ポー都市をドイツ名で呼ばれるの大嫌いなポー人が、ポー語ニュースではキエフを「キユフ」ってポー語風に書くのはおかしい!と日記に書いた事をゲラ夫に話したら、頭ごなしに否定されてしまった。
キエフは歴史上ポー都市だった事は無いから、ドイツ人が使うドイツ名とは全然違う!というのがゲラ夫の主張。
例えばドイツ人は未だにグダンスクのこと「ダンズィッグ」(とかそんなような名前)で呼ぶんだけど、グダンスクはずっとポー都市で「グダンスク」と呼ばれ続け、戦時中一時期ドイツに占領されてた時に初めて「ダンズィッグ」に名前が変わった。 でも戦後はまたポー都市に戻ったんだから、ダンズィッグの名称は使うべきではない。
その点キエフを「キユフ」と呼んでるのは別に占領時の名称を続けて使ってるとかでは無くて、ポー語の名称を使ってるだけ。 ロンドン、パリ、ローマをポー語でそれぞれ「ロンディン」、「パリジュ」、「ジェィム」と呼んでるのと同じように、単なる名称だから構わないんだ!との事。
ちなみにローマのポー語表記はRzymで「ジェィム」と上には書いたけど、カタカナ表記が非常に難しい名称であることも付け加えておく。
まぁまぁ私だって別に国や都市の名前は現地語に沿って!と声高に言ってるわけじゃないんだしさ。ただポー人がドイツ人に文句言ってばっかいるから「自分らだって〜」と思っただけで、そんなに強く反論されても困っちゃうよ。 と、こんなところで言い訳。
でも国や都市の名前って面白いよね。 「ポーランド」って言葉だって日本語では何故か英語名だし、なのに「ワルシャワ」はポー語の英語読み(日本語読み?)だし。 現地名に沿うなら「ポルスカ」と「ヴァルシャヴァ」だしねぇ。 そういやスペインとかオーストリアも英語名を日本語で使ってるね。
ちなみにポー語ではイタリアのことを「ヴウォヘ」と言います。 とあるポー人はこの名称、「ヴウォセィ」という単語に由来すると言い張る。ポー語でヴウォセィは「髪の毛」の意。イタリア人は毛深いから、との理由らしいんだけど、もしこれがホントならちょっとスゴイ語源だよね。 ゲラ夫はこの語言説を一蹴してるので、ホントのところはどうなのか知らないけどさ。
ポーでも毎日ウクライナのニュースがトップ扱い。 日本でも結構大きく扱われてると思うけど、ウクライナが分裂したら地域的にも思想的にも西寄りのウクライナ人が大量にポーに入ってくる危険性もあるし、やっぱ陸続きでお隣の国が安定してないっつーのはポーにとっても危機だよね。
ポーメディアは全体的に野党のユシュチェンコ氏(野党)支援。かのワレサ氏は真っ先にキエフに駆けつけたし、遅れてクファシニエフスキ(長い名前だ)大統領もユシュチェンコ氏支援でウクライナに行ってる。 2人とももうポーに戻ってるんだけど、今日のウクライナ分裂の話が上がってから真っ先にベルカ首相が統一ウクライナを強調する声明出してるし、大統領が再度キエフ入りする可能性もあるそうな。
ま、ポーみたいに直接利害関係に無くても、この状態で選挙有効を叫ぶメディアは欧米には無さそうだよねぇ。与党側も不正の写真やらビデオやら、出てくるわ出てくるわって感じだし、って、あら、厳密にはウクライナもロシアもヨーロッパだから、「欧米メディア」って使い方は間違ってるか。 与党側もロシア寄りならもっとその辺(不正投票)緻密にやるのかと思ったけど、ツメが甘くてビックリ。
で、ウクライナは最高裁が審理開始ですか。 いや〜、このニュース聞いてまず最高裁関係者に同情しちゃうね。 どっちに転んでも家族誘拐とか拷問とか、避けられそうに無いじゃん。きっとウクライナ国内でも裁判長の押し付け合いとかやったんだろうなぁ。 だって大統領候補が3ヶ月で激変する国だよ。そしてビデオにも撮られた不正投票。最終的にこの選挙は無効!って決断する人が無事に居られるとはとても思えない・・・。 つーかユシュチェンコ氏、大統領になっても任務遂行できるのかね。すごい衰え方なんですけど。
ここまでユシュチェンコ氏って書いてきたけど、日本ではユーシェンコ氏って表記なのですね。ポー語ではJuszczenko、英語ではYushchenkoだけど、ウクライナ語の発音では「ユーシェンコ」に近い発音なのかな? こんな時だけはキリル文字が読めたら良いのに〜と地団駄。
さて最後に。 ポーって戦争やら占領やらいろいろあって、国境が何度も変わってるじゃないですか。で、ポー国内の都市も以前は(現在の)他の国に属してたとか住人の殆どがポー人じゃ無かったとか、まぁあるわけですよ。 でね、ポー人は「現在ポー領土だけど以前は別の国の人達に占められてた都市」ってのを頑なにポー語で呼びたがるの。 簡単に言うなれば、ドイツ人はグダンスクとかヴロツワフをドイツ語で呼ぶんだけど、ポー人はそれが大ッ嫌いなワケ。だからアウシュビッツも「オシフィエンチム」と(覚えにくいけど)呼んだほうがポー人相手だったらまぁ無難なわけですよ。
なのにね、以前はポー都市だったキエフのこと未だにポー語で「キユフ」って呼んでるの。しかもポー語のスペルだし。納得いかない。
早速ですが、旅行の報告をさせてください。 いろいろ書きたい事はあるんですが、まずは結論から。
旅 行 ド タ キ ャ ン 。
