さよならカッシーニ。 数年前のはやぶさ大気圏突入のシーンが蘇って泣けた泣けた。 土星大気圏に突入して燃え尽きたんですよね.......最後の最後まで、地球にアンテナ向けたままで。(ノ_・。) 20年間も。20年間も暗い宇宙に居て、地球に何十万枚ものデータを送信し続けて。
大昔のパソコン通信よりも遅い速度でしかデータを送れないので、大気圏突入時もカメラ撮影し続けてたけど撮った画像を送信している途中で燃え尽きたとかもう......はぁ.....(目頭押さえ)
朝刊でシリーズ連載している”医療ルネッサンス” 今は臓器移植のお話を連載中で、前回と今日はご遺族側のお話。 脳死ドナーとなったご長男(38歳)の摘出された心臓を見送る為、ご両親とスタッフは早朝、病院の屋上へ。 プロペラからの強い風を受けながら医師らがクーラーボックスを抱えヘリに乗り込む場面はまるでTVドラマのワンシーンの様に見えて「オマエ凄いな、おやじには出来ないことしてるよ、頑張って来いよ!」と飛び立つヘリに向かって腕を突き上げ親指を立てたお父さん。
くも膜下出血で倒れた息子さんの元へ駆けつけたご両親が医師から説明を受けている最中、二度目の脳血管破裂。もはや救命は難しく。 「助けることが出来なくて申し訳ない」と涙を流して頭を下げる医師に向かって静かに臓器移植を申し出たお母さん。 どちらも凄い。 読んでて頭が下がる思いでした。
もう30数年前の事。自分の叔母が無くなる前一週間、脳死状態になりました。 まだ体は温かいし脈もある。呼吸器のお蔭で胸も上下している。 あの状態で、呼吸器チューブを外そうなんて自分に言えるかと言ったら「言えない」 ましてや自分の子供が脳死状態だったら......無理だわ。本当に無理。 (自分自身は、すべての臓器を提供しますに〇つけてるんですが、残された家族にその判断をさせるのは酷かもな....とか考え)
それを思ったら、なおの事このご両親の辛さが身に迫って来て朝から朝刊にボタボタ涙の染みを作っていました......らば、またミサイル! もうふざけんなよって感じです。
ぷんぷんしながら出勤。 そして帰宅してカッシーニで号泣。
なんかもう朝から気持ちがジェットコースターな一日でした。
拍手ぽちくん、ありがとうございます。
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