まったりdiary

2020年04月28日(火)

読売朝刊で連載中の『時代の証言者』
今回は「山崎章郎さん」です。
お医者様ですね。「終末期医療を支える」のサブタイトル通り、終末期医療に邁進して来られた方。

もう26年前になるのか。
【病院で死ぬと言うこと】と言うこの本は紛れもなく自分の死生観を変えた1冊でした。
著者はこの山崎先生。
あの頃はガン告知はしないことが主流だった。だから家族は本人に必死で隠すし本人は騙されたフリをして亡くなっていく。そんな時代でした。

明らかに末期でこれから亡くなって行こうとする患者に対し気管挿入やAEDの使用(叔母の時、間近で見たが轟音と共に身体が跳ね上がる)のシーン描写。そして亡くなった後室外待機している家族に「手は尽くしましたが」と伝えるまでがセオリーだったと。
しかし医者はやり切ったと言う気持ちでも、家族からすれば大事な人とのお別れの瞬間を奪っていたのではないかと言う事に気付かされるまでの様々な出来事の描写が見事でした。
それまでずっと「医者から目線」だったのが「患者目線」や「患者の家族目線」に移行していく上での葛藤。
あの頃は患者さんが危篤に陥れば、末期であろうとも何も手を尽くさないでいることは許されない時代だったのだと。
昭和の時代、本人にガン告知はせず家族はそれを隠して本人に接する苦しみを描いたドラマって結構あったと思う。
今の人が見たら驚くんだろうなあ。だって1番知る権利のあるはずの本人が置き去りなんだもん。
自分の余命知ったら、やり残した事、片付けたい事、残される家族に伝えておきたい事を伝えておきたい、やっておきたいって思うよね。
山崎先生の受け持ち患者さんから自分の本当の病名は何だったのですか?と聞かれてそれに答えることが出来ず誤魔化した事をいまだに悔いている、と言う下りは恐らくどのお医者様も経験した事なんだろうなあ。
今では余命宣告を本人に向かってするのも当たり前になりましたが、ここまで来るのには様々な働き掛けがあったんでしょうね。

最初はなかなか周りの同意(告知)を得られず苦労されたらしいです。
ご本人に告知すると、最初は怒り、そして悲しみ、自暴自棄に陥り、そして諦め、悟り、、と進んでいく方が多かった、と確か書かれていたと思う。(読んだの昔だから)
あの下りは鮮明に心に残っていて、実際父の時、自分の中で心を構えることが出来ました。
自分が家族に「私がガンだったら絶対に私に伝えてよね!」と言い出したのはその本を読んだ翌日からだったわね(苦笑)
今ではドクターは容赦なく告知するけどね。
父の時は、主治医が別室でPC画面を見せてくれ現在の進行状況やこれから使うべき薬(抗がん剤)のメリット、デメリットを説明、提示、患者側がどれを使うか選択すると言う非常にシビアな時代になっていました。
でも本人が納得の上で選んだ選択なので、ある意味悔いはないのかな。
朝刊連載はまだ続くので、ああそうだった、と思い出しながら読んで行こうかなと思います。

また取り留めのない話になってしまった。
iPadからだと入力画面限られるのと、編集し損なうとUPしていた内容が一部消されてしまうのが辛いところです。(文章思い出して再入力中)

拍手お礼です。
【4月19日 yukikoさま】
脳内濃厚接触はヒカアキだけで充分可能w
本当に!あの2人はけしからん事に気づけばイチャついておりますからね!
百合子サンから『そこっ!密です!2メートル以上離れなさい!ソーシャルディスタンス!』と叱られてしまえ、とも思う今日この頃です。
そして『STAY HOME!』と言われて嬉々として愛の巣に帰る2人の姿が脳裏に浮かび私は「キィィーーッ!」ってなるわけですね。はい。いつもの事です。
マスクは手洗いに限りますよー。
最後の柔軟剤が決め手です!w
お互いこのコロナ渦を乗り切りましょうぞ。

ポケモンGOのレイド戦が自宅からできる仕様になりました。嬉しい限り。
流石、仕事が早いな、ナイアン!


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とりとんぼうず [MAIL]

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