昨夜、映画館で「ソロモンの偽証」を見てきました。 2月が読書月間になってしまった理由の一つの作品です。
1月は、資格試験の為に、好きな本を読む余裕がなかったので、2月になってすぐ、好きな作家の随筆で頭の中を洗ってから、この原作と、島田作品を読みました。
映画の封切り前に『ソロモンの偽証』を読まなければなりませんでした(長男に、映画見る前に読んでと、全6冊手渡されてしまったので)し、 3月の『ミタライ』放映前には、どうしても、ドラマの原作を読んでおきたかったですから。 そして、作者に敬意を表して、買いためてあった島田作品は、読めるだけ読みたいと思っていましたので。 ミタライシリーズ8冊、他2作品、何とか11冊は読みました。 読み始めると、止まらなくて困りました。
と言っても、shockが始まって、そのレポとツイッターのチェックという胸踊る日課もあり、そうそう時間が取れたわけではなく、2月半ばの観劇日前後などは、興奮状態で、とても本など読んでいられませんでしたが・・・。
島田荘司。 光ちゃんが石岡くんを演じなければ、ご縁がなかった作家さんでした。 たぶん・・・思想的にも・・・。 私には難しすぎて。
私がはじめて推理小説に出会ったのは、小5の3月。 家にあった、高木彬光の『成吉思汗の秘密』でした。 これは、夢中になりました。
和歌への興味はこの本からでした。
「吉野山 〜中略〜 入りにし人のあとぞ恋しき」
「しずやしず 〜中略〜 昔を今になすよしもがな」
静御前が頼朝の前で舞い唄ったこの和歌の吟詠は、すぐに教えてもらい、 母の着物を着て扇子を持ち、静御前になって遊んだものです。
でも、その後、他の推理作家の本に手を出したのは、大人になってから。 「ジンギスカン殺人事件」の中津文彦と、「義経はここにいる」の井沢元彦両氏のみ。 とっかかりは、共に義経。 歴史推理小説は、夢があってわくわくします。
あっ、現代物?(戦後物)も、読んでいました。 やはり高木彬光の「能面殺人事件」。 これは、以前、設定を少し変えて、光ちゃんでドラマ化してくれないかしらと、光ちゃん友に言いまくりました。 今、手元にないのは、読んでもらおうと、無理やり誰かに押し付けてしまったからかも(^^ゞ 登場人物に、光一という人物がいて、外観の描写が、光ちゃんにピッタリだったからなんですが(*^^*)。
あの〜、昨日、ツイッターが花盛りでしたけど、映画のこと喜んでよろしいんでしょうか?
17:30
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