せっかく旅先での美味しいものリポートでこの日記を埋めたかったのに(T-T)。。。 さてここで問題、原因は何でしょう? って、クイズも成り立たないくらい日常化してしまった、ゲラ夫の突然の出動命令。というか、スタンバイ命令。実際に出動するかはわかんないんだけど。でも旅行いけないのには変わりない。ブー。
ところで、ゲラ夫の転職については未だに話が進んでない。 早ければ1月から研修参加と聞いてるんだけど、一体どうなっているのやら。
ゲラ夫の転職が内定してる事に関しては、一応「内緒にしておく」事になってる。 モチロン上司2人は一緒に面接&試験受けに行ったんだし、アダムさんともう1人の同僚オスカルさんは今後のスケジュール組なんかの都合もあるから報告しておくとしても、あくまで「内定」であって決定ではないので、現時点では大ボスとかその周辺の人達には知られたくないってのが実情。
ちなみにゲラ夫は今の会社の雇用契約が切れてるので(ポーでもめったに無いぞ、こんなケース)いつ会社を辞めてもOKなんだけど。月始めに給料を貰ってるし、突然クビになるリスクはあるけど突然転職も可能なので、こんな形で働いてる。 前にも書いたけど、ゲラ夫は特殊技師で今の会社が高額払って更に特殊ライセンスいくつも取らせてくれたお蔭で、ゲラ夫の代わりになる人ってあんまり居ないの。だから突然クビの可能性は無くはないけど、低いのです。
で、ゲラ夫の転職の話。私も友達に言ってるけどさ(どうせゲラ夫の業界の人達じゃ無いし)、それにしてもちっとも「内緒」じゃないじゃん。 ゲラ夫の職場の人達も大ボス周辺以外の人は全員知ってるし、ゲラ夫の友達(同業者)も全員知ってる。それどころか業界全体に知れ渡ってるとしか思えん。大ボスは違う畑の人だから業界の噂が届かないってのはラッキーだけど、それにしてもすごすぎ。
だってゲラ夫の現ポジション宛てに、既に1000通を越える履歴書が送られて着てるんだもん!全然内緒じゃ無いじゃん!!!! 履歴書は海外からも来てるらしい。ま、厳密には陸続きの国だから「海の外」では無いけどさ。なんかゲラ夫、もしかして有名人なんじゃないの? 単に業界全体が沈みがちで、みんな職探し大変なだけってのもあるけどね。
突然旅行に行く事になった。 ので、日記更新、BBSのレス、メールの返信は遅くなります。 ご了承ください。
ちなみに今回はポー南部へ電車の旅。楽しみら〜。
ゲラ夫の転職もほぼ決定だし(ほぼ決定、という状態から進展してないのも事実だけど)、あとを濁さないためにも同僚と飲みに行っとくか、って感じでアダムさんの飲みのお誘いをOKした。 つーか、私は別にアダムさんに会うの嫌がってなかったんだけど。ゲラ夫が折れたって感じか。
他の同僚及び友達も数人呼んだところ、女が私だけという状態になってしまった。他のメンバーの奥さんが皆小さい子持ちなのと、独身のカロリーナが新しい彼とのデートに行っちゃったのが原因。私は別に構わないけど、周りが気を遣ってくれたりして、かえって悪かったかも。
それにしてもアダムさん、やっぱすごい。約束の時間に2時間半遅れて来たよ。お前が誘ったんじゃないのか。 ま、他のメンバー揃ってたし別にアダムさん居なきゃ困るわけでもないけどさ。何度も「あと15分で行く」とかゲラ夫の携帯に電話してきてて、まるで航空会社のフライト遅延アナウンスのよう。
やっと来たアダムさんは噂どおりのチャーミングな人だった。 ポー人にしては浅黒い肌(でも私のストライクゾーンには入ってない)、ポー人にしてはお洒落な髪型(ポー男性ってみんな同じ髪型だからさ)、スゴイ厚い胸板、広い肩幅、白く輝く歯。 自分の美しさに自分で気付いてるタイプなので私はちとゴメンだけど、とっつきやすいしジョークも飛ばしてるし、でも頭の切れる人だなってのはよくわかる。 モテるだろうなぁ。
12時閉店の店を追い出されてから別の店を探し歩いて2時まで飲んで。外はマイナス8度なのにまた次の店を探しに歩く。私らは2時で引き揚げたけど、他のメンバーは5時まで飲んだそうな。 カジノで。賭博好きな人は好かんなぁ。
自他共に認める家事をやらない専業主婦なのに。 ゲラ夫はいわゆる「ちゃんとした人」。ちょっとズレてる感はあるけど、潔癖症っぽい所もある。 もう半月以上も毎日毎日「ソファが汚い」を繰り返してたんで、だったら早くキレイにしなよ、なんて他人事な応答してたのだ。
ポーって何故かソファ専用カバーが無くて、みんな布張りや革張りのソファにそのまま座ってる。背の部分に何か布を掛けたいんだけど、L字型だし丸みのあるデザインのソファなんで、バサっと布を掛けるにも布がよれちゃうんだよねぇ。 一応部分的に布は掛けてあるんだけど、やっぱりソファは汚れる。購入後まだ半年も経ってないのに。
なので、ゲラ夫がソファのクリーニング実行。 カーペットやソファ専用のクリーニングスプレー(泡タイプ)を買ってきてソファ全体にスプレー。充分に浸透したところをスポンジでゴシゴシ。その後水で洗って固く絞ったスポンジで再度ゴシゴシ。3時間ほど延々とゴシゴシやってるゲラ夫。 私は「ポー語のお勉強」があるので手を出さず。もちろんゲラ夫の許可はもらってる。うしし。 キレイなソファで嬉しいです。
ところで最近、キッチンのキャビネット全体の掃除(棚の中身も全部取り出して)を一緒にやろうと言われてる。2月に引っ越してきて夏の終わりに一度キッチン大掃除やってるんだけど。(この時は私がやった。)キレイ好きにも程があると思わない?
