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スナの自由気ままな画像付き日記
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2007年08月31日(金)_
2007サマーツーリング2日目 -その1-


夏休みツーリング2日目。天気予報では微妙な予報だったけど、朝は気持ちのいい青空で始まった。後半、特に山を上るあたりで降られるかもしれないけど、とりあえず気分は軽くなった。

この日は小木を出発し、佐渡の南の端を回ってから北上し、真野湾を左手に進み、いったん県道31号で相川近くまで行くが、途中で進路を変えて佐渡の最高峰の峰、大佐渡スカイラインを上る。

R350へ下ってから真野湾へ戻ってきて、今度は海沿いを回って相川へ。宿泊地は相川にある古い旅館。距離は100kmほどで、一番の難所は大佐渡スカイラインと思われる。



起床して朝食を食べると、準備をしてチェックアウト、そして8時半頃に出発。雨空を覚悟していただけに、青空の中を走るのが気持ちいい。気温も暑すぎず、それでいて夏らしさも残っていていい感じ。


↑ 2日目も朝から気持ちいい


県道45号で佐渡の南端を走って行く。程よいアップダウンと次々と変わる景色を楽しむ。団長の話だと、昔は南端の道路がつながっていなかったらしい。その話を裏付けるように、所々新しめの橋などがあった。


↑ 割と新しめの橋もあった


県道45号の終端は沢崎灯台。佐渡には灯台がたくさんあるが、この灯台と道のロケーションはかなりいいと思った。今では使われていないだろうけど、灯台は絵になる。


↑ 沢崎鼻灯台


沢崎灯台の前で道が分かれていて、真っ直ぐ進むと南端の内陸を突っ切ってR350へとつながる県道543号線となる。おれは海沿いを走りたかったので、ここを曲がってトンネルをくぐった。


↑ 海沿いの道は車も少なく景色もいい


沢崎灯台を過ぎると、急にローカルな細い道になる。車も滅多に通らず、マイペースでまったり走っては、景色のいいところで止まって写真を撮って……というのをひたすら繰り返しながら走って行った。


↑ 海岸沿いの道を進む


海岸沿いでは、いたる所でたらい船を見かけた。昔から海岸で魚介類を捕るのに重宝されているらしい。手で漕ぐものかと思っていたけど、中には小型スクリュー(?)のある近代的なものまであった。


↑ 海にはいたるところにたらい船


晴れて太陽が海を照らすとよく実感できるのが、海の透明さ。佐渡の海はきれいだと団長が言っていたとおりだ。きれいな海は見ていて心が和む。


↑ 海がきれい!


道なりに走っているといくつか分かれ道にぶつかったけど、ひたすら海側の道を選択して走って行った。しばらく走ると素浜海岸に出た。シーズンを過ぎていてしかも平日だからか、人は誰もいなかった。ところどころ道に砂が溜まっていた。たまに車が通るくらいで、どこか寂しい雰囲気が漂っていた。


↑ 素浜海岸


素浜海岸沿いの道は舗装されていて快適だった……が、ツーリングマップルで「海岸沿いのダート0.9km」という情報どおり、最後はロードでは乗車不可能なダートが待っていた。


↑ 電柱がないと北海道っぽい道に見える


ちょっと古いマップルだったから、もう舗装されているかな? という淡い期待を抱いていたのだが、現実はそう甘くはなかった。雨が降ったせいか大きな泥の水溜まりもあり、かなり苦労しながら約1kmのダートを押して進んだ。

ようやくR350に出たときには、タイヤやホイールに砂が大量にこびりついて、ブレーキに当たって異音が鳴っていた。走っているうちに全部吹っ飛んですぐに問題なくなったけど。


↑ 真野湾沿いのR350に出た


真野湾を左手にR350を北上していく。対岸の辺りは薄暗い大きな雲に覆われていた。島の中央部から雨雲っぽい雲が流れてきているようだ。大佐渡スカイラインのあたりで一雨降られそうな予感。


↑ 大佐渡スカイラインの辺りは雨が降っているかも


このままR350を走っていてもコンビニはないので、新町で少し道を外れて、予め調査しておいたセーブオンで補給休憩。佐渡にはセーブオンが数件あるだけで、まともな補給ポイントは限られている。


↑ 佐渡に数件しかないコンビニのひとつ


補給を済ますと、再びR350へ戻って真野湾沿いに相川方面へ。だいぶ雲に覆われてきたけど、まだ雨は降っていない。古い民家が続く辺りでは道幅も狭く、交通量もそこそこあったので走りづらかった。


↑ 真野湾までくると雲が多くなってきた


R350は窪田から県道31号へ変わり、沢根町の辺りで県道31号と県道45号に分かれる。後で海沿いの45号へ向かうが、まず1回目は31号で山方面へ。坂を上って中山トンネルをくぐると、相川の町に下りる前に右折して大佐渡スカイライン方面へと進んだ。


↑ いよいよ大佐渡スカイラインへ向けて上りだす




その2へ続く


走行日:2007/08/30
出発:8:32 帰宅:18:40
走行距離:103.4km
走行時間:6h 33m 39s
平均速度:15.9km/h
最高速度:50.6km/h
上昇距離:1545m
温度(最低/平均/最高):20℃/25℃/33℃
積算距離:16955km(ロード)

