
「ベイビー、また屁をこいたな。」

「いやいや、明らかにYouから聞こえました。」

「布団をかけてやると、ベイビーは足ですぐにひっぱがしちゃうぞ。」

「新生児ってこんなに足でけりけりするものなのか?」
2008年06月28日(土) |
ドッキングバースデイ |

「ベイビーの誕生日ってば、私の6月6日とYouの8月23日を まぜた『6月23日』だよ。」

「なんと親に気を遣った・・・」

(いきんでもいきんでも、なかなか出てこなかったベイビー。)
「へその緒が首に絡んで、自分の手も首にからんで、オマケに 頭がかなり大きかったんだよ。」

「頭の大きさで判断して『3800グラム』ある とか言われてたんだ。」
(実際は3150グラムだった。)

「産まれる前、ずっとお腹の中に向かって『妻に似ませんように』と 言い続けていたけれど、残念ながら私そっくりだな。」

「早速プチ整形だ。」

(予定日を一週間過ぎ、子宮口を開く処理のため前日から入院。 陣痛促進剤を使い、午後出産。)
「産まれた時、みんなで『旦那さんはどこ!?』って探してたけど 来てなかったんだね。」

「昨日、産院の人が『産まれそうになったら 連絡くれる』って言ってたのに、 誰も教えてくれなかったんだ。」

(社宅の奥さんたちは、みんな細いという話をしたところ)
「普通じゃないの。」

「普通ってのは私みたいに、太ってもやせてもいない人のことだよ。それとも何、私をぽっちゃりの範疇に入れてたわけ?あん?」

(テレビ東京の『いい旅夢気分』を見ていて。夫の前任の地、群馬やら 妻の実家近くの岐阜の地が出てくる。)
「あ〜あ。(岐阜では)田植え体験させられてるよ。」

「ど田舎対決だな。どっちの田舎ショー。略して『ど田舎ショー』」

(朝、私のお弁当をのぞきこんで)
「ふむふむ。なるほど。」

「ええ、ええ、そうですよ。どれもこれもYouの 作ってくれたお惣菜ばかりの『おかげさま弁当』ですよ。」

(帰宅した夫に、電車の中でビールを飲んだだろうと指摘すると)
「どうしてわかるの?」

「タレ目が、いつも以上にタレてる。」
2008年06月15日(日) |
ポケットティッシュひとつに |

「車を点検してもらって待ってる間に、カゴのポケットティッシュを 一つ取ろうとしたら、全部床にぶちゃけちゃって、お店の女性が 飛んできて片付けながら『お一つでよろしいですか。』って 聞かれてすげー恥ずかしかった。」

「それは取ってはいけないティッシュだったね。」

「6月からノーネクタイで、こんな感じで会社行ってるんだ。」

「出た。ネクタイ外しただけの、政治家的ファッション!」

「(水泳部だった時)オレもスピード社の水着を着てたんだ。」

「でも記録とは無縁だったと。」

「いい加減、会社の人の口真似するのやめなさい!」

「この『逆に言うと』とか『逆にね』って前置きすると、 いかにも自分はこれから一味違った視点から発言しますよ って感じみたいなんだけど、実際は全くそうじゃないんだ。」

「Youが留守だったら、オレは冷凍食品ばっかり食べて 過ごすだろうなぁ。」

「なんでよ。私がいるときは、ひじきの煮物だの、 切り干し大根だの、お浸しだの作りまくってくれるのに・・・」

「Youのお母さんのメイドアドレス教えて。」

「そんなものはない。」

「バレーボール男子の荻野って『がきデカ』のこまわり君に 似てない?」

「何のことだか、全くわからない。」

「『マリリン』の天気予報によると・・・」

「ん?『マヤリン』のことかな。」

「サザンの曲をかけながら、湘南の海沿いを車で走ってる。」

「やっと車のナンバーを『群馬』から『湘南』に変えたしね。」
2008年06月05日(木) |
賛美歌を歌わんがために |

「K部長は、結婚式に呼ばれると親族以上に早く来るらしいよ。 この間も、新郎の後輩がまだ私服のうちに来ちゃってたらしい。」

「親戚の人も、どこのおじさんかと思っちゃうね。」

「(冷凍庫にあった)箱アイス、全部食べましたね。」

「そんなものは、最初から、ない。」

「ふーん、Youの働いているフロアはそんなに広いんだ。 東京ドーム何個分?」

「2個分くらいかな。」

(朝起きてからずっと放屁しまくりなので)
「朝から、お盛んなこって。」

「おかげさまで。」

(原材料費の高騰により、夫の会社もご他聞に漏れず商品の 値上げをせざるを得ない状況である。)
「もう、どんどん値上げしよう。」

「そんなこと言ってると、実は御社の製品は、 買わなくても全然問題ないってことに 消費者が気づいちゃうぞ。」
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