはね明日の夜のね、万博記念競技場のね、清水エスパルスVSガンバ大阪の試合を見に行くわけで。 決してスパイダーマンや謎のアフリカのお棺展を見に行くわけじゃないから!!(注:企画展だから明日アフリカのなんちゃらをやっているかどうかはわからない)
ちなみに、ガンバといえば「つね様」(←日本代表の宮本をこう呼ぶらしい)に「大黒様」に、去年清水にいていまや得点王ランキング上位のアラウージョもいるし、ガチャピン(←やはり代表の遠藤)もいるし、敵としては申し分ない(大汗)。 エスパルスがどこまでがんばれるかわからないが、とにかくHARUKI的には、声が枯れるまで応援するしかないわけでぇ。
HARUKIが帰宅するとクマがうれしそうに言った。 「HARUKIちゃん、スイカ食べる?」
HARUKI「食べるわけないじゃん!」 クマ「え?なんでも食べられるんじゃないの?」 HARUKI「残念でしたぁ。もう鼻、治りましたぁ」 クマ「そーなの?」 HARUKI「味わかるから、ずぅえったい食べないも~ん」 クマ「なぁんだ。じゃ一人で食べるか」←どうもスイカを買って来たらしい まったく油断もスキもありゃしない。 HARUKIがそんなにいつまでも良い子でいるわけないだろっ!←おいおい
明日の大阪は天気もいいらしい。 めちゃ暑の大阪で、いったいどーなることやら~(笑)。
2005年07月15日(金) |
風邪のせいでよい子になっているHARUKIの巻(笑) |
HARUKIの風邪はまだまだ治ったわけではない。が、とりあえず熱も下がったし、そもそも仕事を休んでいられないので、今日は会社に行った。
用事があって某取引先の人に電話をしたHARUKI。 HARUKI「○○社のHARUKIですが」 ××さん「へ?HARUKIさん?」 HARUKI「はい」 ××さん「もしかして風邪?」 HARUKI「はい」 ××さん「声が別人でわからなかったわよ~」 だぁ。
電話をかけた4人に同じことを言われる始末(涙)。
デスクワークをした後、いつもメロン攻撃のあるお宅へ行ったHARUKI。 打ち合わせをしているとお手伝いさんが、「どうぞ~」とメロンを持ってきた(悲)。 うわぁ。 だからぁぁぁ、HARUKIはメロンが嫌いなんだってば!!
でも、ここのご主人もメロンが嫌いなんだからしょうがない。お客に出すしかないのだろう。
実はHARUKIはこの家に入ったときに玄関で見た! いかにも頂き物の夕張メロン2個入りの箱が、置いてあるのを!!(笑) あ~あ、あれどーすんだろ~(爆)。
HARUKIはしぶしぶメロンを食べ始めた。 あれ? メロンの味がしない。 鼻づまりがひどくてまったく匂いがわからない状態なので、味もしないのだ。
そういえば、蓄膿症の友人が「鼻がつまっていると味がわからない」と言っていたが、まさにこれなんだろう。 HARUKIはひどい花粉症で例年鼻づまりで悩まされるが、匂いがしないなんてことは一度もなかった。 なるほど~。
いつもは拷問のメロン(笑)も今日は平気で食べられた。
帰宅後。 HARUKIがこの話をするとクマが言った。 クマ「こーいう日にはスイカだよ!」 HARUKI「平気だよ」 クマ「あとカレーね!」 HARUKI「うん、大丈夫」 クマ「ソーメンもだね」 HARUKI「OK!」 クマ「マジ?」 HARUKI「だって、全然味も匂いもわかんないんだもん」 さすがのクマも驚いたらしい。
HARUKI「好き嫌いのない良い子になったんだってばぁ」 クマ「HARUKIちゃん、風邪、よっぽどひどいんだねぇ」 だぁ。
ちなみにタバコも、今は1日3本になってますから~(笑)。 健康的かもね~(爆)。
2005年07月14日(木) |
休養の1日だったんだけど(怒) |
まだちょっと熱があったので、仕事を休んだHARUKI。
午前中。 うだぁぁぁぁぁぁと寝ているとピンポ~ンとインターフォンが鳴った。 はいはいはい。 急いでTシャツに着替えて出ると、宅急便。 はぁ。
昼過ぎ。 うだぁぁぁぁぁぁぁと寝ているとまたピンポ~ンとインターフォンが。 はいはいはいはい。 インターフォンごしに話すHARUKI。
HARUKI「どちら様ですか?」←学習したのでパジャマはやめている おじさん「東京ガスなんちゃら協会(←忘れた)ですが、漏電検査です」 へ?なんだぁ? 怪しくないかぁ?←いきなり 今流行の悪質リフォーム業者では?←熱があるので思考経路が単純 いや~ん。
HARUKIの躊躇を悟ったかのようにおじさんは言った。 「この前、ポストに入れておきましたチラシ、ご覧になっていただけましたか?」 うーーんと、そういえば、入っていたような…。
HARUKIがまだぐずぐずしているとおじさんは言った。 「まず外の機械を点検して、それから屋内の配電盤を見させていただきます」
時間経過。
またピンポンがなった。 おじさん「外の機械は異常ありません。屋内を見せてください」 えっと~、しょうがないのでHARUKIは玄関をあけた。
さてHARUKI家の配電盤は、1階の廊下の突き当たり、ネコトイレの真上にある。
おじさんを配電盤の前に案内すると、調度起きたらしいHAL=^..^=が、2階から降りてきて、おもむろにトイレに入った。
HAL=^..^=ちゃ~ん、なんでわざわざ、今、トイレするの?それも1階ので!2階にもトイレあるじゃん!
おじさんとHARUKIは、HAL=^..^=がトイレを済ますのを待つ事に(汗)。
HARUKI「すいませんねぇ」 おじさん「いえいえ」
よりによってHAL=^..^=のトイレはウン○だった(泣)。 だぁ。
HAL=^..^=がトイレのふちに前足をかけて、いきんでいる様をボーッと見ているHARUKIとおじさん。
おじさん「ウチにもペルシャがいるんですよ。こちらのネコちゃんは?」 HARUKI「スコティッシュという種類なんですけど」 おじさん「はぁ」 どうせ、また説明しても面倒くさいことになるのでHARUKIは言った。
HARUKI「ま、雑種みたいなもんです」
HAL=^..^=がようやくし終わった。 おじさん「このあとカキカキが長いんですよね」 HARUKI「すいません」
HAL=^..^=のご丁寧なカキカキが済むとおじさんは言った。 おじさん「あ!ネコちゃん、行っちゃいますけど、お尻の点検はいいんですか?」 うわぁ。 いや、ご親切な。 確かに長毛のコは、どうしてもあっちこっちにいろんなものをつけたままになりやすい。きっとこのおじさん家では、ネコのトイレの後は大騒ぎなんだろう(笑)。
HARUKI「あ、ウチはお尻の周りの毛は短く刈ってあるんで大丈夫なんです。いいウン○だし」 おじさん「下痢でもされてたらたまらないですよね」 HARUKI「ですねぇ」
それからおじさんは、配電盤を点検し、漏電スイッチが入っていたら、こーしてください、という説明をして帰って行った。
午後遅く。 うだぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁと寝ているとまたまたピンポ~ンとインターフォンが。
HARUKI「どなたですか?」 おじさん「○○建設と申しますがお向かいのアパートのことで」
HARUKIが玄関をあけると虎屋の紙袋を持ったおじさんが二人立っていた。
実は、HARUKI家の横隣に2軒のアパートが建っている。 1軒は、去年大改築を行い、ピンク色に外壁を塗り替えて一応まともなアパートになった。
もう1軒は、誰も住まず、廃屋状態で何年も放置されたまま。いまやツタが生息し放題で、アパートの外観をすっぱり覆っているのでそれなりに風情はある(笑)。 ちなみに、今ツタの花が満開で、ツタの花があんな白くて不気味な花(笑)だとHARUKIは初めて知った。
HARUKI「奥のアパートですか?」 おじさん「はい。解体工事をしますのでご迷惑をおかけすると思いますが、よろしくご協力お願いします」 HARUKI「いつからですか?」 (以下略)
こうしてHARUKIの1日は終わった。 まったくおちおち寝てもいられないじゃないかっ!! これじゃ、休養にならんぞ!おいっ!!(怒)
朝、寒くて目が覚めたHARUKI。←うっそ~ん ずーーっとノドが痛かったのだが、どうも熱が出たらしい。 で、とりあえず会社に行ってやることだけやって、夕方早めに帰宅。 晩御飯を調達して帰って来たクマとBSの生中継で試合を見た。
_| ̄|○
今日はもう寝ます。 だぁ。
追記 赤子を抱いて入場してきた森岡様に妙に萌えてしまった(笑)。
今Jリーグは「HOT6」などと名付けて、リーグ戦をやっている。 よーするに代表戦があるために押せ押せになったスケジュールを消化するために、平日(水曜日)も試合をやるという、単に過酷な日々になっているだけの話。 まったくな!
