
「Youは寝ている間に何度も寝返りうったり、歯軋りしたり 熟睡してないね。」

「ストレスかな?じゃあ別々の部屋で寝てみるか。」

(私を指して)
「おきゃん、おきゃん!」

「いや意味わかるけど・・・」

(靴を脱いであがる居酒屋に入って)
「この店に入ってすぐ、このご飯粒を踏んだぞ。」(と見せる。)

「Youには笑いの神がついてるんじゃないかと 思うことが時々あるよ。」

(帰宅後、夫がYシャツを脱いだら、中に着ていたのは 裏返しの文字入りTシャツ。)
「あー、白いTシャツは全部洗濯しちゃったんだっけ。」

「こうするしかなかった。」

(子供が『お菓子の家』に迷い込むCMに、朝食の手を止め、 じっと見入る夫。)
「・・・・・」

「うらやましいか。」

(ほとんど寝かかっている私に、ささやき続ける。)
「体重計買って、毎日チェックしようか。」

「・・・強要。」

(夫がネットで何やら検索しているのをのぞいてみると)
「キーワードが『豚バラ肉』!それだけ? 何十万件と出てきてますけど、一体何が知りたいの。」

「うん、ちょっと。」
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