| 2021年06月07日(月) |
自殺を止めるという悪行 |
橋から飛び降り自殺しようとしていた人を高校生が「つらいことから逃げちゃ駄目だ」と説得して自殺を思いとどまらせ、警察から感謝状が贈られたらしい。 自殺しようとしていた人は、高校生が体を押さえる力を緩めると、再び飛び込もうとしたという。
何もかもがつらく、気持ち悪く、おぞましい。 死にたがっている人間に「つらいことから逃げちゃ駄目だ」と言うのは、ナイフで体の中心を刺されてのたうち回っている人間の体のあちこちを、さらにカッターで傷つけるようなものだ。
自殺という救いが叶わなかった人は、最後は警察で「頑張ります」と言わされてそうだ。 生の苦しみを長引かせたくせに“助けた”気になっている人間には、感謝状が贈られた。 自殺を止めた=本人の希望を妨害したのに、なぜ「助けた」と自負できるのか。 自殺を止められた本人が感謝しているかどうかも分からないのに、なぜ第三者が勝手に感謝状を贈るのか。
死ねなかった人が、本当にかわいそうだ。
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