無題 - 2012年05月11日(金) 昨日、ヴィダル・サスーン氏が亡くなりました。 自分にとっては半分リアル、半分伝説のような方でしたが、 少なからずヘアスタイリストとしての自分に影響を与えていることは間違いありません。 そういう意味で、ほんのすこしばかり書きたいと思います。 サスーンに教わった(勝手に)ことは、 ヘアにおいて「ジオメトリックと曲線の美しさ」と「素材を生かす」ということ。 それともう一つ。 「ヘアカットだけでその人を(人生を)変えることができる」ということです。 これらのことに共感しているし、自分自身も全く同じことを思って この仕事をしています。 彼の背景や詳細は、間もなくドキュメンタリー映画も公開されるので省略しますが、 当時も今も変わらない、この仕事において大切なことをすでにすべて作りあげたのだと思います。 洗練された技術とセンス、顧客に喜びと感動を与えること、など。 そんな思いをシンクロさせながら、サロンワークでサスーンへのオマージュとして美しいボブを切らせて頂きました。(撮影にご協力くださったIさん、ありがとうございました。) 最後ではありますが、ヴィダル・サスーン氏のご冥福を心からお祈りいたします。 ...
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