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お小遣いのこと。 - 2010年05月09日(日)

日曜の夜。今週末、リフレッシュできたかな。

えっと、土曜日は帰省したりしてました。日帰りでしたけど。
目的は、まぁ母の日ということと、
あと、小さい頃からお世話になった親戚に心ばかりの恩返しのため。

要するに、初任給の一部を渡してきました。
実家の(父方の)祖父母に一万、母方の祖母に一万。
それから親戚のおじいさんに一万。計三万。

初任給を貰ったは良いけど、実は特に何に使うわけでもなかったので、
こういうカタチでお世話になった人に渡せるのは、良かった。
現金というところが何だかシビアというか無機的な感じにも見えますが、
私自身も、幼い頃からお小遣いということで現金を貰って嬉しかったので、
同じように、お世話になった親戚に還元したかったわけです。

で、実際渡しに行ったら、目に涙を浮かべて喜んでくれたり、
「お前も自分で稼いでくるようになったか」と言ってくれたり、
いつもより上機嫌になって食事をご馳走しようとしてくれたり。

昔から私の親戚は、みんな大盤振る舞いと言うか、気前が良い。
父方の祖父母とは実家で一緒に暮らしていたのだけれど、
母方の祖父母・親類とは、いつも遊びに行くたびに、
美味しいご飯をご馳走してくれ、さらにお小遣いまでたんまり貰っていた。

だから母からは昔から、
「お前が将来働くようになったら、
 まず最初にお世話になったおじいちゃんおばあちゃんに、
 少しでも初任給をあげたらいい。そしたらとても喜ぶよ」
と言われてきた。

実際そうして渡してみると、本当に喜んでくれて、私も嬉しかった。

「まさか孫にこうしてお小遣い貰えるようになるなんてねえ」

思うに、私が言うのも難だけれど、
親戚でまともな職に就いた孫は、私が初めてなのだろう、と。
この職業がまともかと言うと、そういう基準は良く分からないし、
会社自体だって、有名でも何でもないけれど。
でも、こうして、大学を出て、会社に入って働いて、
というのは、私が初めてだったのだろうと思う。
いや、初めて、というか、そういう「ごく普通」の人生って、
案外に従兄弟でも居なかったのかな、と。

私の従兄弟で、一番年上では、もう三十歳代で結婚もしているが、
それでも、大学を出た後は、不安定な職を転々としていた。
今は、自営業で何とか仕事も軌道に乗ってきたようだけれど。
他にも専門を出て会社で働き続けていたり、
また、大学を出てから地元に帰ってバイトしていた塾で正社員になったり、
と、様々に居る。「ごく普通」と言えばそういうのも居るかもしれない。

何が言いたいかちょっと自分でも分からなくなってきたんですけど、
祖父母の世代からすると、小さい頃から見てきた孫が、
大学を出て、会社に勤めて、ようやく社会に出て行くさま、
っていうのは、なにか思うところがあったりするのかな、と思います。
その孫がお小遣いなんか持って来たりなんかしたら、またもうそれは。

とにかく私は、彼らが喜んでくれてとても良かった。本当に良かった。
ここまで、ありがとうございました。これからも、ありがとう。


土曜日はそんな感じでした。
さすがに泊まるのはやめておきました。
せっかく東京に住まいがあるので、
寝るなら、自分のベッドで眠ったほうが気持ち良い。

で、帰り際に、いつも行きつけの美味しいパスタ屋さんで夕食を。
うん。腹いっぱい食べられる。幸せに美味しい。
会社でも、早く緊張がとれてみんなと楽しく美味しくお腹一杯食事したい。


***


今日。日曜日は、少し掃除。
うん、色々部屋とか掃除しました。少し綺麗になって気持ち良い。

明日からまた会社。がんばっていこう。

大丈夫。


***

2010/5/9 20:53


...




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