TVで市川団十郎さんが「急性骨髄性白血病」だと報じていました。
芸能人で白血病、と聞いてすぐに思い浮かべるのが「夏目雅子さん」 とても綺麗な方でした。 美人だけど、性格はさばさばしてて、大口あけて「がはは!」とか笑ったりする彼女が好きでした。
私は骨髄バンクに登録しています。 もう登録して10年は経つでしょうか? 昔、雑誌で中学・高校の(だったと思った)娘さんを相次いで、急性骨髄性白血病で亡くされたお母様が『骨髄バンク設立』に奔走されている特集を読んでから『設立されたら絶対登録しよう!』と固く心に誓いました。
自分が実際に母となって「自分の子供を病気で亡くす」など考えただけでも身震いがしましたし。 もし自分の子供がそうであれば、多分私も同じようにバンクの設立に奔走したことと思われます。 だってドナーさえ見つかれば助かる(100%ではないが)んであれば、それは親として当然のことだと自分には思えたんです。
やはり設立当初は世間から『人様の骨髄を貰ってまで生き延びたいのか?!』なんて批判が公然とあったのには唖然としましたがね。 自分の家族は大丈夫、とでも考えてンのかしら?明日はわが身かも知れないのに・・・。 と思ったものです。
骨髄・・・って響きがいけませんな。骨髄液なのに・・・。
んで、『ちょいと骨髄バンクに登録しに行って来ます』と言ったら嫁ぎ先家族&伴侶(元)からえらい反対されまして・・・・。
『なんで見ず知らずの人の為にあなたがそこまでするの?メリットは?それともただイイ子ぶりたいとか?4〜5日の入院が必要ってその間子供や家族の面倒は誰がみるの?』
『ほほぅ・・・そうくるか?』
自分は一つ返事くらいでOKがでるものと思っていたので、自分の甘さを反省!
まあ結局説き伏せましたが・・・(苦笑) あれって家族の同意が無いと登録できないんすよ。
んで、登録してはじめの一年くらいは『適合しました』のお知らせが『来ねぇかな?来ねぇかな?来いよ!おい?!(初手天元?)』みたいな気分でいましたがそのうち登録したことを改めて思い起こすこともあまりなくなった3年目くらいに来ました!『適合しました』のお手紙が・・・。 早速返事を出し再検査に指定された病院に行きました。
コーディネーターと呼ばれる方が最初っから最後まで付きっきりでついててくださって、検査&説明が終了。 この段階でちょっと恐れ心が湧いてしまって、ドナーをキャンセルしてしまう方もいらっしゃるそうだ。それはやむおえないよな、とも思った。
それから・・・一向に連絡がなくしばらくしたら『移植の必要がなくなりました。ご協力ありがとうございました』とバンクから手紙が・・・・。
うわ・・・亡くなったんだろうか?その患者さん・・・。 実は手紙が届いてから再検査の日までちょっと間が開いてしまっていた。自分の予定が詰まっていたので「あなた都合の良い検査日の指定」が1ヶ月くらい延びていたのだ。
激後悔した。
私の他に4人、適合者がいて同時進行で検査が行われている・・・とは聞いていたからもしかするとそちらで適合者が出たのかもしれない。 でも怖くてバンクに問い合わせは出来なかった。
いまだに、ふとした折に思い出される苦い思い出です。
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朝、起きて出勤前にちこっとここをのぞいたらカウントが千を超えていました。 『うちのカウンター壊れてる?』 と一瞬思いましたが、やはりそうなのかな? ここへ訪れて下さった皆様ありがとうございます。(お茶もお出ししなくて済まない) 大した更新もなくアレなサイトですが、まったりとやっていきたいと思っておりますので、よろしくお願い致します。
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