年が明けても事態が何も変わらないのは、今年も同じらしい。同じことが繰り返されることへの、絶望。結局のところ、あの人たちはこれまでずっと私を見下し続け、一人前の人間として扱ってはこなかった。何故そんな態度を取ることができるのか?自分の胸によく問い質してみるがいい。障害者である前に、一人の女でいたかった。障害者である前に、一人の人間でいたかった。私の心に奥底にあるのは、怒りでも悲しみでもなく、絶望だ。