こっそり今年還暦を迎えた私は、だからといって何も変わるはずないじゃん!・・・という風を装っているのだが、こういう節目ってなんかやっぱりあるみたいで、無意識に過去を振り返ったり、我が身をしみじみ観察してみたりしているみたいだ。
で、一番に気付いたのが体力で。身体のあっちこっちがちょっとしたことで「あれ?変だぞ?」ってことになったり、以前は人に誇れる体力だと思っていたのに、何かやるたび青息吐息である。そんな衰えに気持ちがついていかなくて、あたふたしている。
題名に「たいりょく」って入れたら「耐力」って変換されて、あぁ、これもあるわ・・・と思ってエンターキーを押したのだ。身体の他にも気持ちの耐力の容量が減ったような気がする。傷ついたりするわけじゃないけど、ささいなイヤな事にはすばやく逃げを打ってる自分がいる。
不死はともかく、不老の薬は欲しいなぁと思ったりする。
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