限定鼓動

2010年10月26日(火) 謝ることに慣れ過ぎて

静脈を切る深い傷は
大事な人まで傷つけた。
理解を望まない、なんて
本当は綺麗事かも知れない。

本当は
わかってほしくて仕方ない。

剃刀を充てる行為を
食べては吐き戻す行為を
理解してと云う訳じゃない。


そうして生きてきたことを

あたしがいる現実を

傷だらけで
誰かを想う
独りよがりなあたしを

否定しないで

あたしが生きてきた事実を
どうか
否定しないで



2010年10月22日(金) no titled

どうしたって
好きだ
貴方と居たら
こんなにもわらえる



2010年10月20日(水) 繰り返す

戻りたくない。

寝ても覚めても、全部色がなかった。
冷えたソファーと冷たい自分の体が同化しそうだった。
血まみれで朝まで傷口を押さえてた。

怖いんだ。
戻りたくない。
繰り返したくないんだ。

悪夢だ。

そこにナイフがある。
あたしはそれを手に取らずに、
この感覚を、感情を
やり過ごす手立てを知らない。

そしてまた
繰り返す。

泣きながら藻掻きながら
そして
諦めに酷く似た眼をして。


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陽 [MAIL]