ウィングのつぶやき
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2006年03月31日(金) 大事なことは最初に覚えよう!の巻

女子大生ユキがなぜ短期間で正しいスイングを手に入れることができたのか。



それは「左脇の締め」からスイングを覚えたからです。



スイングには静と動がありますが、
静の部分で大事なのが「グリップ」なら、動の部分で大事なのが「左脇の締め」だと私は思っています。

つまり、一番大事な部分を最初に覚えてしまおう、というわけなんです。

どうやって覚えたかというと、写真のように、練習器具C-03(通称つかま~る)でボールを打ちました。

最初はヒザ立ちの状態で打つのがキモです。大振りせず、左脇を締めたまま小さなフォローで止めます。

こうすることで、体の向きをターゲットラインに揃えたまま、左脇を締めてインパクトするという、スイングの要の部分を最初に覚えることができるのです。


私の見たところ、この「つかま~る」でちゃんとボールを打てる人は3人に1人ぐらいでしょうか。
ほとんどの方は、インパクトからフォローにかけて左脇を空けて、腕をフリーな状態で使ってしまっています。そのためにエネルギーをロスしてしまうのです。

自分の脇がどうなっているかは、この「つかまーる」で1発打てばすぐにわかります。左脇が空いているとターゲット方向にライナー性の打球を飛ばせないからです。

ほとんどの場合、右に飛びます。でも「つかま~る」で1時間も練習すればできるようになります。まさしくボールが「つかまる」ようになります。

◎ヒザ立ちショットで左脇の締めを覚える


◎ボールを台に乗せて、右脚を残しながら打つ








練習器具C-03(通称つかま~る) 
私が「素振り用に短いクラブを作って欲しいな~」と雄二さんにお願いして作ってもらったことがきっかけで生まれました。
ヘッドはなんと、C-03ドライバーそのまま!です。
雄二さんのアイデアで手元にずっしりと重さを持たせたのですが、それが良かったのです。ヘッド(先)を振り回さないスイングを覚えられる効果が出たと共に、実際にボールを打てるし、打つとめちゃくちゃ打感がいいものになりました。

というわけで、ご希望の方にはお譲りします。
価格は税込20790円(本体19800円)です。

お高いとお思いでしょうが、なにしろヘッドがチタンなもので、どうもスイマセン。メモライズにリシャフトすれば、C-03ドライバーに変身!するというスグレモノです(笑)。ロフト8.5度のヘッドがついています。

でも真面目な話、上達したいのならこれは絶対に必要です。左脇の締めだけでなく、体の動きとフェースの向きをチェックできるので、自分のスイングの現状がリアルにわかるからです。

電話かメールでお申し込みください。
電話 03(3555)6616
メール masda@openface.co.jp

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2006年03月30日(木) ボールを打つだけなら難しくありません。

うちの地下打席で特訓している女子大生のユキがだいぶ上達してきました。

練習をはじめて3週間でだいたいスイングは形になったと思います。

たった3週間ですよ!
自己流ゴルファーが10年かかってもできないことを、3週間でさらりとやってしまったことになります。

彼女にはこういう順番で教えました。

①短いクラブをヒザ立ちで打たせ、インパクト直後の左脇の締めを練習。



②ヒザ上ぐらいの高さのボールを小さな振り幅で打ち。ボールをつかまえる練習。



③ボールがつかまるようになったら、右脚の使い方を教えて、ボールをより強くヒットする練習。

④右脚の形を作れるようになったら、振り幅を大きくしていく。

⑤同じ動きを普通のクラブでやってもらう。

これだけです。

この流れだけでユキはこのままボールを打っていけば、おそらく軽く100は切れるぐらいのクオリティのスイングになりました。

ベクターでドライバーの飛距離を測ってみたところ、最高142ヤードを記録。
だいたい130ヤード台で、なによりいいのは、ほとんど曲がりません。

ここで質問です。

どうしてこんなにすぐ上手くなったと思いますか?

答えは明日。

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2006年03月29日(水) 秘伝・右脚の使い方を公開してしまった・・・

GDOの私のブログにこの前からしつこく言っている、右脚の使い方を写真入りで載せました。


右脚が使えるようになるエクササイズ
http://blog.golfdigest.co.jp/user/wagamama/

すべては左脇の締まりと右脚の使い方から始まります。

左脇についてはまたお話ししますので、まずは右脚が使えるようになるエクササイズを試してみてください。

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2006年03月27日(月) なぜ飛ばないのか?