「今年の結婚記念日、どうしようか。休み取れそう?」 ふとゲラ夫に訊いてみた。結婚記念日くらいで会社休むなよと思われるだろうけど、ゲラ夫の会社は休みにしておかないと24時間体制で、いつ出動命令が出るかもわからないのだ。ま、他のメンバーが休み取ってたり研修行ってたりしたら無理だけどね。
「え?ケッコンキネンビ・・???」 なんかゲラ夫がどぎまぎしてる。ピンと来た私。 「私達の結婚記念日、いつだか覚えてる?」 アメリカのアニメキャラの如く目を白黒させてるゲラ夫。わかりやすいなぁ。
「じゃ、何月に結婚したか覚えてる?」 「(自信満々に)もうすぐでしょ?って事は12月!・・・か、1月。」 私達の結婚指輪はお互いの名前しか彫ってないから、こんな事になるなら結婚した日も刻み込んでおけばよかったねぇ。にやにや。 「じゃあヒント。新婚旅行はどこに行ったか覚えてる?」
私達、結婚した時全然金が無くて、ちょうどゲラ夫の親会社が企画したクリスマスパーティがオーストリアであったので、それに便乗してハネムーンとしたの。 親会社が数百人の従業員用にスキーリゾートまでジャンボジェット借り切って、ホテルも借り切って、食事はモチロン、スパやらスキーレンタル&インストラクターレンタル、サウナもマッサージも美容院も、それこそバーでの飲み物も、ぜ〜〜〜〜〜んぶ会社持ちだった。 社員旅行とは言え夫婦同伴だし、どうせゲラ夫は元々知ってる人殆ど居ないしで快適な旅だったのだ。クリスマスパーティ(会社のだから16日くらいにやった)はドレスアップしてのボールパーティだったし。
が、ゲラ夫は全く覚ええてない模様。 「旅行は・・・スキー。」 どうやら2人で行った冬の旅行といえばスロバキアのスキーしか思い出せないらしい。オーストリアは確かにスキーリゾートだったけど、私の体調悪くて私達滑ってないんだよね。
「もういいや、全然覚えてないんだね。じゃ、私達が結婚したのは何年?」 「(自信満々で)2000年!」 「私達結婚してから何年経ってる?」 「(これまた自信満々に)3年!」 結婚して3年ってのは、この夏ビザ修得の時に何度も確認してるから、ゲラ夫が自信満々なのはそのせい。結婚丸3年で永住ビザの申請ができるからね。
「そう、結婚して3年。じゃ、結婚したのは何年?」 「2000年だってば。2001年で1年、2002年で2年、2003年で3年・・・あ、結婚したの2001年だ。」 ゲラ夫が理系ってのはどうも信じられない。 そして結局のところ結婚記念日の予定は未定。
冬ですねぇ。今晩の気温はマイナス8度でございますわよ奥様。これから4月までこんな毎日が続くのかぁ。はぁ。
「バス停にイイ男は居ない!」の名言を残したゲラ夫の同僚カロリーナが転職を狙ってポルトガルの会社に面接に行った。面接はロンドンで。ワルシャワからなら格安チケットがいろいろ出てるからそれ程大変じゃないね。
カロリーナはあらかじめ送っておいた履歴書に「ポー語、英語、ロシア語堪能」と書いたらしいんだけど、実はロシア語は学校教育で週1時間受けてただけで、習った年数こそ長いけどとても堪能とは言えないレベル。でもポルトガルの会社だし、とブラフも込みで書いたんだって。
そしたらビックリ、3人の面接官の内1人が「ズドラストヴゥイテェ!」とロシア語で挨拶してきたそうな。ビビるカロリーナ、でもさすがはポー人、そんな態度おくびにも出しませぬ。すまし顔で挨拶@ロシア語。
面接官は2人ポルトガル人、ロシア語担当の人はイギリス人女性。主要事項は英語の面接だったけど、途中でロシア語チェックも入った。 義務教育の範囲内とは言え、長年ロシア語習ってたカロリーナは少なくとも質問内容は問題無く理解できる。そしてやっぱりポー人、発音は上手い。つーかイギリス女性がバリバリの英語訛りだったってだけで、ロシア人がチェックしてたら誤魔化せなったでしょう。
イギリス女性はカロリーなの発音の美しさにも感銘してたけど、流暢にしかもかなり難度の高い言葉も交えて返答するカロリーナにすっかりやられてしまった模様。 「あなたのロシア語は素晴らしいですね。私ですら知らないような難しい言葉も沢山ご存知のようで。」
実はカロリーナ、知らない単語は全部ポー語を使ってたそうな。そりゃ面接官の知らない単語がいっぱい出てくるのも当たり前。やっぱ発音がキレイだと騙されちゃうのねぇ。
気温は氷点下に行くか行かないかで、まだまだ本格的な冬はこれからだと思うんだけど、昨日雪がたっぷり降ってくれたので気分はすっかり真冬。 ちょっとだけ散歩に出たんだけど、私は既に完璧な防寒対策。
ジーンズの下は股引。一応黒のスパッツなんだけど、○○デニールとかそんなレベルじゃない、ウールのやつ。ババシャツ、長袖Tシャツ、セーター、腰周りをしっかり覆うタイプのダウン。首には3重に巻いたマフラー、そして同じ柄のニットキャップ。手袋はムートン風(ムートンじゃないけど)。 マフラーを目の下まで上げて、キャップは目蓋ギリギリ上まで下げたので北国のテロリストのような風貌。
たかが0度程度でここまでやらんでもって気もしなくも無いけど、体がまだ冬仕様になってないせいか、寒くて寒くて。マンション内が暖か過ぎるのかもしれないな〜。
外に出てみたら案の定道路は凍ってる。今年はまだ冬用ブーツを買ってないので10年来のエンジニアブーツで歩いてみるも、ブーツ自体がかなり重い。道路が凍ってるんで今までみたいにサクサク歩けず、一歩一歩に手間取ったんで時間の割にはカバーした距離が短い。おまけにメチャメチャ疲れるし。ああ体力無い。
