もう、無理だ とも思うのよ。 貴方の傍にいることが。
思い出さない日はない なんて、 綺麗事は云えない。 私はそれなりに毎日に追われ 何も考えない日だってある。 正直、忘れてる。 あの頃はよかった なんて思っても 戻りたいなんては思わない。 それでも ふと足を止めた瞬間 伏せた眼をあげた前に 今日の日付を見つける。 13年過ぎた、と指折り数えてみる。 まだしばらく会えそうにないよ。 だってさ、晴海。 私、今、やっと 生きたいと思うもの。 まだ先になりそうだ。 貴方に会いにいけるのは。
久しぶりにみた夢で
貴女が笑うことは未だ無い。
― 君死にたまふこと勿れ
『続、追憶』
夢のような現実などなく 現実のような夢ばかり、みる。
―貴女の作る、温かい夕食を思い出した。
擦れ違いがつくる冷たい夜の一人の時間の中で 大雑把な、自分の為だけの夕食は 安易なもので、手当たり次第の不摂生。
湯を注げばスープは出来るし それはそれなりに温かいのだけれど
不意に、 「よそってくれる温かな手を思い出した。」
子供以上に子供な私が 急いて零した大事なものは 二度とこの手に戻らぬと知って尚 それを望むのは 私が子供のままだからだ。
戻らないものが、今、欲しい。 無いものを強請る。 失くしてきたものばかりに囚われて 得てきたものを、忘れていたのか。
貴女の得意料理を思い出す。 台所に立つ。 見よう見真似と朧気な記憶を頼りに あの温かかった夕食を作り始める。
「今夜もまた、」 「冷えてきたね。」
戻ってきて、と心から叫ぶことは無い。 こんなにも焦がれるけれど。 今、叫ぶことが出来るなら
あの日に向かって叫ぶことが出来るなら
どうか
― 君死にたもうことなかれ
2013年05月16日(木) |
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あなたはまだいる其処にいる あなたは万物となつて私に満ちる
私はあなたの愛に値しないと思ふけれど あなたの愛は一切を無視して私をつつむ
(亡き人に/高村光太郎)
仏壇にカーネーションを供える。 貴女が好きだった霞草と一緒に。
貴女がいなくなってから 永遠に 私の未来に存在しなくなった「母親」は 何故か今、 私の周りに溢れている。 貴女がいなくなった穴を埋めるように たくさんの母親代わりの人と 出逢えた。
こんなややこしい私を 娘だと云ってくれる。 愛を持って接してくれる。 心配し気にかけ叱ってくれる。 私を、愛してくれる。
母の日は、大変だ。 花束や鉢植え、小物 幾ら悩んだか。選んだか。
溢れる愛のカタチを抱えて 私は幸せだ、と思う。
貴女はこの世界からいなくなったけど 私の中にいつまでも居てくれる。 そしてきっと 残して逝った私に たくさんの「おかあさん」と出逢わせてくれた。
貴女がくれた愛だと信じている。 こんなにも 愛されている。
母親だ、と云い切って 私を大事にしてくれるおかあさん 娘だ、と受け入れてくれたお義母さん ありがとう。 母さん、いつも ありがとう。
愛してくれて、ありがとう。
2013年05月10日(金) |
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ふと思う。 あぁ、5月だ、と。
2013年05月08日(水) |
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過労で倒れるなんて情けな。
労災も下りない会社に 自費で病院送りにされて 過労、ですね。なんて云われて 点滴受けてその日は帰宅。
次の仕事が迫る。
2013年05月06日(月) |
no titled. |
変わらないのかなぁ。 どこまで行けば、いいんだろう。 ただ立ち止まっていても 進んでいく世界だ。
置き去りには 慣れている。
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