先週の水曜日もあったのだが、明日も試合がある。 それもホームの日本平である。 行きてぇぇぇぇぇぇ。 先週はド修羅場中だったので、そんなことみじんも考えなかったが、明日、もし万が一仕事をサボれたとして、午後7時にスタジアムに着くためには、会社を3時には出ないといけない。 うーーーーむ。
うまく同じ部署のKさんの目をごまかして(笑)、試合を見にいけたとしても、問題は帰り。
夜9時に試合が終わり、スタジアムからシャトルバスに乗り、静岡駅へ。10時24分のひかりに乗り遅れたら、もう帰れないのだ(号泣)。 うーーーーーーーーーーーーーーむ。
こういうときだけは、スタジアムがもう少し、どこでもいいから駅に近いといいなぁと思ってしまうのだが。←どうせ年に一度か二度の話なんだけどね
夜。会社の喫煙所で。 HARUKIが「どーしよ~」と一人でうなっていると修羅場中のジェフサポにーちゃんがやってきた。
ジェフにー「HARUKIさん、明日どこですか?」 HARUKI「日本平。キミんとこは?」 ジェフにー「日産」←横浜マリノスのホーム、日産スタジアムのこと HARUKI「え?楽勝じゃん!行けるよ!それ!」 ジェフにー「でしょ?」←ムカつく返事 HARUKI「私なんか絶対無理なんだわ」 ジェフにー「なんでですか?」 HARUKI「帰りが…」 HARUKIがごにょごにょ話すとジェフにーが言った。
ジェフにー「最終の新幹線に間にあわなかったら、目も当てられませんね」 HARUKI「うう」 ジェフにー「相手はどこですか?」 HARUKI「FC(東京)」 ジェフにー「今、話題のねぇ」
ちなみになぜFC東京が今話題かというと、前節の味の素スタジアムで行われた東京ダービー(FC東京VS東京ヴェルディ1969)で、FCサポ200人ほどが試合前に、ヴェルディ側へ向かってスタジアム内の通路を団体行進したらしい。もちろんホームとアウェイ側は柵で仕切られているので、行進はそこでストップ。 くわしいことはわからないが、係員などと小競り合いをした挙げ句、FCサポの一人がスタジアム備え付けの金属製の灰皿のふたをヴェルディ側に投げ込んだ。 運悪くそのフタは、(確か)警備員とヴェルディの関係者、通りすがりの観客の計3人にぶつかり、ヴェルディ関係者は何針か縫う大怪我をしたとか。
ちょっと前の柏サポの起こした事件、エスパルスがやられたレッズサポの事件、そして、今度はこれかい!って感じで、HARUKIはもう情けなくてしょうがない。 なんでそーいうことするかなぁ。 サッカーの試合で戦うわけだから、サポーターは応援することで気持ちをぶつければいいじゃないか!
とくに今度のFCの事件は「試合前」というから、正直驚いた。 たとえば「試合に負けて興奮した」とかいうなら、アルコールも入ってただろうし、と多少想像することも出来るのだが。
実は、春にジェフにーちゃんと行ったヤマハスタジアム(ジェフ市原VSジュビロ磐田)で、ジェフサポはアウェイのゴール裏通路(広場?)で決起集会を開いた。理由は、メインの選手をジュビロに引き抜かれて悔しかったので「絶対負けられない戦い」とジェフサポが位置づけたからだった。 集会後、皆で行進し、歌いながら自分達の席に入った。
もしFCサポが士気を高めるために集まったのなら、わざわざヴェルディ側まで行進しなくてもよかったと思うのだが。
ここのところ勝ちがないFCとヴェルディ。15位と16位というかなりの下位でどちらも低迷している。 負けがこんでいるととにかく勝ちたい一心で、サポは必死になる。その苦しい気持ちは、去年のエスパルスの悲惨な状況を経験したHARUKIだから、よーーーーーくわかる(涙)。
今思うと、あのときのエスパサポは、本当に美しかった。←自画自賛(笑) 実はエスパルスの応援団もいくつかグループにわかれているのだが、あのときばかりはその垣根を越えて、ゴール裏だけではなく、バック・メインのスタンドにいる観客も一緒に応援するように連携しよう、とか、清水駅前の広場(?)で決起集会をして、少しでも多くの人にスタジアムに来てもらうように呼びかけよう、などととても建設的な意見が飛び交い、それを実践した。
そして、最終的にJ2降格はしなかった。
こう考えると本当にチームカラーというかサポーターの資質は、危機的状況になると顕著に現れるなぁとつくづく思う。
ちなみに日本平は、とても平和なスタジアムなので、アウェイ側とホーム側を仕切ったりなどしていない。 売店では、オレンジ色の人と他の色の人がまじって買い物をしている光景を目にすることが出来る。 そんな日本平だから、明日のFC戦はちょっち心配っちゃぁ心配なのだが、FCの公式ページによると、明日はFCの社員のみなさん全員が、サポと一緒に日本平へ出張ってくるとか。 理由はサポもチームも一丸となって勝利のために応援するんだそうだ。
サポが暴れないように見張りに来るわけじゃないのね(笑)。
HARUKI「FCかぁ、勝てるかなぁ」 ジェフにー「あーいうチームは怖いっすよね。ルーレットに当たるとめちゃめちゃいい試合しますからねぇ」 HARUKI「ううううう」 ジェフにー「今の清水なら大丈夫じゃないですかぁ?」 うううう、ありがとね~。
ジェフにー「ウチは絶対勝ちますから!打倒!!!マリノス!!!!!」 と言ってこぶしを振り上げたジェフにーちゃんは、意気揚々と席に戻って行った(笑)。
さてHARUKI。明日かぁぁぁ、どーしよーかなぁぁぁぁ(笑)。←おーい!
とりあえず一晩放置してあるネコたちのことが気になっていたHARUKIたちは、なんとしても早朝の新幹線に乗って帰京しようと決めていた。
朝4時半。 HARUKI起床。←早っ クマを起こして、帰る支度を始めた。 うーん、どうせ早朝だし、化粧もしないでいっか~(笑)。←コエーよ
そもそも安い料金のホテルだったので、部屋は狭いなんてもんじゃないし、お風呂はトイレとセットのユニットバス。
湯船があまりに小さくて、長方形の短い辺の幅ではHARUKIは、しゃがむとはまってしまって身動き出来ない(涙)。 おかげで常にシャワーの蛇口を横に見ながら、体などを洗う始末(悲)。 水圧が低いんだかなんだか、お湯もちょぼちょぼしかでないし。
トイレの方は、クマが「座るとチ○ンチンが上向きにこんにちは!しちゃうし(←どーいう状態だよ!)、壁が近すぎて足がつかえて正面向きには座れない」と言うほど使いにくかった。
クマが言った。 「いまどき、ラブホの方がもっとまともだぜ」 はいはいはい。 でもラブホの方が料金高いと思うけど(笑)。
おかげでホテルに長居する気分など、まったくなかったのであっというまに、撤収完了。
5時には、ホテルをチェクアウト。 チェックインしたのが、昨夜の午後5時で、出たのが朝5時。そのうち5時間半は、外出していたわけで、実質ホテル滞在時間は6時間半。 で、正規料金かぁ?(笑)←当たり前だよ! こーいうお客ばかりだとホテルも助かるだろうなぁ(爆)。←なんで?
