あぷのピットガレージ
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2003年11月27日(木) まだまだ加治屋さん

予定ではもうすっかり加治屋さんは卒業して、ペンキ屋さんもしくはブリキ屋さんになってるはずのあぷですこんばんわ。
あまりにもガレージが遅れ気味なので気が気じゃなく、昨日今日と見積もりをダダダっと終わらせて3時頃に早退してみました。早めに作業にかかってみますと、アラ不思議。
どんどんする事が増える始末です。
どうせ棚で見えなくなる隅っこの壁の張り方にしっかり悩んでみたりして、ア!っと言う間に夜の10時とかになってしまいます。
やはり改装は難しいです。
新築ならすっかり出来上がってるでしょうな。

天気予報では明日は午後から雨だそうで。
と言う事はペンキ塗りも出来ない訳です。
やはりまだまだ加治屋さんは続くのでした。


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2003年11月25日(火) 加治屋さん兼ペンキ屋さん

はい終わりましたね3連休、皆さんはいかが過ごされましたか?
僕は相変わらず、ガレージ三昧です。

得てして建築と言うのは遅れるのが相場でして、僕のガレージも例に漏れず遅れ気味です。
ペンキを塗ってる最中に雨が降り、加治屋さんの途中で材料が足りなくなり、連休明けに急いで材料頼んだら明日になると言われ、作業が進まないので今日は荷物の移動なんぞしてみました。
今年もあと1ヶ月ちょっと、丸々作業出来る休日なんて数えるほどです。
困ったなぁ・・・、なんとかクリスマスには間に合わせたいんだけどなぁ・・・。
ただ単にガレージにクリスマスツリーと、お正月にはしめ縄を飾りたいだけなんですけどね。

しかし車をレストアするまでに、かなりの労力を注いでおりますなあ。
会社の人なんか、すでにすっかり呆れております。
部屋でも作る気か?とよく聞かれます。

その通り。

部屋なんですよね、僕の目指してるガレージは。
カーペットやコタツじゃなく、んー、外国のリビングですかね。
ほれ、靴のまんまで生活するでしょ、外人さん。
あんな感じですな。
あんな感じでソファとテーブルがあって、そのむこうに愛車もいるわけです。
鉄板を切ったり溶接したりするのでホコリも出るんですが、あんまりそんなのは考えてませんね。
ホコリを気にするより、掃除しやすくします。
道具を入れる棚なんぞ、すべて扉を付けます。
全ての物を扉の中に収納します。
スペアのドアとかボンネットも、大型の棚を作ります。
間接照明も取り入れますよ。
エアコンももちろん付けます。
アパートにはないのに、です。

ふふふ。バカですな。


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2003年11月23日(日) 加治屋さん

前言撤回、今回はブリキやさんじゃなく加治屋さんです。
壁を張るって事なんですが、その前に壁の下地を張らないといけません。
皆さんの家の壁で、クロス貼りのところあるかと思います。
クロスを貼ってる下地、プラスターボードってんですが、あれをまず張るわけです。

かなり古いガレージなので、トタンの波板って言う波型の鉄板を外から張ってあります。
かなり適当に張ってあるので、プラスターボードをそのまま張る訳には行きません。
鉄骨を追加してボードの下地を作り、それにボードを張り、ボードに壁を張る、と言う非常にめんどくさい事になりました。
ま、基地ですからカッコ良くないといけないので、手間を惜しまずお金を惜しんで作業です。

ボードの下地なので隠れてしまうんですが、最終的に壁材はビス留めするんです。
この鉄骨に向かってビス留めです。
水平にビシっとビスを打ちたいですよね、同じ打つなら。

ここで問題発生。
いくら上手に塗れたと言っても、あくまでも床は床、きっと狂ってるはず。
なんとか水平を測って柱に印を入れないとダメなわけです。
水平を出す機械もあるのですが、そんなもん持ってません。
借りに行くのもなかなか面倒ですし、なにより真ん中に集めてある荷物が邪魔で機械ではだめです。

必死で考えたところ、アイデアが浮かびました。
うつつーと眠りかけた時に浮かんだので非常に不安なのですが、試してみる価値はありそう。

用意する物
1:透明の細いチューブ(今回は10m×@40円=400円)
2:水を少々(コップに1杯もあれば充分でした)
3:友達1名(今日は彼女に手伝ってもらいました)

まずチューブに水を入れます。
入れ方は水の入った容器を少し高めに置き、チューブの片方を水に入れます。
もう片方を口で吸うとアラ不思議、ツツツーと入ってきます。
どんどん入れまして、溢れる手前で指でフタをして止めます。
チューブの端まであと30センチくらいでいいかなと思います。

基準の線に合わせる。
予め1ヶ所、適当な高さに線を書いておきます。
今回は入り口の柱の、床から1mのところに線を鉛筆で書いておきました。
ここに友達を座らせ、チューブの片方を持ってもらいます。
そして隣の柱にもう片方のチューブを持って行き、友達の水面が書いてある1mの高さに合うようにこちらのチューブを上下させます。
水面が線に合ったところで、こちらの水面の高さに鉛筆で印を書く、というわけです。

