flimsy−eXcuse
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ある日気がつくと好きな人は死んでいた。 リアルタイムで見ていたミュージシャン。 私にいろいろなモノを与えてくれた。 尊敬したり真似したり時にはライバル心を抱いたり。(笑)
絶対超えられない人。 すご過ぎてたまに腹が立ってくる。 でも嫌いになれない。 親子ほど歳も違うけど大好きな人。 今でもどっかで生きてそうな気がする。
馬鹿なことを考えた。 もしかしたら何処かで見てるかもしれない。 ちょっと前までもう死んでもいいと思っていた私。 生きなきゃ駄目だ。 何をしてあげるわけでもないけど 彼の分までいきなきゃね。(微笑)ははは。
生きてるときはそんなに好きじゃなかった。 彼が死んで7年くらい経ってビデオかなんかを見て とてもカッコいいと思った。 考え方とか生き様とかもちろん曲も。
でも、もう死んでた。
好きに意味があるとしたらなんだろう。 好きの次には何が待ってる。
好きが最終目標ではないの? 理由が言えないのは好きじゃないから? 理由。理由。理由・・・。 解らない。
その子は愛があるからって言ってた。 そんなもの何処に売ってる。 愛までは遠すぎる。 その子はいつもとても幸せそうで きらきらしてた。
僕もその子と同じくらいちゃんと愛してたのに。 気がついたらその子を壊してた。 好きでも精一杯なのに僕を焦らせるから。
去年一緒に植えた花は彼女の血で 僕の花より少しだけきれいに咲きました。
いい寄る男がいたらしい。 彼はまだ未成年である。もちろん童貞だ。
第一者:地位と名誉とお金がある男 第二者:よくわからない強引な男 第三者:一般人だが優しい男
彼がこの中で唯一からだを許した相手は第三者であった。 誰も知らない、しがない一般人で愛してもいなかったけど なぜか彼はこの男に何度か抱かれていた。
しかし第二者もひつこく迫ってきた。 もしかしたらこの男ととも関係があったのかもしれない。 でもだれも彼を問い詰めようとはしない。
だがこれは本人から直接聞いた訳ではない。 単なるうわさに過ぎないのである。 しかしこれが本当なら実におもしろい。 そうは思はないだろうか。
例えばピアノはあるだけで狂っていく 常に誰かの手によってなおされるのを待ってる。 それがあるだけで、自分の重さで駄目になっていくのならば 此処に突っ立ってる僕はまさにその通り。
その指で弾いてくれ―。 少ししびれるAの音―。
耳にするたび解き放たれてこっそり唄いだす。 我が物顔の音符ども いずれ綺麗にすべて流れてなくなるのかもしれない。 禁止された空気に呑まれて叫んでみる。 本当は僕、泣きたいだけなのか・・・。
何もかも捨てていこう 世界に舌を巻きながら また目を閉じて もう一度目を覚ます 日が暮れてゆく ゆっくりと
常に何処となく重い身体 ゆっくりと横たえて 見れなくなった夢のように 不愉快に耳につくようになってた 僕の身体に溜まったものを 君は欲しいと思うだろうか 何かが音をたてて崩れ始めていく。 本当は僕、消えてなくなるのか・・・。
眠ることなく行きかう人 何処から来て何処へ行く 人並み漕ぎ出せば そこにたどり着くのか―。
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