まだ朝の5時台だというのに、京都行きの新快速にはリーマン風の人などそれなりにお客さんが。 HARUKIは早朝に電車に乗ることなどないので、これが異常なことかどうかはわからないが。もしかして関西の人って勤勉?(汗)
新大阪で、6時半ののぞみの指定席を購入。
スポーツ新聞でも買うか~と、駅の売店の前に立ったHARUKI愕然。 どの新聞の1面も、虎がどーたらと言った、阪神の記事しか見えないのだ(汗)。 うーん、どーしよ~。
迷った挙げ句、サッカー関係の記事が多いと思われるニッカンを購入。
サッカーの記事、サッカーの記事と唱えながらページをめくっていくと、いきなりのドデカイ見出しが。
「神戸惨敗 三木谷社長激怒 男として情けない 来年はJ2でやりたいのか」
うわぁ。(注:ちなみにこの記事はウエブのニッカンスポーツのページでも見られます) おまけに写真は、異様な形相の三木谷氏の顔とシュートを打った後、勢いあまって倒れているヴィッセルのFW平瀬のかなり情けないお姿。←なにしろ顔が見えないし うーん、うーん、うーん。
三木谷氏のことは普段からいろいろ記事になっているが、ここまで強力にやらなくても(滝汗)。 すいませんねぇ、清水が勝っちゃてぇ~(笑)。←結局これが言いたかっただけらしい 所詮スポーツ新聞の記事だから、読者が面白がるように書いてあるわけで。お地元チームの扱いが大きいのは、サポにとってはうれしいだろうけどねぇ…でもこれじゃぁねぇ…(汗)。←同情したらしい
9時半。東京駅着。 帰宅したのは10時だった。
心配したネコたちもとくに変わった様子もなく、HARUKIたちを見ると「エサ~エサ~」と皆で鳴いていた(笑)。 ほぉ、良かった。
その後、HARUKIとクマが休憩してからバーゲン目当てに、新宿のデパートに買い物に行ったなんていう話は、思い出すのも恐ろしいので割愛(笑)。←我ながら脅威の体力だし
さぁ、次の日曜日はガンバ戦で大阪に遠征だぞ!! がんばれ!エスパルス!!
来週まで体力がもつか正直不安なHARUKIであった(笑)。 がんばれ!HARUKI!!(爆)
2005年07月09日(土) |
清水エスパルスVSヴィッセル神戸 (神戸ウイングスタジアム) |
そもそもの起こりは、昨夜のクマのセリフだった。 「明日の土曜出勤、休もうと思って」 はい? なんだよぉぉぉぉ!午前中仕事だっていうから、神戸遠征をあきらめて、能のチケット買ったのにぃ。
HARUKI「マジ?」 クマ「うん」 HARUKI「体調悪いの?」 クマ「多少」 HARUKI「明日、神戸遠征できる?」 クマ「それほど具合が悪いわけじゃないから、大丈夫だよ。でも能のチケットあるんだよね?」 HARUKI「それは、親父にあげれば喜んで行ってくれるから。でもマジで大丈夫なの?」 クマ「うん」
ここでHARUKIは苦悩した。 体調が悪くて仕事を休むヤツを神戸なんかに連れて行くことに。←当たり前だよ でもなぁ、クマの場合ストレス性の体調不良だから、気分転換すれば治るはず(断定)。 いや、久しぶりに能も見たいしなぁ。 うーむ。どーしよ~。 HARUKIがうなっているとクマはどっちでもいいから、と何度も言うし。
HARUKIがエスパルス系のサイトを見ていると、明日のヴィッセル神戸戦は「高田総統御来場試合」と出ていた。 なんだぁ? HARUKIがクマに「“高田総統が来る”ってあるんだけどなんだと思う?」と言った途端クマの目が輝いた。 「え?ホント?」 へ?
実はクマは、プロレスマニアである。生観戦はしないが、テレビのプロレス番組はすべてこっそり録画して見ている(らしい)。 クマ「高田××(←忘れた)だよ~」 HARUKI「もしかして、もしかしてプロレス関係?」 クマ「そう!!!」 HARUKI「もしかして、ナマ高田見たい?」 クマ「いや、別に…ごにょごにょごにょ」
というわけで、いきなり神戸行きが決定したのは、金曜深夜の2時過ぎだった。だぁ。←HARUKI家にありがちなパターン(笑)
当日。 朝7時、HARUKI起床。 早起きのクマは、とっくに起きてテレビを見ながら洗濯をしていた。
まずネットでホテルを取ることに。神戸の地理がまったく不案内なので、とりあえずスタジアムのそばのホテルを予約。
それから実家に電話。 HARUKIが「チケットをあげるから行ってくれい」というと、父親は「これから墓掃除に行く」と言う。←父親も異常に早起きの人
HARUKI「午後1時からだからさぁ」 HARUKI父「間に合うかなぁ」 HARUKI「この暑いのに、何時間も墓掃除したら、熱中症になるよ!適当なところで切り上げた方がいいよ」←すげー理屈 父「そうだなぁ」 HARUKI「じゃ、チケットはそっちのポストにいれとくね」 父「うん、ありがとう」
次に、JRの駅に新幹線のチケットを買いに走る。 昼過ぎののぞみを予約しないとぉ。
9時半に家に戻る。
次に、試合のチケットだ。 コンビニの機械で直接買えるはず。 ぴあにアクセスできるのが10時からだったので、10時過ぎにコンビニへ。 ところがいくら探してもヴィッセル戦のチケットが出てこない。 へ?もう売り切れか? いや~ん。ここまで準備してるのにぃ。
ところがよーく見たら、さすが楽天(笑)。他のチームの試合のチケットは買えるのに、ヴィッセルのはコンビの機械では直接買えないことが判明。 だめじゃん! ダッシュで家に戻り、ネットのぴあでチケットを購入し、またコンビに走り、発券する。
ヅガレダアァァァァ。←すでにバテバテ
クマは優雅にお掃除の真っ最中。
眠い!めちゃめちゃ眠い!!!! なにしろ昨夜は4時間も寝ていないのだから、当然。 ちょっと仮眠してから、いよいよ出かける準備。
突然決めた遠出なので、キャットシッターさんも頼んでないし。 ま、1日くらい留守にしたって大丈夫でしょう。←急に大雑把
午後1時。
HARUKIとクマは、大阪行きののぞみの座席で弁当を食べていた。←我ながら脅威(笑)
クマ「なんで新神戸から行かないの?」 HARUKI「だって、ネットの乗り換え案内を見ると、みんな新大阪から新快速で神戸に行けって出てくるんだもん」 クマ「へーー」 HARUKI「っていうかさぁ、神戸って三宮が有名じゃん?おまけに兵庫って駅まであるんだよね。マジで神戸って駅があるのか、わたしゃ心配だよ」←おいおい クマ「行ったよね?神戸?」 HARUKI「うん、キミとも行ったけど、その前にも仕事でも行ってるし、何度か行ってるんだわ」 クマ「で、わかんないの?」 HARUKI「覚えてない」←所詮そーいうヤツ クマ「…………」
大阪が近づくにつれて、どんどん天気が悪くなってくる。 クマ「雨、大丈夫かなぁ」 HARUKI「あそこ、屋根付きのスタジアムだから」 クマ「へー。ドームなの?」 HARUKI「可動式屋根らしいよ。この前ジェフ戦があったんだけど、オシムが“雨も降ってないのに、屋根閉めるなよ!蒸し暑いからっ!!”って怒りまくってたんだわ」 クマ「……………」
午後4時。新大阪着。 HARUKIが新快速の時刻表を見ているとクマが「あ!」と言って売店に吸い寄せられて行った(笑)。
そして、御座候の大判焼き(大阪の有名店らしい)とわらび餅を買ってニコニコしながら戻ってきた。←平和なヤツ
クマ「赤あんと白あんだってさ」 HARUKI「赤あん?」 クマ「東京で言う普通のつぶあんだよ」 HARUKI「へーー」
5時ちょっと過ぎ、神戸着。 HARUKI「良かった~、神戸駅があって」←当たり前だよ! クマ「そりゃ、あるだろ」 HARUKI「三宮が神戸だったらどーしよかと思ってさ。だって大阪みたいに、同じ場所にあるのに国鉄と私鉄で駅名が違ってたら目も当てられないじゃない」 クマ「天王寺と阿部野橋?」 HARUKI「そうそう!大阪と梅田とかさ。まったく信じられないよ~」←相当、根に持っている
ホテルにチェックインして、オレンジにお着替え。 いよいよスタジアムに向け出発だ。
HARUKI「近いと思うんだけど、私鉄の駅まで歩くか、タクシーで行くか」 クマ「高田総統~」←こっちが目当てか!おいっ! HARUKI「間にあわなかったらかわいそうだから、じゃタクシーね」 クマ「わーい!」
午後6時。スタジアムに到着。 雨は小降りになっていたが、中に入るとやっぱり屋根はしまっている。
暑い!めちゃめちゃ暑い!!! まるでサウナにいるような感じ。 うーーーーん、これで歌って踊って90分なんてやったら死ぬ、絶対死ぬ!!!(笑)
確かぴあで見た限り、アウェイ側自由席以外は「残席が残り少ない」状態だったけど。 この蒸し暑い中に、人が一杯入ったらどーなるんだろう(恐怖)。
なんとか太鼓の演奏が終わると、クマ期待の「高田総統」とお連れさん2人 がピッチ上に登場してヴィッセルに激を飛ばし始めた。 っていうか、ただしゃべってるだけだし、メインスタンド前の中央にいるだけなので遠くてよく見えない。 クマは双眼鏡で必死に見ている。 聞いていると、どうも「大阪で試合をやるので見に来てね!」という宣伝に来たとしか思えないし(笑)。
どーでもいいんだけど、着ぐるみパルちゃんだって寸劇のひとつもやるんだから、なんかやればいいのに(笑)。 クマがちょっち不満そうに言った。 「ハーフタイムショーに期待だな」 ふーん。 おまけに、ヴィッセルゴール裏側から謎の赤い煙が(汗)。 演出効果なんだろうか?