2007年08月30日(木)_
2007サマーツーリング1日目 -その2-


1日目前半の続き



フェリーを出て、いよいよ佐渡の地を踏む。ちょうど昼時なので暑い。時計回りに佐渡を回る予定なので、両津港から県道45号の佐渡一周線を水津方面へ走り出した。

ある程度想像はしていたけれど、人気が少なくて店もほとんどない。寂れていると言ってしまえばそれまでだけど、その中に独特の雰囲気があるように感じた。車が少ないのでのんびりマイペースで走って行くことができて、とてもよかった。

すぐに海岸線沿いに走る道となり、ほどよい風ときれいな海を楽しみながらのんびり走って行った。今回の旅は1日の予定に余裕をもたせているので、寄り道したり写真を撮ったりといったことも気兼ねなく楽しめる。


↑ のどかな風景の脇道


海沿いになったり内陸に入ったり、畑の脇を走ったり民家が現れたり、平地や緩いアップダウンがあったり、変化に富んでなかなかおもしろい。時々道幅が狭くなるが、車が少ないのであまり気にならない。


↑ ときどき道が細くなる


天気がいいので気分も最高だ。明日から天気が崩れるような予報だけど、明日は明日。今日はこのいい天気を楽しもう。海の透明度が高く、見ていて気分が晴れてくる。


↑ 青い空と澄んだ海が気持ちいい


緩いアップダウンの後に、ちょっと特徴的な景色が目に入ってきた。「みかえり峠」という看板が立っていたので、今越えてきた坂がこのみかえり峠という峠だったのかもしれない。


↑ みかえり峠という看板が建っていた


津神島という小さな島に赤い橋が架かっていた。ちょうど入り江になっていて景色がよかったので、ここで写真を撮ったり小休憩することにした。


↑ 津神島の前にて


目の前の海水はとても透明度が高く、そこにたくさんのカモメが休んでいた。羽をバタバタしたりしておもしろかったのでTZ3の望遠を活かして何枚か写真を撮っりした。


↑ この湾にはカモメがたくさん休んでいた


せっかくなので津神島を散策してみることにした。


↑ 津神島をちょっと散歩した


島に架かる橋の上から海を覗き込む。水が透き通っていて、とてもきれいだ。


↑ 水がきれい!


島自体が狭いので、津神島の散策路は時間をかけずにすぐに一周できてしまう。あまり整備されていない道でフナムシもいっぱいいたけど、ツーリング中のいいアクセントにはなったかな。


↑ 津神島の散策路


すぐ先に「日本最古の鉄製灯台」という姫埼灯台があるので、横道にそれて行ってみた。ちょうど灯台のすぐ横で電波塔の工事をしていて雰囲気は微妙だったけど、青空に白い灯台がよく映えていた。


↑ 姫埼灯台


灯台の近くの45号線は、まるで北海道を連想させるような景色もあった。こういう道は走っていてとても気持ちいい。


↑ こんな北海道みたいな道もある


佐渡の右上の部分を通過して南下すると、すぐに水津港を通る。佐渡にはこうした小規模の漁港がいくつも点在している。


↑ 水津漁港


しばらく走ったところに、弁天崎という大きな岩(?)があった。ここには風島弁天という神社があるようだ。岩肌に急な階段が設置されていて上まで上れるようなので、上ってみることにした。


↑ 弁天崎の風島神社へ上る


一歩足を滑らせると下まで転げ落ちそうなほどの急斜面を手すりを掴みながら上っていくと、景色が開けたところにやってきた。ここからは佐渡の東海岸沿いの景色がよく見渡せてよかった。


↑ 岩山の上からの眺めがいい


上るのも大変なら、降りるのも大変だ。下りはかなり恐かった。雨でも降っていたら足を滑らせていてもおかしくない。もっとも、雨なら上りもしなかっただろうけど……。


↑ 道路から見上げるとこんな感じ


9月2日に「佐渡国際トライアスロン」という大規模なトライアスロン大会が控えている関係で、いたるところにコース案内看板が立っていた。国際Aタイプはスイム3.8km → バイク190km(佐渡一周)→ ラン42.2kmというハードなタイプだ。


↑ 佐渡国際トライアスロン大会の案内板


佐渡の東海岸を南下していく。前後にサイドバッグを積んだツーリング中のMTB乗りとすれ違い際にサインを交わした。彼が佐渡で見かけた最初で最後のツーリストだった。


↑ 佐渡一周道路を時計回りに走る


しばらく走って行くと、松ヶ崎にやってきた。ここには鴻ノ瀬鼻灯台という灯台があるようなので寄ってみた。風が強くなってきて、写真を撮っているときに立てかけておいた自転車が倒れてしまった。


↑ 鴻ノ瀬鼻灯台


例年の夏休みツーリングではキャリアにサイドバッグという装備だけど、今回は荷物をすべて自転車用リュックに入れて背負っているので、ロードは身軽だ。ペダルをSPDに換えて、ボトルケージの一つに輪行袋を詰めている。


