青葉のころに吹くやや強い風
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2015年09月18日(金) 就学相談

本題に入る前に怪我の記録。

昨日病院に行って診察を受けました。
膿を出すために切った傷はきれいにふさがったので、包帯は取れた。
でもまだ親指の腫れが残っていて、指は曲がらないし、
曲げると痛み(やっぱりこれが打撲の痛みなんだよな)があるので
抗生剤を1週間続けることになりました。
…くっそー酒が飲めん…ビール祭りに行くはずだったのに…
(少しならいいかしら)


***


書きたくない、というか記録に残したくないんだけど、
残しておいた方がいいだろうなと思って書く。




就学相談に行ってきました。
先日、相談センターの人たちがうちの幼稚園に、長男含め対象園児の様子を見に来ました。
で、その結果というか、報告を聞きに。


先週幼稚園に行ったときに心理士の先生から、
なんかビミョーな反応だったことは聞いていたので、
ある程度は覚悟していたんだけど。
担当者の人から出てきたのは、



「私の印象としては…




 3:7くらいで、支援級より支援学校の方がいいのかな、と」






さすがに表情が凍ったね。

理由としては、

「集まりの時に椅子にずっと座っていられなかった」
「そして床にだらりと座っていた」
「床に座っているとき、補助の先生に抱きかかえられていた」

というもの。

こちらの言い分としては

「興味が向かない集まりだった」
「興味のあるものであれば集中できると思う」
「小学校のように時間割で『やるべきこと』が明確に区切られている環境は
 本人にもわかりやすいし、
 幼稚園よりは順応する可能性は高いと思っている」

だったんだけど。
…書いていると「いやそこじゃないんだよ」って自分でもちょっと思うよね…
興味のあるなしじゃないんだよ。なくても座ってるんだよ健常児は。


まあともかく、そういう姿を見て、
きめ細かく面倒を見てくれる支援学校のほうが、いいんじゃないかな、
ということだった。

短時間、保育の一場面しか見てないくせに!!って思ったけれども。
(園側からも担当者からも「見学時間は短かった」と聞いているのでそれは確か)



実際問題として、そういう場面がチラリとでもあるのは、
支援級では厳しい、ということなんだろう。
1学年(だったかな確か)の最大人数、8人が支援級に在籍した場合、
支援級でそこまで丁寧に長男の面倒は見られない、と。





支援学校も決して悪くないってことは頭ではわかっている。
スクールバスだから、まず私の負担が軽くなる。
支援級は毎日送迎だからなー
きめ細かく対応してくれるっていうのも確かだろうし。
周りは(程度の差や肢体か精神買って違いはあれど)同じく障害児だし、
人の目を気にすることがない。
きっとストレスフリー。


しかし。

去年学校祭を見に行った時の感想としては、
「ここではあまり成長が見込めないんじゃないか」
なんだよね。
発達の段階的に、長男よりも遅い子が多い印象があったの。
うちも健常児に比べれば遥かに発達が遅れているわけだけれど、
だからこそお手本とできるような、
発達が進んでいる子の中に身を置いたほうがいいんじゃないかと。
というのが我々夫婦の見解だったのです。

っていう話を担当者にもしたんだけど、反応は芳しくなかったな…

「最終的には親御さんが決めることですから」

ってさー
以前療育仲間のママさんが言っていたが

「だったら就学相談やって判定を下す、なんの意味があるの?」

ってその通りなんだよね…



教育委員会にかけられるのは来月。
保護者の意見と担当者の意見、どちらも提出して判定が出るらしいけど、
この分だと支援学校判定が出るんだろうな。
検査の数値的にも、発達段階のレポートを見ても、そう言うだろうよ。
床に座っている姿、紙に書かれた報告書だけ見れば。



ごり押しするつもりはない。
支援学校がいいならそれで構わない。
でもどうしても現状では良い選択とは思えない。
ぶっちゃけると、重心児や肢体不自由のお子さんたちの中で、
長男に合った対応をしてもらえるとはあまり思えない。
ひょっとしたら、やれば伸びることでも、
周りに影響されて成長が抑えられてしまうかもしれない。

