りえるの日記

2005年06月21日(火) ベルギービール

夏が近づくと、ワインからだんだん遠のいていく。
スパークリングワイン、シャンパン、ビール等
炭酸系が夏は、やはりおいしい。

今年は、気軽にベルギービールに凝ってみようと思う。
何種類か買ってみた。
GOUDENN BOOM 「BRUGGE TRIPEL」
アルコール分9%
まろやかな味わいなのに、酔いが早い。
夜のビールはこうでなければ。
お酒は酔うためにあるのだと思わせてくれる。

「BUS174」を見にいった。
ブラジルのバスジャックのドキュメンタリー。
貧しい国ブラジルがかかえる問題を真正面から
見られた。
ブラジルの警察は、長い間、失業生活から抜け出すために
仕方なく警察になるらしい。
モラルもなく、訓練もしない。
ただ、犯罪者を殺すことだけが最終目的。
バスジャック犯人はストリートチルドレン出身で
社会に自分の存在を示すためにバスジャックをする。
群がるマスメディアに映画の中の犯罪者の様に
自分を誇示する。
最後の死に方が、あっけなく、悲しい。





2005年06月16日(木) ズッキーニ

最近、ズッキーニのパスタに凝っている。
ズッキーニと玉ねぎ、にんにくをいため、仕上げにちりめんじゃこと
アンチョビ(ペースト状のもの)をいれて炒める。
しょうゆも少しかけて。
香ばしくて、メインとパスタでちょっとしたイタリアンレストラン。

「フレンチなしあわせの見つけ方」

イヴァン・アタル監督
シャーロット・ゲンズブール主演

イヴァン・アタルとシャーロット。
二人で、喧嘩して、調味料など色々なものをかけてふざけあう時の
シャーロットの顔がイヴァンを愛している目だった。
実生活でも夫婦だから、演技か本気か分からないが。
浮気をしているのを感じていても、それでも愛している目。
このシーンを見ていてなぜか涙がでた。
一生、手放したくない人。人生にはそんな深い愛がある。

シャーロットの少し受け口の顔とひょろひょろとした体も
魅力的。
ファッションもさりげなく、素敵だった。

忘れてならないのがちょい役のジョニー・ディップ
かっこいいなー。でも、私はイヴァン・アタルの方が好き。

「微笑みに出会う街角」

ソフィア・ローレンみたさに見る。
ゴージャスなソフィア・ローレンを見たかったが
少し期待はずれ。
静かな映画。
デボラ・カーラ・アンガーの顔がまだまだ重みがない。
年はとっているが、ソフィア・ローレンの貫禄。
意志ある美しい女性。こういう女優を日本ではあまり見ない。



2005年06月12日(日) オペラ周期

モーツアルト「ドン・ジョバンニ」
時々、オペラを聞きたくなる周期がくる。
今はその時期。

次はヴェルディ「アイーダ」を聞こう。

ダンテの地獄編を読んでいると、色々な地獄の様を
ドレの絵で見たくなる。
画集があれば、欲しい。
ドレが地獄篇を描くのは分かるけど、天国篇は描いているだろうか。
楽園を描くドレを想像できない。

ラジオイタリア語。
なんとか2ヶ月続いた。1年は気長に聞こう。

「モロー展」
展覧会始まったばかりだからなのか、すごく空いている
暇な時に、ふらっと見にいくのはいいが、
逃して惜しい感はない。
モローの画集よりも、ビアズリーの画集の方がかっこいい。
白と黒のビアズリーの作品。いいな。欲しいな。

ゴッホ展も行くか迷うところ。
ゴッホは、あまり好きではないが、
改めて見ると絵画から溢れるエネルギーを感じるかな。

「危険な関係」ラクロ
読み始める。おもしろい。
恋の手ほどき。人間の心理描写。
ドロドロ恋愛はやはりフランスの得意とするところ。

今週は映画を見なかった。
来週からぞくぞくと見たい映画が始まるので
大人しく他の文化を楽しむ。







2005年06月05日(日) 読書計画

「神曲」を読む。
描写が荘厳かつリアルでおもしろい。
ハードカバーの重みを感じながら読むのもいい。

千一夜2巻。
せむし男の話から始まる。
無理やり魚を食べさせて死んでしまうなんて、
滅茶苦茶する。
千一夜おもしろい。
家では、ダンテ。電車で千一夜。
ほんの数十分の現実から離れられる瞬間。

千一夜を続けてよむか、購入済の乱歩「パノラマ島綺譚」
ラクロ「危険な関係」にするか。
悩む。乱歩、ラクロを読んで、本腰を入れて、千一夜13巻まで
読もうかな。
レ・ミゼラブルも読んでみたいし。
これで1年の読書が終わってしまいそう。

千一夜を読んでいると、香りに包まれて
逢瀬を楽しみたくなる。
逢瀬の前の身づくろいを読むのも好き。
きわどいシーンも多く、子供のための童話ではない。

「ウィスキー」を見る。
淡々とした映画。


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