↑ 今回の装備は軽装だ


後半では海岸線を離れて少し内陸に道が続いているところもあった。そこでは竹林があり、また違った雰囲気を味わえた。様々な景色を楽しめるのが45号線のよさかもしれない。


↑ 海沿いだけでなく、竹林も現れた


この日は小木港にある「ホテルニュー喜八屋」という古いホテルに泊まった。料金は高めだが建物や設備は古く、エレベーターは止まるたびにドカンと大きく揺れて恐かった。(笑)

夕食は別料金で1500円(これでも3つあるコースのうちの一番安いコース)のものを頼んでいたが、これがイカを中心としたボリュームの少ない料理で、まずくもないけど特別おいしくもなく、値段を考えると満足のいく料理ではなかった。ご飯のお代わりが自由だったのが唯一の救いかな。


↑ 夕食はイカ定食


それよりも気になったのが食事場で働いていたおばちゃん4人組で、他の客が帰った後にその客に対する愚痴などを堂々としゃべっていて、気分が悪くなった。安宿ならまだしも、それなりの値段をとる宿だったので、自分の中ではこのホテルの評価はかなり低くなった。

ちょうど祭りの日程と重なったようで、夜は小木港で花火を打ち上げていた。見に行こうかとも思ったけど、疲れていて部屋で本を読んだり電話をしたりして過ごした。

佐渡ツーリングの一日目は天候に恵まれて、とても気持ちよく走ることができた。翌日の天気を祈りつつ、就寝した。


走行日:2007/08/29
出発:12:04 帰宅:16:50
走行距離:66.2km
走行時間:3h 32m 25s
平均速度:19.0km/h
最高速度:50.9km/h
上昇距離:315m
温度(最低/平均/最高):26℃/30℃/35℃
積算距離:16853km(ロード)

2007年08月29日(水)_
2007サマーツーリング1日目 -その1-


今年の夏休みツーリングは、佐渡を2泊3日で走る予定を立てた。佐渡は一周210kmくらいで、気合いを入れれば1日で1周することもできるらしいけど、それではただ走るだけで写真を撮ったりゆっくり楽しむことができない。

昔佐渡を走ったことのある団長の話では、3日くらいかけて走れば、ゆったりと佐渡を存分に楽しめるということなので、2泊3日かけて走ることにした。3日目は帰りの新幹線の時間を気にしたくないので、新潟でもう一泊するプランとした。



出発前の天気予報では、1日目の天気は問題ないのだけど、2日目からはどうも天気が悪いみたいだ。なんとか天気がもつことを願いつつ、出発の日を迎えた。当日のスケジュールは分刻みで電車を乗り継ぐ必要があった。

4:52の始発に乗り込み、乗り換え時間6分で横浜から東海道線で東京へ向かい、上越新幹線Maxときで新潟へ向かう。始発に乗るためにほとんど寝ずに出発の準備を終えたが、家を出る直前になって雨が降ってきた。いきなり雨の洗礼を受けつつの出発となった。

予定通り電車を乗り継いで新幹線に乗り込むと、新潟までの2時間数十分を本を読んだりしながら過ごした。自転車はジャマにならないように、デッキの隅に立てかけて、倒れないように手すりに固定しておいた。


↑ 新幹線のデッキに自転車を置いておく


新潟へ到着すると、輪行解除して自転車を組み立てる。今回は思い切って荷物を減らして、キャリアとサイドバッグという毎年恒例の装備を省略したので、組み立ても楽だ。いつもの装備と違うところは、SPDペダルとシートポストのボトルケージがアルミ製のに交換してあるくらい。


↑ 新潟駅前で自転車組み立て


今回、荷物は自転車用リュックですべて背負って移動することにした。そのため荷物を厳選して大幅に減らした(その割には本があったりするが…)。輪行時に輪行袋をもつのが軽かったが、肩に掛けるストラップがどこかへいってしまったので担ぎにくく、それなりに辛かった。

新潟市街を軽く流して佐渡汽船のフェリー乗り場へ到着すると、9:30発のフェリーに乗り込んだ。自転車ありだと、普通の乗り場ではなくて車と同じで船の後ろから入る。自転車を固定してもらい、自分は客室のあるデッキへ移動した。


↑ 佐渡両津行きのフェリーに乗り込む


天気がよくて気持ちいいので、しばらくは外で景色を楽しむことにした。出航するまではしばらく写真タイム。カモメやらフェリーから見える景色やらをバシバシ撮っていた。TZ3は広角から望遠まで撮れるので、1台で様々な撮影がこなせて心強い。


↑ フェリーの車両乗り込み口


いよいよ出航の時間となり、乗り場から離れたフェリーは向きを変えて新潟港を後にした。暑すぎず、寒くもない、ちょうどいい気温で、心地よい海風も吹いてきて、とても気持ちいい。


↑ いよいよ新潟港を出発


新潟市街を一望できる高さでシンボル的存在のホテル日航新潟のビルがどんどん小さくなっていく。このホテルは3日後に宿泊予定だ。佐渡での2日間は古い旅館に宿泊する予定。


↑ 高いビルは3日後に泊まる予定のホテル日航新潟


どこのフェリーでも同じだと思うけど、ここのフェリーでもカモメがたくさんついてくる。観光客が餌を投げたりするからだ。2002年の北海道〜神奈川ロングツーリングで、函館〜大間を結ぶフェリーでも同じ様な光景だったので、それを思い出す。


↑ フェリーにはカモメがいっぱいついてくる


しばらくは外で海風に当たりながら本を読んでいた。しかし、近くにいた人がタバコを吸い出したので移動した。しかし、移動先でもタバコの煙がきたので、しかたなく室内へと移動した。


↑ 天気がいいので外で景色を眺める


本を読んでいるうちに眠くなってきたのでウトウトしていると、いつの間にか佐渡の近くまでやってきたようだ。放送であと30分で佐渡両津港へ到着するというので外に出てみた。


↑ 佐渡が見えてきた!