まだ冬始まったばっかりだし、この先気温があと20度くらい下がるんだから今からこんなじゃ先が思いやられるなぁ。取りあえず体力づくりから始めなきゃね。
暴風の翌日は雪でござる。しかも結構な量。 前日暴れすぎて疲れ、今日はどうしてもどうしても料理したくない。1度行ってみたかったメキシカンレストランに食事行こ〜♪と提案してみたらメキシカン嫌いなゲラ夫が意外にもOKしたので雪の中、外出。どうせバスで一本だし。
と思ったら大間違い。まずバス停までの道のりが既に大変。 積雪は10センチくらいなんだけど、気温が下がりきって無いから道路ベシャベシャ。速攻で靴が濡れる。 ポーの集合住宅エリアは雪かき人が居るんだけど、突然の初雪とあって結構な積雪量なのに雪かき人がまだ出動してない。巨大な水溜りもいっぱいあるし。
久しぶりにバスでワルシャワ横断したら、雪のお蔭でもの凄い渋滞でなかなか目的地にたどり着かないし。素直に家で料理した方がよっぽどラクだった・・・。
メキシカンレストランは、メキシコ料理というよりはTexMex(アメリカ風にアレンジされてる)だし、値段も他のTexMexの店よりちょっと高めっぽい・・と思ってたら料理がメチャメチャ旨かったので満足。メキシカン嫌いなゲラ夫はパスタを頼んだんだけど、意外や意外、これまたメチャメチャ旨かったのでポイントアップ。サイドメニューまできっちり美味しい店って良いね。
またもやバスでチンタラ帰ったら、我が家の近くのバス停でバス2台と車2台が事故ってた。バスのダイヤも乱れまくって5台も同じ時間帯に着いてるし事故のバスもあるしで、なんだかバスが溢れかえってる。
夜は1時半ごろ車が動かなくなった友達から電話があり、往復80キロ(ゲラ夫が)運転して友達を家に送り届けた。実はまだ冬タイヤ付けてない上に、フロントグラスの洗浄液(日本語で何ていうんだ?)も冬用に替えて無かったので、走行中は洗浄液がフロントグラス上で凍っちゃって大変。モチロン道路もバリバリ凍ってるし。恐かった〜。
朝起きたら外からゴーゴー音がする。 すんごい風が強い。こんな日こそ引きこもって居たいのに、バザールに買出し行かないと野菜が全然無い&今日ゲラ夫が帰ってくる。
仕方なく外出たらやっぱりすごいっっす、風。??キロの体重の私でも飛ばされちゃいますよ。(ゴメンちょっとウソ。)でも足元ふらつく。マンション付近のフェンスがかなぐり倒されてるし。恐いよ。
風速は27メートルとかだったらしい。日本の台風の方が強いか。でもこの風で死者7名。その中には生後6ヶ月の赤ちゃんも含まれてる。 ポー一部では停電にもなってるし、大変な事になってる。
ゲラ夫の乗った飛行機も、着陸態勢に入ってからスゴイ事になってたらしい。揺れるとかそんな生易しいもんじゃなくて、モノが客室内を飛び回る、壁に叩きつけられる、左右のバランスの取れてる瞬間が全然なくて、飛行機が1回転するんじゃないかって勢いだったそうな。着陸後、5分くらいしてから手足が震えだしたと言ってた。 午後は夜随分遅くなるまでソワソワしちゃって落ち着けないし。私がエレベーターに閉じ込められた時みたいな反応だったな。神経がガサガサしてる感じ。
夜には風も少し治まったので、久しぶりに夜遊び。踊りに行ってきました。 普段は踊るの嫌いなゲラ夫もリラックスできたみたいで良かった。
今年の2月から住んでる我が家のマンション、実はまだ電力会社から電気が届いてない。 自家発電機が地下にあって、それで電気を補ってるの。これはひとえにデベロッパー(か、建築会社)が電力会社と契約書をまだ交わして無いせい。契約書を交わして無い理由ってのは不明なんだけど、書類を揃えるのが面倒でやってないのか、この建物が電力会社の要求する基準を満たしてないのか、まぁそのどちらかでしょう。
なので発電機での生活。ちなみにこのマンションの電気代は住民誰も払ってません。発電機の作動はデベロッパー(か建築会社持ち)なの。
で、先日私は停電に伴い1時間エレベーターに閉じ込められたわけだが。 どうもこの一ヶ月ほど停電がもの凄く多い。1回の停電は1、2秒なんだけど、1日3〜4回はある。パレスチナに居た頃を思い出しますな。
停電自体は短時間でも、毎回PCは強制終了(電源切れるんだから当たり前か)だし、洗濯機も最初から回しなおし。TVやオーブン、ステレオについてるデジタル時計も毎回リセットされちゃうし、面倒な事多すぎざます。 ま、一番困るのはエレベーター閉じ込めなワケだが。
住民専用の掲示板がネット上にあるんだけど、当然住民は怒り狂ってるわけで。管理事務所に毎日何人もが問い合わせてる。が、返事は同じ。「来週には電力会社から電気届きます。」
どうやら自家発電機での電気だけだと、マンション全体で必要とする電力の半分しか補給されないらしい。管理会社が2つあるエレベータの内1つの電源落とせば大丈夫!と言うんで住民も納得したのに相も変わらず停電の嵐。どこまで口先ばっかの管理会社なんだ。びっくり。住民も掲示板に「笑うべきか泣くべきかわからん」とか書いてるし。
たまに10分以上の停電にもなるんだけど、それが夜だと結構困る。懐中電灯持ってトイレに行ったりするんだけど、我が家のトイレの巨大鏡を見るのが恐くてさ。暗闇の中、懐中電灯で鏡見るのって恐くない? 後ろに誰か居そう、とか思ってしまう。 海外に出てからそういう(オカルトっぽい)感情ってあんまり湧いた事無かったのにねぇ。
2004年11月16日(火) |
ディプロマティックな午後 |