午後6時半。 選手が登場して、ウォーミングアップを開始。 そこから始まる「歌って踊って90分」。 はぁ。←なぜため息(笑)
メインやバックのスタンドを見ると席もがんがんうまっていく。←最終的に1万8千人を越えた
いつものように、選手のコールをしたり、デカイJAL旗をやったり。
うわぁ。 今日もJAL旗(注:試合中は得点したときに出る)の下だよぉぉぉぉ。
とりあえずサウナの中で(笑)やってるわけだから、暑いなんてもんじゃない。 このままいったら絶対倒れるので(笑)、売店で500mlのペットボトルを買ってきて、それできっちり水分の補給をすることに。
ヴィッセルは、成績不振で今期3人目の監督に変わったばかり。 さらにカズをスタメンからはずした関係でキャプテン不在になってしまったので、選手が投票を行って今日から三浦(←日本代表)が新しくキャプテンになった。
クマが言った。 「学級委員じゃないんだから。選挙でキャプテン決めるかなぁ」←どうしても発想が中学校(笑) いや、HARUKIにもそのあたりのことはよくわからんが。 監督がそーしたいって言ったんだったら、それもありなんだろう。
今シーズンまだ2勝しかしてない最下位ヴィッセルとしては、まだ3勝しかしてないエスパルスには、なんとしても勝ちたいだろう。 でもね、ここでエスパルスをあなどってはいけない。なぜならエスパルスはあんまり勝ってないけど負けもすげー少ないんだ、これが。←よーするに引き分けが多い 順位を見ればわかるだろう~(笑)。
午後7時、キックオフ。 あまりの湿気に汗が流れるというより、全身濡れている状態に(涙)。
最初はヴィッセルのペース。フル代表に選ばれている三浦の個人技は、すごかった。確かに上手。 三浦を基点にチャンスが生まれている。 が、決定力がないというか、どーしてもゴールにならない。 もちろん、俊さんの神技ディフェンスも炸裂したし。
おかげでひやひやしながらも、かなり安心して見ていられた。←おいおい みなさんお上手なんだけどパスがきちんと通らず、ボールが一人(笑)点々とラインを割ることが何度も(汗)。
HARUKIは思った。 このチームに勝てないようじゃ、今年のエスパルスはこれ以上期待できないぞ。←おーい!
そして、前半35分。 ジェジンの素晴らしいミドルシュートが決まった。 いや、気持ちいいなぁ。ジェジンはこーいうゴールがあるから、見てて楽しいんだよなぁぁぁ。
1点取った後は、エスパルスのペース。 パスカットから、カウンター攻撃が何度も繰り出された。 前半終了間際、久保山がまたゴール。 2-0で前半終了。
ハーフタイム。 喫煙所は屋根がないところなので、HARUKIはそこへ避難することにした。 このまま後半45分もつんだろうか?←誰が?(笑)
喫煙して席にもどるとクマが言った。 「なにもなかった」
HARUKI「へ?」 クマ「高田がまたしゃべっただけ」 HARUKI「ま、いいじゃない、ナマで見られたんだから」 クマ「まぁねぇ。せっかく軍団3人で来てるんだから、少しはパフォーマンス見せて欲しかったなぁ」 もちろん周囲の人は、高田総統のことなどまったく無視(汗)。 っていうか、そんなこと楽しみにしてたのは、エスパルス側ではクマ一人だったと思うけど(笑)。 エスパルスサポは、キャラ(着ぐるみ)にしか萌えられない人たちだからさぁ(爆)。
後半開始。 完全にエスパルスのペースで、パスカットしてはカウンター攻撃しまくり。 ディフェンダーの森岡様が、ボール持って一人でこちら側にある相手ゴールめがけて走って来たときは、どーしようかと思ったぞ(笑)。←闘莉王(注:レッズのDF)じゃないんだから(爆)
後半20分。 テウクがダメ押しの得点。 これで3-0。 あまりの暑さと湿気でもうどうにでもして状態の(笑)HARUKIは、狂喜乱舞。
試合終了。 やったーーーーーーーーーー!! 3-0で勝利。 いや、遠くまで来たかいがあったわ。
試合後、オーロラビジョンに今日のハイライトと称して、エスパルスのゴールシーンが映し出されている。
今日、5度目のJAL旗。 うわぁ。
旗を持って階段を走り降りているおにーちゃんが言った。 「これで最後ですからぁぁぁぁ」
いや、うれしいからいいんだけどね(笑)。
雨にも降られていないのに、湿気と汗でびしょぬれ状態のHARUKIとクマ。 あまりの混雑で、私鉄の駅までたどり着けそうになかったので、流しているタクシーをひろってとりあえずホテルに戻ることに。
HARUKI「FW3人が1点ずつ入れるなんて、美しいよねぇ」 クマ「でも、ヴィッセルはなんでカズはずすかなぁ」 HARUKI「さぁねぇ。他人んちのことはわかんないけど」 クマ「あの状態じゃ、カズみたいな選手が入らないと士気があがらないだろうになぁ」 HARUKI「だね」 クマ「ノボリさんやゴンが入るとチームのムードがかわるみたいにさぁ」 HARUKI「今度の監督さんは、そーいう精神面については気にしない人なのでは?」 クマ「かもねぇ。でもそれじゃ、勝てないよ。オレたち日本人だからさ」(注:ヴィッセルの監督は外人さん) HARUKI「J2に落ちるレベルのチームじゃないと思うんだけどね」
ホテルそばのファミレスで遅い夕食を取り、部屋に戻った二人は速攻でシャワーを浴びて、泥のように寝たのは言うまでもない。
ちょっと前に新聞報道で東京三菱銀行とUFJ銀行がいよいよ合併するという話を知った。 えっと~。 HARUKIの場合、東京三菱とUFJをわざわざ使いわけていたのに、これじゃその意味もなくなるってことだよな、まったくぅ。
まぁ、こういうご時世だからしょうがないかぁと思っていた矢先、UFJからお手紙が来て、支店名が変わるということだった。 へ?