初めての佐渡に心躍る。ふと、壁にあった案内に目がいった。なんと、この航路も国道350号線の一部だという。かなり強引な感じもするけど、そう決めてしまったのならそうなのだろう。ちょっと不思議な感じもするけど。


↑ この航路も国道らしい


到着が近づくと車両置き場へ降りて、自転車の固定を解除して出るのを待った。雨なら憂鬱だけど、晴れだからワクワクしてしょうがない。これから見るであろう景色に心躍る。


↑ 自転車の固定場所


両津港に到着してしばらくするとフェリーのゲートが開いて、車が次々と出て行った。おれも途中で出してもらって、フェリーの外へ。ついに佐渡の地を踏んだ。


↑ さあ、いよいよ佐渡へ上陸だ




その2へ続く


走行日:2007/08/29
出発:12:04 帰宅:16:50
走行距離:66.2km
走行時間:3h 32m 25s
平均速度:19.0km/h
最高速度:50.9km/h
上昇距離:315m
温度(最低/平均/最高):26℃/29℃/35℃
積算距離:16853km(ロード)

2007年08月27日(月)_
2007夏休み中


ようやく夏休みに入り、プライベートな時間を大切に過ごしている。2日間だけ札幌へ行き、大切な贈り物をして、大切な会食をして、あまりゆっくりする間もなく帰ってきた。

今年の夏休みツーリングは佐渡の予定だけど、どうやらあまり天気がよくないみたい。もう秋雨前線がやってきて、雨を降らせているそうだ。走っているときに降られないといいのだけど、どうかな。

デジカメを譲った方から、そのデジカメで撮影した写真などをいただいた。自分がもっていても他のデジカメの影で眠っていたデジカメだったけど、譲り受けた方にとっては愛機で、日々大活躍しているという。

こういう報告というか、気持ちを伝えてもらえると、こちらとしてもとても嬉しい。自分が人に何か影響を与える(もちろん、いい影響を)ということが、自分にとって一つの楽しみなのだと思う。SUNA Lifeを続けてきた理由の一は、これだろう。
2007年08月19日(日)_
中津川バーベキュー2007


大学時代のサークルの仲間が久しぶりに集まり、5年ぶりに中津川でバーベキューを楽しんだ。卒業以来あっていなかった人などもいて、いろいろな人と話す貴重な機会となった。

今回はおれが中心となってメールで連絡したり個別に電話で打ち合わせをしたりして幹事っぽい人物であったので、参加したみんなに楽しんでもらえてよかった。

前回の中津川バーベキューは2002年の10月14日だったから、約5年ぶり。当時はまだ大学4年生だった。社会人になって5年目という節目(?)に大学時代の知り合いと会って話せたのは、とてもよかった。



金曜日時点の天気予報では曇り一時雨で降水確率70%という悪い予報だったけど、前日になって晴れの予報に代わり、そして当日はこれでもかというくらいのいい天気。パラソル等の日よけ機材がないので、ずっと直射日光に晒されて暑い。

当日は数台の車でそれぞれ現地に集合したが、TだぁさんはMTBで登場した。前回のおれのように、自転車のサークルらしく、自転車で参加する人がいるところがいいなぁと思った。

久しぶりに会う人たちとの再会を楽しみつつ、中津川の河原で適当な場所を確保すると、さっそくバーベキューの準備をした。みんなでワイワイ準備をするのは楽しい。

健康的な人たちが集まるサイクリングサークルの人たちを象徴する最初のトラブルは、木炭に火をつけるためのライターを誰ももっていなかったこと。ねもっちが来るまではスモーカーが一人もいなかった。(飲み物の買いだしに行っていたS野さんに頼んで買ってきてもらって一件落着)

今回はO越さんがバーベキューセットをもってきてくれて、前回の勝浦のときに買ったセットと合わせて2台。しかし、O越さんのセットが大きくて1台で十分だったので、2台目はテーブル代わりになっていた…。



日の準備が整うと、さっそく肉や野菜を焼き始める。普通にジッとしていても暑いのに、日の近くはなおさら暑い。というか熱い。それにしても、焼きたての肉はうまい。楽しい仲間と食べるからなおさらだ。

人数が多かったので、自然と川に入ったりレジャーシートの周りに集まったりとグループに分かれたりしてまとまりがなかったりしたけど、みんなそれぞれ楽しんでいるようだったので流れにまかせていた。