最近地下の打席に打ちにくるお客さん(同志?)が増えました。

少しアドバイスさせてもらうことも多いのですが、印象を率直に言うと、みなさん「惜しい!」という感じです。

ボールをヒットするのは上手なのですが、フォローでクラブが正しく動いている方は非常に少ないですね。というか、ノーイメージのようです。

一番多いのは、初速が出るのに打ち出し角が低くて距離が出ないというケースで、これは本当に「もったいない」。

(「もったいない」は日本だけの概念だそうですね)

この場合はたいてい、クラブがインサイドから下りてきて、フェースがシャットに当たっています。同じイメージで下ろすと、イマドキの低・深重心のドライバーは、ヘッドが後ろに垂れてちょうどいい打ち出し角になるのでしょうが、Vロッドの場合はそのまま当たるので、ヒトケタの打ち出し角になるわけです。

でもこういうスイングで打っている限り、永久にうまくはなれません。結局は先が柔らかいシャフトでヘッドをピュッと返してインパクトに間に合わせているだけですから、ある距離(だいたい230ヤードぐらいでしょう)以上は絶対に飛ばないんです。

ではどうすればいいかというと、

修正法その1
スライスを打つつもりで下ろす


インサイドシャットの人は、カットに打とうとすると、軌道とフェースの当たり方がちょうどよくなる場合が多いです。

修正法その2
ターゲットのはるか右に飛ばすつもりで振る

右に振っていくと、インサイドシャットがちょうどスクエアになってポテンシャル通りの距離が出ます。実際、ターゲットに打とうとすると、ベクターで210ヤードしかでない人が、右にぶっ放すように打つと、240ヤードオーバーを記録したりします。このようにして、フェースがかぶっていることに気付けば、ボールを左に寄せたり、インパクトで体を開かないように我慢することで、ターゲットに思い切りのショットを飛ばせるようになります。


今日はここまでにしておきましょう。

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2006年03月19日(日) 井上コーチに褒められました!

昨日は井上コーチのゴルフスクール「TRUE GOLF ACADEMY」のレセプションに行ってきました。

場所は保土ヶ谷のハンズゴルフクラブ。ここはなかなか設備の整った練習場で、東京でいうスウィング碑文谷みたいな感じのところです。


4時からの記者発表だったのですが、12時から秋に出る井上さんの単行本の打ち合わせがあったので、空き時間がありまくったわけです。



↑レッスンで使う機器の説明をする井上コーチ

ということでもちろん打ちまくってきたのですが、
そのうちに準備に追われてテンパリ気味の井上コーチが小休止にやってきて、私の7番アイアンのショットを見ると、

「おっと、スイング変わりましたね」と一言。

「わかります?」と私はニヤリ。

「ボールとクラブの当たり方が変わりました。それならクロスも直せますよ。日本アマでも目指したらどうですか?」

やった~!

やはり右脚の使い方が変わったおかげで、スイングがすべていい方向に進んでいるようです。

ただ、その10分ほど前、練習場のマネージャーは私の後ろに立ってスイングを見ると、「もっと上手いと思ってました」って笑顔でキツいお言葉。

いったいどっちなんだ~~~~~! おっと興奮してしまった。
気分を鎮めなくては。

(5分経過)

でも…まだちゃんと打てるのは7番アイアンまでなんですよね。
5番だとプッシュアウトするときがあるんです。

ちなみにドライバーは打てます。なぜなら多少インサイドから下りても慣性が発生していてフェースが返るからです。

つまり、プッシュアウトしてもドローしてターゲットに飛ぶんです。

やっぱり5番アイアンって難しいですよ。

さあ、また練習練習!

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2006年03月15日(水) 飛距離を伸ばす3つの方法。

弾道計測器アキュベクターでいろいろ数値をとってみたところ、
飛距離アップのコツが見えてきました。

1つ目のコツは、フォローで左脇を締めることです。
左脇が締まり、その結果グリップが低い位置に収まって、ヘッドがプレーン上を勝手に動いていく感覚があれば、飛距離は伸びます。

それに関連して2つ目のコツは、

左の親指でしっかりクラブを押さえることです。これができればフォローでクラブが走ります。具体的にいうと、左手の親指と人差し指をアドレスからしっかり締めておくことなんです。ここが開いていると、インパクトの衝撃が逃げてしまいますし、フェースの向きも変わってしまうんです。

そして3つ目。
ダウンスイングで右ヒザを前に突っ込ませないことです。右ヒザが前に出なければ、手元が体の近くを通りますから、ボディの力をクラブにしっかり伝えることができ、強くインパクトできます。ちなみに300ヤード級の数値が出るときはお腹に「ズドン」という衝撃を感じます。

とここまではゴルフダイジェストのブログにも書いたのですが、実はここからが肝。

さらに詳しくいうならば、
ダウンスイングで右ヒザを伸ばしておく感覚です。右足を棒のようなイメージにしておいて、この棒を置き去りにしながら左足にウエイトシフトするとできるようになります。

正しくできると、フォローで右足が伸びた状態になります。

さあ、これでみなさんも飛ばし屋です。

ただし、マスダユーザー以外には秘密ですよ(笑)。


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2006年03月14日(火) スイングの秘密がわかった!…ような気がする。

先週マスダゴルフのスタッフたちとの恒例のラウンドがあったのですが、
実は一緒に回った日本ハムファイターズの川名コーチにラウンド後、ちょっとしたアドバイスをもらいまして、スイングが見違えるようになりました。

いままで自分の動きの硬さがすごく嫌だったのですが、柔らかく動けるようになったのです。

何か変わったのかというと、右脚の使い方です。
「右くるぶしで地面を押さえるように」という理屈はわかっていたのですが、できなかったのです。でも川名コーチのレッスンで「気付き」があり、できるようになりました。

