いその弘三のkouzou-kaikaku日記
kouzou-kaikaku



 平成17年度予算案の可決

平成17年度予予算案を3月15日から8日間に亘っての
予算特別委員会において審議がなされ
一般会計予算は5.1%減の873億円余
特別会計(国民健康保険・老人保険医療・介護保険・用地)の
合計は578億円余
一般会計・特別会計あわせて1,451億円余で前年比0.6%の減で
賛成多数で可決されました。
この一般会計予算の中での重点施策は6つ
1・個性の尊重と豊かな心をはぐくむ教育文化の振興 ≒21億6900万
2・子どもの笑顔が見える子育てへの支援      ≒ 2億2600万
3・いきいきと暮らせる高齢者・障害者への支援    ≒10億1300万
4・安全な消費生活と活力に満ちた商工業の振興    ≒ 9億9200万
5.安全に暮らせる都市・生活環境の向上       ≒65億3500万
6・環境に配慮した地域社会の形成          ≒  3700万

3月1日現在で目黒区の20歳未満人口3万3295人
          65歳以上人口4万4024人

17年度は近隣区において、子育て支援の充実を大きく梃入れしようと動いた
区がありました。
目黒区では、小学生入院費助成(保険診療分)を18年1月から実施や
回復期にある児童を対象にした病後時保育も17年10月から実施予定である。
私に周りから出ている意見の多くは、「子どもたちにお金をかけてあげな
さい」「子どもを育てられる環境を考えてあげなさい」という高齢者の方
の意見をお聞きします。厳しく限られた財政のなかで、各施策バランスを
考えて区民生活の充実を考えていきたい。


2005年03月31日(木)



 平成17年第一回定例会開催中

3月1日より平成17年第一回定例会開催中で、16年度最後の本会議で
あり、15日からは平成17年度の予算を審議する、予算特別委員会も
開催される。
この予算特別委員会では、副委員長を拝命し重要な8日間を迎える。

青木区長の始めての予算組みに対しての審議や、指定管理者など重要な
案件を抱えての予特になる事は必至である。
何よりも、*減債基金を取り崩し、今後同規模の財政規模を維持しようとす
るならば、4年間で≒200億程度の財源不足が生じ、*財政再建団体に陥る
恐れもあり、各議員・各会派の今後の議論に注目される。
当然、必要なとこにはお金をかけていかなければいけないが、「ない袖は振
れない」のであるから、今財布の紐を締めないと取り返しがつかない場合も
予測できる。
子どもたちへのマイナス財産は少しでも減らしていきたいと私は考えます。

*特別区債は、平成16年度末現在高見込786億549万円余



*減債基金=地方債の償還及び地方債の信用を維持するために設けられる貯金
のことを言います。地方公共団体には地方債という借金がありま
すが、これを計画的に償還するため、減債基金を設けています。


*財政再建団体=1955年に制定された「地方財政再建促進特別措置法」によっ
て設けられた制度で,赤字比率が都道府県で財政規模の5%,
市町村で20%を超えた場合に財政再建団体となります。財政
再建団体となった場合、赤字を解消するため、歳出の削減策
と歳入の確保策を内容とする財政再建計画を策定し、総務大
臣に協議し、その同意を得なければなりません。地方自治体
への国の関与が強まり、地域のための行政サービスから、財
政再建のためのサービスに変わります。

*特別区債=区の借金です。用地取得や一時的に多くの資金調達が必要なとき
に借り入れをします。
長く使用する施設建設などに使用され世代間バランスを取る役割
もあります。



2005年03月08日(火)
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