そういえば、HARUKIの家の最寄り駅にUFJと東京三菱がある。 で、よーく考えてみたら、間に2軒ビルをはさんで並んでる状態。 うーーーーん(大汗)。
たいていこーいう場合、近い将来どっちかひとつになってしまうんだよなぁ(笑)。
HARUKIが会社でこの話をすると職場のKさんが言った。 Kさん「それ絶対ひとつになりますよ」 HARUKI「やっぱりそーだよね」 Kさん「ですね」 HARUKI「ひとつの銀行に絞るのもこのご時世不安だから、他の銀行に口座を作ろうかと思ってるんだけど、他に大手の銀行ってあったけ?」 Kさん「いろいろあるじゃないですかぁ」 HARUKI「みずほは好きじゃないんだわ」 Kさん「じゃ、三井住友はどーですか?」 HARUKI「家のそばにまったく支店がないのよぉ」 Kさん「他に大手ってありましたかねぇ」 HARUKI「新生銀行とかかなぁ」 Kさん「お店ありますか?」 HARUKI「新宿まで行かないとない」 Kさん「あれって、ネット専門みたいな感じですよね」 HARUKI「あとは、りそな…」 Kさん「それなんですか?」←おいおい HARUKI「元の協和とか埼玉とかがくっついたやつ」 Kさん「私、知りません」 HARUKI「しずぎん(注:静岡銀行←エスパルスのスポンサー)にでも作るかなぁ」 Kさん「はい?」 HARUKI「いやいや、たわごと」 Kさん「ホントに困ったご時世ですよねぇ」 まったくだ。
こうやって企業の寡占化が進んでいくと、どんどんこちらのチョイスが減ってくるわけで。 郵便局も民営化がほぼ決まったらしいから、そうなるとこの先郵便局もどーなるかわかんないし、はっきり言って不安。
マジでしずぎんに口座作っちゃおうかなぁ(笑)。
昼間、HARUKIの携帯が鳴った。 電話に出ると、今年になって北海道の家を飛び出し(汗)、東京に出てきた仕事関係の某女性からだった。
彼女は、確か今年52歳。18年前に結婚し、東京から夫の実家である北海道に移り住んだ。そこで、家業(漁業)を手伝いながら、自分の仕事をし、そして舅の介護に明け暮れる日々を過ごしていた。 子供が出来なかったので、嫁という立場で貴重な労働力として重宝されていた彼女。一昨年、長年患っていた舅が亡くなり、さらに、不漁が続いたせいで家の経済も危うくなり、彼女の仕事による収入に一族が頼るようになってきた。それでも所詮よそ者であり、嫁である彼女に対する一族の仕打ちは、きつかったようで、仕事の用事で上京するたびに、彼女はHARUKIに愚痴をこぼしていた。 HARUKIから見ると、想像を絶するような大自然の環境と顔見知りしかいない田舎の暮らしに、よく20年近くも彼女は耐えたなぁというのが正直な感想。
彼女が、HARUKIに「家を出たい」「離婚したい」と言い始めたのは、もう4年くらい前だったと思う。
彼女自身に経済力があるのだから、離婚に対して躊躇する必要もないとHARUKIなどは思うのだが、普通は「離婚」というのは、よっぽどの決意がないと出来ないものなのだろう。大抵は、口にしていてもHARUKIのように決行はしない。
だから、HARUKIは彼女の話を聞くたびに言った。 「もし、本当に離婚したいなら、鬼にならないと出来ないですよ」
例えば、「夫が暴力をふるう」とか「夫に愛人がいる」とか「夫が莫大な借金を抱えいている」など誰が見てもあきらかな離婚の理由があるのなら、おそらく彼女も簡単に離婚を決意出来たのかもしれない。 それが、単に彼女の感情的な問題、
「自分の居場所ではない」「残りの人生をここでうずもれさせたくない」「夫への愛情がなくなった」
などという抽象的な理由ではおそらくご主人も離婚に同意はしないだろうし、そもそも彼女自身の中で「こんな理由で離婚していいのだろうか?」と迷いもあったのだろう。彼女の離婚願望は、口にするだけのものだった。
今年になって彼女が突然上京してきて、ウイークリーマンションに住み始めたとき、HARUKIは正直驚いた。そこで、職場のKさんにチラッとこの話をした。 するとKさんはすかさず言った。
「こっちに男がいるんじゃないですか?」
うわぁ。 実は、HARUKIもうすうすそんな感じはしていた。 頻繁に上京するようになった4年前から、彼女の言葉の端々にどうも男の陰がちらついていたのだ。
「何十年ぶりにデパートでブランド物の下着を買った」 「明日はどうしてもはずせない用事があるので、あさって会いたいんですが」 「こちらにいる知り合いに会うので、来月も上京します」
等など。
先月彼女に会ったとき、彼女は「いよいよ離婚の話し合いを進める」とHARUKIに話してくれた。
HARUKI「何度も言いますけど、本当に離婚したいなら鬼にならないと出来ないですよ」 彼女「はい。ついつい、このままでもいっか~と思っちゃうんですよね」 HARUKI「どうしても離婚したいんですか?」 彼女「もちろんです!」
HARUKIが理由を尋ねるといつもと同じ抽象的な答えしか返って来なかった。 そこで一応聞いてみた。
HARUKI「ご自分の人生ですから、離婚したければすればいいし、理由なんてどーでもいいんですけど、もしかして、好きな男性がいらっしゃるのではないですか?」 すると彼女の頬がポッと赤くなった。←非常にわかりやすい人 やっぱりな。
彼女「いることはいるんですけど、片思いなんです」 へ? 片思いの男のために離婚かぁ?
HARUKI「その方との将来って考えられるんですか?」 彼女「それはないと思います。だって10も年下ですし、彼は言ってみれば私の師なんです」 はい? 彼女「運命鑑定をしてくれる占い師で、なおかつ気功師なんです」 ほぉ。 彼女が信じているなら別にかまわないけど、普通の人が聞いたら怪しいの一言に尽きるんだけど。 っていうか、だまされてないかぁ?(滝汗)
さらに彼女は言った。 「妻帯者ですから、彼…」 うーん。 「誤解しないで欲しいのですが、別に彼のために離婚したいわけではありませんから」 うーーーーーーーーーーーーーーん。
さて、今日の電話は、いよいよご主人と話し合いを始めるという報告だった。 彼女「明日、夫が上京してきて、離婚の話し合いをすることになりました」 HARUKI「いよいよですね」 彼女「HARUKIさんに、後押しして欲しくて」 HARUKI「は?」 彼女「自分から離婚を申し出るなんて、どうしても後ろめたいんで、HARUKIさんの話を聞いて元気をもらおうと思って」 そりゃ、陰に男がいれば後ろめたいだろう(笑)。
夫以外に好きな男(それがたとえ怪しい占い師でも)が出来たからだろうが、自分の人生をやり直したいからだろうが、どんな理由であれ、自分で「こうしよう!」と決めた人の生き方に、HARUKIは反対はしない。
たとえ、どんな倫理的な正論をはいて反対したところで、それは本人にとってはまったく意味のないことだし、こうと決めて行動して、あとでつらい思いをしたところで、何もしないでぐじぐじ悩むよりはよっぽどいいと思うからだ。
なかなか電話を切ってくれなさそうなのでHARUKIは言った。 「がんばって話し合いしてくださいね」 彼女「はい」 HARUKI「ご自分の気持ちを誠意をもって話せば、きっとご主人もわかってくれると思いますよ」 彼女「はい、がんばります。ありがとうございます!」
彼女が離婚できるのかどうか、HARUKIにはわからないが、男の話さえ持ち出さなければなんとかなるかもしれない(笑)。 客観的にみれば、離婚する必要などまったくないような気もするが、とりあえず人生何事も経験だし。←所詮他人事(笑)
そういえば、瀬戸内晴美が得度して瀬戸内寂聴になったのは「更年期障害のせい」だという話を聞いたことがある。 更年期障害の頃は、自分でも訳のわからない情緒不安定に陥ってとんでもないことをしてしまうのだそうだ。
ま、今回の彼女の離婚騒ぎが、更年期障害のせいでないことを切に祈る今日のHARUKIであった(笑)。
今年の夏もクマと休みの日程が合わず、いわゆる旅行には行けそうもない。 そこで、いつもトンボ返りしてしまう静岡をちょっち探索しようという話になった。←正しくはHARUKIが“そういう話にした”
HARUKI「しぞ~かおでんも食べたいしぃ」 クマ「うん」 HARUKI「キミ、登呂遺跡も行ったことないでしょ?」 クマ「うん」 HARUKI「あそこね芹沢銈介美術館もあるんだよ」 クマ「うん」 HARUKI「東海道名物のとろろ汁もあるし」 クマ「うん」 HARUKI「とりあえず清水のマグロも食べてないでしょ?」 クマ「うん」 HARUKI「次郎長生家も行ったことないでしょ?」 クマ「うん」 HARUKI「日本平(注:スタジアムではない)に三保(注:練習場ではない)の松原もあるし」 クマ「うん」 HARUKI「東海大の水族館もいいらしいよ」 クマ「HARUKIちゃん、よく知ってるねぇ」 HARUKI「一応ねぇ」 クマ「みんな行ったことあるの?」 HARUKI「水族館としぞ~かおでん以外は、全部経験済みだけどさ」 クマ「わかった」
8月の1週目の土曜日に、ナビスコカップ準決勝の試合が日本平である。ナイトゲームだし、とりあえず清水に泊まろうということに。
えっと~後援会会員はホテルの割引があったよなぁ、とエスパルスのホームページを見て確認。
ネットでサンルート清水というホテルを調べてみた。 するとなんと!!!8月の土曜日はすべて満室という表示が。 うっそーーーーーーーーーー!!なんでぇぇぇぇぇ!!!! そーいうところなわけ?
楽勝だと思っていたHARUKI、大慌て。 そこでホテルクエスト清水というホテルのページを見た。 種々のキャンペーンをやっており「清水エスパルス観戦パック」なるものを発見。これに申し込むとチケットと宿泊費込みのサービス価格となる。 ほぉ、地元ならではだねぇ、ふーん。
とはいえ、HARUKIは年間チケットを持っているのでこのパックは不要。っていうか、大急ぎで申し込んでみなければ!
