無関心 - 2010年10月01日(金) こどもの頃 母が可哀そうだといつも思っていた。 酒飲みで怒鳴り散らす父にだまって 耐える母。 でも、母も父に向き合っていなかったんだ よね。できなかったんだろうけど。 家族中でお互い向き合わずに 暮らしていた。 父とは遊んだことも、旅行にいったことも なかった。 私たち娘に全く無関心だったけど 母もそうだったと大人になってから 気づいた。 優しい働き者の母だった。 私はお母さんが大好きだった。 家から離れた時、はじめて気づいた。 無関心。 優しい家政婦さんだったんだ。 母は自分自身の気持ちにも気づかない。 私も可哀そうだったと大人になってから 気づいた。 母に会ってもさびしくなるだけ。 いつ許すことができるだろう。 ...
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