一肉体の苦痛で(なみだ)が、止まらない。副作用の痺れと呼吸困難が、止まらない。目から、水がながれる。救いを求めたが、激しく怒られる。「注射を打ったろ。黙って寝てろ。」二四人用の病室に、一人寝かされて、くるしさに、一晩中泣いた。(なみだ)が、とめどなく、流れた。心臓が、痛くて、全身痺れて、動けない。肉体の苦痛に、泣いた。→文集「生きていることの哀感」 2014・06・13〜10・31 にほんブログ村→ポエム→詩集