途中で飲み物がなくなったので団長たちが買いだしへ。しかしなかなか帰ってこなくて、何も飲むものがなく日なたで待っているのは辛かった。忍者麺はアイスを買ってきてくれて、飲み物とアイスがやってきてからはまた復活した。



いい機会なので、Tだぁさんが乗ってきたダブルサスのMTBに乗せてもらった。河原のような石がゴツゴツした場所で乗ると、そのサスの効果がよくわかる。路面が粗くても乗り心地はとても快適で、ダートの林道を走りに行きたくなるようなバイクだ。とても感動した。

Tだぁさんは、未だに自転車に乗っている貴重な先輩なので、しばし自転車トークで話し込んでしまった。ロードにも興味があるということなので、ロードの魅力をとことん話した。そしたらそのうち買う、とおっしゃっていた。これは楽しみだ。

ロードと言えば、途中からやってきた現役生はBMCのロードで登場。聞けば昨日二十歳になったばかりという。さすがに6歳の年の差を感じたけど、よく考えてみれば自分はまだ18歳だから、彼より若々しくしなければならないのか。(笑)



久しぶりにみんなと会ったけど、基本的にはみんな大学生の頃と全然変わっていなくて、このメンバーで集まっていると大学時代に戻ったような感覚になる。不思議な感じだ。

それでも、みんな社会人5年目以上という歳になっているので、仕事の事とか知り合いの話とかしていると、もう大人なんだよなぁとも感じる。そういう現実的な話と学生時代のバカ話が入り交じったトークが、これまた楽しい。

団長には、夏休みに走りに行く予定の佐渡の話を聞かせてもらった。団長が佐渡へ行ったのは8年前だというから、当時とまた状況が変わっているかもしれないけれど、参考になる情報を聞かせてもらってよかった。



楽しい時間はあっという間に過ぎていく。気がつけば7時間が経過していて、そろそろお開きの時間。集まって締めの挨拶をした後、婚約の報告をすると祝福の拍手をいただいた…が。

なぜかおれが川に飛び込まないとその場が収まらないという流れになり、普段着のまま中津川へダイブした(笑)。続いてもっちー、サガミ、M本さん、それから団長までダイブ(あと現役生1人も)。

正直なところ、猛暑の中の川は冷たくて気持ちよかった。しかし、当然ながら川から上がった後は大変だった。乾きにくい素材のジーンズだったので、帰宅するまで濡れたままで気持ち悪かった…。



おれは前回の勝浦BBQでも海に入った人の財布や携帯などを預かる役だったし、いつも無難な役だった。今回もまさか川に入るなど考えていなかったので普通にジーンズで来ていた。

以前のおれだったら、あの場で最後までウダウダ言って川へ飛び込むようなことはしなかったと思う。でも、おれは変わった。やるときはやる。みんなも、まさかあのスナが本当に飛び込むとは…と驚いていたらしい。

嫌だと思っていることでも、やってみるとそこから何か感じるかもしれない。何事もチャレンジだ。今年になって、保守的な考えから、だいぶ行動的な考えに変わってきた。中津川ダイブはその変化を感じる一つの出来事だった。



いろいろあったけど、全部含めてとても楽しいイベントだった。みんな楽しかったと言ってくれたし、本当にやってよかったと思う。5年ぶりに開催したけど、これからは毎年開催してほしい。

誰かが「やろうぜ」って言わなければ実現しないなら、またおれがまとめようと思う。だけど、北海道へ行った後は難しくなると思うから、そのときは誰かに頼みたい。それでも、なるべく都合をつけて参加しにきたいな。

学生時代の友人は一生モノ、と言われるけど、本当にそう思う。本当にいい仲間に恵まれたと思う。これからも素敵な仲間達と、貴重な時間を共有して一緒に遊んだりしていきたい。
2007年08月17日(金)_
猛暑のお盆


お盆になってから急激に気温が上がり、特にここ数日は日なたにジッとしていられないほどの猛暑だった。湿度も高いからムシムシして、ムワッとした熱気が漂い、そして風は熱風だ。

群馬では40℃を超えたところもあったそうで、とにかく関東一帯は暑かった。オフィスは冷房が効いているからいいのだけど、昼休みに小一時間ほど外に出ただけで汗びっしょりでクタクタになるほど暑さにやられた。

こんな過酷な暑さの中、日中外で立ち仕事などをしている人は本当にすごいと思う。おれなら1日も耐えられずに倒れると思う。とにかくどうしようもない暑さだった。

夏の風物詩と言えばセミ。昼にミーンミーンと鳴いている分には風情があっていいのだけど、困ったことに家の付近では夜中でも平気で鳴いている。深夜2時とかでもお構いなしに鳴いている。

家ではがんばって冷房を使わないように心がけているので窓を開けているのだけど、セミが非常にうるさい。朝から晩までとにかく鳴きまくる。7年間も土の中にいて、外の世界に出たらたった7日間しか生きないのだから、がんばって生きようとしているのは認めるのだが…。

今年の夏休みは8月最終週。北海道で数日過ごした後、佐渡をツーリングでまわる予定。まだ交通機関とか宿とか何も予約していないから、来週中に一気にやらなくては。
2007年08月15日(水)_
SUNA Life5周年アンケート結果 - データ編


