７月になれば
会えるだろうな・・・
と思っていたら、
金曜日に出没したあの人。

ま、多分１日だけ。
金曜日は仕事の都合で
遅く出勤しても大丈夫だったんでしょ。

金曜日はダレた格好で出勤することが多い私。
この日も朝から真夏のような暑さだったので、
二の腕むき出しのカットソーに
ハンパ丈パンツ（しかも今年流行っているぴたっとしたものではなく、
ステテコのようにややゆとりがあって風が通るもの）、
KOOSのぺたんこサンダル、
革の部分が極力少ない夏向きのカゴバッグ。

そんなカッコで仕事ですか？
と言われても仕方ない
会社のドレスコード（？）ギリギリアウトなカッコだけど、
派手ではないのでギリギリセーフという感じ。

でもあの人にはアウトとかセーフとか関係なくて、
問題は二の腕。
だけどこの日もまたあの人は本を読んでいたので、
多分、いや絶対、私の二の腕なんか見てないし。
と言うか、本を読んでなくても見てないよ・・・。
ふーん、どうせ。

と、ちょっといじけながらも
途中で乗り換えた快速で
すぐそばに立ってみた。

でも、なんかこう、距離を感じた。
カンペキ忘れられてる気が・・・。
ま、久しぶりだから仕方ないか。

何となく落胆しながら電車を降りて、
乗り換えのホームに向かう通路を歩いて
（乗り換えるのはあの人だけで、
　私はそこを通って少し遠回りをして
　会社に向かいます）、
階段を上って少し歩くと、
先に歩いて行ってたあの人が
次の電車を待つ列に並んでいるのが見えた。

じゃあまたー。
と思いながらちらっと見たら、
あの人が
ちょっとコワイ目つきでこっちを見た。

何っ？
たまたま？
だよね・・・。
でもちょっとどきっとした。

コワく見えたのは
多分、じっと見たから。
私のことを思い出したのかもしれない。
「久しぶりに見たな」
ぐらい思ってくれてたかなぁ。

私も
久しぶりに見ましたよ。
正面からの瞳。
まるで黒豆みたいです。



意外に早く会えたけど、
多分この日だけだと思うし、
お菓子断食はまだまだ続く。
（体重、500g減りました。）