逆に支援級に行って、適切な支援が受けられなかったり、
健常児から下に見られることで、発達がマイナスに振れるかもしれない。

もうわからん。
そんなもん入ってみないとわかんないもん。











判定で支援学校と言われたらちょっと揺れるだろうけど、
やっぱり支援級で行こうぜ、と旦那とは摺合せした。

旦那も、中高どちらかでは支援学校に行くことになるだろうけど、
少なくとも小学校、低学年くらいは支援級で…という希望。


「それでも俺はそのうち良い方向に化けると思ってるんだけどねー」


とも。
うん、それはないな。
普段あまり接してない人にはまだ希望が残されてるんだなって思う。






あーあ。
せめて知的に問題なかったらよかったのになあ。
自閉なだけならよかったのに。

もしくは自閉はなくて、穏やかな知的か。

知的ありの自閉症なんて、暗い未来しか見えないわ。
なんの希望もない。


よく「障害がわかった時は辛かったけど、その後は云々」って聞くけど、
あれ半分嘘だと思う。
そう思わなきゃやってられないから、思い込んでるだけじゃないかな。

「障害児を育てているお母さんたちっていつも笑顔でいて、強い」

とかも聞きますが、笑うしかないからなんだと思う。
泣いても愚痴っても1ミリも事態が変わらないから、あきらめてる笑顔だと思うよ。

先日療育仲間のママさんと話したとき、彼女が言っていた。


「何が楽しいんだろうね。何の楽しみがあるんだろうね。」


ほんとにね。
知的能力が低い人は、日々何が楽しくて生きているんだろう。

物語を理解することもなく、運動能力も低く、
人とコミュニケーションを取ることもない。
食べて飲んで寝るだけ?
性的快感を覚えたらそればっかりやるのかな。
生理的欲求に基づく楽しみしか理解できなさそうだもんな。
犯罪だけはやらかさないようにしっかり見張らないといけない。


ひどいこと言ってるかな。
でもわからないんだもの。
実際に本人やその保護者に訊くわけにもいかんしな。




長男とコミュニケーション取りたかったなあ。
たくさんおしゃべりしたかったなあ。
望んでくれればどこにだって連れて行ったのに。
習い事も、遊びも、勉強も。
いくらでも付き合ったのになあ。



この先、長男にいいことあるのかな。

ない気がするな。

一緒にこの世にサヨナラした方がいいような気がしてくるな。

旦那や次男は悲しむかもしれないけど、
まあ長くても数か月で慣れてくるだろうしな。




楽に死ねる方法があったらいいのになあ。痛いのは嫌だしな。
遺体がぐちゃぐちゃなのは警察に迷惑だろうし。

たまに障害児の将来を悲観した親が無理心中図って、ってニュースがあるけど、
ものすごくわかるわー
他人事じゃないわほんと。



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2015年09月15日(火) 指をけがしたこと。障害児親の本音。

すっかりこちらには書かなくなってしまった…
(ほかのところで書いてるってわけでもないんだけどw)




9/2水曜日に右手親指をおもちゃ箱の縁で強打して、打撲。

…と思って治療していたのだけれど一向に腫れが引かず、
それどころかどんどん悪化してきたので総合病院にかかったのが9/11。

ようやくそこで、打撲ではなく雑菌が繁殖しているらしいことがわかり、
抗生剤を点滴してもらったり薬を服用したり。
腫れあがった患部を切って皮膚科の女医さんに指で中身(膿とか)を絞り出されたときは
さすがに泣いたよね…もんげー痛かったズラ…

にもかかわらず、土曜日には肘のあたりまで腫れてしまって絶望的になったわ…
処置的には膿も出したし、
抗生剤飲んで幹部を冷やしまくるしかない(そしてできるだけ手を上にあげておく)ということだったので
不安は募るもののその通りに頑張りました。

金土日と点滴を打ってもらって、薬飲んで患部冷やして。
でもそのおかげで月曜にはだいぶ引いてきました。
昨日の診察で、また切開して膿を出されるんじゃないかとgkbrしてたけど、
もう膿はないみたいでした。拍子抜け。

「でも、表面の皮膚が張ってて指が曲がらないんですが」

というと、「曲げていいよ」とのこと。いやだからry

詳細は説明されなかったけど、リハビリな感じでゆっくり曲げる練習すりゃいいのかな。



2学期始まった途端にこんな騒動に見舞われて、やれやれでした。やれやれ。





それで、昨日の話。





前述の診察が早めに終わったので、幼稚園でやっていた支援級に進学したお子さんの
お母さんたちを囲む会みたいな集まりに行ってきました。
二人いて、一人は通常級→支援級に移った人、一人は知的で支援級の人でした。

うちの長男と同じタイプではないので、参考になるのは聞いた話の半分くらいかな…
っていうか、子供よりもやはり、




親のメンタルがタフじゃないとやってられない。




ということがよくわかりました。胃が痛いぜ。

ちょっとしたことにいちいち傷つかないようにするとか、
必要があればちゃんと担任や教頭・校長と交渉するとかね。
タフなメンタルがないとやっていけない。




なんでこんな苦労を背負わないといけないのかなあって内心思いながら、
解散後にいつものメンバーの中の一人と話していたら、
そのひとも私と同じようなことを考えていると知った。
とてもここには書けないんだけど、悩みというか考え方というか。
良かった同じ人がいた安心した、というよりも、だよねーそうだよねー、と思った。




「でも自分が頑張らなきゃいけないんだけどね」




そうなんだよねえ。





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2015年09月04日(金) よっぱらい

金曜の夜です。我が家の男どもは寝てしまいましたので、一人焼酎飲みながら久々に日記。







焼酎うまい。

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