昨年11月に行ったSUNA Life5周年アンケートの結果についての結果をお知らせしたいと思います。なんだかんだで今回もかなり遅くなってしまいました。回答していただいた方には大変お待たせしてしまい、申し訳ないです。

「いつになったらアンケートの結果について記事を書くの?」という問い合わせが月に1万件くらい寄せられていて(ウソ)、さすがに多忙を理由にもできずに重たい腰を上げました。(笑)

今回は、アンケートで選択方式の質問であった「いつから」「きっかけ」「閲覧頻度」「JUGEM/エンピツ」の結果について、それぞれグラフと表にまとめました。


いつから回答数
2001年12月〜 3
2002年〜 2
2003年〜 0
2004年〜 3
2005年〜 5
2006年〜 6

いつから見ているかについては、初期から見ていた人(主にオフの知り合いとメモライズ時代の人)と、割と最近見始めた新興勢力に分かれる結果となりました。

きっかけ回答数
検索エンジンの検索結果から 7
メモライズ時代に知って 3
mixi/キヌガサ等のSNSで知って 1
知り合いから教えてもらって 5
SUNA本人から直接聞いて 3

きっかけについては、「検索エンジンの検索結果から」がダントツでトップでした。自転車とかのキーワードで見つけたのをきっかけに読み始めた、というケースが多いようです。

本人から直接、もしくは知り合いから教えてもらってという人がけっこういるのは、オンだけでなくオフの知り合いも見ているということでしょう。メモライズ時代からの知り合いはとても貴重です。

閲覧頻度回答数
1日に複数回 1
毎日1回 8
週に2〜3回 4
週に1回 2
2〜3週に1回 2
月に1回 1
半年に1回〜それ以下 1

閲覧頻度は「毎日1回」がダントツに多いですね。日課としてSUNA Lifeを見ていただいているようで、嬉しいです。更新していなくても変化があって楽しめるように、ランダム画像を表示する等の工夫はしているつもりです。

JUGEM/エンピツ回答数
JUGEM版 17
エンピツ版 1
両方 1

JUGEM版が圧倒的ですね。本人公認のメインがJUGEM版だし、コンテンツの充実度(過去画像一覧ページへのリンク等のサイドメニューなど)もJUGEM版が高いでしょう。



集計結果の紹介と簡単なコメントを書きましたが、アンケートの回答でコメント欄にていただいた内容については後日改めて記事を書くつもりです。ちなみに、今回の回答数は19でした。(2007年7月になって回答してくれた人もいました)
2007年08月12日(日)_
充実したスケジュール


ここ数ヶ月、ほぼ毎週末なんらかの予定が入っているほど、充実したスケジュールが続いてる。常に、2ヶ月先までスケジュールが詰まっている感じ。忙しいながらも、充実した時間を過ごしている。

以前は、予定があっても月に1つくらいで、後はのんびりしたり自転車で走ったり、ダラダラして過ごしたり、わりと適当に過ごしていた気がする。もちろん、仕事が忙しいのは昔も今も変わってない。

どうしても休日に仕事に出ないと行けないこともあって、今年は6月のツール・ド・美ヶ原が仕事でつぶれた。それはとても残念なことであったが、たまにはそういうこともあるだろう。

予定を入れることによって、その予定までワクワクする気持ちが平日のハードな生活を乗り切るエネルギーとなる。ただ毎週がいつものように流れていくのではなく、印象の残る日ができる。

人と人とのつながりを大切にし、仲間と語り合う時間を楽しみ、大切な人と会う時間を大切にし、健康や体の状態に気を遣い、そしてロードで走ることを楽しむ。

今は、忙しいなりに人生を充実させることを考えて行動している。特に、タイムリミットが設定されているから、今のうちに人に会っておきたいという理由も大きい。

ただ何となく毎日を過ごしていると、本当にあっという間に時は流れていってしまう。その日何をしていたか思い出せないくらいに。ぼくはそういう時間の過ごし方をしたくない。

一度しかない人生だから、悔いのないように、精一杯、充実した日々を送りたい。そのためには多少無理をすることもある。大切なのは、仕事ではなくプライベートだ。

しっかりとスケジュールを管理し、毎日ワクワクドキドキを感じていられるように、お楽しみのイベントを設定する。仕事で忙しくプライベートな時間が少ないからこそ、その貴重な時間を有意義に過ごしていきたい。
2007年08月05日(日)_
激坂風張林道ラン2007


サークルの仲間4人で風張林道を走った。死ぬほどきつかったけど、上りきったときの達成感も大きかった。全然走っていなくてへばることはわかっていたけど、それでも走り、くじけそうになっても諦めずに上りきったことに大きな意味があった。



今回のランは忍者麺が「みんなで走ろう」と声をかけて、忍者麺、走り屋さん、団長、スナの4人が集まった。メインは風張林道という激坂の林道。2年前に走ったときはそれなりに走っていた時期なのにきつすぎて坂の途中で2回も倒れ込んだほど、きつい坂が続く。

みんなと一緒に走りたい気持ちはもちろん強かったが、風張林道を走ることには不安があった。去年あたりから走行距離が減り続け、この半年は月に50〜70kmほど、しかも月1回というペースでしか走っていない。