お互いの気圧は同じなので、これで水平が出るはず。
ほんとに出たかは定かではないですが、見た感じはバッチリでしょう。
ついでに各柱の床までの高さを測ってみたのですが、なんと床の精度は±1mmでした。
床が素晴らしいのか水平の出し方がおかしいのか分かりません。
とにかくこれで水平が出ました、って事にしときます。

あとは鉄骨を切って、柱に溶接でくっつけて行きます。
今日は鉄を切るカッターの刃がなくなっちゃって、途中で終了になってしまいました。
近くのホームセンターに行けばよかったのですが、なにしろホコリだらけで人前に出られる風体ではありません。
ので本日はここまで。
明日も加治屋さんは続き、そのままペンキ屋さんになる予定です。


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2003年11月17日(月) 戦い済んだ左官屋さん

「家に帰るまでが遠足です!」と石丸先生に言われたのを思い出してしまいました。
そう、コンクリートがちゃんと固まるまでは左官屋さんな室井さんですこんばんわ。

本日、とうとうコンクリが固まりました。
こ・・・これは・・・。
こんなに上手に出来るとは思いませんでした。
しかも雨が続いており、湿度が高い為にゆっくりゆっくり乾いたはず。
全く割れてません。
ヒビひとつ無く、非常に平らです。
これならボロボロの外観で、中はスッキリアラ!綺麗〜♪と言う理想の「男の隠れ家」になりそうです。
どんどん棚の配置なんかも考えちゃいますね。

とりあえず床が乾くまで表にほったらかしにしてた荷物を入れ、本日は終了。
スペシャルエンジンもなんだか嬉しそうに見えました。

次回はいよいよ本領発揮、ブリキ屋さんの巻です。
壁ですよ、壁。


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2003年11月15日(土) 左官屋さん

いきなりな題名ですいません、みなさんこんばんわ。
ナゼにこんな題名かと申しますと。

今日、左官屋さんになってきました。

読者の方々、大体話が見えちゃいましたかね。
そう、左官屋さんです。
コンクリートを塗る、あの左官屋さんです。

ガレージの床を塗ったのさーーーーー♪

大体の塗り方を教えてもらってですね、電話で。で・・・電話で?
そんなんで行けるの?と思ったでしょ?
ほんと、大丈夫かいな?と一番不安だったのは私、室井さんです。
しかしもう生コンは予約してしまったし、えーい何とかなるだろーってなもんでやってみました。

まず、大体のレベルを出します。
いわゆる高さをきちんと出すんですな。
床の仕上がり面を決めるんですから、かなり慎重に測ります。
するとまあ大変。
高さが軽く6センチほど違ってるんです。
6センチも低い部分があるんですから、そりゃあ水溜りも出来ますわな。
で、一番高い所に3センチ塗るつもりで計算しますと、平均で7〜8センチの厚みになります。

この高さにピンと糸を張りまして、ミキサー車の到着待ち。
来ました来ました1台目、あらー大きなミキサー車が来ました。
こんなにコンクリ要るの?と思うほどどっさり届きました。
これで約4分の3の計算です。

ミキサー車から一輪車にザザーと落としたコンクリを運ぶ運ぶ、長靴でグチャグチャしながら塗る塗る。
ヘットヘトですな。
で、コンクリに振動を与えて見ますとアラ不思議!
綺麗に小石が沈んで平らになるじゃないですか!
こりゃいいぞ、ってなもんで1台目を打ち終わり、2台目を注文です。
予定より少し量を減らして、混ぜるのも小石から砂利に、固さも少し固めにしてもらいました。

2台目の固めのコンクリで、段差を埋めるように斜めに打ちます。
これがまた正解で、固めなのでダラーと流れてしまいません。
斜め部分を打ち終わり、水を足してもらって真ん中を打ち終わり。
時間にしてそうですね、4時間程で出来たでしょうか。

す・・・素晴らしい・・・。

水が浮いてきて、文字通り水平になってるんです。
壁が映り込んで、すんげー綺麗なんです。
で、しばし乾燥させるため、シャッター開けっぱなしで待ちます。
このまま昼食でも行けばいいんですが、なぜか半乾きのコンクリが大好きな猫が怖いので、離れません。

午後2時。
そーっと板を置いて、そーーーーーっと乗ってみます。
ジュワっと言いながら、なんとか沈まずに乗れました。
もう一枚を少し奥に置いて乗り、今乗ってた板をもう少し奥へ・・・って感じで進みます。
さー、ここからが腕の見せ所・・・と電話で聞きましたので、均してみます。
お、お、けっこう上手く行きます、こりゃさらに綺麗になるんじゃない?

とまあこんな感じで2回ほど均しまして、雨が降りそうだったのでシャッター閉めておしまい。
2日ほど乾燥させて、はたしてどんな感じになるか?
乞うご期待!!!


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