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■ 東京掃除に学ぶ会
今回で第29回「東京掃除に学ぶ会」新宿歌舞伎町周辺・街頭清掃 に参加してきました。 朝5時半からコマ劇場前に約100名ほどのボランティアが集結し 3班に分かれて歌舞伎町周辺を清掃しました。
この「東京掃除に学ぶ会」は
鍵山秀三郎氏 1933年生まれ岐阜県立東濃高校卒業。53年デトロイト商会に入社。61年同社を退社、株式会社ローヤルを創業。97年(平成9年)に社名を株式会社イエローハットに変更。平成10年社長退任、相談役に就任。平成5年に「日本を美しくする会」を創唱、同会の相談役を務める。
が、平成5年11月に岐阜県明智町町(名称:日本大正村)という山間の小さな町の集まりにをきっかけとして鍵山氏が「日本を美しくする会」を創唱。学校の先生方のご理解を頂き学校をお借りして、トイレ清掃の活動をするようになりました。現在では全国各地に波及し、10万人以上の方々が参加しています。
趣旨 .「心磨き」の会です。 掃除を通じて、自分たちの心を磨かせていただく運動です。 2.利益追求の会ではありません。 収益や集票目的のために、活動することはありません。
3.宗教には関係ありません。 参加される人の宗教も問わないかわりに、どんな宗教団体にも 一切属しません。
4.特定の組織や団体に属しません。 この運動に賛同された方々により、自主的に運営されています。
原点であるトイレ掃除について次のように言っておられます。 なぜトイレ掃除なのか?
1.謙虚な人になれる どんなに才能があっても、傲慢な人は人を幸せにすることはできない。 人間の第一条件は、まず謙虚であること。 謙虚になるための確実で一番の近道が、トイレ掃除。
2.気づく人になれる 世の中で成果をあげる人とそうでない人の差は、無駄があるか、ないか。 無駄をなくすためには、気づく人になることが大切。 気づく人になることによって、無駄がなくなる。 その「気づき」をもっとも引き出してくれるのがトイレ掃除。
3.感動の心を育む 感動こそ人生。できれば人を感動させるような生き方をしたい。 そのためには自分自身が感動しやすい人間になることが第一。 人が人に感動するのは、その人と手と足と体を使い、さらに身を低くして一所懸命取り組んでいる姿に感動する。 特に、人のいやがるトイレ掃除は最高の実践道場。
4.感謝の心が芽生える 人は幸せだから感謝するのではない。感謝するから幸せになれる。 その点、トイレ掃除をしていると小さなことにも感謝できる 感受性豊かな人間になれる。
5.心を磨く 心を取り出して磨くわけにいかないので、目の前に見えるところを磨く。 特に、人の嫌がるトイレをきれいにすると、心も美しくなる。 人は、いつも見ているものに心も似てくる。
なぜか私には、現代社会の大人が抱える問題点の原点が このことに集約されているように感じました。 実際に、朝の歌舞伎町は見ただけでめげてしまうような 惨憺たるごみの山、タバコの吸殻・ガム・空き缶空き瓶・紙くず など、どこから手をつけて良いかわからないほどの中、集結した 有志の地道な作業で、見事なほど街がきれいになっていきます。 清掃が終わって30分も立たないうちに、吸殻一本もないように掃除した 道に、火がついたタバコが落ちていました・・・・・
2005年06月09日(木)
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