バリバリ走っていたときでもきつかったのに、今この状態で風張林道を走ったらどうなるのか…。想像するだけでも恐ろしかった。それでも、みんなと一緒に走りたい、そしてたとえ辛くても、それを乗り越える精神的、肉体的な強さが自分にまだあることを確かめたい、という思いから参加を決めた。



集合場所と時間は、おれが考えて設定した。輪行でくる団長を考慮して、10時に武蔵五日市駅集合にした。自宅からは40数キロなので、余裕をもって2時間半くらい前に出発すればちょうどいいところ。

当日は6時起床。なんだかんだで4時間くらいしか寝ていない。このところずっと睡眠不足が続いているので、体調的にも不安だ。(でもツーリングのときはいつもこんな感じなんだけど)



軽い朝食をとって出発の準備をして、7時半過ぎに出発。八王子まではR16をひたすら北上する。まだ午前中だというのにけっこう気温が高い。少し風があるのが救いだ。

R16ではかなり長い区間で、1つ1つすべての信号にひっかかるというトラップにはまり、かなり計算が狂った。これをスムーズに走り抜けていたらずいぶんと時間の短縮になっただろうに…。

八王子では「八王子まつり」の関係で交通規制の準備をしていた。八王子からは秋川街道で武蔵五日市を目指す。久しぶりに走ることと、距離が長いこと、それから坂を控えていることから無理しない程度のペースで走っていたこともあり、進みが遅い。

本当は途中で1回休憩したかったけど、残り時間と残り距離を考えると休憩している時間がないことに気づいたので走り続けた。最後はギリギリ過ぎて焦ってきたけど、最終的には9時58分といういい時間に武蔵五日市駅に到着した。計算どおりってことで…(笑)。



すでに3人は待っていたので、準備が揃うと出発。まずはすぐ先にあったコンビニで飲み物や携帯食の補充をした。2年前は2本のボトルを途中で飲み干してしまい、半ば脱水症状状態でさらにきつい思いをしたので、今回はそれを教訓に多めに水分をもっていく。ダブルボトル+バッグにも500mlペットボトル1本半ほど水分を用意。

檜原街道を西へ走り出す。しばらくは木陰も多く、快適に走っていける。檜原村役場の先のT字路を右折すると、一気に交通量が減る。このまま走って行ってもいいけど、せっかくだから払沢の滝へ寄ってみることにした。

払沢の滝は大学生の頃に何度か足を運んだことがあるが(すべてMTBでツーリング中)、社会人になってからは初めて。他の3人は初めて来たというので、ちょうどよかった。滝や小川で涼をとることができて気持ちよかった。



払沢の滝を後にすると北秋川沿いの都道を走っていく。じわじわと上っていき、健脚2人(走り屋さん、忍者麺)と後の2人(団長、スナ)に間が開き始めた。

車が全然来ないので、2人で併走して話ながら走ることができて楽しかった。グループで走るならこういう走りやすい道がいい。後半は前の2人がペースを落として4人そろって激坂区間の入口にやってきた。



ここで1回休憩をとりたかったけど、日陰のある適当な場所がなかったので、ちょうどいいところまで走ることになった。おれは早くも3人から遅れ始めて、あっという間に千切れてしまった。

カーブを曲がるたびに見えてくるのはきつい坂のみ。3人の姿はどこにもない。いったいどこまで行ったんだ…。ヘロヘロになりながら走っていると、きのこセンター方面への分かれ道までやってきた。

ここからが本当に勾配がきつくなる区間。路面に何か書いてあるのに気づいて視線を落として大爆笑。「激坂へようこそ」これを書いたのは自転車乗りに違いない!(よく見ると「激」が間違っている…)



10%以上の激坂がどこまでも続き、今にも止まりそうなスローペースでフラフラしながら上っていく。予想はしていたけど、早くもいっぱいいっぱいになってきた。

あまりにきつくて、今来た道を引き返してしまいたいという衝動に駆られる。でも、これはこれからの自分の人生と同じだと考えて、歯を食いしばってペダルをこぎ続けた。

諦めるのは簡単だ。でも、これから先にある困難な道のりを乗り越えていくためには、ここで諦めてしまうようではダメだと思った。これは自分への試練だ。



途中で2回ほど立ち止まって30秒ほどの小休憩をしつつ、なんとか上っていくと、激坂の上で3人が座って待っていた。自転車を立てかけてその場に座り込む。疲労困憊だ…。

あまりに疲れていたため、3人の会話に参加する気力すらなかった。本当はみんなで楽しく談笑したいはずなのに。「大丈夫?」という問いかけに、頼りない返事をするのが精一杯だった。

そこからも激坂は続き、少し景色が開けているところで小休憩した後、一気にきのこセンターまで上っていく。やはりおれが一番最初に遅れだした。きのこセンターにたどり着いたとき、本当に引き返したい気持ちになっていた。なぜなら、ここからまた激坂が延々と続くから。



目の前に壁のような坂がどこまでも続いている。疲労はどんどん蓄積していく。さらにこの暑さ。川でもあったら飛び込みたいところだ。途中で水が沸きだしているところがあったので、頭から水をかぶった。冷たい水はとても気持ちよく、生き返った。