昨夜の深夜0時。 24時間対応フロントと書いてあったので、電話をしたHARUKI。←迷惑なヤツ
HARUKI「8月6日、1泊で二人なんですけどお部屋あいてますか?」 おじさん「お調べしますが、ご希望はございますか?」 HARUKI「ツインでもダブルでもなんでもいいです」 おじさん「少々お待ちください」
HARUKI待っている。
まだ待っている。
ようやくおじさんが出てきた。←微妙に眠そう おじさん「ツインもシングルも満室でございます。ダブルでしたら一部屋おとりできますが」 うわぁぁぁぁぁぁ、やっぱり混んでるじゃん!
HARUKI「はい、結構です。駐車場も予約したいのですが」 おじさん「少々お待ちください」
またHARUKI待っている。
まだまだ待っている。
おじさん「お待たせ致しました。1台でよろしいですね?」←やっぱり眠そう HARUKI「はい」 おじさん「でしたらおとりできますので」 HARUKI「よろしくお願いします」
必要事項をHARUKIが言うとおじさんは言った。 おじさん「では9日の土曜日」←絶対眠いんだ! え?ちがうよ~。それ7月だよぉ。 HARUKI「いえ、8月6日ですが」 おじさん「失礼致しました。では…(以下略)」
いやはや、もしかして清水って観光地なわけ?
今日。 喫煙所で清水出身の(正しくは草薙出身)いつものにーちゃんに遭遇。例によって、ホテル満室話を彼にした。
HARUKI「清水って観光地なんだねぇ」 草薙にーちゃん「え?そーなんですかぁ?」 HARUKI「え?違うの?」 草薙にー「ボク自身、そういう認識はありませんけど」 HARUKI「でもあの混み方は、観光地の混み方だよ」 草薙にー「そうですかねぇ。日本平で試合があるせいじゃないんですか?」 HARUKI「いや、8月は日本平での週末の試合は6日しかないから、違うと思う」 草薙にー「じゃ、観光ですかねぇ」 うーんと。
HARUKI「だって、富士山見るなら日本平、マグロ食べるならすし屋横丁、次郎長生家に水族館。見所満載じゃないかぁ」 草薙にー「言われてみればそーですねぇ」 あのねぇぇぇ、地元のヤツに言われたかねぇぞぉ!
HARUKI「夏場は、観光バスがいっぱい来てるんじゃない?」 草薙にー「どうだったかなぁ」 だめだ、こりゃ!
草薙にーちゃんは、シミジミ言った。 草薙にー「やっぱり静岡のことは、HARUKIさんの方がくわしいですよ」 だからぁ!違うって!!!
草薙にーちゃんは、さらに言った。 草薙にー「でもHARUKIさんみたいにわざわざ東京から来て、お金を落としてくれる人がいるんですから、有り難いですよね」 そーだよっ!!! それもこれもすべてエスパルスのおかげだから!!忘れるなよっ!!
あれだけしょっちゅう清水に行っているHARUKIではあるが、初めて知った。
もしかしたら清水って観光地なんだ!!!!!(笑)
2005年07月05日(火) |
中澤遭遇事件(笑)その後 |
いつもなら修羅場も終わりのんびりしてい時期なのだが、今月はちょっちまた修羅場をやっている。
おかげで1日中、デスクワーク。 ついつい雑談の時間が出来てしまう。←ダメじゃん!
HARUKI「日曜日さぁ、カシマまで行ったんだけどさぁ、途中の道の駅で中澤に会っちゃったよぉ」
殆どサッカーに興味はないのだが、代表戦だけはしっかり見ていたらしい職場のKさんが言った。 Kさん「え?代表メンバーの中澤ですか?」
HARUKIがそのときの様子をぐにゃぐにゃとしゃべった。するとKさん 「なんでサインもらわなかったんですかっ!!」←せめるなよぉ といきなりいきり立った(汗)。
HARUKI「だってさぁ、エスパルスのレプリカユニに中澤のサインはもらえないよ~」 Kさん「その下に何か着てなかったんですか?」 HARUKI「Tシャツは着てたけど…」 Kさん「じゃ、そのレプリカを急いで脱いで、もらってこなくちゃダメですよ!」 HARUKI「そっかな…」 Kさん「せっかくのチャンスなのに、惜しいことしましたね~」 うーんと。
きっとKさんにとっては、代表の中澤はアイドルと同じ扱いなのだろう(笑)。
さらにHARUKIは、甥っ子にも中澤と遭遇したことをメールで知らせてみた。←結局HARUKIもミーハーだし
すると甥っ子からは「何か話はしたんですか?」と核心をつくお尋ねメールが。 いやぁぁぁ、エスパルスサポとわかってるHARUKIが「がんばってください」とか「応援してます」なんて心にもないことを言ったところで(笑)、まったく説得力ないし。
いくら代表の選手相手でも、他チームサポの立場って微妙だよなぁぁ。
っていうか、HARUKIにとって、代表の選手とエスパルスの選手、どっちに比重があるかっていえば、絶対的にエスパルスの選手だしなぁ。
サッカー人気が上がってくるのは、非常にうれしいけど、代表に選手が選ばれていないチームを応援している多くのサポーターは、きっとHARUKIと同じように思っているに違いない。
唯一アントラーズサポだけは、代表とチームは一心同体だから(笑)きっと矛盾はかかえてないだろうけどね(爆)。
2005年07月03日(日) |
清水エスパルスVS鹿島アントラーズ(県立カシマサッカースタジアム) |
いよいよVOXYでドライブの日。←大ウソ
今日は東京都議会議員選挙の投票日だったので、まず近所の投票所へ。
午後1時。いよいよ鹿島に向けて出発。 カシマスタジアムは、車で行く場合、東京から千葉を抜けて、東関東自動車道を通って成田空港を越えて、茨城の潮来という、東関道の終点まで行かねばならない。 HARUKIの家からだと距離にして大体120キロ。清水までが190キロだから多少は近い。
首都高が大渋滞だろうなぁと思っていたのだが、とくに混んだところもなく順調。 クマは「楽だよ~」とHARUKIにはよーわからんところで「楽だ楽だ」を繰り返しながら運転している。ま、排気量が大きくなったんだから、車本人(笑)にとっては楽だろうと思うのだが、運転する人間には何が楽なんだろう?
HARUKIは、スピードメーターを見て驚いた。 「あれ?bBのとき190kmまであったっけ?」 クマ「なかった」 HARUKI「それだけスピード出るってこと?」 クマ「そ~だよ~」 喜ばなくていいから!!
