Stand by me,please my friend
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結末を知ってるライヴを「ライヴ」とは呼びたくないけど、この日は確かにライヴだった、ように思う。
パルコ1階には「THEE MICHELLE GUN ELEPHANT」の文字が。なんだか不思議な気分。 ミッシェルTを着た、私たちと同年代か、もう少し上の人たち。夢番地の人たちと話してる能野さん。 迷いなく進んで行ったのは上手。アベ前でドリンクを飲みながらだらだらしてたら、The Doorsの「THE END」が。幕張でも、この曲の途中で客電が落ちたって丁度話してた。
ステージには1枚のスクリーン。「ゴッドファーザー愛のテーマ」が流れた瞬間が一番気持ちが動揺した。で、その後落ちた。結末が分かってたから。上がってくるのに時間がかかった。
途中から、こんな爆音でミッシェル聴けるのも最後って思って、何も考えずに音を楽しむことにした。 自分で自分の気持ちがよく分からないけど、行って後悔はしなかったな。ジェニーやスモーキン・ビリーでああやってまた誰かと大騒ぎすることがあるなんてね。
この日もクアトロの最上段は閉じられてた。ミッシェルが解散してから、アベの特等席だった場所。
クアトロを出ると、広島にはその年はじめての雪が降ってた。 日食やら雪やら、いろんなもの連れてくるなぁ。 『寒がりのパンクス 吐く息はダイヤモンド』って歌詞が頭の中を流れた。
カオリ
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