ワルシャワ在住の日本人と、ワルシャワ大学日本学科の学生の交流会があって、今年度初の顔合わせ会に出席した。 ワルシャワにもう4年近くも住んでるくせに、実は日本人の知り合いが少ない私。モチロン知らない人ばっか。
前にも何度か書いてるけど、海外で日本人に会うのって結構緊張するんだよね。現地社会に溶け込んでる日本人なら話しててもラクだけど、海外に居ながら日本国内より日本人らしい生活を送ってる人って、なまじ私が半外国人みたいな日本人だから、気遣っちゃって疲れる疲れる。
日本国内より日本人らしいってのは、例えば海外の学校で日本人同士は上下関係厳しく敬語も徹底、とかね。アメリカの大学で「○○先輩〜」とか呼んでるのって引くもんなぁ。
で、まぁ今回の会合に行ったわけですよ。日本人からの参加者は駐在奥様と留学生が大半。現地で結婚してる人もちょっと。日本人は女性ばっか。 で、個人個人で話をしてる分には全然問題ないんだけど、グループで(ポー人も含めて)話し始めると途端に形式ばったお上品な会話になってしまう。大使公邸で集まったせいもあるんだろうけど、ディプロマティックな会話すぎて疲れてまうよ。私の笑顔引きつってるし。
歓談の時間に和食がちょっと出たので喜んで食べて。和菓子も堪能して。実はゲラ夫が家でお腹空かせて待ってたのでちょっと罪悪感を覚えつつお喋り。グループでの会話じゃなきゃあみんな普通なのになぁ。
飯は旨かったけどやっぱ疲れるなぁとか思ってたら、同じグループで居心地悪そうにしてたポー人青年2人と帰りがけすれ違ったのでちょっとお喋りして、結局家まで車で送ってもらっちゃった。ラッキー。つーか、家が同じ方向だったの。で、車の中では他のグループメンバーも含めてもっとざっくばらんにお喋りできたので、とっても良かった♪
2004年11月15日(月) |
正しい独立記念のお祝い |
ゲラ夫の実家行ってきました。私1人で。 電車が混んでて、ちゃんと席予約して行ったけど窮屈な旅だった〜。
さて、ゲラ夫実家は人口3000人の村なんだけど、13日の土曜日に文化会館で独立記念日のお祝いがあった。ちなみに独立記念日は11日。何故微妙に日にちがずれてるのかは不明。ゲラ夫の叔母さん(私より2つ年上)が描いた絵が展示されてるとの事で観に行った。
村の文化会館は絵の展覧ルームとコンサートホール。コンサートホールは収容4〜500人、でもステージの雰囲気は公立小学校の体育館、ホール全体はニューシネマパラダイス風だった。何十年も前の映画館っぽいの。実際何十年か前まで映画上映してたらしいし。
まずは村長さんの挨拶から始まり、ポーの独立記念日にポー文化を振り返りましょうみたいなスピーチだった。 で、始まったのが地元の舞踊とか合唱とかのグループ発表。 実は私、ポーの民族舞踊をちゃんと生で観たのはこれが初めて。
ゲラ夫の叔母さんが 「この踊りはタタール人が侵攻してきた頃の踊りで・・・」 とか説明してくれるも、ああ「炎と剣と」って映画の頃ね、と思いながらもこの映画途中までしか観なかったんだよな〜と自分の知識不足を呪う。 「ポロネーズはアンジェイワイダの映画”パンタデウシュ”の最後に出てきたでしょ」 とか言われても、映画観て無いし。ははは。
幼稚園組のお子ちゃま達がきちんと民族衣装着こなして踊ってるのはめちゃめちゃ可愛かったし、小学部門、中学部門と少しずつ踊りが高度になってるのも楽しめた。 高校生のポロネーズはホント、圧巻だったしね。
男性の合唱グループが歌った曲はみんなポー独立を願う軍歌みたいのが多くて、聴いてて泣きそうになっちゃったよ。確かにポーは色んな国に占領されてたから、色んな時代の独立を目指す曲があって、感動する。ちょっとパレスチナの事を思い出したりもするし、私の場合。
マーチングバンドの演奏も迫力あったし。 それに何と言ってもねぇ。やっぱりこれが地元の人の、地元の人による、地元の人の為のイベントだったから感銘を受けたんだと思うんだよねぇ。 例えばワルシャワでもプロの舞踊なんかは観れるんだけど、どうしてもコマーシャライズされてるというか、外国人観光客向けっぽいというか、そんな印象が(事実がどうであるかは別としても)あるじゃないですか。
それが小さな村の文化会館で入場料無料、よそ者は私だけ、みたいな環境でポー文化&伝統を細々と受けついでるってのが感動的だったのだな。 Authenticな感じがしたし、正しい独立記念日の祝い方だと思った。
最後に参加者にはビュッフェスタイルのご馳走が振舞われたんだけど、私も叔母さんに付いて食べ放題。私独立記念日も発表会も関係ないじゃん、って感じなんだけどね。Authenticな独立記念日をSpoilする私。
11月11日は独立記念日。ポーの独立記念日は、アメリカの大騒ぎの独立記念日よりも、日本の建国記念日に近いかも。普通の祝日、みたいな。 独立をかけて長年戦争してきた国なのにねぇ、独立に対する感傷みたいのが薄い気がしてならん。 ちなみにポーの独立記念日は何度か変わっております。「誰から」の独立かにもよるからね。これ以上詳しくは私もよう知らんので、他のサイトで調べてくだされ、興味のある方々。
で、今週は木曜からのロングウィークエンド。金曜日仕事の人も居なくも無いけど、ま、連休の人が多い。 ポーの鉄道会社が今週末用に「エキスプレスの電車乗り放題で99ズロチ」なる格安チケットを出してるので、それを利用してゲラ夫実家に行ってきます。座席の予約が10ズロチ、往復で119ズロチ。通常160ズロチくらいなんで、まぁ安いですね。 せっかく乗り放題なんだからもっといろんな所に行くべきのような気もするけど、ゲラ夫家族に会いに行くのが目的だし、まぁ良しとしましょう。
