現実社会もフィクションも、子どもを生む責任の重さと加害性にもっとしっかり向き合ってほしい。
ドラマで、強姦で妊娠した女が「生まれてくる子に罪はないから」と言って生んだのだが、その理屈がさっぱり分からない。 子どもに罪はないからこそ、生んで過酷な人生を押し付けたらダメだろ。 その“罪のない子”が、成長したら強姦魔である生物学上の父親に似るかもしれない、そのせいで子どもが苦しむかもしれないとか、考えないもんかね。 実際、生まれた子どもは犯罪者になって、母親は親子の縁を切り、子どもは父親の面影があるせいでさらなる犯罪を起こさざるを得ない……という胸糞ストーリーだった。 そういうストーリーを描くこと自体は構わないが、子どもを生むことの罪深さに焦点を当てるべきなのに、そこをまるっとスルーしているのが胸糞。
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