キックオフは午後6時。 潮来インターを降りたのは、まだ3時過ぎ。 うわぁぁぁ、早いよ。
そこで潮来にある「道の駅」へ行くことに。 この「道の駅」は、高速道路にあるSAが、一般道にある感じ。 大抵、地域の特産品を売っていたり、その地域の地場産業の紹介をしていたりする。 この潮来の道の駅では、どうも地域の人のスーパーマーケット代わりになっているようで(汗)、野菜や果物、乾物、漬物が充実。さらには水戸が近いせいか、水戸納豆などもあった。別棟にいくとパン屋さんお花屋さん、骨董品屋さん、外にはお子様向け遊園地など至れり尽くせり。
そして、買い物客でごった返していた。
時間がたっぷりあるのでうろうろしていたHARUKIとクマ。
クマが小豆やインゲン豆や黒豆などが置いてある乾物の売場を見ていた。 「あ、あ、あ、あーーーー!!」 クマが小声で叫んだ。 HARUKI「どしたの?」 クマ「寒天売ってるよーーーー!!」 HARUKI「ほぉ」 クマ「それも糸寒天!」 例の騒ぎ以来、東京のスーパーではまったく尊顔を拝するが出来なくなっていた寒天(笑)。
HARUKI「へー、こんな所にねぇ」 クマは棚にあった寒天3袋すべて買い占めた。←迷惑なヤツ
コーヒーを飲んで休憩した後「陶器市・最終日!!」という張り紙のコーナーをうろついていた。 ようするに地域の窯元が集まって、いろんなものを売っている感じ。
ふーん、と言いながらHARUKIがうろついていると、いきなり斜め前方右45度から(笑)鋭い視線を感じた。 はい? HARUKIがその方向を見ると、なんと!!横浜Fマリノスの中澤が。
HARUKIはエスパルスのレプリカ、それも背番号11番(森岡様仕様)を着ていたので、中澤はそのユニフォームに目が行ってしまったのだろう。 決してHARUKIが「かわいい」とか「美しい」とかいう理由ではないのは、言うまでも無い(笑)。←当たり前だよ!←身の程知ってるし
通路が狭いので、HARUKIはぶつかりそうになりながら、中澤とすれ違った。 HARUKIの視線は調度、中澤のあごあたりに来る。 ヒゲが不ぞろいだなぁ。 背がめちゃめちゃ高いし。 それにしても、やたら日に焼けてる。
何より一番驚いたのは、細いことだった。とくに短パンの下から出ていた脚の細いこと、細いこと。←HARUKIにしては実によく観察している
この足じゃ、すぐケガすんだろうなぁ(笑)。←関係ないと思うが
その後中澤はクマの目の前を横切ったらしい。←殆ど見世物状態(笑)
クマがHARUKIの元へやってきた。 HARUKI「中澤だよ」 クマ「やっぱりそうか」 HARUKI「なんでこんなところに」
クマ「ほら、あれも選手では?」 クマが向いたほうを見ると、おしゃれなサングラスをかけたにーちゃんがアウディに乗り込む所だった。
サングラスをしっかりかけているし、誰だかわからんのだが、クマが「あの人コルビジェ(イスのデザインで有名・近代建築家)のイラストのついたTシャツ着てるんだぜ。すげーよなぁぁぁぁ」としきりに感心している。 HARUKIはマリノスの選手を遠くから見ただけでわかるほどくわしくないので、さっぱりだけど、まぁマリノスの選手だろう。
HARUKI「次節は、マリノスがアントラーズと当たるから、スカウティング(敵状視察)だね」 クマ「なるほど~」
ちなみに、翌日のネットのニュースを見たら、監督岡ちゃんを始めマリノスの選手がみなさんカシマに来ていたらしい。
ま、よーするにHARUKIたちと同じで彼らも時間つぶしをしていたわけだ。
それにしても驚いたのは、この道の駅に買い物に来ているたーくさんのおじさん・おばさん・若い女性・若い男性・子供、誰一人として、中澤に気付かないのだ。 へーーーーーーー。 彼らはアントラーズの選手は知っていても、日本代表の選手は知らないのだろう、きっと(笑)。
スタジアム近くの民間駐車場に車を入れたのが、5時近く。
例によって、隔離されたゴール裏のアウェイ側自由席に入った。 あちゃ~、さすがに今日は少ないかも~。
前の方の席があいていたので、そこに陣取ったHARUKIとクマ。 HARUKI「振り付けやらなくても立ってればいいからさ」 クマ「う、うん」
内臓系の煮込みが大好きなクマは、速攻で売店へ。 すぐ戻ってきたと思ったら「売り切れだった」と嘆いている。 しょうがないなぁ。
HARUKIは言った。 「逆側の売店。柵の向こうだけど、あの売店は、警備員さんに言えば、売ってくれるよ」
クマがるんるんしながら、煮込みを買って戻ってきた。 ううううう、すげーーー匂いだぁぁぁぁ。←HARUKIはこーいうものは苦手 クマが「とても上手に作ってあって美味しい」と言っている。 さすが名物なんだね。
雨も降り始め、とりあえず冷えてきた。
選手が出てくると応援が始まるので、今日はがんばってやることにしたHARUKI。
5時20分頃。 選手がピッチに出てきた。 HARUKIにつられて、クマも立ち上がった。
HARUKI「へ?やるの?」 クマ「多少はね」
席の間が狭いのか、クマの腕が長いのか、踊っていたら(笑)ガツッ!とク マの腕がHARUKIの腕にぶつかった。
イテテテテ!(涙)
うーん、なんでぶつかるかなぁ。 まぁ腕広げるからなぁ。 でも普通はぶつからないけどなぁ。 もしかして、もしかしてクマったらワンテンポずれてないかぁ?(笑)←疑惑
ジーンと痛む腕を気にしつつ、応援終了。 あとはキックオフを待つばかりとなった。
選手のウォーミングアップを見ながら、HARUKIは思った。 お、HARUKI好みの渋い顔(笑)のヤツがいるぞ。あの暗くて、性格の悪そーーーな顔つき(←おーい!)が非常に心ひかれるなぁ(爆)。 初めて見たような気もするが一体誰?
なにしろ双眼鏡もなしなのでくわしいことがわからないまま、HARUKIは、そいつが試合に出るのを期待して待つことにした。
午後6時4分。 ようやく(笑)キックオフ。 何しろアントラーズには日本代表の選手がいっぱいいる上にみなさん今日は出場する。おかげで報道陣の多いこと。
得点源でFWのジェジンが今日は出られないため、かわりに西野が先発。 今日活躍できれば、キタジ(北嶋)がケガから復帰しても出られるんだからがんばれよぉ! ケガから復帰したノボリさん(澤登)が久しぶりに先発。
が!! なんだか妙な感じだなぁと思っていた開始1分。いきなりブラジル人に1点入れられた。 だぁ。
アントラーズの選手は、うまい。とくに代表に選ばれている選手はうまい。スピードもあるし、ボールの扱い等に技がある。 組織的に洗練されているなぁという印象は受けないのだが、なんとなくやられてる~という印象。 確かにエスパルスが中断明けの1試合目で、リズムも出来ていないし、ばらばら感にあふれている(涙)というのも気になったが。 でも決して、歯が立たない相手という感じはしなかった。
でも、ダメなものはダメなのだ(涙)。
よーわからんまま前半終了。
後半開始。 そろそろケースケ(太田)が出てきてもいいのになぁと思っているが、ケンタ監督動かず。 後半11分。またまたブラジル人に1点入れられた(涙)。 そして、やっとやっと期待のケースケ登場! あいかわらず気持ちよく走る。
やっとエスパルスの時間帯がときどき持てるようになってきた。
そして、ついにHARUKIが気になっていたヤツ登場(笑)。 久保山に代わって出てきた彼は、高卒ルーキーでFWの財津クンだった。 あぁ、ノボリさんを師匠と仰ぎ、ファン感でオークションにノボリさんのグッズが出たとき欲しがった(笑)ヤツ。ノボリさんに教習所まで車で送ってもらってたというウワサのある不敵な子。 にゃるほど~。こいつかぁぁ。確か一度出たことあったよな。 あのフケ顔は、森岡様の鬼瓦には負けるが、なかなかだよなぁぁぁ。 うーむ、楽しみかも~。 HARUKIは基本的に前目の選手は好きにならないのだが、これからのプレーを見て、ご贔屓にするかどうか考えることに決定!(笑)
後半37分。 またまた高卒ルーキー、ユースから上がってきた枝村クン登場。
スクランブル状態で攻撃しまくるエスパルス、42分にやっとケースケ得点。 これで1-2。
ときすでに遅しで、結局このまま試合終了。 試合巧者アントラーズに、してやられた。 だぁ。
道路が混むとイヤなので、速攻でスタジアムを脱出して、一路東京を目指したHARUKIとクマであった。
実は、ちょっと前にルールの改正が行われた。 ここはサッカーサイトではないので、くわしい説明は省略するが、オフサイドの定義が具体的になり、審判が旗をあげるタイミングなどがかなり変更された。 おかげで今日の試合では、その辺りの混乱があったようで、見ていてどうもジャッジが不明なところが多々。 とくにオフサイドラインをひくエスパルスとカウンター攻撃が多いアントラーズだから余計、気になった。
試合終了後の選手のインタビューをネットで読んでいたら、新人くんたちは「代表に選ばれている選手はみなさんうまかったです。ボクもがんばりたいです」みたいなことを平気で言っている。いや、かわいいというか素直っていうか、アントラーズサポを喜ばせてどーすんだよ!というか、HARUKI内心複雑。 言っとくけど、キミたちのチームメイト(先輩ね)は代表に選ばれていたり、その実力があるけど今は呼ばれてない選手たちなんだからね!
ただアントラーズの選手みたいに汚いプレーをしないだけだから!そこのところ勘違いしないように!!