今日はポー語のクラスメートのアイルランド人とウェールズ人と飲みに行った。高級英会話学校の経営者の2人、話す英語もエレガント。私も何となく普段話すアメリカ英語とは違った喋り方になってしまった。 でもエレガントとは程遠く・・・。
月曜まで日記更新&BBSレスありませんので、よろしく〜。
2004年11月09日(火) |
ひかようろう〜〜〜〜 |
ポー人の日本学科の生徒との交流会の顔合わせが今日だと思って出かけていき、大使館近くで気付いた。大使館遠いのに・・間抜けすぎ。
先日母が、「軽いから♪」との理由でお茶と海苔を航空便で送ってくれた。いつもは船便なんだけどね。が、届かない。1週間、2週間と待ち続け、いよいよ1ヵ月経ったけど来ない。ポーの郵便物は(航空便は特に)盗まれやすいんだけど、さすがに海苔は盗まないだろう、とタカをくくってたんだけど。やっぱり来ない。税関で引っ掛かってるにしても長すぎだし。どうなったんだろ。
と、母にメールしたら次はEMSで送ってくれた。しかも今回の中身は!! 「皮がわれてて食べやすい! 天津甘栗 焼割栗 楽笑栗」ってやつ。長い名前だね。いわゆる剥き栗の剥いてないやつってところか。
早速むさぼっちゃいましたよ、一袋丸ごと。もう一袋あるので後日ゲラ夫が戻ったら栗ご飯にする予定。もち米もあるしね。剥き栗で作る栗ご飯美味しい♪って聞いてるし。ルルル〜楽しみだ〜。
先週食べたマロンアイスクリームが激マズで凹んでたので、うほほな状態です。あ〜ゲラ夫戻るまで我慢できるかな〜。
ゲラ夫からメールが来た。 今回のアメリカ研修はアリゾナなんだけど、何とポーの車の免許証を忘れて行ったらしい。レンタカーの手配とか全部してあったのに、車なしの生活@アリゾナ。大変だ〜。
今日実は、昨日のアイススケートなんて目じゃないスリルを味わった。スリルを味わったというより、マジでホントに恐かった。 七転び八起き用にテキストを今書いてるんだけど、細かく書くのをためらってる。なかなか書き進めなくって。テキストアップせず、数日後に日記でサラリと書くかもしれない。
昨日は神経が逆立ってて落ち着かなかったけど、今日は大分マシ。冷静に考えてみると大した事じゃなかったような気もするし、あと2日もすればまた全然平気になるでしょう。てかなってくれ。 なのでテキストお楽しみに。
2004年11月07日(日) |
スリルなアイススケート |
友達の実家がはちみつ農家(ってゆうのか?)で、今まで何度か美味しいはちみつを貰ってたんで、今回はちゃんと購入するよ!と言ったらスーパーで売ってるはちみつの3倍近くの値段でしかも2瓶買うと言った後だったので、ちょっと焦ってるゲラッチです、こんにちは。 美味しいはちみつだから、と一生懸命自分を説得中。
今日からゲラ夫がアメリカで研修。今朝7時過ぎのフライトだったので、私も5時半起き。起きただけで朝ごはん作ったワケでもお茶いれたワケでも、ましてや空港に行ったワケでも無いんだけど。
ゲラ夫を送り出してから買い物したり掃除したり、その後友達の家に遊びに行って、はちみつ持ったまま別の友達とアイススケートに行った。ワルシャワでアイススケートって初めて。別にこのスケート場が新しいとかではないんだけど、何となく今まで特に興味も無く誰にも誘われなかったんで行かなかったんだけど。
今日のアイススケート場開場時間が18時から20時まで。短いですねぇ。大人料金スケートレンタル合わせて15ズロチ、500円。体感金額1500円。ワルシャワで映画観るのよりちょっと安いくらいか。 18時丁度に行ったら既にすごい行列。スケートリンクには既に沢山の人が。思わず帰りたくなるほどの人の数。混んでるスケート場なんてイヤだよ〜。
上着預けて靴履き替えて。いざリンクに出てみたらやっぱりすごい人、人、人。日本では私、後楽園のスケート場しか行った事無いんだけど、週末の後楽園スケートリンクの5倍は居る。滑ってるというよりも、スケート履いて列に並んでるような錯覚に陥る。 初めてスケートに来るような初心者さん(小学生以下のお子さまも含む)が4,5人で横に手繋ぎながら滑ってるかと思えば、自分の技をアピールしたい高校生も居る。とにかく前の人とその隣の人の間をくぐるのが難しく、しょっちゅうスピードダウンしなきゃいけないし。
思いっきり混んでる中で、かなりのスピードで滑ってる人達は、真っ直ぐ前に進まず、ジグザグ走行というより真横に滑ってる感じ。タラタラ滑ってる人達の前を横切る形で自分たちのスピードを保つ。タラタラ滑ってたのが、驚いて更にスピードダウン、後ろがつかえる。スケートの歯の部分が他の人のスケートに当たったり、誰かと衝突したりなんてしょっちゅう。マジ恐い。
冬季には我が家の近くに24時間営業のスケートリンクがオープンするらしい。アイススケートを真夜中とか明け方にやりたがる人の気持ちはわからんが、友達の友達は夜中2時にスケートリンクを独り占めしたらしいので、次回はそっちのスケート場を狙おうと思う。 今日行った恐いスケート場はもう勘弁。
はてなってご存知ですか? ウェブ日記のレンタルとかしてるサイト。 ここのはてなアンテナって機能が便利で愛用してる私。巡回サイトを登録しておくと、はてなアンテナのページを開くだけで、どれが更新されてるのかがわかるの。 ちなみにうわの空掲示板も自分のはてなアンテナに登録してるんだけど、これだけは何故か別に更新してなくても勝手に更新された事になってる。もしかして広告部分とか、私も掲示板書き込む人もノータッチな部分で更新してるのかな。
