遠くにみえるあの花火に
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2007年03月24日(土) 美術館三昧

雨の土曜日。
久しぶりに家にいて、ぼーっと読書したり、
お菓子を食べながらメールアドレスの設定などしている。

メールアドレス。
パソコンが新しくなって、しばらく放置されていた。。。
このやる気のなさ。
なぜか古いパソコンから新しいものに変わる直前あたりから、
やたらアドルトな迷惑メールがくるようになってしまった。
ここ数年そんなことなかったのに。。。

それでメールアドレス別名登録というのをしてみました。
新しいアドレス宛に来たメールだけ受信できるようにしようと思って。
(新しいメルアドは右下のメールフォームで確認できます)

でも使い慣れない「Outlook」のせいで、苦戦中。
ほんとにこれでいいんだろうか。。不安。








大阪肥後橋駅ちかくにある、国立国際美術館に行ってきました。
それから天王寺にある大阪市立美術館にも。

美術館をはしご。
途中、「ピアノピアーノ」でのランチを挟む。
父とデート。



国立国際美術館では「夢の美術館 大阪コレクションズ」
大阪市立美術館では「第38回日展」をみる。

大阪コレクション。
ピカソの絵がこんなところにも所蔵されているのね〜と思う。
セザンヌの「宴の準備」がよかった。
私はやっぱり印象派の絵が好ましく思えるようで、
それ以外のものにはあまり惹かれなかった。

ぱらぱらと見回して、オブジェや彫刻などの間をすすーっと通る。

ジョゼフ・コーネルの「無題」シリーズが少し気になってじっくりとみる。
30センチくらいの幅の長方形の箱が壁に掛けられていて
(前面はガラス。飛び出た額みたいな感じ)
その中には、コーネルワールドが広がっている。
割れた鏡、小さな複製画、球形に切り取られて吊るされたコルク(惑星らしい)。
そういった特別な意味があるようなないようなものが、
それぞれの箱の中に納まって、7つの作品を作り出している。
いずれも白っぽい、なんだか憂鬱な世界。


最後のほうに、親指の爪ぐらいの小さなサイコロが集まってできた、
巨大なオブジェが飛び込んでくる。
タイトルは「分泌物」(1999)
トニー・クラッグという人の作品。

なんとなくずんぐりと丸くて、人型土偶みたいな、巨大なオブジェ。

アート。。。わからん。。。

首をひねりながら帰ってきたのでした。



一方日展は、王道も王道、純文学のような
重厚で精緻な油彩・日本画の数々でした。

しかし、あまりに眠くて途中のソファで5分ほど眠る。
お昼を食べ過ぎたらしい。
歩き疲れたこともあって、まぶたが開かない。

父の知り合いの作品をチラッとみてから帰る。
ひとまず我が家に帰って、父にコーヒーを淹れてあげた。
二人で高校野球を見る。

仙台育英、負けてしまった。












三十三間堂に行く。
未だに入ったことがなかった。

小学校の遠足で来たことがある、という友人と
何度か来たことがある、という友人と
初めて!という二人、計4人で行くことにする。

スタンディングオベーションをする千手観音・・・ではないけれど
客席から見下ろされる指揮者のような気分になる。
顔、顔、顔、を眺めながら通路を通っていく。
もしくは手、手、手。
(いつも不思議に思うのは、頭の上に小さな頭をたくさん乗せるという
あのシュールな感覚はどこから生まれたんだろう?ということ。
頭の上に小さな頭がたくさん。。こわいよ。。)


「本当に千本手がついている観音さまは国内でも数体しかないんですよ。
その一つがここにあります」という別グループで解説員が話すのを聞きながら、有難い気持ちになって見上げる。

通路のちょうど真ん中あたりに、そのご本尊があった。
でかい。。。

「手入れをするのにお金がすごくかかるから寄付してくだい」
という看板ばかり覚えていて、正直言うと
あんまりお顔をよく覚えていなかったりする。

でもやっぱり、荘厳なこの雰囲気は、いいなぁと思う。





同じ日、京都国立博物館で「お雛様」をみる。
お雛様。。。
普通の段飾ではあき足らず、家の模型がどどーんとあって(車寄せや渡り廊下もある)
それ全部で雛飾り、という超凝ったでっかいやつとか、
髪の毛がとろけて、着物も色がわからなくなってしまっているような
古いものまであった。

雛人形の歴史、奥が深い。









イル・パッパラルドにまたしても行く。
今回は並ばずに入れた。ラッキー。

いつもながらおいしいピッツアをいただく。
やっぱりうまい。


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