これはまさにスイングの核心で、
「あ~ベン・ホーガンはこういうことを言いたかったのだな」と思ったわけです。以前「黙っているなんでセコいぞ!」と言いましたが、秘密にしておきたかったのがよくわかります。

それにしても、

これまで日本のトップコーチからゴルフを教わってきた私ですが、それがここにきて完全につながって1本の線になったという感じです。

驚くべきことに、私の気付きを小学6年生の甥っ子に手ほどきしたところ、これまた瞬間的に動きがよくなり、ベクターで220ヤードを連発するようになったのです。

また、うちのアルバイトのユキにもゴルフを教え始めたのですが、やはり右脚の使い方は肝のようで、レッスン3回目にしてビシビシ当たります。記録は124ヤード。まずまずじゃないですかね。

3ヶ月でボールを打つことに関しては仕上げようと思っているので、随時報告します。


追伸
ゴルフダイジェストオンラインでもブログを始めました。
こちらをごらんください。



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2006年03月10日(金) キャップを作ってみました。

突然ですが、キャップを作ってみました。
キャディバッグが待ちきれなかったもんで・・・。

こんな感じです。


ん? 彼女は誰だって?
うち(オープンフェイス)のアルバイトの女子大生ユキです。

彼女のブログはこちらです。


そんなことはともかく、カラーはホワイトとネイビー。ネイビーはこれ。



ロゴだけだとなんだか寂しいので、サイドにワッペンをつけてみました。


(頭ちっちゃ!)

今後はこのキャップでプレーしようと思ってるわけですが、
もし希望者がいましたらお譲りしますので、ご連絡ください。
価格は税込み3150円です。(送料がかかりますので、ご了承ください)

03(3555)6616 松本まで。
メールの場合は masda@openface.co.jp でお待ちしてます。

ワッペンが要らない場合は、その由お伝えください。
ただしホワイト ネイビー 各10個しかありませんので、お早めに。

以上、業務報告でした。

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2006年03月07日(火) 久々!井上透コーチに教えてもらいました。

今日は保土ヶ谷のハンズゴルフクラブという練習場にいってきました。
今月からここで井上透コーチのゴルフスクールがはじまるのですが、そのお手伝いです。

ノーギャラで手伝うから教えてちょうだい! ということで、カリスマコーチにタダ(バーターとも言いますが)でみっちりレッスンしてもらいました。役得ですね。

井上コーチに指摘されたのは「もっとフォローでボールをつかまえるように」ということです。
ウィングはトップがクロスに入る頑固な癖があるのですが、それを修正するにはフォローでしっかり90度フェースをローテーションさせてしまったほうがいいというのです。

なぜなら、フォローでローテーションさせることで、自然にバックスイングでもローテーションを使うようになるからです。

「小林さんのスイングはローテーションを使いたくない、という願望の元に作り上げられたスイングですね」と井上コーチ。

おっしゃる通りです。

「でも、それがゆえにバックスイングで右ヒジが張り出してクロスになるし、窮屈感も出てくるんです。チーピンが出るぐらいのイメージでつかまえちゃってください。案外曲がらないものだし、スイングに柔らかさも出てくると思います」

というわけで、今日はつかまえる練習をしまくってきました。

いや~当たると飛ぶのなんのって。ていうか、すごく気持ちいいです。
インストラクターの人にも「マン飛びしてますね」と驚かれました。

でもやっぱりテンプラとチーピンはたまに出ますね。慣れるまで我慢か。

今日教わったことが自分のものになったら、ベクターで310ヤード台が出るような気がします。はい。



井上さんのゴルフスクールの詳細はこちらです。



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2006年03月06日(月) ドライバー飛距離ランキング!

ショールームのオープンから約3週間。
地下の打席がだいぶ稼動してきました。
というわけで、現在の飛距離ランキングを発表しておきます。

アキュベクター
歴代ドライビングディスタンス
3月5日現在 飛距離 ロフト フレックス
1増田雄二 320.1 yards 9.5 S
2篠宮淳一 311.2 yards 9.5 X
3小林一人 302.1 yards 9.5 S
4松本和也 279.5 yards 9.5 HSR   
5小川弘師 269.4 yards 10.5 S
6平野 茂 264.7 yards 9.5 HSR
7原川博明 262.2 yards 9.5 HSR
8杉浦正治 260.9 yards 10.5 S
9工藤貴司 260.1 yards 10.5 HSR
10寺田孝治 259.9 yards 10.5 NSR

11浜崎隆一 250.1 yards 10.5 HSR
12山本公治 249.5 yards 10.5 HSR
13渡辺 満 247.6 yards 9.5 S
(敬称略)

250ヤード付近の方のみの表示になります、すいません。
メモライズを使っていると、距離が伸びてくると思いますので、
ぜひ記録を更新にきてください。

また、来ていただいた方、
しつこくレッスンしてしまってスイマセン。


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ゴルフライター小林一人

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