で、このはてなが最近住所登録を義務付け始めた。 ニュースにもなってる通り、ランダムにはてな側が選んだユーザーに対してハガキを送り、住所の確認ができないとはてなの使用ができなくなる。 はてな側は最初キャンペーンがどうの、とか言ってたらしいんだけど、反発が多くていろいろ釈明してるみたい。その釈明を更に追及してるのがこちら。
私としては、別に日記スペースを借りてるわけでも無いし、住所登録しなきゃはてなアンテナ使えないって言うなら別に使えなくてもいいや、と思ってたんだけど。 ふと気付いてしまった。
1.この住所登録云々は、著作権がらみの問題が発端なんだから、アンテナのみ使ってる人はとりあえず無関係。 2.ハガキで住所確認って、多分国内しか発送しなそう。 3.10%くらいの確立で、海外発送のハガキがあったとしたとしても、北米(メキシコは除く)とかイギリス、フランス、ドイツくらいまででしょう。だいたいポーの郵便事情を考えて、ハガキ一枚無くなったくらいでサービス停止なんて話にならん。
と、言うわけで私の場合、はてなに住所登録してもはてなとしては確認のしようが無いんじゃない? 確認が取れなくは無いけど、取れなかったからってサービス停止は横暴すぎる。 じゃあ・・・私がデタラメの住所とか登録しても、ばれる事は無いのかしら。 気になるなぁ。
2004年11月05日(金) |
REMはポーランドが嫌い |
今日、我が家のマンション敷地内の建設中マンション(うちのすぐ裏)に消防車が来ててビビッた。何があったんだろう・・・。
さてREMのチケット予約が無事にできた。 チェコ語のサイトのみ指定席を選べるので徘徊して、英語サイトから指定席リクエスト(本来はできない)してみたら、希望通りの席の予約ができた。 が、問題は支払い。ポーの銀行でコロン(チェコ通貨)振込みを扱ってるのが手数料数百パーセントのポーランド中央銀行のみ。ユーロで送ってみてどうなるか様子見ることにした。 つーかカードの取り扱いしてくれよ、と思う。
今回REMのツアースケジュールを見てて思ったんだけど、チェコの翌日リトアニアなんだよね。ポーを通って行くんじゃないか、何でポーでライブやらないんだよー!と思ってたら。そういえば思い出した・・。
前回のポーライブでREMの前座を勤めたPudelsi(プデウシ)ってポーのバンド。このボーカルについては去年日記で書いてます。11月2日参照。 で、プデウシが実はREM訴えてるんだな。もう訴訟終わってる可能性もあるけど。
プデウシ曰く、前座バンドの選考用に送ったビデオ(Wolnosc Slowaって曲。ビデオはオフィシャルサイト→Teledyski→Wolnosc Slowa で観れます。)をREMがパクったらしい。REMのビデオはこんな感じ。 う〜ん、パクリっぽいと言われればそうかも。選考ビデオを送った時期とREMのビデオがリリースされたタイミングとかを考えると疑っちゃうよね。
ま、訴えられてるわけだし、ポーに良い印象がないのもわかるけどさ〜。そんな理由でポーを避けられたのかと思うとREMって器が小さいなぁとか、他人事ながら思ってしまう。それとも司法関係で入国に問題があるのかしら。ならしょうがないけど。
でも何だかなぁ。過去10年くらいの間、ああ私REMファンで良かった〜!さすがはREM!と思えた瞬間って去年のライブの時くらいなんだよね。こないだの日記にも書いたけど、ここ10年くらいアルバムも大した事無いし、昔ファンに確約してた事も尽く破ってるし(1人でもメンバー辞めたら解散とか)。最新アルバムも全然良くないし。
もうアーティストとしてのプライドは捨てて、昔の作品だけを演奏してくれれば良いのに。いっぱい居るじゃんそういう人達。過去の栄光にしがみつくのはみっとも無いかもしれないけど、新しいアルバム滑ってばっかりなんだから、これ以上堕ちないで・・って感じ。せめて過去は美しいままにしといて欲しいよ、ホント。
なんかこんな風に書いてたら、私ってあんまりREMファンじゃないような気がしてきた。惰性でファンって感じ? チケット支払いがスムーズに行かなかったらチェコ行き諦めよう。
2004年11月03日(水) |
待ちに待った大統領選挙! |
アメリカの大統領選挙、実はずっと楽しみに待っていたのですよ。 ま、ぶっちゃけアメリカの大統領なんて誰になっても構わないんだけどさ。 アメリカに住んでるわけでも無いから、毎日の選挙合戦(こんな言葉あるのか?)に煩わされてたわけでもないし。
で、何故かと言うと、大統領選挙直後はドルがちょっとでも上がるから。 ゲラ夫の給料、ドル払いなんだよね〜。で、この1年でドルが2割以上下がってるわけですよ。給料20%オフ!みたいな。ポーのズロチがガンガン強くなってて日々の生活がちときつくなってるんですな。
EU加盟してからのズロチ高にはホントまいる・・。 でも選挙後なら!!と、楽しみにしてたんだけど。 あんまり上がってませんなぁ。やっぱブッシュ再選じゃね。ヨーロッパはケリーを望む声が高かったし、アメリカ外交(も内政も)が今後4年今までどおりで行くとなると、しばらくはドル安続きそうだなぁ。参った。
次の会社はユーロ払いなんだけど、これもいつからになるかわかんないし。 今のところ日々の生活に最小限必要な分だけズロチに替えてるんだけど、これ以上下がるんだったら今のうちに全部替えとくか。いや、でもこのタイミングで大量に両替って結構勇気が要るんだよね。
