2014年11月16日(日)...祝福
艶やかなピンクの、ドレスがとても綺麗。隣に座す友人には、愛が宿っている。其の実り在る変化が、不変等無いのだと、幸福は確かに在るのだと、教えてくれる。
其れ、は此の身を日々苛む永続的な情念と果てし無く遠く、ひとり、切り離された時間に蹲って居るのだと、知る。
もう、刹那的な情熱、明日を惟ない衝動や、自暴自棄の嗜虐、其れ等全てに深く流れる仄暗い歓喜を、幸福とは呼ばないと気付いて居るのに。如何して、何時までも、あの頃の愉悦にしがみ付いて仕舞うのだろう。面影を追い彷徨していた時間に、育まれた誰かの未来が酷く眩しい。