いその弘三のkouzou-kaikaku日記
kouzou-kaikaku



 企画総務委員会条例審査

第3回定例会の企画総務委員会に付託された4件の条例審査のうち2件は
生活福祉委員会の文教・子ども委員会の答弁者に出席してもらうため
に24日本日に委員会をずらして審議をおこないました。

1・目黒区教育に関する事務の職務権限の特例に関する条例
    賛成多数で可決(賛成自民・民主・公明・工藤
            反対共産・独歩)

2・目黒区組織条例の一部を改正する条例
    賛成多数で可決(賛成自民・民主・公明・工藤
            反対共産・独歩)


二本を一括議題にし審議した。
すでに、企画総務委員会では10月13日に当委員会へ基本的考え方など
報告を受け質疑応答がなされている案件で、学校における体育に関す
ることを除くスポーツ部門、文化財の保護に関する事を除く文化に関し
今まで教育委員会が所管してきたものを区長部局に移行し、組織の改編
をおこない、より発展できる芸術文化・スポーツの振興を図ることが目
的である。
組織改編案としては
教育委員会事務局の芸術文化・スポーツ振興が区長部局の区民生活部に
改変され、仮称区民生活部文化・スポーツ担当部長が新設され、その中
に文化・交流推進課、スポーツ振興課が配置される。(国際交流担当課
は廃止<外国人相談窓口運営は区民の声課・多言語ホームページは広報
課に移行)そして、地域振興課・税務課・滞納対策担当課長・国
保年金課・戸籍住民課・地区サービス事務所と産業経済担当部長のもと
産業経済課・消費生活・区民センター整備担当課長がおかれるという内
容である。

今までも多くの質疑のやり取りがされており、当然反対の意見もある。
今までの教育委員会で特に問題となることは無かったが、昨今の区民の
動向などから考えていくと、芸術やスポーツといったものに関し、教育
財産だけでなく、幅広く区の施設を使用できるなどのメリットも広がる
。願いは、善良な区民が様々なネットワークや施設等を有効に利用し、
健康で明るく、心豊かに生活ができることだと私は思います。
職員の方も組織の改編でご苦労はあると思いますが、区民の生活向上の
一つとして頑張ったいただきたいと思います。



2010年11月24日(水)



 今日の企画総務委員会

条例審査2件

1・建物購入については、清水池公園横の目黒本町2−21−3に
  区営住宅と高齢者福祉住宅を複合した形でプロポーザブル方式
  をとり、財団法人首都圏不燃建築公社への随意契約とし、買い
  取り方式によって建て替え及び整備を進める。
  公営住宅法上大きく3つの方法が考えられ、直接建設・買い取
  り方式・借り上げ方式があるが、今回、実施設計・解体・建築と
  一体的な工事によって経費コスト面に対し大きく効果が表れた結
  果となっている。
  
  予定価格は10億2,867万1,186円で10年間の割賦契約
  H24に一時金約6,000万を支払い約4億円をH34まで割賦により支払
  っていく。

  企画総務委員会としては全会一致で原案どうり可決

  地元事業者の活用・育成などが今後の課題となりそうである。


2・目黒区立下目黒福祉工房における利用者の負傷事故に
  関する和解について
   事故発生はH20年6月23日同福祉工房1階の階段下で転倒し頭部
  を強打し救急搬送されたが意識不明の重体となった。
  H21年12月4日に退院し自宅療養となったが、現在も意識回復が
  なく、重症意識障害・後遺障害1級と判断された痛ましい事故である。
  施設面で不具合等があったわけではないが、安全面の強化・対策を
  おこなってきている。
  和解の内容
   損害賠償額1億1,027万6千円 将来介護費・将来消耗品(治療品等)
                住宅の改築等13項目を含む
   既払額327万6千円(補償保険金・障害保険金等)
   差し引いた1億700万で和解成立するという事で議会の議決が必要
   な案件である。
   全額、特別区自治体総合賠償責任保険・施設用賠償責任保険から
   給付金をお支払いする。

  企画総務委員会では全会一致で原案どうり可決

  まだ若い方なので、回復をお祈りするばかりである。

   


2010年11月19日(金)



 身の丈

身の丈=無理をせず、力相応に対処すること。分相応。という言葉がある。
目黒区の状況が11月5日に読売・東京・毎日新聞などに財政難記事が掲載さ
れた。

大きくは、過去最大規模となる歳入減に対する緊急財政対策の記者懇談会の
内容が掲載されたようだが、すでに私はH22年度の予算特別委員会の討論で
基金の状況や起債残高の状況、区税収入の落ち込みなどに対し指摘をした上で賛成をした。

政治家は現在と未来に対し責任を負う。本来、行政も区民も同じであると
私自身は考えている。
それは、首長と議員が直接選挙で選ばれているという事実だからである。

今日もある区民の方と話しをした。家計も同じだが、基本は収入に見合った
生活だよな!行政も同じではないか?同感である!

現在、緊急財政対策本部を設置し実施計画事業について検討をしている
最中であるが、果たしてこれだけで本当に済むのであろうか?
今の政治経済・世界の動向などを考えると目黒区の財政状況が飛躍的に
改善されるという事は中々考えにくい状況にある。
実施計画事業だけでなく、既定の事務事業にも手を入れていかなければ
ならなくなってくると考えているのは私だけではないだろう!

2010年11月10日(水)
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