この心臓が不規則な鼓動 打つときには決まって思い出す あの頃の苦しさや閉塞感 そりゃもう 振り払いたい位ありありと
ふいに右手首に痛みが走る 古傷はいつまでも気紛れに 鈍い痛み呼び起こしては 誤魔化せない程の不安連れてくる
どうしようか? 問い掛け先は自分 どうしようか… 呼吸が足りない
その鼓動に引き摺られるまま 何もかも捨てられたらラクなんだろう この不安定なリズムを止めて欲しい 行き場のない両手を掴んで欲しい 助けて、すら叫べない呼吸を どうか止めて、もうやめて
限界なんていつがそうなの 今、これを止めても許される? 首筋に伸びる両手すら 縛りつけて、誰か止めて その甘い言葉が誘う度 ズラす視線、握りしめる手 理解なんていらないから 引き留めて、ここにいさせてよ
|