Jacarandaの日記
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2024年08月19日(月) 遥かなるMalawi




昨日届いたメールにあった 
写真家の友人の新しいHPオープンの知らせ 
 
開いたその写真集の中に 
Malawiの写真がある 
 
Blantyreの早朝 
マラウイの人たちが、仕事に向っている 
 
ZombaのオープンマーケットのJacarandaの薄紫の花
  
Mulanje山の美しい姿 
 
胸の奥から、渦巻くような  
切ないような  
涙の泉が湧いてくる 
 
ああ 
 
私は こんなにもこんなにも 
あのMalawiの日々を 想っていたのか 
Malawiで過ごした私は 幻だったのだろうか 
 
否 
 
あの風景は、この写真の通りだったではないか 
あの頃の私が  
 
「 あなたは今幸せですか 」 
 
そう問いかけてくる  
 



— Message from Jacaranda 【INDEX】


 


2024年08月08日(木) バスローブ




立秋が過ぎて 
朝晩の暑さが、少し和らいできた気がする 
でも、やっぱり日中 動くと汗が噴出す 
 
真夏の汗をさっぱりするには 
シャワーを浴びるにかぎる 
 
おもいっきり、汗をかいて 
シャワーを浴びて 
お風呂上りに  
バスローブをまとう 
 
そんな生活は 
サンフランシスコの 
大学のドーミトリーでは普通の姿 
 
それが今、 
日本での湯上りは 
そんな優雅なものじゃなし 
 
狭い脱衣所で、大判のバスタオルで  
ささっと 体を拭いて 
そして、だぶだぶのアメリカ土産の 
T−シャツを着て  
麦茶を飲んでいる 
 
そんな、ジャパネスクな私  
もうこんなかさばるものは、使わないよね 
 
サンフランシスコ留学時代の荷物をしまっていた
ダンボールの中からでてきた 
懐かしい 白いコットンのバスローブ 
 
いろんな思い出とともに 
すっきり捨ててしまおう



— Message from Jacaranda 【INDEX】


2024年08月04日(日) 黒い電話機




四国の実家にあった電話 
 
電話嫌いの父が、頑固に固辞していた電話機 
 
その黒い電話機が 
ビックリするような大きなベル音を鳴らしていた 
 
流行のプッシュホンでもなく 
コードレスでもない 
ごく普通の黒いダイヤル式の電話機 
 
コードを思いっきりひっぱって、 
台所に電話を置いて、ガラス戸を閉めて  
ひっそりとダイヤルを回す 

帰省した私が、夜中にこっそり彼に長電話したのも  
友人に恋の悩みを相談したのも
  
この電話から 
 
「 明日、帰るからね 」と、電話すると 
 
電話口に出た父がぶっきらぼうに 
 
「 お母さんにかわるから 」 
 
今はもう、その電話が鳴ることはない 
夏休みをとって、私がその家に帰ることもない 
 
誰もいない家で 
その黒い電話機は埃をかぶっている
 


Jacaranda |MAIL

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