せっかく楽しい時間を過ごせたのに、駅を出たところでその顔を見たから、最後の最後で落胆させられた。自由は幻想なのだと突きつけられ、思い知らされる。「家に帰るまでが遠足です」と、言われていたっけ。だとしたら、今日の遠足は、すべてが台無しだ。