じわりじわりとパラダイムシフトというほどのことでもないかもしれないけれどのこと。 - 2019年09月05日(木) 眠れない、というか目が覚めてしまった。 会社のことなので、あまり詳しいことは書けないし、 確かな情報ではないのだけれど、気になったことを。 *** 今自分が所属している部署は少し専門的なところで、 部門長が現場主義かつ内製でやるぞという人なので 自分もそういう立場でゴリゴリ現場作業をしてきた。 が、とあるミーティングに参加した際に、全社的な 流れというか方向性として、今後は少しずつ、 方向転換をしていくことになりそうだと耳にした。 要するに、自社でやるのも大事だけれど、それらは 外注するのと比べて本当にコストが低いのか、とか。 生産性とか資源配分を考えると、末端の現場作業を 全て自社の従業員それも社員が行うのは正しいのか、 ともすれば、末端作業はアウトソースすることにして いわゆるクリエイティブな仕事をする時間にあてる ことができるのではないか、とかとか。 何やらそういったことを総合的に考えて、じゃあ今の 体制から少しずつ無駄を減らして、費用対効果が ある前提ではあるけれど、外注できるものは外注して 自分たちで作るより長い目で見て買う方が得だったり 後々のサポート的に美味しいなら買った方が良い、 とかいう流れになりそうな感じらしい。 正直、その方向性は個人的に受け入れがたくて。 もちろん会社的にそうする選択肢がベストであれば それはそうする方が好ましいとは思う。 所詮、我々はバックの事務部門なので、コスト削減を 何より優先するのは当然のことだと理解も出来る。 ただ、個人的には、今この現場作業がしたくて私は 今の会社に転職してきた部分がある。 なので、それができなくなるというと、今後の自分の 働き方を考えなきゃいけないかなぁと思ってしまう。 ただ、今もうこうして住宅ローンも組んでしまったし、 養う家族も居るとなると、どんな形であれ、会社に 残ってしがみつきながらサラリーマンやっていく、 という選択肢になるのかなとも思う。 手に職を付けて働きたい、と考えて社会人になって、 実際に何社か経験しながら、微力ながらも少しずつ 腕一本で歩んできたつもりではあったけれど、 会社で生きていくためには大きな流れに従って、 それに順応していかなくてはならないのかもしれない。 柔軟に対応する、というのは、きっと会社が時代や 社会の流れによって変わっていくのもそうだし、 一個人だって、そうやって組織や集団の向いていく 方向に一緒になって進んでいかないと、いけない。 歯車的な考え方かもしれないけれど、逆に言えば、 全体の部品の中で、一つだけ歯車が全然違うことを していれば、それは単なる不良品であって、不要だ。 だから、部品の中で活躍したいなら歯車としての 務めを全うしなければいけない。会社組織も同じだ。 会社でうまくやっていくなら、求められる動きをする。 組織を変えたいなら、歯車なんかじゃなくて、 大きな部品になったり、コアパーツになってから そういうことをすればいい。歯車の役割ではない。 長々と書いたけれど、この頃、少し気になっていた。 サラリーマンなんだなぁと改めて思った。 良くも悪くも、そうやって生きてみるしかない。 目の前のことに愚直に向き合うことだけ、忘れずに。 どんな展開になろうが、自分と、その周りの人が 幸せになるような選択肢を選べばいいだけで。 そこにはもう見栄やプライド、美徳や我慢などは、 クソほどの役にも立たないことは重々承知している。 なので、その価値だけを守りつつ、たとえそれすら 守れないことになったらその時はさっさと逃げる。 そしてまた、自分の道を模索していけばいいかな。 目の前の仕事に自分のやるべき仕事があるのなら、 とりあえず、プロとしての仕事をするしかない。 それだけなのかもしれない、自分のできることは。 *** 2019/09/06 03:08 ...
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