生き生きとのこと。 - 2020年09月11日(金) この頃、やる気も無いしすぐにイライラするし。 精神的にいっぱいいっぱいというか、しんどい。 会社に行かずに家で仕事をするようになってから、 何となくそんな気分になることが多い。 一番の変化は興味関心が無くなってきていること。 色んなものに対する好奇心が無くなってきている。 思い切って妻にも相談してみた。 毎日の中で気分転換がてきていないのでは、と。 たしかに在宅勤務になってからかもしれない。 それまでは、嫌々ながらも会社に行っていたが、 通勤電車で好きな映画やテレビ番組を観たり、 お昼休みに好きなご飯屋さんへ行ったりとか、 会社帰りに大きい本屋へブラブラして立ち読みしたり、 たまに数少ない友人たちと酒を飲んだりすることで、 多少なりとも気分転換になっていたかもしれない。 このままではいけない。というわけで気分転換しよう。 思えば仕事だってそうだった。 本当に危険な状態に近づくと、人間は好奇心が無くなる。 前職(なのか?前々々職くらいだが)にそう学んだ。 つぶれる前に、休むこと。折れる前に、逃げること。 一度壊れてしまうと、立ち直りは難しいと思うから。 そうしてちょっと立ち止まって元気出して、また歩く。 そんなわけで親に無理言って、子供を見ていてもらい、 1日だけでも自由な時間を貰おうと思っている。 ダメ親でスマン。でも私も人間。壊れる前に休む。 *** なぜか分からないけれど、ふと思い出したことがあって。 大学時代に、専攻に関係ない授業を受けたことがある。 それは哲学系の講義で、しかもその先生は非常勤で。 実は当時哲学に興味があったが、学部の授業に無かった。 なので、他学部の履修という形でその先生の授業を受けた。 授業は面白く、興味深いものだった。 でも当時は「面白いし、単位も取れるしラッキー」くらいの 意識でしかなかったのだけれど。 後々になって、その先生の個人ブログを読んでみたところ、 今社会人として心に刺さる内容のものが多かった。 詳しくは紹介しないが、学生に向けた授業の受け方や、 プライベートでの人付き合い方法、会社選びのポイントなど。 その先生は某女子大の所属で、私には縁が無かったが、 ブログを読む限りでは、こんな「教育」をしてくれる人は、 今までそう居ないように感じるなぁと思った。 もちろん直接話したことはないので、彼の人となりについて 詳しくは知らないけれど、文章は、考えは、共感した。 上にも書いたように、最近は本当に心が鈍感だけど、 ちょっとだけ、自分のなかで潤いが生まれる気がした。 *** 興味とか、関心とか、気になるとか、好奇心とか。 自分の心がフッと動く現象が無くなると、だめだね。 逆に言うと、そういう反応が起きると、「生」を感じる。 仕事については、やっと作業が進んできた。 ちょっと思い悩むプロセスがあったのだけれど、 ようやく解決の糸口が見えてきて、あとは丁寧に整える作業。 とはいえ、このままでいいのか感はある。 思うに、上で書いた「興味」は前向きの感情で心が動くことだけれど、 その逆という場合もあるのかなと思う。 具体的には、焦り、不安、恐怖、などなど。 つまり「このままでいいのか」感がそれだ。 そういった逆方向の心の動きも、生きる上で大事な気がする。 要するに、生きる原動力。生きると言っちゃうと大げさだが。 前に進むための、歩き出すための、モチベーション。 目の前のことに楽しく取り組むにせよ、 上手くいかなくて落ち込んだり焦りまくっているにせよ、 多分そういう状況にある人というのは、きっと生き生きしてる。 ただ、今の自分の「このままでいいのか」感はまだ足りない。 何にせよ、ちょっとまずは自分と向き合ってみようかな。 仕事は一応は順調なのだから、上手く自分をコントロールしよう。 *** さて、コロナ。 思うに、こやつのせいで、好きに旅行も行けなくて、 人とも会えなくて、こんな鬱屈とした気分になっているのだ。 まぁ在宅で仕事ができるというきっかけになったのは有難いが。 とはいえ、それはそれとして、恐ろしい感染症なのはたしか。 現状、まだまだ収まったとは言えない状況。 <国内> ・感染者数:74,591人 ・回復者数:66,434人 ・死亡者数:1,427人 <世界> ・感染者数:28,287,928人 ・回復者数:19,052,460人 ・死亡者数:911,591人 ※昨日時点 いつ自分が、家族や大事な人が感染するか知れない。 そうなるとやはり、可能な限り家で過ごすしかないのよな。 もちろん対策してなら出掛けられるけれど。 命を守って、なおかつ、生きよう。 生き生きと、生きたい。 *** 2020/09/12 05:34 ...
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