りえるの日記

2004年06月29日(火) 反則だ

「スイミングプール」

フランソワオゾンらしいエレガンスかつミステリーを忘れていない
シャーロットランプリングの冷たい歳のとり方が素敵だ
別荘のプールのシートをあけ、ブルーの水が現れる瞬間は美しい。
若い女性の体は反則だ。



2004年06月06日(日) 私の居場所

「めざめ」29才女性監督

私の居場所の映画だ。
全部好き。
色々な人の秘密を綴る。
深紅の赤。
薔薇の赤い花びらの下に暗黒の世界が広がるよう。
サントラも買う。

解説をちょっと拝借

「物語はスペインの闘牛場から始まる。若き闘牛士ヴィクトールは、デビューを飾るはずだった試合で、闘牛ロメロの角に突かれ、意識不明の重体に陥る。ロメロはその場で殺され、解体される。レストランでその肉を口にした母と娘、誕生日にその角をプレゼントされた息子と母、その眼を自宅に持ち帰った獣医と妊娠中の妻、その骨を売っていた女と恋人…。彼らは逃れてきた過去と対峙し、つらい現実を受け止めることで、やがて静かに癒されていく。ロメロを軸につながった国籍も性別も年齢も違う4つの家族、14人の人々の人生が淡々と描きだされていく。

2002年のカンヌ映画祭で注目を浴び、第二のフランソワ・オゾンと呼ばれたデルフィーヌ・グレーズ監督の長編デビュー作。闘牛ロメロの肉、目、角、骨に触れた人々が、その不思議な力によって、人生を覆うさまざまな問題に立ち向かい、癒されていく。それぞれ独立した物語が複雑にからみあいながら、ラストに向かって、一つにつむぎ合わされていく。

ロメロとはスペイン語でローズマリーの意味で、スペインでは、すべての病を癒すと信じられている。人々はこのローズマリー=ロメロによって、心の奥底にある苦しみや悲しみから解き放たれていく。暗喩と啓示に満ちた美しくも心あたたまる作品。」


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