しかしドル持っててもいい事が全然無いぞ、最近。海外への送金もポーの銀行では1度ズロチに替えてからじゃないと送れないし。日本に送るとなると、ドル→ズロチ→円みたいな、超手間。ゲラ夫の外貨口座(ドルのやつ)じゃクレジットカードの決済できないし。結局全てズロチに一旦替えてから。むぅ。 あ、でもマンションのローンだけはドル払いだからズロチ上がっても問題なし。これだけはマジ助かったな。
数日間でいいからドル上がってくれよ〜。マジ困ってるんだよ〜。 って、誰に言ってるんだか。
2004年11月02日(火) |
ポーだけ仲間はずれかい |
今日ポー映画を映画館に観に行った。初体験である事に今更気付く。 ポー映画はDVDで英語字幕付きしか観てなかったからね。 今日の映画は「Wesele」。日本語で言うと結婚式、いや披露宴かな。 あえてジャンル分けするならブラックコメディ。いかにもポーランド!!って感じの映画でとっても面白かった。 ポー映画って絶望的に暗いのが多いんだけど、これはそうでもない。いや、暗く無いとは言い切れないんだけど。
◇◆◇◆◇◆◇◆◇ REMが3月に来日するとの情報が入る。 武道館。微妙だ。 実は武道館が大嫌いな私。 去年ワルシャワでREMの東欧初ライブを観てる。 REMはどちらかと言うと左寄りな人達なので、元共産圏でのコンサートはそれはそれは気合い入ってて、選曲も他の西欧とは違うし、演奏時間も3時間近いし、値段は2000円チョイだし、まあ簡単に言うと「めちゃめちゃ素晴らしい」ショーだったのですよ。
去年のあの感触を引きずったまま、武道館で7800円のライブが楽しめるか。 かといって日本でライブがあると分かっていながらワルシャワでのうのうとしてられるのか。 正にジレンマ。
友達にメールしてみたら、既に先行予約してるし。一言声掛けてくれよ〜。 先行予約既に締め切ってるしさ。 REMがポーに来るって事はない。来るなら私が情報を逃してるはずがない。 迷う迷う迷う迷う。
とりあえずREMのツアースケジュール確認。 ヨーロッパツアー、入ってますねぇ。 イギリスやらフランスは当然として、ドイツ、オーストリア、チェコ、ハンガリー、クロアチア、モンテネグロ、リトアニア、ラトビア、ロシアもありまっせ。 そこまで丁寧にポーランドだけ外すか!!ってスケジュールじゃない? 去年ポーでよっぽど嫌な思いをしたんでしょうか>REM. さりげなく去年も今年もスロバキアが外されてるけどね。ははは。
多分旧共産圏の方が良いライブが観れるんじゃ無いかと(去年からの教訓。MCもすごい気合い入ってたし。)考え、ハンガリーかチェコに行く事にする。ホテル代も現地での物価も、ドイツやオーストリアは高すぎるしね。 1月22日、もしくは23日。
英語のチケットセンターだとどのライブも60ユーロで買える。 それって武道館の7800円と同じくらいって事かな。 チェコに関しては、英語とチェコ語のチケットサイトを見つけて、一番高いのでも5000円しない事が判明。但し空いてる席があんまり無。 中央のスタンディングにするか、でもチェコ人デカイしなぁ、でもREMファンはアグレッシブな人少ないから平気かなぉ、等と悩む。
ハンガリーに関しては、チケットサイトすら見つからない。ハンガリー語ってスラブ系じゃないから、単語を見ても意味が想像できないし、コンサート会場になってるSport Arenaってのがどうやらハンガリー語では違うらしく、会場自体のサイトすら見つからない。ち!ブダペストの温泉行きたかったのに。
とりあえずチェコのサイトに申し込んでみたけど、一両日中に窓口で支払いできない人は予約→銀行振り込みの手順。カード払い無し。国際銀行振り込みの手数料メチャメチャかかるのに〜!!!指定席購入でも席の指定ができないし。もちろんまだ予約申し込みがホントにできてるのかもわかんないし。
去年、東欧ではポーだけでコンサートあったし〜♪なんて浮かれてた罰なのか。 しかも実は過去10年近く、REMの出すアルバム出すアルバム全然気に入らないんだけど。元コアなファンってのはやっかいですな。
2004年11月01日(月) |
All Saints' Day |
今日は諸聖人の日です。いまどきのポーランド生活参照。 前日がハロウィンなんだけど、やっぱりポーではハロウィンあんまり浸透して無い。日本以上に浸透して無いんじゃないかな。
諸聖人の日は日本で言うお盆だからねぇ。 みんな実家に帰り、親戚一同でお墓参り。長い週末〜♪っていうより、ホントにみんな死者を思うしんみりした1日だから、その前日にいい大人が仮装してバカ騒ぎってのは相容れないかもね。 子どもが仮装してお菓子貰い歩くくらいならまだ許容できるだろうけど。
今年はハロウィンが日曜って事も重なって、どこのクラブも大人向け仮装パーティはそんなに盛り上がらなかったみたい。ハロウィンパーティを金曜や土曜にやった所もあったけど、仮装してる人少なかったらしいし。私が行ったハロウィンパーティ(但し土曜)も仮装してる人全然居なかったし。 そもそも今週末はみんな帰省中で人が少ないしねぇ。
ちなみに今日は私の大好きなポー俳優の一周忌。国営放送の「ズウォトポルスキ一家」の主役だった俳優さんなんだけど、今日は15分の追悼番組(短すぎ!)をやってた。 号泣。 今年はお墓参りに行かなかったけど、死者を想う一日で、正しい諸聖人の日を過ごした気がする。
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