ぶらんこ
index|past|will
夏
ちいさなボートを漕いで「波止め」と呼ばれる防波堤まで行って そこで夜釣りをした
おおくま座を眺めながら イュッツリはそんなに好きじゃないんだけどと思いながら ただ格好だけ釣り糸を垂らしていたら
ククク となったような気がしたよなしないよな とりあえず上げてみますか と上げてみると 思いがけず竿がしなったりなんかして
引いとる あげれ まわせ まわりに言われてやっと気付くどんくささで 生まれて初めて おぉーイュッツリっちば むじらっさーーー と思い
ハーム ガラ ヒノマル メバル フエフキダイ なーんとクーラーに入りきれん 大漁、大漁
一睡もしないで 時々兄貴と語ったり 時々はムンカンゲしたり
あとはずぅっと黙ったまま なーんも考えず 波ばかり見てた
おおくま座はまわりながら降りてって おだやかに夜が明けてって
そしたら いきなり
クッカルが鳴いた
いつもいつも見上げてた山 うちのすぐ後ろにあるあの山から クッカルの声が高らかに
あけがた 凪 クッカル
テダが昇るまえの 不思議な きよらかな 静寂
家へ戻ると 兄貴がイュをアチカッテくれて ありがさまとつぶやきながら いつの間に眠ってしまった
起きたらなんと お腹いっぱいに アセモ きょでじゃやー と兄貴は笑ってた
そんな夜釣りだった
島はいいよ
むるっか いいよ
なちかしゃん あんやぁ や ぬんなたんば
な きょらや ち なたんば
なんだれば いっちん いっちゃんかな
また ゆらいが いもりんしょれよ
まちゅんかなよ
娘にBFが出来たそうな。。。 またまた妄想の賜物では・・と思ったのだが、どうやらそうではないらしい。 今日はその彼の誕生日とやらで、食事に誘われ出かけてった。彼の家に。彼(と彼のママ)が迎えに来て。
・・・・・・
行ってもいいか、と聞かれ、いいよ。と答えた。 すると、「本当に?ありがとう!」と大喜びのこころさんに、こちらが驚いてしまった。 そして、あれ?簡単にいいよ、だなんて言ったのは軽率だったのか? などと思ってしまった。
行きたいの? と訊いてみた。 行きたいよ。 との返事。
凄いね。わたしだったら断るな〜。(これ、大真面目) うん、わかるー。どうしよう〜。(かなり嬉しそう)
ふーむ。。。若いって凄いなぁ・・・と思う。
でも、これは「若さ」だけじゃないのかもしれない。 彼女のアイデンティティは日本人であることのほうが大半を占めていると思う。 だから、これは、彼女にとってもチャレンジなのだろう。 アメリカ人としての風習(価値観?)に馴染む、というチャレンジ。 たぶんね。わたしの想像だけど。
次は家に招待していいかな? と、こころさんが言った。 いいけど・・・ダディがいるときにね。 と、一応、答えておいた。
でも心のなかではちょっと困っている。 そんなおおっぴらに紹介されなくてもいいんだけどなぁ・・・なんて思ってたりする。
なぜって、どうしたら良いのか、わからないのだ。 どんな顔をして、どんな話をするのよ? でもって、例えばお別れしちゃった後なんか、どうしたら良いのよ? 町でバッタリ会ったりしたとき、ハァ〜イなんて、笑顔で挨拶しちゃうのか?
と、母ちゃん、色々妄想中。
だって今までのわたしの人生、そんな経験ないもんなー。 わたしだけじゃない。スカさんも同様だろうしなー。
なんか知らんが、まいったなぁ。。。 未知の世界へ突入。 という感じ。
大学入るまで彼氏なくっても良かったのになぁ!(わがまま)
もしかしたら喋りすぎたかなぁ、、、 などと、後になってから思い始めた。
英語のハンディとか人種の違いとかで躓かないように、って 無理やり(無意識に)自分を偽ってたのか???
うんにゃ。仮にそうだとしても、それもまた「自分」よ。
思いがけず風邪をひいて熱なんか出しちゃって、薬漬けになって寝込んだ。 その間、ぐるぐるぐるぐる、ムンカンゲ。 身体がくたばると、心までへこんでしまいそうになる。
だから魔法の言葉をくりかえそう。
『 OKだいじょうぶ 流れにのってるが(^_-)o(^-^)o 』
絵文字付き。ありがさま!!
最近、こころさんはむやみやたらに噛み付かなくなった。
どうも、「むやみやたらに」噛み付いちゃったなーと、自分でわかるみたいだ。
で、素直にそれを認めて笑っちゃったりなんかしている。
ごめん、ごめん、とか言いながら。
その表情を見て、お、大人になったなぁ・・・と思う。
それから、
母ちゃんももちっと大人になったほうがよかかねー。 と、思ったり。
拍子抜けしてるようじゃ・・・いかんか。
|