名実共に長男の嫁である私。いつかその時がやってくると思ってはいたけれど、私の勝手な希望的予想をはでにひっくり返して突然の嵐のごとく、義姉が亡くなって、仏壇が転がり込んできたのは去年の秋。
予定は未定とはよく言った。予想はたいていの場合裏切られる物と決まっているらしい。それなら、ムダな予想なんてしない方が、悲しい思いも、悔しい思いもしなくて済むのかな。
…というわけで、うちで初めてやってみるお盆のあれこれ。仏壇は掃除した。(ホントは毎日飾るべきなんだろうけど、夏は高いので特別にお盆だけ)花を飾って夏野菜とか並べて、お坊さんのお菓子やお布施を用意して、ついでにちゃちゃっと軽く家ん中も掃除して、そしてやってきました、お坊さん。お寺さん?…なんて呼ぶのがいいのかな。
不慣れな準備、不慣れな応対。仏壇にご先祖さんがホントに帰ってくるなら、場所は変わってるし、いつもとえらく違うし、こりゃ〜えらいこっちゃとぶつくさ言ってるに違いない。すんませんな。
そして坊さんの滞在時間、15分。時間給的にはイイ仕事だよな。
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