待ちぼうけ日記。

2013年08月27日(火) サクライ姐さん。


今朝も
私の最寄り駅8時50分発の
いつもの各停に乗って行った。
あの人は
ちゃんと乗って来た。

座った場所もばっちり。
私の斜め前。

電車では、
端っこや隅っこの座席に
好んで座る人が多い。
あの人もそう。

でもあの人は
隅っこはそんなに好きじゃないみたいで、
あいていれば大体端っこに座る。

その習性(?)を 利用して、
わざと真ん中とか
(↑あの人が斜め向かいに座るのを期待して)
わざと端っこをはずしてそのすぐ横とかに
(↑あの人が端っこに座ったら隣になるのを期待して)
座ってみる私。

成功することもあるけど
うまくいかないこともある。

今朝は
まあまあうまくいったかな。


でも、ここ数年は
2か月ぐらいほとんど会えない時期があって、
その会えない間に
自分のオバサン度が着実に進んでいると思うと、
「見て!気づいて!私はここにいるよ!」
みたいな気持ちになれなくて
ちょっと遠慮がちな態度になってしまう。

具体的には、
正面からじっと見れない。
斜め前からでも凝視できない。
かなり遠いところからなら
老眼を駆使して見つめることができる。
・・・というようなことになってきている。

まあ、
そんなに自意識過剰にならなくても
いいとは思うけど。
せっかく近くに座れたし
今日はちょっと多めに視線を送ってみるか。
そう思ってちらっと見たら、
あの人は寝ていて、
その隣では会社の同僚サクライ姐さんが
ケイタイか音楽プレーヤーを触っていた。

ね、姐さん、いつの間に?

そうだった。
快速との連絡駅の次が姐さんの最寄り駅だった。
私が「あの人をじっと見れない」とか思って
寝たフリをしているうちに乗って来てたのね。

ここで目が合うと
挨拶することになって、
そうしたら毎日
挨拶することになる。
それだけならいいけど、
そうなると私は
あの人を心置きなく見ることができなくなってしまう。

姐さん、失礼なヤツですみませんが、
このまま知らん顔させていただきます。
でも大丈夫。
姐さんも、どっちかと言うと
いちいち挨拶とかするのは面倒だし
電車で会ったから会社まで一緒に行くとかいうのも
面倒だと思うタイプの人だから。

これからもこのスタンスでいかせていただきます。
でも姐さん、
できれば別の車両に乗っていただきたいですぅ。



結局、
ずっと寝たフリを続けて
ほんとに少し眠ってしまった。


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