その後も激坂は続いたが、前回の印象が強くて心構えがあったから、思ったよりは早く奥多摩周遊道路に出た。(あくまで思ったより早かっただけで、めちゃくちゃきついことには変わりない)

最初の「激坂へようこそ」を書いた人と同じ人物と思われるが、ラスト1km、300m、200m、100mと残り距離がペイントしてあったのにはとても嬉しかった。坂バカが集まって、ここでヒルクライムイベントとかやるんだろうなぁ。



風張峠から奥多摩周遊道路を都民の森方面へ下り、都民の森で休憩。きのこそばやおやきを食べたりして、しばしまったり。しかし、都民の森を出るころには、雲行きが怪しくなっていた。

続々と到着してくる大学生と思われる自転車サークル御一行は、みなレインウェアを着ていた。下界は雨が降っているのだろうか。黒ずんだ灰色の空に不安を覚えつつも出発。



しばらくは下りが続く。快適に下っていると、いきなり土砂降りの大雨。どうやら夕立エリアに突入したようだ。路面が濡れていてスリップが怖いので慎重にスピードをコントロールしながらカーブを曲がっていく。ブレーキもききにくくなっているので、気を付ける。

しばらく下っていくと、痛いくらいの大粒の雨になった。ここまでくるともうやけくそというか、ある意味吹っ切れる。携帯や財布などは濡れないようにビニールの中に入れているので一応大丈夫。天然のシャワーを浴びているようなものか…。

途中から雨エリアを抜けると、後は割と平和な道のりとなった。途中から行きで走った檜原街道へ戻ってきて、武蔵五日市駅を目指した。当初は温泉に入っていくつもりだった団長も、結局はそのままみんなと駅まで走ることに。



武蔵五日市駅で輪行の団長と車の忍者麺と別れる。走り屋さんとはR16の途中まで帰り道が一緒なので、2人で走って帰ることに。とにかくおれは足が売り切れてヘロヘロなので、先頭で走って行った。

風除けの意味では後ろの方が楽だけど、おれが後ろだとすぐ千切れてしまうので、前の方が自分のペースで走れて楽だ。秋川街道で八王子までやってくると、八王子まつりの影響で交通規制をしていた。

初めて走る道へ迷い込み、ちょっと新鮮な感じでおもしろかった。すぐにR16に復帰すると、御殿峠の手前のファミマで休憩。勾配の緩い御殿峠も超スローペースで上った。自分ではそれが精一杯だったけど、後ろの走り屋さんには物足りなかっただろう。



相模原で走り屋さんと別れると、最後の力を振り絞ってオラオラモードでR16を走り続けた。追い風のおかげで30km/h近いペースを維持できたのがよかった。

空には黒い雲が広がり、そこら中でピカピカと閃光が走る。そして雷の轟音。この後も一雨降りそうだ。出せるだけのペースで走り続け、無事に帰宅。なんと10分後に土砂降りの雨が降ってきた。間一髪…。



今回のランは体の状態から考えると無謀なランだった。予想通りヘロヘロバテバテ状態になってきつかったけど、その分走りきったときの達成感は大きかった。

こんな状態でもきついランを走ろうと思える気持ちがまだ残っていることが大切だと思うし、自分に試練を与えてそれを乗り越えることができたことにも意味があったと思う。

一緒に自転車で走ることを楽しめる仲間がいることは、とても幸せなことだ。これからも、機会を作って走って行きたいと思う。……風張林道以外のルートで。(笑)


走行日:2007/08/05
天気:晴れのち曇りのち雨のち曇りのち雷
出発:7:47 帰宅:19:34
走行距離:145.3km
走行時間:7h 38m 46s
平均速度:19.2km/h
最高速度:54.7km/h
上昇距離:1485m
心拍数(平均/最高):133bpm/174bpm
平均ケイデンス:70rpm
温度(最低/平均/最高):25℃/30℃/48℃
積算距離:16787km(ロード)
カロリー消費量:2219kcal

2007年08月03日(金)_
未来への見通し


これからのこと。「こうしたいね」という希望レベルの段階から一歩進んで、いろいろなことが少しずつ現実味を帯びてきた。未来への見通しがたってきて、理想が現実に変わりつつある。

人と人のつながりというのは不思議なもので、2人合わせて1+1=2とは限らない。その結果は、相性によっては3にも10にも100にも、いやそれ以上にもなる可能性がある。

「運命の赤い糸」なんて本当にあるだろうか? ぼくはあると思う。世界中探せば、きっと最高の相性の相手はいると思う。ただし多くの場合、その人に出会える確率はきっとずいぶんと低いのだろうとも思っている。

その点、ぼくはとても幸せだと思う。お互いに「これ以上何を望むのか?」と思える相手に出会ったのだから。一人では怖じ気づいてしまうようなことでも、2人ならできる気がする。一人ではできないことも、2人ならできる気がする。

今は、光の階段を上るための準備をする期間だ。仕事の他にもいろいろと調べたり足を運んで話を聞いたりと忙しい日々が続くけど、とても充実している。すべて輝く未来へのステップと考えれば、何事も楽しく進めることができる。
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