世間のみなさんの大きな期待を背負って(笑)、首位のアントラーズと戦ったエスパルスだが、やっぱりまだそこまでの力はなかった、ということにしておこう(爆)。
昨夜、クマが冷やし汁粉を食べながら言った。 「やっと、やっと、やっと、明日納車だよぉぉぉぉ!」 先々月の月末に購入したVOXYが、やっと来るらしい。
HARUKI「ほー」 クマ「あ!HARUKIちゃん、感動がないねぇ」←図星←どうせ助手席だし HARUKI「いやいや、良かったね~!」 クマ「まったく1ヵ月以上待ったもんねぇ」 HARUKI「キミ、明日仕事でしょ?」 クマ「午後帰ってきてから、取りに行って来るよ」 HARUKI「了解~」 クマ「ねぇ、ねぇ、どこ行こうかぁ?」 HARUKI「カシマ」←気分は日曜日の試合に集中 クマ「それ、明後日だろ?明日は?」 HARUKI「カシマ」←しつこい クマ「どっか買い物に行こうか?」 HARUKI「カシマ」←くどい クマ「……………」 さすがのクマも観念したらしい。
クマ「わかりました!じゃ、あさっての鹿島戦行くよ!」 HARUKI「わーーーーい!慣らし運転には調度いい距離じゃない?」 クマ「う、うん」 こうして、日曜日の鹿島戦、行くことに決定!!!!!やったね!
今日。 クマがディーラーから車を取ってきたのが、午後4時過ぎ。 「ガソリンからっぽだよ~」と言うので、とりあえずGSに。
満タンにしてもらう。 すると店員さんが「50リッター入りましたぁ」と一声。 クマ・HARUKI「うっそーーーーーーーーー!」 店員さん、ニヤッと笑った。
HARUKI「そんなに入るの?」 クマ「でかいからねぇ」 HARUKI「燃費は前のbBと変わらないんだから、相当遠くまで行けるね」 クマ「だね」
乗ってみると、確かに視線の位置が高くなった。さらに車が大きいせいか、スピード感がまったく違う。 スピードの苦手なHARUKIでも、これなら安心。結構なスピードが出ていてもあまり感じないのだ。
HARUKI「遠出も楽になるのでは?」 クマ「多分。都内だとちょっと大きいかなぁって感じだけどね」 HARUKI「確かに」
クマ「そういえばさぁ、保険屋さんから昨日電話があってさ」 HARUKI「どしたの?」 クマ「ディーラーから書類もらったんだけど、車種がノアかボクシーかわかんなかったんだって」 HARUKI「へ?」 クマ「どうも型番が、ノアとボクシー同じらしいんだよ」 HARUKI「へーーーー、双子?」 クマ「二卵性だけどね」
ノアはおとなしい優等生クンで、ボクシーは不良つっぱりクンという印象(笑)。 外側のデザイン以外は、まったく同じなのか。なるほど~。
クマ「大きい車で高い目線って気持ちいいねぇぇぇ」 HARUKI「そう?」 クマ「どんどん大きな車を欲しくなる気持ち、よーくわかるよ」 うわぁ。
HARUKI「これ以上大きくなったら、ガレージ入りませんから!!」 クマ「わかってます」
さぁ、明日はいよいよカシマスタジアムだ! がんばれVOXY!!←ちょっち違うような(笑)
2005年07月01日(金) |
ヒミツのあんこ屋さん |
クマは無類の甘い物好きである。 和菓子といわず、ケーキといわず、甘納豆といわず、アイスクリームといわずチョコレートといわずなんでも食う。それも大量に(滝汗)。
特に好きなのが、あんこというか、ゆでた小豆。 ハッと気付くと小豆の缶詰3コパックとか大型小豆の缶詰が、食品備蓄棚にある。 これまたハッと気付くとそれらが、煙のように消えていて、少したつときちんと補充されている。 うーん、このまめさを他の部分に流用してくれれば、いきなりトイレットペーパーがなくなって、コンビニに買いに走ったりしなくて済むのだが(怒)。 (前説終わり)
甥っ子は野球少年である。今都内の某シニアチームに所属している。 おかげで毎週末、土曜日も日曜日も野球三昧。
ということで、甥っ子の母親であるHARUKI姉は当番なるものが、ちょこちょこ廻ってきて、そのたびに練習場に行っている。 くわしいことはよーわからんのだが、朝から夕方遅くまでの練習しているせいだろう、保護者から差し入れなるものがあるらしい。
「今日は美味しいパスタだった」とか「ただのカレーだった」とか時々甥っ子から聞く話から総合すると、どうも昼食関係らしい。
ちょっと前になるが、HARUKI姉が「練習場ですごくおいしいあんこを食べた」と言っていた。
姉の話を総合するとあんこを持ってきたお母さんの家の近くに、某有名和菓子の老舗にあんこを下ろしている店があって、そこで買って来たとか。 あまりに恐れ多くて、その和菓子屋の名前は書けないが(笑)、あの店が、自分ちの工場であんこを作ってないなんて正直驚いた。 それってありかよっ!
さらに姉の話は続くのだが、その店は、住宅街の一軒の家で、まさかそこがお店だなんて思えないようなところらしい。
おそらく、卸す以外の分を小売しているのだろう。
そういえば以前、クマが本宅を出て(ようするに別居ね)、一人暮らしをしていた住宅街の一画の、殆ど日も当たらない古ーーーーいアパートのすぐそばに、某大手洋菓子屋の工場があった。 クマはそこでよくロシアケーキ(厚手でしっとり系のクッキーみたいなヤツ)を買っていた。それはいわゆる久助という代物で、どこかが壊れてたり、出来が悪くて商品にならないものを安価で売っていたのだ。 時々包装してあるものがあって、それに「JAL機内用」の表示もあったりして、HARUKIはへーーーーと思ったものだった。
多分、あれと同じ感じなのかなぁ。
先日の父の日夕食会のときに姉が言った。 「あんこ屋さんねぇ、クマさんの勤務先に近いらしいのよ」
クマ「でも○○区って広いですからねぇ」 姉「今度、袋ごと買って来てもらうわ。店の住所がわかれば、クマさんが自分で買いに行けるもんね」 クマ「はい」 HARUKI「じゃ、こしあん!」←HARUKIはつぶあんは苦手
そして、一昨日めぐりめぐってHARUKI家にやって来たこしあん、1キロ。
うっぞーーーーーーーーーーーーーー! 1キロって、1キロって、1キロって、1キロって……。←気が遠くなっているらしい
クマは言った。 「あんこだって、寒天と一緒に食べれば、太らないし問題ないんだよ!」 あるよっ!!!!!!!!!
その1キロのあんこ(←くどい)は、普通のビニール袋に入っており、製造販売元の住所と会社名を書いた紙が貼ってあった。
封を切って、なめてみると甘さ控え目でかなり美味。 まぁ、あの店で使ってるあんこだし当たり前かぁ。
姉が言うには、お値段も1キロで600円とかなりお得。 で、これが商品になって店に並ぶとあんなに高くなるわけだ、ふーん。
HARUKIがパソコン部屋にこもっているとキッチンからクマの雄たけびが聞こえた。
あぁぁぁぁ!!あんこ屋の住所がぁぁぁぁぁぁぁ!!!
驚いたHARUKIが、クマの元へかけつけるとクマは言った。 「住所が消えた」
HARUKI「へ?なんで?」 クマ「あんこをタッパにうつそうと思って、袋を絞ってたら、印刷してある文字が消えたんだよ」 見ると、貼られている紙にしわが寄ったせいか、見事に住所のそれも数字の部分がきれいさっぱりなくなっている。
HARUKI「スパイ大作戦?」←ふ、古い! クマ「煙、出なかったよ」←やっぱり古い HARUKI「住所控えてないの?」 クマ「うん」 ダメじゃん! わざわざ買って来てもらったのに!!
クマ「でも番地の前の地名だけは、かろうじて読めるから」 HARUKI「まぁねぇ、読もうと思えば読めるわな」 クマ「この会社、小売するのが後ろめたいから、わざと消えるようなちゃちぃ印刷にしてるんだろうなぁ」 違うと思うけど。
この顛末を電話で姉に話すと、姉は言った。 「ふふふ~、ちゃんと私、住所控えたもんねぇぇぇ」 はい、さすがでございます。
昨夜、姉からメールをもらい、それをクマに教えた。
今日、帰宅するとクマが言った。 「遠いよ、あんこ屋」
HARUKI「そうなの?」 クマ「地図で調べたら、○○○川沿いで、駅と駅の調度中間に位置してる。職場からだと車か自転車じゃないと到底行けないや」 HARUKI「残念だねぇ」 クマ「今度車で職場に行ったときにでも、買ってくるわ」
ま、近くなくてよかったかも。 これで近かったら、HARUKI家の冷蔵庫には、常に1キロのあんこ常備という恐ろしいことになっちゃうからな。
その後、クマがさっそく白玉を作り、冷やし汁粉にしたのは言うまでもない。←だからぁ、そーいうことするから太るんだってば!!!(怒)
Mikan HARUKI
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