何も知らないけれど・・・

2013年09月01日(日) 入れ物もできが悪くて・・・。

ふふ、自分の体のことです。
PC前に座ることもできず、元気も出ないこときには、いろいろな本を書棚から引っ張り出してきて、読み返したりしていました。
若いころは、ただただ先を急いで読み流していたことも、年をとって読むと、いろいろと心に留まりますね。

山吹の花びらに、「言はで思ふぞ」とだけ書いて届けさせた中宮定子。
それだけで清少納言には伝わることを疑いもしていない。
そして、通じるんですね。
中宮は優しくて賢くてとっても魅力的。二人の思い合う気持ちが感じられて素敵です。
鋭い感性と高い知性に恵まれ、同じように深い教養があってこその世界ですね。

知性も教養も行動力も何もない、ないないづくしの自分ですが、
ここで引かれた(中宮は好きでない歌といっていますが、)歌、
「心には 下行く水のわきかへり 言はで思ふぞ 言ふにまされる」を
光ちゃんへの気持ちになぞらえて、日記を書かなかった言い訳につかおうということではありません。
あっ、でも、ずっと光ちゃんのこと大好きです。
日記を書けなかったのは、PC前に座る元気がなかったから。

頑張っている光ちゃんを長年見て来て、見てるだけでいいの? 自分もがんばらなくちゃ!と思わされ、10年先を考えての転職でした。
9月に人事異動があり、また、すごいことになっています。
人の入れ替わりが激しいのにも、それだけの理由があります。
この職場に入ってもうすぐ2年半。
どれだけやめて行く人を見送ったことでしょう。
今年の春を過ぎてから、身体のあちらこちらから、悲鳴があがるようになりました。
痛み止めが切れ、肩と首の激しい痛みに、寝返りもうてなくて、朝まで眠られない日もありました。
思えば、この歳まで、筋肉を鍛えることなどありませんでしたし、無謀には無謀の転職でした。
夫にも掛かり付けのお医者様にも、仕事をすぐにやめるよう言われます。
この業種ははじめての、随分と遅れてきた新人ですし、今までされたことのない扱いに、びっくりすることばかりでした。
でも、今はもう、自分の居場所ができてしまっています。
喜んでくれる人がいる。やりがいも確かにある。好きな同僚もいる。
ただ、能力のない自分は、いつでも100以上の力を出さないと、やっていけません。
休日は廃人のよう。
痛み止めがないとできない仕事。
心は、心は負けていないのです。
ただ、身体が、身体が・・・。
甘えでしょうか。
只今これからのことを思案中。
こんなとき、仕事は違いますが、病気で、日常的に痛みを抱えながら、超人的に働いている友人をいつも思います。
彼女は、常人とは能力も精神力も違います。本当に尊敬します。

そして、光ちゃん。
光ちゃ〜ん、光ちゃんはすごい!
光ちゃんが、休みの日にゲーム三昧なはずはありません。
いろいろ自分を高めるためにも、時間を使っているでしょう?
舞台をつとめる為の身体作りは仕事のうちと、日々の地味な地味な辛い努力を厭わず続け、あんなに過酷なスケジュールをこなしている。
痛みを常に抱えていても、絶対に他人に感じさせないプロ。
やらねばならぬからやる。男らしくて、本当にかっこいい!
でもでも、ずっと元気でいて欲しいですから。
みんなが息をのむ、苦行のような動きは、だんだん減らして行って欲しいです。

17:30


 < 過去  INDEX  未来 >


つゆくさ [MAIL]

My追加