呪いは言葉。その言葉に捕らわれると呪いが発現する。呪いの言葉が頭一杯広がって私の心を蝕んでいくのがわかるので、呪いに反撃するためにはやっぱり言葉しか無くて、そうなると私は意地悪な私を召喚して、自分が心安らかに毎日を過ごすためにも親不孝だってやっちゃう覚悟なのだ。私は私が一番可愛くて大事だ。たとえそのことでこの後の生きる時間、自分を責めることになっても、今がやっぱり大事なのよ。
最近「いつでも泊まれるから」とか言われて、聞き流していたけど、今回は聞こえないふりをしたのに、心の耳に残ってしまった感があって、「これから婆のことで忙しくなるから」って予言なの?魔法使いなの?未来が見えるの?
その未来通りに私が従う理由って何?言っておくが私はそんなに優しい人間ではない。その予言通り忙しくなっても一泊二日しか泊まらんぞ。だって私は私の布団と枕が好きなんだから。
こうやって今から防御戦を張っている。
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